メインフェイズ第二サイクル
Re:クロニック・ラヴ
2D6 (2D6) >
7[1,6] > 7
GM
光葉>クロニック・ラヴ>陸・叶恵・修也>クロニック・ラヴ
行動:迷ノ宮光葉
迷ノ宮 光葉
*調達をします。 内訳は興奮剤2個、狩人の骨3個、奇門の護符1個
GM
いいでしょう。合計6コ、判定に-6の補正ですね。
迷ノ宮 光葉
2D6+2+2-6>=5 (判定:予感) (2D6+2+2-6>=5) > 9[3,6]+2+2-6 > 7 > 成功
迷ノ宮 光葉
*りっくんに骨1、かなちゃん骨1、修也くんに興奮剤1+骨1、光葉に興奮剤1と護符、でお願いします
GM
陸:刀剣/化粧/興奮剤/狩人の骨
叶恵:注射器/格闘技/狩人の骨
修也:槍/杭/聖印/興奮剤/狩人の骨
光葉:犬/料理/興奮剤/奇門の護符
GM
どういうシーンになるかが見えてきているので気が重い。はい……
海野標
「そろそろ動くぞ。あんま投げっぱなしにもできねえ」
海野標
そう言う標だが、叶恵PL「え?ツッコミ待ちの人?」本人は服を血に染めたまま、手当をした気配がない。
敷村 修也
「修羅場に割り込む人みたいなことをやらされている。あー……」
敷村 修也
「標の言うように、時間かけてられないのもそうなんで、補給もかねて近くの曙光騎士団の事務所使いませんか」
敷村 修也
「そうしましょう。補給してる間に手当てしてもらえばいいですから」
敷村 修也
「気遣ってる。標もそれならいいよな?」
赤木 叶恵
「ピュアネス感想。手当されるの嫌いなの?」
安武 陸
「あんたが怖くなるようなことをするからでしょうが」
GM
というわけで曙光騎士団の事務所にお邪魔します。
GM
標や楠瀬から話がいってるのでする~っと通してもらえます。
GM
今は松井がクロニック・ラヴを相手取ってるとか。
海野標
服が破れてるんだから隙間から見ればよくね? の感情があります
安武 陸
いてほしいに決まってるだろ!!そして目を逸らしたりせずに普通にしててください
海野標
えーと……とか言いながらマントを外し始める。
安武 陸
服に血が染みないかな……とか心配している。
海野標
晒された肌には無数の傷が刻まれているが、それはどれもごく古いものだ。
海野標
脇腹を抉られた傷に触れていたシャツの裏側が、赤い色に染まっている。
迷ノ宮 光葉
なにしゃべったらいいかわかんないよ…
安武 陸
なんかオフィスグリコみたいに近くにあるかもしれないじゃん!!
海野標
肉を穿つ深さだが、標の言葉の通りに血は止まっている。
海野標
「変に手当するよりは魔力回しといたほうが楽なんだよ、俺は」
安武 陸
「まぁ、今回は大丈夫そうでよかったです。 じゃあ血拭いて替えのシャツもらってきましょうか」
安武 陸
「心配すぎて何かせずにいられない、って感じではあります」
敷村 修也
「ああ、じゃあそっちの奥が処置室になってるから」
敷村 修也
「二人が部屋からいなくなった瞬間喋り始める。あ、叶恵さんそれ違うやつです」
赤木 叶恵
「誤解を招くから気を付けた方がいいと思う……」
海野標
「お前も出血あるからどうかとは思うんだけど……」
安武 陸
「でもまぁ、騎士団だから輸血パックとかありそうですけど」
海野標
「めちゃくちゃ嫌そうに言う。と、思う……」
海野標
「結局、俺が使うのは魔法であって血戒じゃない」
海野標
「血そのものよりも、そこに込められた図らずも最大効率だった1話のアレ。願いの方が重要になる」
安武 陸
「これ、自分で切るのと師匠に切ってもらうの、どっちが気分マシですか?」
安武 陸
あんまりリスカみたいなことしたくないけど、師匠って俺を切るのに気が引けたりするだろうか……?
海野標
筋張った腕に手を添え、傷口に唇を押し当てて、溢れた血を舌で舐め取る。
海野標
伝い落ちた血を惜しむように指で掬い、それも舐め取って、再び口を寄せる。
安武 陸
別室に行った途端3人がサブロールで元気に喋り始めている。みんな喋ってって言ったのに!!
安武 陸
「そもそもこっちがメインでいいんですか?」「わかんない 俺たちがサブに行くべきだった?」「わかんない……」天気の話とかしてって言ったのに!!
安武 陸
なんでムーディーな感じの描写するんですか?
安武 陸
気を使ってエロくならないようにしてるのに……なんで!!
安武 陸
「別室でよかった~」「別室だからな~わかんないな~」「別室で良かったね~」しんと静かな部屋に、水音だけが響く。
海野標
生い立ちを知った今では、恐らく理解できる。
海野標
血を舐める仕草の拙さは、ほとんどその経験がないからだ。
安武 陸
ちょっと切りすぎたかもしれない。 もう少し浅いほうが舐めやすかっただろうか。
海野標
汚れを清めるように、ある意味では意地汚く、
海野標
陸の腕に付着した血を舐め取るうちに次の血が溢れ出て、
海野標
血が落ちるのは諦めて、素直に傷口からの吸血に専念する。
安武 陸
そのへんにあるティッシュを引き寄せて、滴り落ちる血が標を汚さないように拭う。
海野標
軽く身を屈め、俯きながら、大人しく陸の血を啜っている。
安武 陸
「ちょうどいい切り方、研究したほうがいいですね」
海野標
じゅ、と最後に少し強めに血を吸い上げてから。
海野標
陸の手首から唇を離して、それを指で拭った。
安武 陸
「そうそうないからって、研究しなくていい理由にはならないでしょう」
海野標
消毒液を出して、脱脂綿に吹き付けて、陸の手首を拭っている。
安武 陸
「確実にあなたの役に立つ方法なんだから、ちゃんとしないと」
海野標
「なんでもかんでも気ィ回さなくていいからな」
安武 陸
「気を回してるんじゃなくて、俺がやりたいんです」
安武 陸
「別に普通に流していいですよ。 あんまり気にしないでください」
安武 陸
「ていうか、これでも一応気使ってるんですよ」
安武 陸
「結構俺、物理的に師匠に舐められてますね~、とか言わない方がいいっしょ?」
安武 陸
「というわけなので、できるだけ気使いますね」
安武 陸
「俺がやることは、全部、俺がやりたくてやってることです」
安武 陸
「それをあなたが気負う必要はないし、嫌ならやめろと言っていい」
安武 陸
「やめられるならやめるし、やめたくないならやめません」
安武 陸
「俺は最初から最後まで、自分のことしか考えてませんよ」
海野標
処置室の扉を押し開けながら、ピルケースを懐にしまう。
安武 陸
「頭痛が何かの予兆だったりしませんか?」
安武 陸
「嫌ですよ、脳が肥大化して爆発したりとかしたら」
海野標
「そもそも俺の力、こうなる前より全体的に弱まってるし」
敷村 修也
「よく言われるんですけど、いちいち開封して並べなおすのも手間で」
敷村 修也
処置室に行った二人のことは気にしないことにした。
敷村 修也
「手当てしないとって感じではないですよ。背中打ったくらいで、あとはちょこちょこした切り傷です」
迷ノ宮 光葉
「すみません、攻撃を防ごうと思うあまり強く突き飛ばしすぎたかもしれません…」
赤木 叶恵
「戦いの最中、細かいケガとかにいちいち気使ってられないもんね。終わってしばらくすると、覚えのないところにアザできてたりする」
敷村 修也
「えっ!いや、違いますよ!光葉さんのせいじゃ……。本当に助かりましたし!」
敷村 修也
「そう、そうですよ。見えないところとかよくアザになってますよね」
敷村 修也
「そういうところに限って、動いてるだけだと大して痛くなかったりもします」
GM
GMとしては別室に行ったことでみんながワイワイ話をしてくれて嬉しいですね
GM
お前ら気を使って黙ってたのか!? ああ!?!?(逆ギレ)
赤木 叶恵
「アザはまだいいけど、切り傷とかはとっくに治ってるのにずっと痕が残ったりするから見た目が汚い」
敷村 修也
「きれいに切れた傷とかはまだいいんですけどねー……」
迷ノ宮 光葉
「……叶恵様は女の子、ですからあまり痕が残ったりするのも悲しいですね」そうもいってられないけれども、できれば皆傷はきれいにふさがってほしい。
赤木 叶恵
「クロラヴさんはそのへん比較的親切だよね。いや殺しに来てるけど」
敷村 修也
「モノビーストとかどうにもなりませんからね」
赤木 叶恵
「抉る感じで来るし、あんまり清潔じゃなかったりするもんね」
赤木 叶恵
「狩りが終わった後の方が痛かったりする」
敷村 修也
「爪や牙や鱗が鋸みたいですし。あんまり慣れたくないですけどかなり慣れてきちゃったなあ」
迷ノ宮 光葉
「わたくしも、以前よりかはずいぶん慣れてしまった気がします」
敷村 修也
「光葉さん言ってましたけど、光葉さんも女性ですから気を付けてくださいね……」
赤木 叶恵
「海とか温泉とかの趣味がなくてよかったー」
敷村 修也
「男だとそういうところでもあまり気にされないですからね」
迷ノ宮 光葉
「お気遣い、ありがとうございます。でも、今の世の中でしたら、男女の別なくやはり怪我のあとはないにこしたことはありませんから、修也様もお気をつけください」
赤木 叶恵
「彼女とか出来たときビックリされるんじゃない?」
敷村 修也
「いやぁ、この暮らししててそれはまぁ……」
迷ノ宮 光葉
「そうですね……、びっくりはされてしまいそうです。特に修也様、穏やかそうですから」
安武 陸
表がどういう会話をしている瞬間かはお察しください。なんか物騒になってきたら食事に気を使うか……
敷村 修也
「どう、なんですかね。あんまりイメージがわかないので……」
赤木 叶恵
「無敵。もしかして触れちゃいけない話題だった?」
敷村 修也
「こういう生活をしていて、何も知らない、何も知らせてない相手とそういう関係になるのは、なんかなーというだけで……」
赤木 叶恵
「隠しても、奇妙には見られるしね。急にどこかに行ったり、怪我して運ばれてきたり、連絡つかなくなったり」
敷村 修也
この話題は結局のところ、三人のどこかに当てはまる話だ。
敷村 修也
だから、口から出るそうですねという言葉以上のものを持ち合わせていなかった。
安武 陸
「魔法でカバーできてた分ができなくなってるとか……あ~」
迷ノ宮 光葉
「いえ、お気遣いなく。そろそろ出発しますか?」
赤木 叶恵
「…………いや、別に……。行こうか……」
安武 陸
なんか……変な雰囲気になっちゃうだろうが……
行動:Re:クロニック・ラヴ 1st
GM
狩人たちは連れ立って曙光騎士団の事務所を出る。
GM
ST シーン表(9) >
幸福破壊シーンで最も出てほしくないシーン表。生活の様子が色濃く残る部屋の中。誰の部屋だろう?
Re:クロニック・ラヴ
赤黒い矢を番えるクロニック・ラヴの姿を見る。
赤木恵夢
恵夢はすやすやと眠っている。脳天気なほどに。安らかに。
Re:クロニック・ラヴ
そこに突きつけられた、最悪の運命。
赤木 叶恵
「ふざけんな、おいっ!」飛び掛かろうとする。
Re:クロニック・ラヴ
「”これ”が少しでも掠めたら」
Re:クロニック・ラヴ
「彼女がどうなるかは、分かりませんよ」
Re:クロニック・ラヴ
「運命変転を否定するのでしょう」
Re:クロニック・ラヴ
クロニック・ラヴが腕を振ると、中空に時計の文字盤が浮かぶ。
Re:クロニック・ラヴ
そこにはかつての光景が映し出される。
赤木恵夢
全身を血に染めて道路に横たわる赤木恵夢の姿が。
GM
傍らには海野標が、彼女へと何か呼びかけている。
GM
あなたは、この後に何が起こったかを知っている。
赤木 叶恵
息をのむ。話には聞いていたが、見るのは初めての光景。
赤木 叶恵
このまま、姉は死ぬのだ。そして、それを覆したのが、傍らに居た海野標だった。
Re:クロニック・ラヴ
「運命変転を否定し、拒むのであれば」
Re:クロニック・ラヴ
「あなたは覆された姉の死もまた、否定することになる」
Re:クロニック・ラヴ
「道理でしょう。簡単な話です」
Re:クロニック・ラヴ
「ここに、運命を執行してみせましょう」
Re:クロニック・ラヴ
*赤木叶恵の幸福『背徳:赤木恵夢』を破壊します。
Re:クロニック・ラヴ
*そして同時に【結界】で部位を飛ばされることを警戒した。輸血パックを1個使用します。
[ Re:クロニック・ラヴ ] 血量 : 0 → 2
GM
AST ランダム全特技表(2) >
頭部(5) > 反応
GM
いいでしょう。+2をつけて妨害判定をどうぞ。
安武 陸
2D6+2>=7 (判定:黙る) (2D6+2>=7) > 6[2,4]+2 > 8 > 成功
敷村 修也
赤木姉妹の元にりっくんと標がいくのめちゃ良~~~~~
[ Re:クロニック・ラヴ ] テンション : 21 → 25
[ 安武 陸 ] テンション : 6 → 11
[ 安武 陸 ] 激情 : 0 → 1
Re:クロニック・ラヴ
ただ、行動で成し遂げるのみ。
海野標
砕けたガラスは光を纏うてふわふわと宙を舞った。
Re:クロニック・ラヴ
割り込まれる。針の穂先に。
Re:クロニック・ラヴ
胸にナイフを突き立てられながら、
Re:クロニック・ラヴ
目覚めた恵夢を巻き込むことも厭わずに。
安武 陸
そのまま刀を払って、番えられた死を見上げる。
Re:クロニック・ラヴ
胸元を裂かれ、血を溢れさす。
Re:クロニック・ラヴ
舌打ちをしながら陸に針を打ち込み飛び退いて、
Re:クロニック・ラヴ
そのまま星の光となって姿を消した。
GM
後にはずたずたにされた恵夢のベッドが残される。
敷村 修也
今回ほぼ通しで叶恵ちゃんプリプリしてるの、めっちゃ元気って感じ
GM
ガラスは二人を傷つけることはなかったが、部屋の床には散らばっている。
海野標
と、いうことを見て取り、下ろせなくなっている。
赤木 叶恵
「やっぱあいつ嫌い!タコ!カス!バカ!」星の光を罵倒する。
海野標
「この部屋には置いてけないだろ」ガラス片を爪先で突きながら。
海野標
「どっかに避難させるか、お前の部屋で休ませるか、どっちがいい」
赤木 叶恵
「あーくそ……騎士団に話通してくれたの海野さんだっけ?あそこ、預かってくれると思う?」
海野標
「イケると思うけど。比較的まともだし、きれいだし」金に余裕があるから。
海野標
いいな、って叶恵に確認取りつつ廊下に繋がる扉を開けます。
赤木恵夢
叶恵PL「姉が驚きすぎたモルモットみたいになってる」おろされました……。
赤木恵夢
辛うじてかちこちの掠れ声を出した。小さく手を挙げながら。
安武 陸
「着替えもあったほうがいいんじゃない?」
安武 陸
恵夢ちゃんはどういう格好で寝てたのかなぁ~~~
GM
夏はジャージとか中学ハーパンだから冬でよかったね
安武 陸
つまり、寝てたら急に窓ガラスが割れて、好きな男の子にパジャマノーブラの状態でお姫様だっこされたのか……
赤木 叶恵
「率直な本音。あいつの苦しむ顔が見たい……」
安武 陸
標に続いて、窓ガラスを割って侵入した乙女の部屋から飛び降りる。
これかなり危ないことしたな……。
安武 陸
完全に家族にしか見せない顔の状態だもんな
敷村 修也
再会ってもドオフの状態でとは言ってないんだわ
赤木 叶恵
髪と顔をちゃんと直す時間はないなあ(命にかかわらないためプライオリティが低い)
迷ノ宮 光葉
もうちょっと余裕のある再会したかったよね…女の子には取り繕いたいあれがいろいろある
赤木 叶恵
まあその前あった時なんてもっとひどい顔だったわけだし、気にせずいこうぜ
安武 陸
私はノーブラおっぱいが標くんに当たった可能性を考えて味わい深くなっています(この場合大変そうなのは恵夢ちゃんだが……)
赤木 叶恵
標、気まずい以上の事たぶん思ってないから気にしなくていいよ
敷村 修也
行動順決まりました。修也から行動します
行動:敷村修也
敷村 修也
*狩猟を宣言 クロニック・ラヴの地位を破壊します。
赤木恵夢
支度を済ませて、こっそり家から出てきます。
赤木恵夢
コートを羽織るといろいろごまかせる感じがするから冬でよかったかも……
海野標
多分一人だけ先にクロニック・ラヴ追跡の方に加わろうか提案して却下されてる気がする。
安武 陸
ハンターは一人で行動するなみたいなことを言いました
海野標
いや……バックアップの方と合流するだけで……
安武 陸
バックアップずっとするわけじゃないでしょうが……
赤木恵夢
なんかなにいえばいいかわかんなくてひととおり挨拶してしまっているな……
赤木恵夢
髪をおさえています。へんじゃないよね……?
敷村 修也
何が起きたかはわかっている。
そしてどうなったかも、大まかに聞いた。安武さんに。
安武 陸
光葉ちゃんがいるので、ノーブラかもしれなかった話はしないでおきました。
敷村 修也
「これから行くところは、俺がお世話になってて標……海野のことも知ってるところだから」
敷村 修也
気を紛らわすために、もうされてるであろう説明を繰り返す。
赤木恵夢
「う、うん……」Shirushi Uminoなんでフルネームを外国式で?
赤木恵夢
いろんな緊張のあまりガチャガチャになっている。
迷ノ宮 光葉
「はい、ご心配おかけしてすみません。ありがとうございます」
赤木恵夢
そういうものらしい、というのはじわじわ理解しつつあるけど……
赤木恵夢
ごにゃごにゃと言葉を選んでいる気配がある。
赤木 叶恵
「大丈夫、順調だよ。礼子さんの方も何とかできそう」
赤木 叶恵
「お姉ちゃんもね。さっきは肝が冷えたんだから」
海野標
これ今気づいたけど俺が一人で赤木を曙光騎士団まで送って戻ってくるのが早かったんじゃねえか? と思っているけど流石にもう言い出せずにいます。
敷村 修也
やったら本人が倒れるんじゃないか。発熱で
安武 陸
お姫様抱っこしてひとっとびするのが早かったんじゃないかと思ってるけど、まぁ叶恵ちゃんと恵夢ちゃんが話する時間くらいあってもいいかと思っています
敷村 修也
「今から向かう先なら家よりは安全だから……」
敷村 修也
最初から騎士団に頼んでおけばよかったな、と思う。
そこまで結果に違いはなかったかもしれないけど。
赤木 叶恵
「結構よそも色々壊れてるだろうから、言い訳は何とかなる気もするけど」
赤木 叶恵
「表向きにはどうするんだろうね、今日のコレ」
GM
でもなんか知人であることがそもそもあんまりピンときてなくて……
安武 陸
同じクラスの好きな人が、自分より妹とよく話してる感じなの、複雑
赤木恵夢
標くんにカナちゃん取られるのはやだな……
敷村 修也
「まぁガラスの片づけくらいはしないといけないかも」
敷村 修也
「屋根突き破らなかっただけマシでしょ」
GM
ちょこちょこ人が動いているので、預けられそうです。
赤木 叶恵
「お姉ちゃんにはここで一晩過ごしてもらいます」
敷村 修也
「なんでそんな不安をあおるような言い方を……」
安武 陸
「正直、騎士団を不安にならない感じに説明するの難しいよ」
海野標
標は建物の外で追跡班と連絡取り合ってます。
安武 陸
何だ……? そんなに俺から離れたいのか……?
安武 陸
と思うけど駄々なのわかってるので黙ってます
敷村 修也
「多分、もうしばらくしたら松井さんって人が戻ってくると思うから、何かあったら松井さんに相談して」
迷ノ宮 光葉
「お姉様も、お気をつけて」お辞儀返し。
安武 陸
「師匠にもちゃんと伝えておきますんでね」
海野標
外では標がスマホを見つめて顔をしかめている。
海野標
マップに、クロニック・ラヴの推定現在位置がマーカーで表示されている。
海野標
そこは修也の生家のすぐ近くのマンションだ。
海野標
「……多分、灰葉家にいる」他の狩人たちにも軽く示しながら。
GM
マンションは電灯がついていたり、ついていなかったり。
GM
うちひとつ、三階の一室のガラスが割られている。
海野標
「タイミングは合わせる。くれぐれも注意しろよ」
敷村 修也
部屋の中へ。
取り回しづらい槍ではなく、杭を順手に握りこむ。
GM
玄関のすぐ近くに洗面所、トイレ、寝室に繋がる扉。
安武 陸
ちょっと土足で上がるのを躊躇する。 が、裸足で戦うわけにもいかないのでそのまま上がる。
Re:クロニック・ラヴ
踏み込めば、少女がそこに立つ。
Re:クロニック・ラヴ
スカートの裾より血を垂らしながら。
Re:クロニック・ラヴ
丁寧に片付けられ、掃き清められたその床に虐殺結界の紋様を描きながら。
Re:クロニック・ラヴ
クロニック・ラヴにいきり立った叶恵へと、
『送り火』迷ノ宮御影
寝室の扉より、迷ノ宮御影が現れる。
『送り火』迷ノ宮御影
纏うた炎を、狩人へと差し向けた。
『送り火』迷ノ宮御影
マンションの一室を巻き込むことも厭わずに。
安武 陸
飛び回られるよりはやりやすいけど、炎を向けられると困る。
敷村 修也
炎がこちらに放たれるよりも早く、とっさに一歩目を踏み出す。
敷村 修也
*判定します。目標は地位で、使用は騙す。
敷村 修也
2D6+2>=6 (判定:騙す) (2D6+2>=6) > 6[2,4]+2 > 8 > 成功
[ Re:クロニック・ラヴ ] 支配力『犠牲』 : 1 → 0
[ Re:クロニック・ラヴ ] 耐久力 : 13 → 12
[ Re:クロニック・ラヴ ] 部位ダメージ : 0 → 1
GM
支配力『犠牲』が破壊され、クロニック・ラヴの地位が破壊されました。
敷村 修也
いつもの槍の間合いではなく、徒手空拳の間合いへと詰め寄る。
クロニック・ラヴもろともには攻撃しづらいだろうという判断。
迷ノ宮 光葉
とっさに居間のテーブルを蹴飛ばして、盾にする。所詮普通の家具ではあるが、一撃程度ならかばえるだろう。
『送り火』迷ノ宮御影
炎がテーブルを舐め、天井へと至る。
『送り火』迷ノ宮御影
火災報知器のけたたましい音。
Re:クロニック・ラヴ
クロニック・ラヴは炎に構わない。
Re:クロニック・ラヴ
その場で結界を形成しながら、
Re:クロニック・ラヴ
まずは邪魔立てをする修也へと針を差し向けた。
敷村 修也
炎と音を気にしている場合ではない。
目の前の少女と針に全神経を向ける。
敷村 修也
軽く息を止め、身を捻り踏み込みながら拳を放つ。
Re:クロニック・ラヴ
小さな手でその拳を受け止める。
Re:クロニック・ラヴ
勢いを利用して修也を投げ飛ばし、
Re:クロニック・ラヴ
隣室へと繋がる扉に叩きつける。
敷村 修也
背中に痛みを感じながら受け身を取る。
動きを止めないよう転がりながら立ち上がる。
Re:クロニック・ラヴ
転がる修也へと、しかし、針の照準を合わせて。
海野標
割られた窓ガラスから海野標が飛び込み、クロニック・ラヴへと刀を振るう。
敷村 修也
刺し違えてでもと向かっていく気迫と共に上げた視線の前は、標が振るう刀の軌跡。
海野標
炎を押し退けるほどの強い光が、その場の全員の目を灼いた。
海野標
覆される。彼女が積み上げてきた数多の犠牲が。死が。
海野標
殺されたのが夢なのか、生きているのが夢なのか。
海野標
正しい運命など誰にも与り知るところになく、ただそうと定めた運命を選び取る。
海野標
しかし、それらの死が本当の意味でなくなったことにはならない。
海野標
この少女が数多の犠牲を積み上げたこと。夥しい数の人間を死に追いやったこと。
海野標
それが揺るぎない事実であることを、海野標は知っている。
海野標
覆らぬ深い死の運命のことも思い知った上で、
安武 陸
クロニック・ラヴの選択を否定する気はない。
海野標
大規模な魔法を発動した直後、肩で息を切らす標へと、
Re:クロニック・ラヴ
クロニック・ラヴは即座に針を差し向けた。
安武 陸
死の一つひとつは、丁寧に対処していけば問題はない。
Re:クロニック・ラヴ
光が弾かれ、壁を穿ってきらきらと散った。
敷村 修也
息を整え、クロニック・ラヴの背後を抑えるように立ち上がる。
赤木 叶恵
混戦に紛れて、テーブルの足元から御影へと注射器を出す。
『送り火』迷ノ宮御影
そして星の光にかき消された炎を、再び狩人らへと放った。
迷ノ宮 光葉
直前、テーブルを御影へと押し付けるように蹴り飛ばす。放たれた炎でテーブルが燃え、そこから散るように福と飛び出す。
行動:安武陸
GM
部屋の外でも異変に気付いたか、騒ぎ避難を始める人々の物音が立つ。
Re:クロニック・ラヴ
きらきらと星の光がスプリンクラーに反射した。
Re:クロニック・ラヴ
描かれつつあった虐殺結界の起動陣はかき消されている。
安武 陸
* 狩猟 対象は無敵《自信》強度3 常識も使います
安武 陸
2D6+2>=6 (判定:黙る) (2D6+2>=6) > 4[1,3]+2 > 6 > 成功
[ 安武 陸 ] テンション : 11 → 14
[ Re:クロニック・ラヴ ] 支配力『無敵』 : 3 → 1
[ Re:クロニック・ラヴ ] 耐久力 : 12 → 10
Re:クロニック・ラヴ
水に光を映し込み、青白い炎の眩しさにも負けず。
安武 陸
「さっきから、結構切られてるけど大丈夫?」
安武 陸
飛び上がるそのスカートを、無遠慮に掴む。
Re:クロニック・ラヴ
頭上より、陸をめがけて踵落とし。
安武 陸
スカートに体重を預けて、くるりと体を逸らす。
『送り火』迷ノ宮御影
炎に焼かれたテーブルが床に転がっている。
Re:クロニック・ラヴ
振り払う。身体に針を伴って。
Re:クロニック・ラヴ
砕けた光が破片となり、風に揺れるカーテンを裂いた。
迷ノ宮 光葉
スプリンクラーの水でも火勢は衰えない。次はソファを盾に、その次は防火繊維のカーテンを引き剥がして、次々に家具を盾に兄へとにじり寄る。
敷村 修也
放たれる炎から身を躱す。
狭い室内では思うように距離を詰めることもままならない。
Re:クロニック・ラヴ
割られたガラス戸から、陸の身体を放り投げる。
安武 陸
ベランダの手すりを蹴って、隣の建物の屋上へ。
海野標
遅れて飛び出してきたが、なんとか着地しているのを見て息をつく。
海野標
そこに屋内から放たれた針を、中空で身を捩って躱した。
Re:クロニック・ラヴ
眩いほどの星の光は、やはり夜空にこそ相応しい。
Re:クロニック・ラヴ
空に浮かぶ満月を圧倒するような輝きを身に宿して、空高くから地を見下ろす。
海野標
夜闇にマントを翻しながら上空よりクロニック・ラヴへと斬りかかり、
Re:クロニック・ラヴ
それを針で受け止めて、ぎしり、高度が下がる。
Re:クロニック・ラヴ
分かり合えないことを理解している。
GM
積み重ねた戦いの上に、彼らの暗黙の了解があった。
GM
空に舞う死より、きらきらと降り落ちる星の光。
安武 陸
マンションの隣の建物に逃げ伸び、上空で交わされる剣戟を見上げる。
安武 陸
標と、クロニック・ラヴの間に言葉はない。
安武 陸
無言の鍔迫り合い。 5年の間に積み上げたもの。
Re:クロニック・ラヴ
永きに渡る戦いの末に、こうして死を交わすのみの関係へと至る。
海野標
刃で凶器を払い、砕いては叩き落とし、詰めかけた距離を制される。
安武 陸
それは、数ヶ月か前に見たものと変わらないように見えた。
安武 陸
クロニック・ラヴが魔女ではなく、標がまだ自分の前から失われなかったあの日と。
Re:クロニック・ラヴ
一際大きな針が標へと振り下ろされ、
Re:クロニック・ラヴ
無理解の成立した上で、クロニック・ラヴは不意に海野標に言葉をくれた。
Re:クロニック・ラヴ
戸惑いを滲ませた海野標を見下ろす。
Re:クロニック・ラヴ
「運命の先より舞い戻ったあなた」
Re:クロニック・ラヴ
「望みを手放して、今ここで戦うあなた」
Re:クロニック・ラヴ
「けれど、そうね。本質は変わらないみたい」
海野標
弾く。星の光を。
注意深くクロニック・ラヴの動向を窺いながら、降り注ぐ針の先を躱す。
Re:クロニック・ラヴ
「だから、暴いて差し上げます」
Re:クロニック・ラヴ
指先に星を集めて、狙いを定める。
Re:クロニック・ラヴ
「本当なら今だって『消えてしまいたい』と、そう思っているのではありませんか?」
安武 陸
ナイフは所持していない。
この服にナイフを仕込む仕掛けは付けていない。投げナイフのために多数のナイフを持ち歩くより、身の軽さを優先した。
Re:クロニック・ラヴ
この戦いの中では、一瞬の隙で全てが済む。
海野標
既に傷を受けた場所を、上から再び抉るような一撃。
安武 陸
「本当なら今だって『消えてしまいたい』って思ってる……そう言ったよな」
Re:クロニック・ラヴ
冷たい視線が陸へと投げかけられる。
安武 陸
「いつでもいいって言ったけど、あれやっぱなしです」
安武 陸
「ひなたと風香が二人でいられる運命を覆されるのは」
Re:クロニック・ラヴ
会話を許さぬとばかりに、星はさらに二人へと降り注がされる。
安武 陸
降り注ぐ死を見上げて、一つひとつを、できるだけ静かに。
安武 陸
きいん、と高い音が鳴った。 まるで星が落ちたように美しい音。
Re:クロニック・ラヴ
きらめきそのものが、気付けば陸の背後に降り立っていた。
安武 陸
「ひなたと風香が二人でいられる運命を覆されたから」
安武 陸
「おまえのために、海野標は消えてしまいたいと思っているのだと」
安武 陸
叩きつけられた針を躱そうとしたが、衝撃は殺しきれなかった。
たたらを踏む。
海野標
クロニック・ラヴ本人へは、標が斬りかかる。
安武 陸
「どうなるとしても、人生で話せる時間っていうのは限られてるんだ」
Re:クロニック・ラヴ
「少しくらい、状況を読みなさい!」
Re:クロニック・ラヴ
光を纏うて、陸へと渾身の回し蹴り。
Re:クロニック・ラヴ
「彼がどうして言葉を閉ざすか」
Re:クロニック・ラヴ
「どうして答えることを躊躇うのか」
Re:クロニック・ラヴ
「その意味に、少しくらい思いを巡らせたことはないのですか?」
Re:クロニック・ラヴ
「その言葉を否定してみてごらんなさい」
Re:クロニック・ラヴ
「それが、果たしてどういう意味を持つか!」
Re:クロニック・ラヴ
二人へと死を投げ掛けながら、
Re:クロニック・ラヴ
「思いやりの欠片もない人ですね」
Re:クロニック・ラヴ
「彼を求めておいて、彼の心情に一切の配慮を見せやしない」
Re:クロニック・ラヴ
「負い目と義務感で人を搦め捕って、縛り付けて」
Re:クロニック・ラヴ
「ならばあなたが身を焚べてみせなさい」
Re:クロニック・ラヴ
「あなたが身を焚べて、運命に逆らって」
Re:クロニック・ラヴ
「彼の望む世界を作り上げてみせなさい」
Re:クロニック・ラヴ
「あなたには、力がないもの」
Re:クロニック・ラヴ
「力のないなりの振る舞いを身に着けなさい」
Re:クロニック・ラヴ
「それができないなら、私が呪いをかけて差し上げます」
Re:クロニック・ラヴ
「この運命の先に、やがてあなたは全てを失う」
Re:クロニック・ラヴ
「手は離される。すり抜ける。刻み込んだ愛も消え失せる」
Re:クロニック・ラヴ
「それが嫌なら、私の敷く運命に屈しなさい」
海野標
傍らには血がぽたぽたと落ち、マンションの屋上を赤く汚していく。
安武 陸
「……俺には、力のないなりの振る舞いはできなかった」
安武 陸
「全てを失うかもしれないのは分かっていたし、たくさんのものを切り捨ててしまった」
安武 陸
「バレエ・メカニックの手を振りほどいた後に、あんたの運命に屈することは、できないよ」
Re:クロニック・ラヴ
光を舞わせ、凶器をまとう。
Re:クロニック・ラヴ
「この呪いとともに、生きていきなさい」
Re:クロニック・ラヴ
一筋の矢となりて、陸へと注ぐ。
安武 陸
魔女の呪い。
全てを失う。手は離される。すり抜ける。刻み込んだ愛も消え失せる。
安武 陸
そうかもしれない。 全て徒労で、全ての大事なひとを悲しませるだけの結果になるかもしれない。
安武 陸
そのまま刀を、クロニック・ラヴに投げる。
Re:クロニック・ラヴ
光の中に、クロニック・ラヴはあなたを見ている。
Re:クロニック・ラヴ
投げつけられた刃先がその胴体を抉り、血を噴き出しても。
Re:クロニック・ラヴ
星の眼差しはあなたたちを。
Re:クロニック・ラヴ
唐突にふい、と顔を背けた。
安武 陸
少女の体から噴き出した血が、ぱたた、と足元に落ちた。
Re:クロニック・ラヴ
それもすぐに光となって霧散する。
Re:クロニック・ラヴ
断面を光で塞ぎながら、クロニック・ラヴは空より地へと。
Re:クロニック・ラヴ
屋上より街道へと舞い降りていく。
安武 陸
「まぁ、まず、謝ったほうがいいのは俺だ」
安武 陸
「クロニック・ラヴの言うことは間違ってない」
安武 陸
「俺はあんたの心情に、全然配慮ができてない」
安武 陸
「バレエ・メカニックにはガキでもザコでもないって言ったけど、ガキのままかも」
海野標
「もうちょっと空気読んでくれると、助かる」
『送り火』迷ノ宮御影
ここに至り、ようやっと光葉の名を呼ぶ。
迷ノ宮 光葉
返答する余裕はない。ただ、カーテンの陰から福を飛び出させ、燃え移ったカーテンを兄へと投げつけ、目隠しに。
『送り火』迷ノ宮御影
死角で隙を窺っている叶恵の方へと腕を振る。
迷ノ宮 光葉
「福!」先んじて、犬が駆けまとわり付く。御影の注意を引き付けるように、そうして叶恵が動けるスキを作るために。
『送り火』迷ノ宮御影
まとわりつく福へと足を払う。
そうして妹の声の聞こえた方を向いた。
『送り火』迷ノ宮御影
「お前たちが手放した運命の先に、お前が何を経験したか」
『送り火』迷ノ宮御影
「だが、経験を通して得たものがあるならば」
『送り火』迷ノ宮御影
「齎された変化を胸に、お前がこうして戦うというのならば」
『送り火』迷ノ宮御影
「その運命と同じ顛末を、俺に迎えさせてくれるなよ」
福
足を払われ、体勢を崩すも、すぐにごろりと一回転して起き上がり、再びスキを作るために駆ける福。
『送り火』迷ノ宮御影
「どのような覚悟を見せてくれることやら」
『送り火』迷ノ宮御影
身を引き、福の牙をかわす。
その注意は光葉らに向いている。
敷村 修也
位置取り悪く分断された炎の向こうで、光葉さんが気をひいているのが見える。
『送り火』迷ノ宮御影
突き出した槍ははためくコートを貫いた。
『送り火』迷ノ宮御影
槍の柄を掴む。自ら分厚いコートを引き裂きながら、その持ち主を引き寄せるように。
敷村 修也
槍に伝わる力から意図を察すると、一瞬という間も置かず、引かれる勢いのまま炎へと飛び込む。
敷村 修也
手に持った槍は決して離さず、飛び込んだ先で転がって受け身を取る。
『送り火』迷ノ宮御影
槍を手放し、修也を床に転がす。
敷村 修也
視線を外さないように立ち上がる。
槍を失ったまま炎で分断されるよりはよかったが、それでもチャンスを一つ失ったことにはかわりない。
『送り火』迷ノ宮御影
青白い炎はマンションの一室を炙り、焼き焦がし、煙を立てる。
『送り火』迷ノ宮御影
灰葉陽のかつて生きていた部屋が。
『送り火』迷ノ宮御影
人の立っていられる環境ではなくなっていく。
敷村 修也
自分自身が18年を過ごした家のように、標とひなちゃんが過ごした家も炎に包まれていく。
敷村 修也
部屋の壁が、勉強机が、クローゼットが、ここで流れた時間が炎の中に消えていく。
敷村 修也
しかし、それとともに消えていくことはできない。
迷ノ宮 光葉
修也の声に促され、福を伴って窓へと走る。
敷村 修也
その後へ続く。
炎に包まれた室内から、冬の冷えた空気が体を冷やす。
『送り火』迷ノ宮御影
炎の中に、その背を見送っていた。
Re:クロニック・ラヴ
それを迎え撃つ。地上より針を放つ。
Re:クロニック・ラヴ
マンションの窓から飛び降りた面々にも同様に差し向けられたそれを、
安武 陸
マンションから降りてきた仲間達を一瞥する。
Re:クロニック・ラヴ
「本来であれば、戦いに必要のないものであるはずなのですけれど」
Re:クロニック・ラヴ
「あまりにもあまりなものでしたから」
Re:クロニック・ラヴ
「幼女の煽り。少し早い話だったかしら?」
赤木 叶恵
「幼女の返し。お前うぜーという事はわかった」
安武 陸
「一撃は与えられたけど、致命傷には全然って感じ」
Re:クロニック・ラヴ
「それくらいでいいんです」
行動:赤木叶恵
海野標
アスファルトに血を落としながら、形成させた刀を手に握り込む。
赤木 叶恵
片手に注射器。内ポケットへと手を伸ばして、もう片方の手にも注射器。
Re:クロニック・ラヴ
「あなたたちもではなくて?」
Re:クロニック・ラヴ
銃口を向けるように、照準を合わせて。
Re:クロニック・ラヴ
「あなたのことは、野放しにはできそうにありませんから」
Re:クロニック・ラヴ
星雲のような光がクロニック・ラヴを取り巻く。
赤木 叶恵
2D6>=6 (判定:黙る) (2D6>=6) > 10[5,5] > 10 > 成功
[ Re:クロニック・ラヴ ] 支配力『無敵』 : 1 → 0
[ Re:クロニック・ラヴ ] 部位ダメージ : 1 → 2
[ Re:クロニック・ラヴ ] 耐久力 : 10 → 9
Re:クロニック・ラヴ
それは叶恵ではなく、他の狩人たちへと降り注ぐ。
赤木 叶恵
自分へは、向かってこない。疑問を感じつつも飛び出す。
Re:クロニック・ラヴ
きらきらとクロニック・ラヴの纏うた星雲が、
Re:クロニック・ラヴ
叶恵の飛び込んできた矢先に弾ける。
Re:クロニック・ラヴ
細かな粒子が、叶恵の身体に叩きつけられる。
Re:クロニック・ラヴ
「私にも、矜持というもの」
Re:クロニック・ラヴ
「品格というものがありますので」
Re:クロニック・ラヴ
「簡単には、打ち破らせるつもりは――」
赤木 叶恵
全身に叩きつけられる痛みを感じながら、
赤木 叶恵
注射器を持つ逆手、その針先を小さな体へと向けて。
Re:クロニック・ラヴ
痛みに堪える少女の腕が、魔女に届く。
Re:クロニック・ラヴ
とっさに叶恵を蹴りつけるが。
赤木 叶恵
右手に刺さる感触を感じて、左手を伸ばす。
Re:クロニック・ラヴ
もう一撃、今度は爪先で抉りぬくように。
赤木 叶恵
腕を交差させて、右手で右半身を、左手で左半身を刺す。
赤木 叶恵
それを取っ手がわりに、刺し傷を抉りながら踏みとどまる。
Re:クロニック・ラヴ
星の光を指先に集めながら。
Re:クロニック・ラヴ
「運命が覆されたとて、あなたが死ぬことはないというのに」
Re:クロニック・ラヴ
至近距離で凶器を作りあげ。
Re:クロニック・ラヴ
抉り抜かれる痛みに顔を顰めながら、
Re:クロニック・ラヴ
叶恵の胸元に爪先を入れる。
Re:クロニック・ラヴ
空より降り注ぐ針の一筋を叶恵へと向ける。
赤木 叶恵
げっ、と声にならない声が漏れる。次いで訪れる強烈な吐き気。
赤木 叶恵
おぼつかない足取りで後ろへとさがり、何とか針を避けた。
Re:クロニック・ラヴ
追撃を放つ。心臓をめがけて。
海野標
降り注ぐ針を砕きながら、叶恵の襟首を掴む。
赤木 叶恵
その身体が自分の意志に反して軽くなるのを感じた。
GM
アスファルトには大量の針が穴を穿ち、ひび割れを作っている。
赤木 叶恵
海野標の背中が見える。前半身が焼けるように痛い。
海野標
「「お姉ちゃんへ言及出る度に嬉しくなる部署がある」「ある」「ある」赤木に申し訳が立たねえ」
赤木 叶恵
けほけほと咳き込みつつも、何とか呼吸を整える。
Re:クロニック・ラヴ
クロニック・ラヴが、狩人たちを睥睨する。
Re:クロニック・ラヴ
星雲を漂わせながら、一歩前に出る。
Re:クロニック・ラヴ
「あなたたちの誰よりも、戦う理由がある」
Re:クロニック・ラヴ
「そういった人たちとは、違うのですもの」
赤木 叶恵
「矜持だの品格だの言ってるのを聞くと、イライラする」
赤木 叶恵
「巻き込まれた狩人よりアンタの方が偉いのか?」
Re:クロニック・ラヴ
「偉い偉くないの話ではありません」
Re:クロニック・ラヴ
「借り物のその意思がどこまで続くものか」
Re:クロニック・ラヴ
「それが、見ものだという話です」
Re:クロニック・ラヴ
まっすぐに迷ノ宮光葉を射抜いた。
行動:Re:クロニック・ラヴ 2nd
Re:クロニック・ラヴ
魔女だけがあなたを見下ろしている。
迷ノ宮 光葉
「?!」急な切り替わりに驚くも、魔女を油断なく睨み。
Re:クロニック・ラヴ
「あなたは、そうでしょう?」
Re:クロニック・ラヴ
光葉へとゆっくり歩み寄る。
Re:クロニック・ラヴ
「あなたには、灰葉陽との面識もなく」
Re:クロニック・ラヴ
「海野標への特別な思い入れもない」
Re:クロニック・ラヴ
「必死にならなければならない理由が、あなたの中にはありますか?」
迷ノ宮 光葉
「確かに、あなたの言うようにわたくしは巻き込まれ、流されて来ただけなのかも知れません……」
迷ノ宮 光葉
「けれど、縁とは不思議なもので、理由の大小や、その太さや遠さはあまり関係なく、兄から私に伸びていたのでしょう」
迷ノ宮 光葉
「あなたから見れば、必死にならなければならない理由は見当たらないのかもしれない」
Re:クロニック・ラヴ
「あなたが巻き戻した運命で得たものを、私は知っている」
Re:クロニック・ラヴ
「だからこそ、このように問うのです」
Re:クロニック・ラヴ
「あなた、ただ兄の言うなりになっているだけではありませんか?」
Re:クロニック・ラヴ
「仲間を想うふうに振る舞ってきたあなた」
Re:クロニック・ラヴ
「あなたの兄が、運命の果てに」
Re:クロニック・ラヴ
「あなたの兄と仲間の両方を尊重できる、都合のいい選択肢をあなたに差し出してくれて」
Re:クロニック・ラヴ
「あなた、本当に仲間を想っているのですか?」
Re:クロニック・ラヴ
「仲間のために動ける、助け合える」
Re:クロニック・ラヴ
「正しく美しい振る舞いを貫く自分」
Re:クロニック・ラヴ
「そういった、理想のあるべき自分に酔っているだけではありませんか?」
Re:クロニック・ラヴ
「否定はありますか? 迷ノ宮光葉」
Re:クロニック・ラヴ
「では何故赤木叶恵の願いを否定したのですか?」
Re:クロニック・ラヴ
「赤木叶恵が姉を願うことを、一番に否定していたのは他ならぬあなただった」
Re:クロニック・ラヴ
「仲間よりも、正しさを追求する自らの在り方の方が大事だったからではありませんか?」
迷ノ宮 光葉
「…………」言い返せない。確かにあのときは、それが正しいと思ったから、そうしようとした。
迷ノ宮 光葉
正しさにこだわるあまりに叶恵の気持ちを無視していたと言われれば、そうだろう。
迷ノ宮 光葉
……自分は、今も結局仲間のためと言いながら、これが正しいからそうしているだけなのかもしれない。
迷ノ宮 光葉
魔女の言うように、兄が提示してくれた、都合の良い選択肢をさも自分で決めたように思いこんでいるだけかもしれない。
Re:クロニック・ラヴ
「安武陸は海野標を手放したくない」
Re:クロニック・ラヴ
「敷村修也は、自分の心の中の灰葉陽に従っている」
Re:クロニック・ラヴ
「赤木叶恵は……まあ、あの娘はああいう娘ですからね」
Re:クロニック・ラヴ
「ロリからのロリわからせ宣言。あとで分からせます」
Re:クロニック・ラヴ
「あなたの狩人としての立ち姿は、あまりにも独善的で欺瞞に満ちている」
Re:クロニック・ラヴ
「彼らと肩を並べる資格を」
Re:クロニック・ラヴ
「あなたが持ち合わせているようには思えません」
GM
*迷ノ宮光葉の幸福『仲間の皆』を破壊します。
GM
クロニック・ラヴの言葉は正鵠を得ている一方で、半ば言いがかりのようなものでもある。
GM
戦いを共にしてきた者だけが持つ絆。それを他人が横から否定することはできない。
GM
そこに迷いを抱かせ、ひび割れを入れることはできる。
GM
そしてここで。今この局面でひびが入れられてしまったのならば。
GM
数の力のない素の幸福破壊。
光葉の幸福『仲間の皆』は強度3。破壊には至らないが、それは同時に破壊された幸福を修復する機会が与えられないということである。それを埋め合わせる機会は、二度と訪れないだろう。
GM
最後の戦いを終えた後では、それは、遅すぎる。
GM
AST ランダム全特技表(4) >
胴部(4) > 止める
GM
防御力と合わせて+2+2修正ですね。判定をどうぞ。
敷村 修也
2D6+2+2>=7 (判定:測る) (2D6+2+2>=7) > 4[2,2]+2+2 > 8 > 成功
[ 敷村 修也 ] テンション : 27 → 30
[ 敷村 修也 ] 激情 : 1 → 2
敷村 修也
声と共にクロニック・ラヴと光葉の間に躍り出る。
海野標
異なる運命へと繋がる座標を引き裂きながら、修也と光葉へと視線を向けている。
敷村 修也
敷村 修也は、この隔離された空間でクロニック・ラヴと迷ノ宮 光葉が何を話していたかは知らない。
敷村 修也
だが、クロニック・ラヴが光葉と共に消える前に言っていたことを覚えている。
敷村 修也
「巻き込まれただけだなんて、そんな言葉で済ませられる関係じゃない」
敷村 修也
「一緒に戦って、助けられて、話したくないことも苦しいことも、かみ合わなかった考えも全部乗り越えてここに立ってるんだ」
敷村 修也
「俺の両親は光葉さんに助けてもらった!さっきだって俺自身光葉さんに助けられた!」
敷村 修也
「同じだけのものを返せているかはわからなくても、俺も、光葉さんにできるだけのことをしてきた。叶恵さんにだって、安武さんにだってそうだ」
敷村 修也
「……標にだって、そうしたい。それは光葉さんだって、一緒だと思ってる」
敷村 修也
「俺は、俺たちは標に何度も助けられた」
Re:クロニック・ラヴ
「良かったですね。迷ノ宮光葉」
Re:クロニック・ラヴ
「あなたの内心はどうあれ」
Re:クロニック・ラヴ
「仲間の方は、あなたを認めてくれているようです」
敷村 修也
ひなちゃんの友達で、同じくクイーン・オー・ランタンにすべてを狂わされ。
そして、自分のように何も知らないままでいることもできなかった少女に言い放つ。
Re:クロニック・ラヴ
「取り繕うのがお上手で、何よりのこと」
海野標
そこから元の運命に戻るための道筋を刀で固定しながら、何とも言えない顔をしている。
迷ノ宮 光葉
「……叶恵様」差し出された手を見つめ、
迷ノ宮 光葉
「はい。ありがとうございます」
その手をとった。
敷村 修也
打ってて思ったが修也結構イライラしてたんだなって思った
GM
すげー溜め込んでたじゃんこいつ……って思った
GM
光葉ちゃんに必要なのはそういうやつだったから
GM
何もわかってないほうがいいよね こういうときはね
安武 陸
「少なくとも俺は、光葉ちゃんにいてほしいよ」
安武 陸
それが少女の耳に入ったかは、分からなかった。
GM
あの運命を、あの結末を、二度と引き起こさぬために、自分たちは戦っている。
GM
共に戦うには、既に十分すぎるほどの理由があった。
決戦を前に、叶恵と修也から陸へと狩人の骨が1個ずつ譲渡された。
この時点でのそれぞれの所持アイテムは以下のようになる。
陸:刀剣/化粧/狩人の骨/狩人の骨/狩人の骨
叶恵:注射器/格闘技
修也:槍/杭/聖印
光葉:犬/料理/興奮剤/奇門の護符