メインフェイズ第二サイクル 2
行動:迷ノ宮光葉
迷ノ宮 光葉
*内容は興奮剤2個、狩人の骨2個、勝利の護符2個、奇門の護符1個で合計7個です
迷ノ宮 光葉
指定特技が任意なのででは予感で振ります
迷ノ宮 光葉
2D6+2+2+1-7>=5 (2D6+2+2+1-7>=5) > 2[1,1]+2+2+1-7 > 0 > ファンブル(【余裕】が 0 に)
[ 迷ノ宮 光葉 ] 激情 : 1 → 0
[ 赤木 叶恵 ] テンション : 9 → 12
[ 赤木 叶恵 ] 激情 : 0 → 1
GM
興奮剤2個、狩人の骨2個、勝利の護符2個、奇門の護符1個を獲得。
迷ノ宮 光葉
陸:刀剣/ナイフ/興奮剤/興奮剤(骨)
叶恵:注射器/格闘技/興奮剤(勝利護符)
修也:槍/杭/興奮剤/(興奮剤/勝利護符)
光葉:料理/犬/興奮剤/(興奮剤/骨/奇門護符)
という感じで分配します
赤木恵夢
長い話を聞き終えて、やや放心気味に声を漏らす。
『文学少女』白瀬礼子
改めて聞いてもよくわかんないな……と思っています。
『文学少女』白瀬礼子
ちょこちょこ聞こえない単語があるし……
迷ノ宮 光葉
「ええ、色々とわたくしたちも困惑しております」
赤木 叶恵
「あのロボを、あたしたちが狩ろうとしてるってこと」
安武 陸
叶恵ちゃんが元気でよかったな でも叶恵ちゃんもつらいのには間違いないぞ でも今かわいそうランキング俺結構上位に返り咲いていませんか? いや死ぬほど駄々こねたからな……(分裂する心)
迷ノ宮 光葉
叶恵と恵夢の様子を黙って見つめていたが、ほんのりと嬉しそうにしてから、少し口元を押さえ。
迷ノ宮 光葉
「いえ……わたくし、叶恵様にも恵夢お姉様にも、……礼子様にも謝らなくては……」
『文学少女』白瀬礼子
え? 私? ってなってます。
迷ノ宮 光葉
「先程まで、わたくし、恵夢お姉様を起こすことに、賛成しかねていました。叶恵様の願いを間違っていると、言ってしまいました」
迷ノ宮 光葉
「……でも、今こうしてお姉様にお会いして、叶恵様がとても喜んでいて、礼子様も喜んでいる姿を見て、」
迷ノ宮 光葉
「わたくしのほうが、間違っていたのだと思い知ってしまいました」
迷ノ宮 光葉
「……ごめんなさい、願いを否定してしまって、申し訳ありませんでした」
赤木 叶恵
「正しい、正しくないとか考えて、願ったわけじゃないし」
『文学少女』白瀬礼子
「深い事情とかぜ~んぜん知らずに口挟んでたみたいだったし……」
『文学少女』白瀬礼子
たはは~……になってます。長ったらしい説明に圧倒されてた。
赤木 叶恵
「それっぽい理屈をこねたりはしたけど、全部感情の後に来る事だし」
赤木 叶恵
「てゆーか別に、狩人って正しい存在ってわけじゃないでしょ」
赤木恵夢
「カナちゃんと礼子ちゃんがいいって感じだし」
赤木恵夢
「だから、光葉さんに楽になってほしいなって」
迷ノ宮 光葉
「ありがとう、ございます。お姉様の優しさにわたくしはいつも救われています」
GM
眼下の街で、何か建物が崩れていく様子が見えます。
赤木 叶恵
「魔女? ……だとしたら何で……あっ!」
迷ノ宮 光葉
同じように画面を見つめて、息を呑む。
赤木 叶恵
「……狩人は正しくない! こういうもん!」
迷ノ宮 光葉
「と、とにかくお二人が心配です。準備をしたら、急いで合流しましょう」
迷ノ宮 光葉
「家のこと、お任せします。でもご自身の安全を優先なさってくださいませ」
『文学少女』白瀬礼子
おそるおそる手を挙げます。光葉に。
『文学少女』白瀬礼子
「急に何?写真撮ってもいいですか?」
『文学少女』白瀬礼子
「こ、この部屋だけでも……」
『文学少女』白瀬礼子
「いやっだってこんな……日本家屋……そうそう……」
迷ノ宮 光葉
意図がよくわからないので、困っている……。
赤木 叶恵
意図がわからず困る光葉さん解釈一致だな
安武 陸
いやでも……写真……撮っておいたほうがいいと思いますよ……
安武 陸
いつ家がなくなるかわかんないし……お友達がいなくなるかわかんないし……
『文学少女』白瀬礼子
流石に最低限のモラルは守らないと……
『文学少女』白瀬礼子
反省した様子で座り直しました。
迷ノ宮 光葉
「は、はい…………」気にしないことにした。
赤木恵夢
どうやら大変なことを起こしたのは仲間らしいことは置いといて……
赤木 叶恵
「とりあえず……あの犯罪者連中が捕まらないように回収してくる」
迷ノ宮 光葉
「お二人も、お気をつけて。いってまいります」
迷ノ宮 光葉
ふふ、兄と交換してっていい出すのわかる
赤木恵夢
「でも私礼子ちゃんの架空の妹トーク好きだよ」
『文学少女』白瀬礼子
「やっぱリアル姉に言われると自信持てるな……」
『文学少女』白瀬礼子
改めてばっと恵夢に向き合って。
『文学少女』白瀬礼子
「めぐ、スマホ普通に動いてるんだよね」
『文学少女』白瀬礼子
「来てるんだなこれが普通に」
『文学少女』白瀬礼子
「なんてタイミングでと……」
『文学少女』白瀬礼子
うんうん……になっています。
赤木 叶恵
ちゃんと陰キャグループっぽい会話してる
赤木 叶恵
ちゃんと陰キャグループっぽい会話してる~~~~~~!!!!!!!
赤木 叶恵
高校の2クラスに1つぐらいいる教室のすみっこでヒソヒソ話しててたまに大きな声を出すグループの会話だ うれしい
赤木恵夢
「待って本当に待って……1から読み返させて……」
『文学少女』白瀬礼子
「めぐの断末魔が聞けて嬉しいな~」
『文学少女』白瀬礼子
「ちょくちょく休載あるから……」
行動:赤木叶恵
赤木 叶恵
ST シーン表(9) >
生活の様子が色濃く残る部屋の中。誰の部屋だろう?
赤木 叶恵
ST シーン表(3) >
血まみれの惨劇の跡。いったい誰がこんなことを?
GM
幻想的な星降る空の元、瓦礫の山となった駅へと辿り着く。
赤木 叶恵
ニワトリに破壊された町を思い出す。陸がしたことは、あれの再現だ。
迷ノ宮 光葉
野次馬などに乗じて駅の惨状を目にするが、あまりの規模に言葉を失う。
GM
ワンダー・トリップ・ラヴァーの時とは異なり、波長が合わぬ者の多くは眠りについている。
GM
それでも異変を察したものはおり、警察や消防など出動しているが。
安武 陸
知識として知ってはいたけど、爆弾で建物を破壊したの初めてだから……
赤木 叶恵
STのせいでより凶悪っぽい感じの描写になってる
GM
GMが振ってにぎやかな場所とか出ると”終わっ”たりするからね
安武 陸
陸は野次馬達の中に普通にいそうだけど、修也くんは嫌がるかな
敷村 修也
GMみのりちゃんはもういなくていいよね
安武 陸
みのりちゃんそういえばどうなったんだろうな
敷村 修也
居るなら居るで……居るってことになるけど
赤木 叶恵
目を逸らして、先へ。狩人たちと合流する。
安武 陸
あまり多くない野次馬達の中で、ぼんやりとしている。
GM
爆破に巻き込まれて傷を負った人間が、担架で運ばれて救急車へと。
敷村 修也
少し離れたところで端末を確認していた。
服はところどころ土埃の汚れがある。
敷村 修也
聞きなれた声に顔をあげる。
安武さんが殴られていた。
迷ノ宮 光葉
「か、叶恵様……」慌てて止めようとする。
敷村 修也
「……もう2,3発くらい入れといてくださいよ」
安武 陸
めちゃめちゃ油断していたので結構しっかり入った。
赤木 叶恵
ガードされるまでみぞおちを弱連打する。
安武 陸
これ……ガードしちゃダメなやつじゃない?
敷村 修也
叶恵さんがある程度よく知った様子になっていることに少し安心する。
GM
救急車がサイレンを鳴らしながら駅だった前を去っていきます。
GM
ぴーぽーぺーぽーぷーぺー……(ドップラー効果)
GM
警察も野次馬を散らしている。帰って! 危ないからね!
赤木 叶恵
「駅をやったのは、やっぱりあれ? 願いのキャンセル?」
GM
野次馬のスマホカメラのシャッター音が絶え間なく聞こえる。
赤木 叶恵
「当たり前な質問だったらゴメンなんだけど」
敷村 修也
「……願いの叶ってる可能性が高いなら、それこそ学校とかですか」
迷ノ宮 光葉
「もう一度、整理しましょうか……」
そう言って、楠瀬に最初に貰った魔女の情報を纏めたファイルなども共有しましょう。
赤木 叶恵
「細かいのしか残ってない。こんな願い潰してもほとんど影響ないんじゃない?」
GM
そもそも特定も難しそうですね。噂話レベルのものが多い。
赤木 叶恵
「時間かけて潰していくにしても、あっちの力を奪うスピードよりあっちが力を蓄えるスピードの方が速いんじゃない? これ、病院がダメじゃどうしようもないよ」
迷ノ宮 光葉
「そうですね。楠瀬様、こうなると分かってて、あえて細かい情報ばかりを纏めたのかしら……」
赤木 叶恵
「敷村さん。もっかい聞くけど、病院はダメなんだよね?」
赤木 叶恵
「まあ、わかってる、仕方ないよ。もう本体に直接ちょっかい掛けに行くしかないでしょ」
赤木 叶恵
「その制限で出来た事は……やっぱり駅を壊すぐらいだよね」
敷村 修也
「……ちがいますよ。御影さんのことに思い至らなかったことを恥じてるんです」
赤木 叶恵
「……それで先に病院爆破されてたらもっとびっくりしたな」
GM
あなた達は散り始めた野次馬のざわめきの中に相談を交わしている。
迷ノ宮 光葉
「いえ、でも、お二人共、必死で考えていらしたのだと思います……。その、結果的には、……」良かったとも言えない。
GM
ちょっとした非日常を謳歌する、能天気な一般人たちの姿。
GM
それがバレエ・メカニックの意図したものか、ただ運が味方しているだけかは、わからない。
安武 陸
「そうしたいのは山々だけどさ、タイミングってものがあるじゃん」
赤木 叶恵
「安武に手を汚させて、その恩恵を受けながら手を汚した安武がちょっと変な目で見られるみたいな空気は、なんか……なんか、やなので」
GM
まあ私はりっくんの気持ちがちょーわかりますけどね
GM
2人だから隠し通せなかったのがでかいですね(隠し通してた側の人)
敷村 修也
急にどうしたんだろうかという気持ちはあれど、そもそも共犯なので何も言えない。
赤木 叶恵
*無敵《自信》を狩猟します 獣の掟を使用
赤木 叶恵
2D6+2>=6 (判定:黙る) (2D6+2>=6) > 8[3,5]+2 > 10 > 成功
GM
2d6 (2D6) >
5[2,3] > 5
GM
ST シーン表(7) >
明るく浮かぶ月の下。暴力の気配が満ちていく。
バレエ・メカニック
街を見渡せる高台に、バレエ・メカニックは光を纏うて佇む。
バレエ・メカニック
ワンダー・トリップ・ラヴァーとの決着の場所で。
バレエ・メカニック
虹炎よりも輝かしい光を放ちながら。
安武 陸
なんで立ってるんですかぁ?って思っちゃうけど立ってるから立ってるだけなんだよな
赤木 叶恵
歩み近づく。先ほどまでとは違う、間合いを測るような足運び。
バレエ・メカニック
「あなたが戦意を取り戻したことを、私は祝福する」
バレエ・メカニック
「それが海野標の思い描くシナリオに沿うているとしても」
バレエ・メカニック
「失意に沈んでいたあなたが、戦う気力を取り戻したことそのものは、喜ばしく思う」
赤木 叶恵
「……今、その戦意はアンタに向かってるわけだけど、そこんところはどうなの?」
バレエ・メカニック
「私は、私に戦意を向けられることを拒まない」
バレエ・メカニック
「それもまた私の代替すべき役割であると受け入れている」
バレエ・メカニック
「本来、魔女クロニック・ラヴに向けられるはずだった戦意が私に向かっている」
バレエ・メカニック
「そこに何ら問題も見出すことはない」
赤木 叶恵
「何で狩られるかは、分かってるわけだ」
バレエ・メカニック
「ハンターはモンスターを狩る」
バレエ・メカニック
「その際、モンスターの性質を問うことをしない」
バレエ・メカニック
「合理的に考えて、それは自らの戦意を挫く結果に繋がるからだ」
赤木 叶恵
「……大人しく安武んちでじっとしてるんだったら、あたしたちもわざわざ壊したりはしないよ。けど、そうしないって言うんじゃん」
バレエ・メカニック
「魔女クロニック・ラヴの存在原理を代替する存在だ」
バレエ・メカニック
「故に、願いを叶えることをやめはしない」
安武 陸
「生きていて嬉しいと思う。 でも、俺にとっては既に叶えて欲しいと思うようなものではなかった」
安武 陸
「俺は大翼がいない世界でずっと生きてきた」
バレエ・メカニック
「海野標の不在も、やがて受け入れられるようになろう」
安武 陸
「あと、10年とか、20年くらい経てば、そうかも」
赤木 叶恵
この問答は待たねばという気持ちになるだろう!
赤木 叶恵
百合に挟まる男のことは好きだけど、自分がその立ち位置に入りたいかと言えばそうじゃないだろ!
迷ノ宮 光葉
説得力がある言葉だが笑ってしまった>百合に~
安武 陸
バレエ・メカニックの方に歩いてゆく。 警戒も何もなく、ずかずかと。
バレエ・メカニック
その場に佇む足元は、大地からは離れて浮いている。
安武 陸
「受け入れようとしたんだよ、海野標の不在を」
バレエ・メカニック
その腕の硬さは海野標とかけ離れている。
バレエ・メカニック
しかし、その顔の造作、背の丈、体躯のさまは。
安武 陸
「抜け殻と言うには、お前は海野標すぎる」
バレエ・メカニック
「私は海野標の抱く、自らへの憤怒により形作られた」
バレエ・メカニック
「海野標との同一視に私は憤怒を抱くし」
安武 陸
「思っていたより、ずっとお前が海野標で」
バレエ・メカニック
あなたの手の体温が移ることはない。
バレエ・メカニック
この機械の身体に、温もりが伝わることは、ない。
バレエ・メカニック
その機能を有していない。必要ではないから。
安武 陸
「お前が叶えてくれそうな願いがひとつ、あった」
バレエ・メカニック
「あなたの願いを聞かせてくれ」
安武 陸
冷たい両の腕。 そこに体温が移ることはない。
赤木 叶恵
両肩に手を乗せて、そこから飛び上がり。
バレエ・メカニック
願いを叶えるが故か。はたまた別の理由か。
バレエ・メカニック
一度腐食させられた肩口を、再び注射器に抉られる。
赤木 叶恵
手応えは──どうだ? よくわからない。だが、やることは普段と同じ。
赤木 叶恵
毒液を注いで、その針を乱暴に引き抜く。
バレエ・メカニック
弾けた歯車が、赤木叶恵へと叩きつけられた。
[ バレエ・メカニック ] 支配力『無敵』 : 2 → 0
[ 赤木 叶恵 ] テンション : 12 → 16
[ バレエ・メカニック ] 耐久力 : 10 → 8
[ バレエ・メカニック ] 部位ダメージ : 1 → 2
バレエ・メカニック
2D6 (2D6) >
6[2,4] > 6
[ 赤木 叶恵 ] 余裕 : 8 → 2
バレエ・メカニック
バレエ・メカニックを形作る憤怒が。
バレエ・メカニック
自らを縛るものとして、金属の中に押し込められていた憤怒が、
バレエ・メカニック
弾けて叶恵へと叩きつけられていた。
バレエ・メカニック
本質的に他人を害す機能を必要としないバレエ・メカニックの、
バレエ・メカニック
唯一備えられた、狩人を傷つけるための手段。
バレエ・メカニック
排すことの叶わなかった脆弱性。
バレエ・メカニック
「あまり、穏やかなもので作られてはいない」
バレエ・メカニック
「故にこれは、不可避の機能だ」
バレエ・メカニック
再び、歯車がその身体を形成し直すが。
バレエ・メカニック
ここに存在する魔女が、決して無敵の存在ではないと、そのように今は確信できる。
赤木 叶恵
「……でも、壊せる。続ければ、壊せる」
行動:バレエ・メカニック 3rd
バレエ・メカニック
「あなたの願いを聞かせてくれ」
バレエ・メカニック
招かれるは迷ノ宮光葉と安武陸の二名のみ。
バレエ・メカニック
あなたを正面から見下ろしている。
迷ノ宮 光葉
再び機械の魔女の前に引き出され、星の瞳に射抜かれる。
バレエ・メカニック
あなたの奥底までをも照らし出す星影がそこにある。
安武 陸
星の海で、数多の願いが流れてゆくのを見る。
バレエ・メカニック
自己中心的なものから利他的なもの。
バレエ・メカニック
誰にも認められるような胸を張れるものから、誰にも言えないようなこっ恥ずかしいもの。
バレエ・メカニック
その全てがバレエ・メカニックにとっては等価だ。
バレエ・メカニック
叶えることを受け入れたもの。叶えることを拒んだもの。自らに力を与えるもの。あまりそうはならないもの。
バレエ・メカニック
願われたという一点において、その価値は揺るぎない。
バレエ・メカニック
願いを求める眼差しは、再びあなたへと注がれる。
迷ノ宮 光葉
そう、願われているのだ。皆多かれ少なかれ、願いを抱えている。
バレエ・メカニック
「あなたとは既に、十分な対話を尽くした」
バレエ・メカニック
「あなた自身も仲間たちとの会話を重ね、自らの心と向き合う機会を得ただろう」
バレエ・メカニック
「あなたの願いを聞かせてくれ」
バレエ・メカニック
*迷ノ宮光葉の幸福『背徳:迷ノ宮御影』を破壊します。
バレエ・メカニック
*【撒き餌】の発動を宣言。対象は安武陸。
バレエ・メカニック
*【復讐の聖者】の効果により、【撒き餌】のコストは1点に軽減されています。
[ バレエ・メカニック ] テンション : 22 → 23
安武 陸
妨害~~~~~サバトはないけど~~~~~バディ~~~~~~~~~
安武 陸
正直ここでやめろってする理由かなりないんだよな
GM
ここでやめろするのかなり意地悪でしかないでしょ
GM
さっき難色を示してたのは……誰だっけェ~? にしかならないんよ
安武 陸
光葉ちゃんが止めてって顔してもなんかスン……ってしちゃうよ
迷ノ宮 光葉
意地悪でもいいよぉ~だってまたバレメカ行動しちゃうよぉ~
迷ノ宮 光葉
う、う、たすけてぇ~足をなめますから~
安武 陸
ぱくちはかなり妨害しなくていいんじゃないかなって思うけど、仲間のみんなはどう思います?
赤木 叶恵
実際ここで妨害するのはそこそこ厳しい側面はある
赤木 叶恵
その気になれば力で通せるんだよなバレメカ様は
安武 陸
かなり強い文脈があるなら、できらぁっと行くけどさぁ
敷村 修也
データだけで言えば妨害しないわけにはいかない
文脈としてはありえんでしょって思ってる
赤木 叶恵
データでもふつうにりっくん恐慌して破壊は通り、追加行動入るだけじゃない?
迷ノ宮 光葉
そうだなぁ……それ考えるとちょっと気軽に助けてもらうのも……うーん
GM
サバトより心強い この撒き餌バディとかいうやつ 悪い発明だよ 聞いているのかシナリオ制作者
迷ノ宮 光葉
でも追加行動、かなりいやだよ…ゆるしてくれ…
迷ノ宮 光葉
うーん……無理だな……私なら無理になっちゃう
GM
光葉ちゃんの言動、このまま逃げ切れるかと思ったら嘘ってレベルよ
安武 陸
恵夢ちゃんが起きたんだから……そりゃそうよ
敷村 修也
折られていい文脈はあるって程だからな……
迷ノ宮 光葉
おねいちゃんが起きたこと、嬉しかったもんな。それで、ごめんなさいしちゃったしな
迷ノ宮 光葉
追加行動は…いやだけど、みんなになんとか任せたよ……はかいされるょ…
迷ノ宮 光葉
今日この日、綺麗事だけで終われることなどないと嫌というほど思い知った。
迷ノ宮 光葉
何が正しくて、何が間違っているか、もう自分ではわからなくなっていた。
迷ノ宮 光葉
だから、ずっと奥底に秘めていた、願っていたものが、花開くように、口をついて出る。
迷ノ宮 光葉
「……お兄様の、口から、真実を聞きたいのです……。何がお兄様の幸福なのか、何をわたくしは、光葉は願えばいいのか……」
バレエ・メカニック
「再び醒めぬ眠りについた迷ノ宮御影を目覚めさせることを」
バレエ・メカニック
「彼の口からは、真実が語られよう」
迷ノ宮 光葉
「…………お願いです、バレエ・メカニック」
迷ノ宮 光葉
「お兄様を、目覚めさせてくださいませ」
バレエ・メカニック
運命に操られて。運命を繰るように。
バレエ・メカニック
彼女のために輝き、彼女のために瞬く。
[ 迷ノ宮 光葉 ] 耐久力 : 6 → 5
[ 迷ノ宮 光葉 ] 部位ダメージ : 0 → 1
[ バレエ・メカニック ] 耐久力 : 8 → 9
GM
*迷ノ宮光葉の幸福『背徳:迷ノ宮御影』が破壊されました。
バレエ・メカニックはこれにより耐久力が1上昇。
迷ノ宮光葉からバレエ・メカニックへの関係も1増加します。
また、バレエ・メカニックは追加行動を1回獲得します。
迷ノ宮御影
入院着、眠りについたまま、やせ衰えたその姿のままに、
迷ノ宮御影
あなたに注がれるのは、他ならぬ兄の視線だ。
迷ノ宮御影
赤木叶恵の姿を認める。ハンターの姿を認める。
迷ノ宮御影
そして、バレエ・メカニックの姿を認めた。
迷ノ宮 光葉
兄はたぶん、大体の事情を察したのだろう。後ろめたさが、つのってしまう。
迷ノ宮 光葉
「はい……」兄を支え、ベンチへと腰掛けさせる。
迷ノ宮御影
光葉に導かれて、ベンチへと腰を下ろす。
安武 陸
御影は標の師であり、クロニック・ラヴに付いた男だ。
安武 陸
標を、裏切った男。 そして、光葉が慕う兄。
安武 陸
光葉ちゃんも裏切ってると言っていいが……
安武 陸
いやなんか これがブラムン名物の太郎!?みたいな気持ちになってます
迷ノ宮 光葉
何かを言いかけた兄の唇を、しかし聞き返せずに。
赤木 叶恵
「……今は3月です。あれから少し時間が経ちました」
赤木 叶恵
「あの時の私たちは本当に無知で……ひどかった」
赤木 叶恵
「先輩が何をしたのか、何を考えていたのか、あの時よりは少しだけわかるつもりです」
赤木 叶恵
「でも、何も教えてくれなかったんですから、やっぱり不満は残りますよ」
赤木 叶恵
「腹が立っていないと言えばウソになります。言いたい事も聞きたい事もいっぱいあります。けど……」
赤木 叶恵
「……今はそういうの、主役に譲りますよ」
迷ノ宮 光葉
「…………」叶恵の視線を受け止め、俯いていた顔を御影の方へとあげる。
迷ノ宮 光葉
「お許しください、お兄様。光葉は……お兄様の口から、真実が、真意が聞きたいと、願ってしまいました」
迷ノ宮 光葉
「何が、お兄様の幸福になるのか…………しりたくて…………」
迷ノ宮御影
「その言葉に、嘘偽りを混ぜた覚えはない」
安武 陸
性愛を抱かないのに凡百の女と同じように抱こうとするな!!!!!!!
迷ノ宮 光葉
「お兄様が……海野様の師をなさっていた、ことと……」
迷ノ宮 光葉
「海野様を裏切ったこと……海野様とクロニック・ラヴ……その元々の願いは灰葉陽様を生き返らせること……」
迷ノ宮 光葉
おおよそ、バレエ・メカニックが話してくれたことを伝えてみる。
迷ノ宮 光葉
「……お兄様は、なぜ、海野様を、裏切ったのですか……?」
迷ノ宮御影
限界まで感情を抑え込もうとして、それに失敗している男の顔だった。
迷ノ宮御影
「俺は、運命変転魔法『クロニック・ラヴ』の発動鍵を取り戻すための助力を求められているのかと思った」
迷ノ宮御影
「海野標には運命変転魔法『クロニック・ラヴ』を発動する気がなかった」
迷ノ宮御影
「望むように運命を塗り替える力であれば」
迷ノ宮御影
「……実際、吸血鬼クロニック・ラヴは、俺に確約した」
迷ノ宮御影
「彼女の望みが果たされる時、俺の望みも共に叶えると」
迷ノ宮御影
「故に、俺は吸血鬼クロニック・ラヴについた」
安武 陸
既にいくつもの奇跡を見た後では、その言葉に疑う余地はない。
迷ノ宮御影
「光葉を八角宗家から引き離す決断が出来なかった」
迷ノ宮御影
「あの八角宗家はマジで最悪。有害で非常識極まりない、ふざけた家に光葉を置き去りにした」
迷ノ宮御影
「……八角宗家が、どれほどおぞましい家であっても」
迷ノ宮 光葉
その背を、小さくなる兄を抱きしめる。背を撫でる。
迷ノ宮御影
弱々しいながらも、腕力でもって引き剥がす。
迷ノ宮 光葉
「…………お許しください……、お兄様……わたくしは、光葉は……お兄様の言葉を、お心を、信じきれませんでした……」
迷ノ宮御影
「俺がお前を女として愛していることも」
バレエ・メカニック
「迷ノ宮光葉はあなたの口からの真実を望み」
バレエ・メカニック
「あなたは許されぬと逃れながらも、迷ノ宮光葉に自らの愛情を告げることを本心で望んでいた」
迷ノ宮 光葉
「…………」
兄の気持ちを、信じられない思いで聞いてしまう。
迷ノ宮 光葉
急に何もかも、恥ずかしくなったので、黙りこくります。
安武 陸
やらかしまくり太郎!!!!!!!!!!!!
迷ノ宮御影
「お前にとってはまだマシだと、そのように判断した」
迷ノ宮 光葉
なら、今は?とは、とっさに聞けなかった。
安武 陸
何か言おうとしたが、光葉の言葉に口をつぐむ。
迷ノ宮御影
「お前はこれからも、俺を慕い、俺のために」
迷ノ宮御影
「俺を存在意義として生きていくつもりか?」
迷ノ宮御影
「お前が俺を拠り所として生きるだけの女であるならば」
迷ノ宮御影
「俺の願いは間違っていなかったのだと、そう断言できる」
迷ノ宮御影
「そのような女に育ててしまったのは、俺の責任だ」
迷ノ宮御影
「であれば俺に、お前の兄としての資格はない」
安武 陸
でも自分でこういうこと言っちゃうと、こいつってなっちゃうよ
迷ノ宮 光葉
「……確かに、今のわたくしの幸福を形作っているのは、お兄様だけではないのかもしれません」
迷ノ宮 光葉
「でも、こうも思うのです。拠り所が増えれば増えるほど、わたくしを支えるものの心強さが、増していくのだと」
迷ノ宮 光葉
「それに今日、正しい正しくないだけでは、綺麗事だけでは無いのだということを、嫌というほど学びました」
迷ノ宮 光葉
「わたくしの幸福は、お兄様の幸福だと、例え誰に間違っていると言われても、それでいいと、今は言えます」
迷ノ宮御影
「俺を存在意義とする、などという言葉は否定してみせろ」
迷ノ宮御影
「拠り所を増やして立つことを誇るのならば」
迷ノ宮御影
「お前はお前自身を存在意義としてみせろ」
迷ノ宮御影
「自らの幸福と俺の幸福を重ねることは否定しない。それは俺も同じ考えだからだ」
迷ノ宮御影
「だが、お前がお前として生きるというのならば」
迷ノ宮御影
「ウィッカーマンの炎に二度灼かれ、その度魔女の力で目を醒ました」
迷ノ宮御影
「死に体の存在と言っていい。恐らく、長くはもたないだろう」
迷ノ宮御影
「バレエ・メカニックは、この問題までは解決しなかったようだな」
バレエ・メカニック
「願われたことを、叶えるのみだ」
迷ノ宮御影
「それでも、俺を存在意義として生きていくか?」
迷ノ宮御影
「もしくは三度、魔女に願ってみせるか?」
迷ノ宮御影
「バレエ・メカニックとなることを拒んでいた筈の哀れな男を」
迷ノ宮御影
「骨の髄まで利用し尽くしてから、意気揚々と討伐し」
迷ノ宮 光葉
「わたくしは、弱い存在です。おそらく三度目を望んでしまう」
迷ノ宮 光葉
「けれど、お兄様がわたくしに一歩を踏み出してほしいと望まれるのでしたら、」
迷ノ宮 光葉
「わたくしは……その願いを叶えたいです」
迷ノ宮 光葉
「はい。わたくしもです、お兄様……いいえ、御影」
迷ノ宮御影
「お前を縛る愛を振り翳すつもりはない」
迷ノ宮御影
「俺とお前の縁すら断ち切ることを望んでしまった」
迷ノ宮御影
「だが、お前に一歩を踏み出す強さがあるならば」
迷ノ宮御影
「その望みは、そもそも必要のないものだと証明されるんだ」
迷ノ宮御影
「幸せになることを、約束してくれるか」
迷ノ宮御影
御影から伸びて、光葉の身体を抱え込む。
迷ノ宮 光葉
抱擁を、受け入れる。自分からも、相手の身体にそっと、腕を回す。
迷ノ宮御影
重なった身体から、温もりが伝わりゆく。
迷ノ宮御影
寝たきりで代謝の落ちていた迷ノ宮御影の体温は少し低い。
迷ノ宮 光葉
この温もりが、ずっとそばにあればいいのにと、願いたくなる。
バレエ・メカニック
そこにある機構に願いをかけなければ、その温もりは失われゆくばかりだ。
安武 陸
陸は結構御影さんに怒ってたんだけど、なんか持ち直してきたので、チッ……となっています
赤木 叶恵
振り上げたこぶしがゆっくり降りていくりっくん
安武 陸
怒ってるけど光葉ちゃんがこんな感じのとこに割って入れないよ
迷ノ宮御影
そうしてバレエ・メカニックを見上げる。
迷ノ宮御影
バレエ・メカニックの眼差しの先を見る。
迷ノ宮御影
「お前は、海野標の存在の回帰を望むか?」
安武 陸
他に言うことがあるだろう、だとか、一回殴ってやろうか、だとか、バレエ・メカニックに標ならどう考えるか聞こうか、だとか、様々なことが頭を過り。
迷ノ宮御影
「……海野標はバレエ・メカニックとなることを拒んでいた」
迷ノ宮御影
「そうしなければお前たちが殺され、空韻風香が魔女クロニック・ラヴとして完成し」
迷ノ宮御影
「それを防ぐために、自らの存在を焚べることを選んだ」
迷ノ宮御影
「お前が海野標を望むのならば、一つだけ手がある」
迷ノ宮御影
掴みかかられるがままに拒まずに、至近距離で陸を見返す。
迷ノ宮御影
「バレエ・メカニックに、運命が変転される前に戻るよう願え」
迷ノ宮御影
「クロニック・ラヴが六分儀市を襲撃する、その寸前の朝」
迷ノ宮御影
「そして今度は、お前たちの手でクロニック・ラヴを打ち倒せ」
迷ノ宮御影
「海野標を取り戻したくば、それ以外にはない」
迷ノ宮 光葉
なるほどなるほど…えっ…なるほど……?
安武 陸
う~~~~~~んう~~~~~~~~ん(寝込み)
安武 陸
う~~~~~~~~~~~ん(笑)(爆)(死)(マテ)(ヲイ)
迷ノ宮御影
「お前があれを海野標と認識できること」
迷ノ宮御影
「バレエ・メカニックが存在している限り」
迷ノ宮御影
「……どうあがいても、取り戻すことが叶わぬもののはずだった」
迷ノ宮御影
「それが願われれば、この運命は破棄される」
迷ノ宮御影
「海野標が望んだ、灰葉陽と空韻風香の生も」
安武 陸
光葉と御影の通じ合った心も、おそらくは。
赤木 叶恵
「こっちの、おねえちゃんは、どうなる……?」
迷ノ宮御影
「この運命に深く関わった、ごく一部の者のみが」
迷ノ宮御影
「記憶と経験を持ち合わせたままに戻れよう」
迷ノ宮御影
「再びこの頑固者と対峙する羽目になるわけだ」
赤木 叶恵
その理屈なら、姉は来られるだろう。礼子たち友人との間には記憶の溝が生まれるだろうが。
迷ノ宮御影
「バレエ・メカニックがその願いを受け入れるかどうか、というのも」
安武 陸
願いを叶えるな、という願いは聞き入れられなかった。
バレエ・メカニック
バレエ・メカニックは敷村修也の目の前に立っていた。
バレエ・メカニック
「あなたは、それを受け入れるのか?」
行動:バレエ・メカニック 4th
バレエ・メカニック
バレエ・メカニックは修也に問う。
バレエ・メカニック
「運命変転の破却がなされれば」
バレエ・メカニック
「あなたは再び灰葉陽を失うことになる」
バレエ・メカニック
「”自分だけが”という羨望を、抱え続けてきたのではないか」
安武 陸
しかし、その言葉は無視していいものではない。
敷村 修也
息をのむ。
御影さんから告げられた方法を理解するのは難しいことではない。
安武 陸
これは修也の大事な人が失われるというだけの話ではない。
安武 陸
海野標が、こんなものになってまで守った人達を失わせることでもある。
敷村 修也
自分だけが。
想い慕う人を生き返らせることもせず。
最期の時に別れの言葉もかけられず。
5年前に失ったままで。
バレエ・メカニック
「その事実を、あなたは受け入れられるのか」
バレエ・メカニック
*常駐アビリティ【堕落への誘い】の発動を宣言。
敷村修也の幸福『小さな楽しみ』を、『背徳:羨望』へと変更します。
敷村 修也
バレエ・メカニックの言葉に返す答えはない。
羨望があることの肯定に他ならない。
バレエ・メカニック
あなたの幼馴染ではない、あなたという幼馴染を持っていた男と同じ姿をした男の問い。
GM
これっ このまま持って帰ってくるだけで堕落させられるな♪ っておもってた
GM
修也くんが#3の導入で言ってたことが懐かしいな♪
敷村 修也
口の中が渇く。
眼前の魔女は自分の幼馴染だった男の姿をしている。
その幼馴染は記憶からも世界からも完全に失われている。
敷村 修也
投げかけられた言葉を機械のように反芻する。
バレエ・メカニック
「迷ノ宮光葉は迷ノ宮御影からの愛を得た」
バレエ・メカニック
「赤木叶恵の望みにより、赤木恵夢が蘇った」
バレエ・メカニック
「安武陸は海野標を取り戻そうとしている」
敷村 修也
「ひなちゃんのことをもう一度失うのは、嫌だ」
敷村 修也
「俺だけが失うことより、こんな運命を見せられた後ですべてが消える選択をしろなんて……」
GM
いいぜ 目の前の都合のいい存在を利用するなら……しゃぶり尽くしてみせろよ!
バレエ・メカニック
それまで築き上げてきたものをすべて失う選択をしたのだと、
バレエ・メカニック
あなたは、その感情を知っている。
バレエ・メカニック
感情をあらわすことのない機構の姿。
GM
修也くんマジでモンスター及びモンスターに与する存在に厳しくしてきましたからね
GM
修也くんは勇み足が強いからわからせの快感が人一倍強いんだよ(最悪の発言)
GM
でかい口叩いてる男を見ると どこまでそれが言えるかな……って思っちゃうからね
安武 陸
あとこう、結構敵との断絶をプレイしていたからな……
安武 陸
お前も一皮むけば同じなんだよっと言いたくなるの ある
赤木 叶恵
初手があのハロウィン女だったから同情せざるを得ない部分もあるが……
安武 陸
実際かわいそうではあるし、えらくはあるんだよな
敷村 修也
そう、願えば簡単だ。
目の前の魔女はその願いを聞き入れ、叶える。
そこに意思はなく、ただそのために存在している。
敷村 修也
「それは……標と約束したから。ハンターとして中途半端なことはできない……」
バレエ・メカニック
「最早存在しない人間との約束を守って何になる」
敷村 修也
「今もう標が何を思っていたかを知ってしまった。だからここで、一度でもそれに背くのは……俺は俺じゃなくなってしまう。ハンターとしても人間としても、からっぽになってしまう」
バレエ・メカニック
「灰葉陽の存在で埋めればよいのではないか」
バレエ・メカニック
「大切な人がいる。幸福がそこにある」
バレエ・メカニック
「それで人間は、生きていけるものではないのか」
敷村 修也
言葉にしたくない。こんなこと言いたくない。
でもそれはずっと否定してきたことで、そしてこれから先絶対に埋まることのないもの。
敷村 修也
「”あの”ひなちゃんは、違う。俺のひなちゃんじゃあない」
敷村 修也
「俺の中のひなちゃんは、”灰葉標という弟がいる”ひなちゃんだ」
敷村 修也
「そのひなちゃんだけが、俺が好きで想い続けたひなちゃんだ」
バレエ・メカニック
「とうに運命から消え去ったはずだ」
バレエ・メカニック
「それを認識しているあなたのほうが異物であり」
バレエ・メカニック
「その記憶は世界との齟齬を生むものでしかなかった」
バレエ・メカニック
「後生大事に抱えておく価値は、ない」
敷村 修也
「でも知ってしまったから。思い出してしまったから。それを忘れて生きるなんてできたら、ここまで悩んでないんだよ」
赤木 叶恵
「……弟がいる灰葉陽といない灰葉陽、どう違うの?」
敷村 修也
「単純に、俺が一番最初に好きになったひなちゃんには弟が居て、その弟は俺の幼馴染だった。それだけですよ」
安武 陸
「できるだろ、バレエ・メカニック。 ハンターでも海野標でもなんでもない、修也くんとの思い出があるだけの弟を作り出すこと」
安武 陸
「見た目を似せれば、結構満足できるかもよ」
敷村 修也
「覚えてる限りは心のどこかでこれは違うって思い続けるだけですよ」
敷村 修也
「クロニック・ラヴの時にも言ったんですよ。たとえ生き返らせたとして、空白の時間があって、年齢も関係も変わってしまったひなちゃんは違うって」
安武 陸
「じゃあ、今生きている灰葉陽はいらない?」
安武 陸
「怖い目にも、痛い目にも合わなかった、師匠が望んだ灰葉陽だ」
安武 陸
ひなちゃん死んでもろて……とは思ってるけど……
安武 陸
俺はいつだってよくないことをした時に怒ってほしいが……?
敷村 修也
「……まぁ、そうなりますよね。………でもね、それも嫌なんです。矛盾してますよね?我儘ですよね?”あの”ひなちゃんは、ひなちゃんじゃない。でも、もう一度失うのも嫌なんです」
赤木 叶恵
「敷村さんが思い出に固執して面倒な男になってるだけで、別に矛盾はしてないでしょ」
安武 陸
「俺は、バレエ・メカニックを失いたくないと思っている」
バレエ・メカニック
「あなたの願いを聞かせてくれ」
敷村 修也
「……最初にとっさに否定しましたけど、運命変転を破却することには賛成です。ただ……」
赤木 叶恵
「……バレエ・メカニック。運命変転で分岐『された側』の世界の運命って、どうなるの?」
バレエ・メカニック
「運命は上書きされ、塗り変えられる」
赤木 叶恵
「残ったところで、灰葉陽との未来は望めないって事だよ」
敷村 修也
「そうですね。むしろ未来を望むだけならもっと単純だったはずなんですけどね」
敷村 修也
「……でも、今の俺に出せる結論はこれなんです。人としてもハンターとしても、自分の気持ちにもちょうどいいんです」
敷村 修也
「……今の何もかもを失って、その先に得られるはずだった未来すらも失って、何をして生きていくんですか?」
安武 陸
ひなちゃんとは恋人でもなんでもないんだぞ!!
安武 陸
恋人でもなんでもない好きな相手と勝手に心中する人完全に好きなんだよな
赤木 叶恵
「このまま戻らずにメカを倒して日常に戻る事もできる」
赤木 叶恵
「過去に戻って、『クロニック・ラヴ』の方につく事もできる」
安武 陸
「それに、俺達が過去に戻れば、そこにいる君は相変わらず灰葉陽に囚われたままだ」
安武 陸
「どこまでを自己だと思うかっていうのは、難しいところだけど」
安武 陸
「俺は……、今の君が失われるのは寂しいよ」
敷村 修也
「ここまできて、安武さんの願いだけあきらめてもらうって薄情なことできませんよ」
赤木 叶恵
「あたしたちはワガママを通すつもり。敷村さんだけ良い子のまま終わる気?」
安武 陸
「修也くんがいい子のままだと、俺もワガママ言いにくいよ」
赤木 叶恵
「心の底からそうしたい、って事なら……別にいいんだけどね」
安武 陸
「今の段階だと、俺に気を使っているのか、本当に心中したいのか、ちょっと判断できない」
赤木 叶恵
「あたし、安武──それに、海野さんも『クロニック・ラヴ』も、御影さんも」
赤木 叶恵
「誰が自分のわがままを通すか、っていう話をしてる」
赤木 叶恵
「まあ、各々やりたいことがあって、その過程でみんな、たくさん人を傷つけてるわけ」
安武 陸
「……師匠はいないけど、師匠が守りたかった人は全員いるしね」
敷村 修也
「学校でも優等生で通ってますからね。……だから、この選択は我儘でもあるんですよ。俺が一番、苦しくない選択ってだけです」
GM
修也くんは別にレイドボスになりに行ってないのにレイドボスになれ! してる人たちじゃん
安武 陸
自分がデパートでひっくり返ってヤダヤダした以上、本当は欲しいおもちゃがあるのに大人しく親の言うこと聞く子供に、素直になれ!!となっている
GM
でもだだっ子するのはそれはそれで今までの否定なんだよ修也くんは
GM
りっくんよりも強固に打ち立ててきたものだから
GM
だからこそこうして圧をかける!!!!!!!!!!!
安武 陸
だからこっちがレイドボスになれ!とつついている 鉾をおさめる方法を考えておきます
迷ノ宮 光葉
「わたくしは……勝手ながら修也様のお気持ちが、少しだけ、わかるような気がいたします……」
迷ノ宮 光葉
「きっと、少し前のわたくしなら、愛する人と、心中すること、ためらわなかった……」
迷ノ宮 光葉
「失う恐怖を知っているならなおのこと、失いたくないという気持ちも、同じだけ膨らむものです」
迷ノ宮 光葉
「……ならいっそと思うのも、わかる気がするのです」
迷ノ宮 光葉
「……修也様が、考えて出した答えなら、わたくしは、尊重したい、と思います……」
GM
ちゃんとレスバしないとこうなるのを御影は見てたからね
GM
光葉ちゃんのことはきっちりやっていきます 愛する女で大切な妹なので
敷村 修也
「……5年ですよ。5年って、長いんですよ」
敷村 修也
もう十分苦しんだじゃないか。
もう楽をしてもいいじゃないか。
敷村 修也
「我儘をって言うんだったら、我儘を通してくださいよ。俺の気持ちや我儘を折って、それでも一緒に戻るって」
安武 陸
「俺は、君のわがままを折りたい訳じゃない」
安武 陸
「でもそれが本当に楽だっていうなら、俺の寂しさなんて些末なことだよ」
赤木 叶恵
「あたしもどっちかっていうと、魔女の力で時間を巻き戻すよりは、ここで魔女討伐して終わる方が正しい行為だと思ってるよ」
安武 陸
「何が正しいかっていうのはわからないけど、全体の幸福度が一番高いのは、それだと思う」
赤木 叶恵
「負ければまだいいけど……中途半端に勝った場合、被害を元に戻せる人って、居るのかな?」
安武 陸
「やり直す理由、俺のワガママだけじゃん」
敷村 修也
「……叶恵さんや光葉さんは、反対なんですか?」
赤木 叶恵
「姉を海野さんに会わせたい気持ちもあるし、会わせたくない気持ちもあるし……」
赤木 叶恵
「戻すと、あの日死んでた礼子さんの事も不安だし。でも戻せば、母は傷つかずに済むし」
バレエ・メカニック
「破却により、運命はあの朝に巻き戻る」
バレエ・メカニック
「海野標が覆した死は、覆される前へと戻る」
バレエ・メカニック
「クロニック・ラヴによる犠牲を再び覆す手段が、存在しないわけではない」
バレエ・メカニック
「だが、それは海野標単独の力では成し遂げ得ぬことだ」
バレエ・メカニック
「少なくとも、あなたたちの助力が必要になる」
バレエ・メカニック
「海野標の魔法でもって、クロニック・ラヴの積み上げてきた力と運命に直接の働きかけを行う」
バレエ・メカニック
「これを通すには、クロニック・ラヴに十分な隙を作る必要がある」
赤木 叶恵
「前回は足止めも満足にできなかったもんね」
安武 陸
俺が自分のことでいっぱいいっぱいで……師匠に迷惑ばかりかけていたから……
安武 陸
手伝うとかそういうお話にすらならなかったから……
安武 陸
標は、最後までバレエ・メカニックになることに抗ったと聞いた。
バレエ・メカニック
「だが、それが叶わなかったのは海野標の無力によるもの」
バレエ・メカニック
「海野標が独力で吸血鬼クロニック・ラヴに対抗し得ぬがために」
バレエ・メカニック
「あの夜の惨劇は引き起こされた」
バレエ・メカニック
「あなたたちがその責を負う必要はない」
安武 陸
「独力なら、なんとかなったかもしれないだろ」
安武 陸
「俺が、ずっと、クロニック・ラヴに殺されたから」
バレエ・メカニック
「海野標と吸血鬼クロニック・ラヴの間には、歴然たる力の差があった」
バレエ・メカニック
「あなたの弱さは誤差でしかない」
赤木 叶恵
「戻ってクロニック・ラヴと戦うだけで大変なのに、さらにその上……」
安武 陸
誤差だなんて言われても、そうですか、とは思えない。
バレエ・メカニック
「海野標の存在を取り戻すために、そのようなリスクを犯す必要はない」
バレエ・メカニック
「一度破棄された運命は、最早二度と採択されることはない」
バレエ・メカニック
「海野標は二度とあのような大規模な運命変転を成し遂げることは叶わない」
バレエ・メカニック
「私が手放し、破却された運命は、吸血鬼クロニック・ラヴの元へと戻る」
バレエ・メカニック
「彼女は今度こそ魔女クロニック・ラヴとして羽化するだろう」
バレエ・メカニック
「そうなった時の海野標に、どれほどの力が残るか」
赤木 叶恵
「あたしの一番の判断基準は、安武だよ」
安武 陸
分かっている。
このままここでモンスターを倒し、死んだ人間も生き返って、めでたしめでたし。それでいい。
安武 陸
標の大切な人は生きているし、魔女にも、吸血鬼にもならないし。 光葉は短くても幸福な時間を過ごせるだろうし、礼子と恵夢は仲良くおしゃべりができるし、修也には、陽とのこれからがある。
安武 陸
自分は、標の形をして、標の声で話して、標のことを教えてくれるバレエ・メカニックと会えただけで、よかった。
安武 陸
運命変転の破却が行われても、標を救えるとは限らない。
安武 陸
ただ標が死にゆくのを、何もできず、ぼうっと見ているだけで終わるかもしれない。
安武 陸
多くの人が死ぬのを、見ているだけかもしれない。
安武 陸
「駄目かもしれない、そんなことしなくても、誰も俺を責めない」
バレエ・メカニック
「その懊悩を消し去ることも、私には可能だ」
バレエ・メカニック
「あなたにとって、必要のないものだ」
安武 陸
「だから、忘れるのが嫌だって、思ってしまうんだ」
バレエ・メカニック
それに抗うために戦ってきた者の姿を、この魔女は形としている。
バレエ・メカニック
「あなたの願いを聞かせてくれ」
敷村 修也
叶恵さんは、俺の本心ならそうしたらいいと言った。
光葉さんは、失う苦しみがわかるから尊重したいと言った。
安武さんは、今自分の我儘ですべてを台無しにするかもしれないことを選ぶと言った。
敷村 修也
本心なんて一つにまとまらない。そのなかで今どの声が一番大きいかに過ぎない。
だから後悔することもあるし、決断した時のことから目を背けることもある。
バレエ・メカニック
その全てを見透かすまなざしが、あなたの前に。
敷村 修也
何でも見透かすような目が気に食わないとも思うしありがたいとも思う。
必ず倒さなければならないとも思うし、こんな世界での唯一の希望だと縋りたいとも思う。
敷村 修也
だからその時に、気持ちがどこを向いているかだけなんだ。きっと。
赤木 叶恵
さっきよりは やっぱ手伝って!と言えそうな流れ(狩人の人手がかなり必要なため)
迷ノ宮 光葉
そうですね…修也くんが来てくれたら心強い、と言える流れ
安武 陸
まぁでも0話は終わってるところのはずだから、何も知らない修也くんに手伝ってっては言えると思うんだよな
GM
データ的には、修也くんがこの運命に残って、かつ物語が4話に行くとしても、まあなんとかはします。
GM
なんとかするというか……戦力の数は揃えます。
安武 陸
データで言うと激情あってバディがない叶恵ちゃんが妨害行くのが確実ではあるのかしら
赤木 叶恵
キメられる毒殺が1回になるけど、激情切れた時用のカードは持ってきたんで何とかなるといいな
GM
そこをおそれすぎるならそもそもこのカード構えなくていいからね
安武 陸
え~~ん 俺が妨害やるから毒殺してくれとも言いにくい
安武 陸
バレエ・メカニック様はこの腐った世界の唯一の希望!!
GM
この腐敗した世界に落とされたじゃん(救急車を蹴る)
GM
AST ランダム全特技表(2) >
頭部(8) > 閃く
GM
*バレエ・メカニックの常駐アビリティ【妖花】により、接触への妨害判定に-1の修正。
『槍を手に』松井美乃梨
*権力者の能力を発動します。妨害判定に-2の修正。
GM
*加えて補助アビリティ【邪魔】。さらに-1がつきます。
【復讐の聖者】により、アビリティコストは1に軽減。
[ バレエ・メカニック ] テンション : 23 → 24
安武 陸
援護って一人に対して何人かできるんだっけ?
赤木 叶恵
メインフェイズでここまでアビリティが開示されることあるんだなあ
GM
けっこうかわいげのある構成だと思うんですけど。
赤木 叶恵
2D6+6-4>=7 (判定:叫ぶ) (2D6+6-4>=7) > 8[2,6]+6-4 > 10 > 成功
『毒蜘蛛』楠瀬新
*上位犯罪者の能力を発動します。
『毒蜘蛛』楠瀬新
*-3をつけて振り直しをどうぞ。
安武 陸
犯罪者だと思ったよ!!!!!!!!!!!!!!
赤木 叶恵
2D6+6-4-3>=7 (2D6+6-4-3>=7) > 9[3,6]+6-4-3 > 8 > 成功
安武 陸
最高最高最高~~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!
[ 赤木 叶恵 ] テンション : 16 → 21
[ 赤木 叶恵 ] 激情 : 1 → 2
[ 安武 陸 ] テンション : 15 → 18
[ 敷村 修也 ] テンション : 18 → 21
[ 敷村 修也 ] 激情 : 1 → 2
[ 迷ノ宮 光葉 ] テンション : 12 → 15
『槍を手に』松井美乃梨
美乃梨はお姫様抱っこされています。
『槍を手に』松井美乃梨
身を縮めて、両手に槍を抱えている。
『毒蜘蛛』楠瀬新
みのりを下ろしつつ、御影に会釈。腰引け気味に。
迷ノ宮御影
「宣言通り、”好きにやっている”ようだ」
『毒蜘蛛』楠瀬新
ポケットに手を突っ込んで歩く。狩人たちの間を横断しながら。
『毒蜘蛛』楠瀬新
「相変わらずモンスター討伐の責任がどうたらとか、くだらないことゆうて」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「アホな意地通すつもりでおるん?」
安武 陸
「運命変転の破却しよっかな~みたいなこと話してます」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「聞いとらんのですけど。バレメカさんや~」
『毒蜘蛛』楠瀬新
バレメカの隣に立って、その姿を見上げる。
『毒蜘蛛』楠瀬新
「相変わらず贔屓しよってからに。困りますわぁ」
『毒蜘蛛』楠瀬新
かんかん、と拳の甲でバレメカの胴体を叩く。
『毒蜘蛛』楠瀬新
「まあまあ壊れかけやろ。どうせ先は長うな――だっあ!?」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「は!? は!?」後頭部を押さえて顔を上げる。目を瞬く。
『毒蜘蛛』楠瀬新
「お前のことばっか贔屓して困るわ、これ」
『毒蜘蛛』楠瀬新
後頭部を撫ぜながら深くため息をついている。
『毒蜘蛛』楠瀬新
「やってることめちゃくちゃやで、この魔女は」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「こいつはとうにバグっとるんや」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「だから、壊れきる前に甘い汁吸うたらええやないの」
『毒蜘蛛』楠瀬新
ぐるり、と狩人たちに視線を巡らせて。
『槍を手に』松井美乃梨
「こんな言い方は、よくない、ですけど」
『槍を手に』松井美乃梨
「助けてもらえる筈の、大切な人、見逃したら」
『槍を手に』松井美乃梨
両手に槍を握りしめて、俯く。
敷村 修也
確かに後悔するかもしれない。
でもそれは、どの選択をしても同じだ。
敷村 修也
全てから目をそらして、今得られる幸福に浸るのもいいかもしれない。
そうしておけばよかったなあなんて思い出すときが来るかもしれない。
敷村 修也
わからない。
それを決めるのは今の自分自身だ。
敷村 修也
止めていた足を動かすことに決めたのも自分だ。
叶わなかった想いは一方的なものだと吐露したのも自分だ。
どんな影響があっても決めたのは自分自身だ。
敷村 修也
「……我儘を通すって決めたんなら、言うべきことがあると思うんですけど」
敷村 修也
だからほんのささいなきっかけでいい。
ただ一言。
安武 陸
じっと、修也を見る。 大事な人を奪われた友人の瞳を。
安武 陸
「修也くん、俺は、自分を責めない選択をしたい」
安武 陸
「逃げるでもなく、動けないのでもなく、助けに行きたい」
敷村 修也
「俺の願いは、安武さんと。叶恵さんと光葉さんと――」
バレエ・メカニック
「あなたの本心から来る、願いか」
敷村 修也
「その中で今の俺が一番こうしたいと思うことがこれだってだけ」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「一番付け入りやすそう思うたのに」
バレエ・メカニック
「私は、その願いを受け入れる訳にはいかない」
バレエ・メカニック
「海野標の願いを棄却させるわけにはいかない」
バレエ・メカニック
「あなたたちを、阻止しなければならない」
バレエ・メカニック
「私は、あなたたちの運命を正す」
バレエ・メカニック
「あなたたちのそれは、海野標の描いたシナリオよりも劣っている」
安武 陸
「そりゃあ~、そうでしょ。 師匠舐めんなよ」
バレエ・メカニック
「私は彼の能力を正確に把握している」
バレエ・メカニック
「私が彼を読み違えることはない」
安武 陸
「どうかな、自分のことって結構思考バイアスかからない?」
バレエ・メカニック
「よって、それには当てはまらない」
安武 陸
「怒りから生まれたお前には、仕方ないだろうけど」
安武 陸
「どっちにしても、これは、俺のワガママをやろうってだけの話だ」
バレエ・メカニック
「あなたたちは、その我を通すだけの力を示さなければならない」
バレエ・メカニック
「無数の希望と誘惑で、あなたがたを阻もう」
バレエ・メカニック
「もし、私を打ち倒すことができたならば、それでよい」
バレエ・メカニック
「存在を懸けた運命変転魔法は、その時計の針を戻す」
バレエ・メカニック
「それが、あなたの、願いならば」
赤木 叶恵
「……どう見ても、こっちの方が泥船だ」
敷村 修也
「沈むかもしれないってことをそれでもすると決めたんですから」
バレエ・メカニック
流星の煌きを瞳に映しながら、バレエ・メカニックは唄うように語る。
バレエ・メカニック
「この夜は、願いごとが叶う夜」
バレエ・メカニック
「流れ星に、星屑に、大切な願いを込めて」
バレエ・メカニック
それからあなたたちを見下ろす。
バレエ・メカニック
ハッピーエンドを乗り越えることを決めた狩人たちを。
バレエ・メカニック
「『あの時』に止まったままの秒針を」
バレエ・メカニック
「選んでしまえば引き返せない」
バレエ・メカニック
「あなたたちの願いを汲むことはたやすい」
バレエ・メカニック
「最後の試練となって、ここに立ちはだかろう」
バレエ・メカニック
歯車の噛み合う音がして、魔法陣の文字盤がまばゆく光る。
バレエ・メカニック
――その中に映るのは、数限りない未来の可能性。
バレエ・メカニック
バレエ・メカニックが採択しうる未来の数々。
バレエ・メカニック
あなたたちが振り切らねばならない、運命の全てとなる。
決戦フェイズ開始前に、修也の興奮剤が一個叶恵へと譲渡された。