メインフェイズ第一サイクル

GM
行動順を決めましょう。
GM
それぞれ1D6をどうぞ。
バレエ・メカニック
2D6 (2D6) > 10[4,6] > 10
赤木 叶恵
1d (1D6) > 5
敷村 修也
1d6 (1D6) > 1
安武 陸
1D6 (1D6) > 5
迷ノ宮 光葉
1D6 (1D6) > 1
敷村 修也
やる気の有無がすごい
GM
バレエ・メカニックが動く前に二人動ける。良かったですね。陸・叶恵>バレエ・メカニック>バレエ・メカニック>修也・光葉です。
安武 陸
どっちからにしよっか
敷村 修也
それもあるし何からするかもある
安武 陸
とりあえず血量削りたさあるけどどうかしら
敷村 修也
私もそう思ってます
赤木 叶恵
よいですね
敷村 修也
血量削りを2回かね
安武 陸
とりあえずはそうかなと思っています>血量削り2回
赤木 叶恵
だいぶ楽にはなりうる
迷ノ宮 光葉
うんうん
安武 陸
順番的にはどっちでもいいナリ
GM
PC的にはどうなのよ
赤木 叶恵
どうだろうなあ
敷村 修也
行動順分けが不穏なんだよな
安武 陸
まぁでも、もうデパートの床でひっくり返る気はないですよ
赤木 叶恵
えらいなー
迷ノ宮 光葉
えらい…!
安武 陸
床でひっくり返らないと褒められる23歳
安武 陸
また最年長駄々っ子をやってしまった
GM
ここで床にひっくり返るPC1は初めてです
安武 陸
初めてなんだ……
赤木 叶恵
しかも死んだ目をしたメガネ
GM
歴代PC1でも一番年上ですね
安武 陸
初めてなんだ……?(信じられないといった顔)
GM
まあNPCが違うから多少は情状酌量の余地がある
GM
多少……(小声)
敷村 修也
多少
安武 陸
じゃあなんかいっぱい喋っちゃったし叶恵ちゃんにお願いしてもいいかしら
赤木 叶恵
よーしいくぞー
赤木 叶恵
フラグ。礼子が現れる前にしかこけない調子が……ある!

行動:赤木叶恵

GM
どこに飛ばされたんだろ。シーン表でもどうぞ。
GM
狩人全員まとめて飛ばしたので、安心してください。
赤木 叶恵
ST シーン表(5) > 豪華な調度が揃えられた室内。くつろぎの空間を演出。
赤木 叶恵
GM
迷ノ宮邸だろ
GM
迷ノ宮邸じゃないですか?
安武 陸
ラグジュアリーな空間
敷村 修也
スイートルームかと思ったが
敷村 修也
御屋敷か
赤木 叶恵
迷邸に飛ばされるんだ……
安武 陸
ラブホかと……
迷ノ宮 光葉
ラブホ思った
GM
バレエ・メカニックにラブホに飛ばされたいか?
安武 陸
困るな……
安武 陸
なんか配慮があって困る お前は機械でいろ
安武 陸
なぁ!!機械なんだろう!!
赤木 叶恵
配慮もできる機械
GM
気付けばあなたたちは迷ノ宮邸の客室に立っている。
赤木 叶恵
「みんな居る?」
迷ノ宮 光葉
「は、はい……わたくしはここに」
安武 陸
自分の体をぺたぺたと触って、両手を上げてかるく振る。無傷でーす。
GM
窓から空を見上げれば、空から降り注ぐ無数の流星が目に入る。
GM
きらきらちかちかぴかぴかと。
GM
幻想的な空の模様が。
赤木 叶恵
「飛ばされたね」
敷村 修也
無言で降り注ぐ流星群をながめている。
敷村 修也
あれがすべて、バレエ・メカニックの叶えた願いだとしたら。
赤木 叶恵
「すっごい流れ星」
安武 陸
「どっか行けって言われただけで飛ばされるとはなぁ」
迷ノ宮 光葉
「……きれい、ですけれどなんだか恐ろしいですね……」
安武 陸
流星群のような夜空を見上げる。
敷村 修也
「あれが全部モンスターだったとしてもおかしくないですからね」
赤木 叶恵
「よし、すぐ動こう」
赤木 叶恵
「やっぱりさっきの場所かな?」
安武 陸
「かも。 俺そのへんウロウロしててあそこに飛ばされたし」
GM
さっきまでバブってたのに切り替えがはええな……
安武 陸
こいつ、さっきまであんなに駄々こねたのに涼しい顔をして……みたいに思っていたら念レス
GM
誰も突っ込まないのやさしさだよ
安武 陸
突っ込んでいいんだぞ
GM
まあ突っ込んで面倒なことになりたくないよなって気持ちはわかる
GM
せっかくやる気になってんのに
安武 陸
まぁ突っ込んでも無敵なので恥じたりしないが……
GM
恥の意識 検索
敷村 修也
「何も手がかりがないですからひとまず戻ってみるのがいいでしょうね」
赤木 叶恵
「お邪魔しましたっ」
迷ノ宮 光葉
「いえいえ、お構いもせずに……」なんて言いながら一緒に出ましょう。
GM
流星群は止むことなく、空を彩り続けている。
GM
四人と一匹は迷ノ宮邸を出て、そのまま山を降り、街へと向かう。
GM
奇しくもいつかのハロウィン・ナイトのように。
GM
やがて街へと差し掛かるあたりで。
『文学少女』白瀬礼子
フラグ回収。……あ
『文学少女』白瀬礼子
「ほんとに来た」
『文学少女』白瀬礼子
眼鏡をかけた、黒髪長髪の少女が出迎えます。
安武 陸
おい!!
安武 陸
礼子ちゃん!!
迷ノ宮 光葉
うわーーー
敷村 修也
出ちゃった
赤木 叶恵
「ん?」
『文学少女』白瀬礼子
料理アビリティ持ち戦士を疑う声が出た。
ちなみにフォロワーは【塩を振る】を使えない協定。
天板
を持っています。
『文学少女』白瀬礼子
オーブンでものを焼くときに使うようなやつを抱えている。
『文学少女』白瀬礼子
「ほんとに山の上飛ばされてたんだー」
『文学少女』白瀬礼子
「すごいね……」目の上に手を翳して、迷ノ宮邸の方を見上げている。
赤木 叶恵
えっかわいいじゃん
赤木 叶恵
たぶん面識……ないよね!
『文学少女』白瀬礼子
面識なし!
敷村 修也
修也はわからなくてよいか?
『文学少女』白瀬礼子
わかんなくていいです
『文学少女』白瀬礼子
別クラスでいいよ
『文学少女』白瀬礼子
毎回知り合いと会いたくないだろうなと思った
敷村 修也
そうなんよ
安武 陸
別クラスだとそれはそれで、小学生のときからの友達とかそういう重さ出るな……
赤木 叶恵
「誰?」
『文学少女』白瀬礼子
「あ」
『文学少女』白瀬礼子
叶恵を認めて、瞬きを一度。
『文学少女』白瀬礼子
「あなたがカナちゃん?」
赤木 叶恵
「へ?」
『文学少女』白瀬礼子
「だよねえ」
赤木 叶恵
「あ」
『文学少女』白瀬礼子
「髪の色、同じだもん」
『文学少女』白瀬礼子
「あのねえ」
『文学少女』白瀬礼子
自分を指差した。
『文学少女』白瀬礼子
「礼子ちゃんでーす」
『文学少女』白瀬礼子
「めぐから聞いてない?」
赤木 叶恵
「………………」
『文学少女』白瀬礼子
そう言ってから、
『文学少女』白瀬礼子
眉を下げて笑った。少し寂しそうに。
安武 陸
めぐ、と言われれば、思い当たる顔がある。
赤木 叶恵
「……クッキー。おいしかった」
『文学少女』白瀬礼子
「なによりでございました」ぺこりと頭を下げて、天板を抱え直す。
『文学少女』白瀬礼子
「これで焼いたんだよ」
赤木 叶恵
「……一応。一応さ」
赤木 叶恵
「聞いていい? なんでこんな場所いるのか」
『文学少女』白瀬礼子
「……えっと」
『文学少女』白瀬礼子
「カナちゃん、って、呼んでて大丈夫? 今更なんだけど」
『文学少女』白瀬礼子
いやならやめますがー……の空気。
赤木 叶恵
「まあ……別にいいよ」
『文学少女』白瀬礼子
「ん」頷いて。
『文学少女』白瀬礼子
「カナちゃんは、その、私あのお兄さんに聞いたんだけど」
『文学少女』白瀬礼子
「ほんとーに……狩人、なんだよね?」
『文学少女』白瀬礼子
「なんか……」
『文学少女』白瀬礼子
「夜に徘徊して、戦ってる、とかいう……」
赤木 叶恵
「そうだよ」
『文学少女』白瀬礼子
「ほんとにかぁ~」
赤木 叶恵
「そう言う礼子さんは、フォロワーさん?」
『文学少女』白瀬礼子
「それ、ツイッターじゃないんだからさあ」
『文学少女』白瀬礼子
「……でも」
『文学少女』白瀬礼子
「願いは、叶えてもらいたい……って」
『文学少女』白瀬礼子
「思っちゃうよ」
『文学少女』白瀬礼子
天板を胸に抱く。
赤木 叶恵
「……願いの、内容は?」
『文学少女』白瀬礼子
「めぐと」
『文学少女』白瀬礼子
「また、会いたいし」
『文学少女』白瀬礼子
「話、したいよ」
敷村 修也
こういう会話好きだけど胃が痛いんだよな
安武 陸
え~~~ん
安武 陸
そりゃあそう そりゃあそうだよお
迷ノ宮 光葉
むねがずきずきするーーーー
安武 陸
陸がかなりどっちでもいいよって気持ちになってきてる
安武 陸
叶恵を、ちらと見る。
赤木 叶恵
「…………はー……」
『文学少女』白瀬礼子
こちらも戸惑ったように、窺うように叶恵を見ている。
『文学少女』白瀬礼子
「……その」
『文学少女』白瀬礼子
「絶対に倒さないと、駄目、って感じなの?」
赤木 叶恵
「……………………んー…………」
『文学少女』白瀬礼子
「えーと、ほら」
『文学少女』白瀬礼子
「こう……」
『文学少女』白瀬礼子
「願いを叶えてもらってから……とか……」
『文学少女』白瀬礼子
「ひ、一晩二晩待ってもらう、とか」
『文学少女』白瀬礼子
「そゆーのはぁ……」
赤木 叶恵
「……はは……」
赤木 叶恵
笑いながら、頭を掻く。
赤木 叶恵
「だめだ」
『文学少女』白瀬礼子
「だめ」
『文学少女』白瀬礼子
「なんだ……」
『文学少女』白瀬礼子
どうして? とレンズ越しの瞳が問うている。
赤木 叶恵
「うん。だめだ」
赤木 叶恵
だめなのだ。
赤木 叶恵
これ以上、この人と話をしてはいけない。
赤木 叶恵
「ごめんみんな、あたし、先行ってる。悪いけど、その人の足止めお願い」
『文学少女』白瀬礼子
「えっ」
『文学少女』白瀬礼子
「えっ、えっ」
『文学少女』白瀬礼子
「ちょっと待ってよ」
『文学少女』白瀬礼子
「もうちょっと、めぐの話とか……」
赤木 叶恵
「わかるよ……」
赤木 叶恵
「わかる」
赤木 叶恵
「わかるっ、から」
赤木 叶恵
「だめなんだ」
『文学少女』白瀬礼子
礼子は手を伸ばす。
『文学少女』白瀬礼子
叶恵の袖を掴もうとする。
GM
ここいらで
GM
判定してみるのがいいかもな
GM
振り解けるか否かで。
赤木 叶恵
*では 前哨戦 > バレエ・メカニック
GM
いいでしょう。何を削るかも伺っておきます。
赤木 叶恵
*血量を。
GM
OK
GM
AST ランダム全特技表(1) > 社会(6) > 黙る
GM
もっとるやんけ
GM
持っとる上にRP的にぴったりやんけ
GM
ドぴったりなのよ
GM
打撃力により、行為判定に+3のボーナスです。
赤木 叶恵
2D6+3>=5 (判定:黙る) (2D6+3>=5) > 11[5,6]+3 > 14 > 成功
GM
ドたっけぇ~~~~
赤木 叶恵
タッカ
敷村 修也
でっかいでっかい
安武 陸
でっか
迷ノ宮 光葉
おわー
安武 陸
すげ~~~~~黙る気
GM
では成功です。数値はRPしてからいじるか。
『文学少女』白瀬礼子
礼子の手が、あなたに伸びる。
『文学少女』白瀬礼子
指先が。その袖へと。
赤木 叶恵
袖にわずかに引っ掛かる感触。
赤木 叶恵
視線はやらずに、それを振り払って走る。
『文学少女』白瀬礼子
「――あ」
『文学少女』白瀬礼子
目を見開いて。
赤木 叶恵
「ごめん」
赤木 叶恵
話は、そこでおしまい。
『文学少女』白瀬礼子
追い縋ることができない。
GM
そして叶恵が一人駆け抜けた先に、
バレエ・メカニック
バレエ・メカニックがあなたを待ち受けている。
バレエ・メカニック
「赤木叶恵」
バレエ・メカニック
寸分違わぬ声の、寸分違わぬ調子で、あなたに問う。
バレエ・メカニック
「あなたの願いを聞かせてくれ」
赤木 叶恵
「……あたしの願いは」
赤木 叶恵
武器を出し、その身体へ。
バレエ・メカニック
硬い感触。
バレエ・メカニック
耳障りな金属音が立つ。
赤木 叶恵
「……『話しかけるな』だ」
赤木 叶恵
その中へと金属の針をねじ込んで、毒液を注ぐ。
バレエ・メカニック
服を、作られた皮膚を突き抜けて、機甲の隙間に毒液が注がれる。
バレエ・メカニック
きしりと、何かが歪むような音がして。
バレエ・メカニック
毒液を注入された肩口が弾け、歯車が散った。
バレエ・メカニック
腐蝕に色がくすみ、形が歪んでいる。
安武 陸
うわ~~~~~~~~~~~!!!!!!!!
赤木 叶恵
あっ歯車
安武 陸
師匠ロボの肩が…………
バレエ・メカニック
しかし、それはすべて光に還る。
バレエ・メカニック
バレエ・メカニックの弾けた肩口も、
バレエ・メカニック
気付けば光に取り繕われ、きれいな姿に戻っていた。
赤木 叶恵
「ちぇっ」
[ バレエ・メカニック ] 血量 : 16 → 10
バレエ・メカニック
バレエ・メカニックは叶恵を見ている。
バレエ・メカニック
その瞳に害意はない。攻撃を仕掛けて来た者に対する敵意は存在しない。
バレエ・メカニック
ただ、願いを叶える機構としてそこに在り続ける。
安武 陸
礼子を置き去りにしたハンター達が、追い付く。
『文学少女』白瀬礼子
<ぜぇはぁ……
敷村 修也
かわいい
安武 陸
撒くの簡単そう
安武 陸
「バレエ・メカニック……」
バレエ・メカニック
呼ばれた名に応えて、
バレエ・メカニック
顔認識ソフトのカメラ的な挙動。陸の方を向いた
敷村 修也
そういえば、幸福/背徳の変更の件をいいだすタイミングを失っていたのですが
GM
はい。今伺います。
安武 陸
胃がしくしくする>変更
敷村 修也
標の願いによって陽が蘇っているため、羨望している場合ではなくなった。背徳を『執着』で、内容を『もう一度喪いたくない』に変更したいです
GM
かしこまりました。
敷村 修也
キャラクターシートを更新しておきます

行動:安武陸

安武 陸
叶恵と、バレエ・メカニックの様子を伺う。 どちらも怪我一つ見当たらない。
安武 陸
「叶恵ちゃん、大丈夫?」 一応の確認。
赤木 叶恵
「うん」
安武 陸
大丈夫と聞いたのは、体の怪我だけではないのだが。
安武 陸
うんと言うのなら、そうなのだろう。
バレエ・メカニック
バレエ・メカニックはあなたを見つめている。
バレエ・メカニック
安武陸を。赤木叶恵を。敷村修也を。迷ノ宮光葉を。福を。
バレエ・メカニック
ここに居る全ての人物の願いを受け止める準備がある。
安武 陸
ナイフを取り出して、バレエ・メカニックに向ける。
安武 陸
既視感。 ずっとこうやって、戦い方を教わってきた。
バレエ・メカニック
その刃が向けられても、驚く気配はない。
バレエ・メカニック
この存在は、あなたの意思を。願いを。
バレエ・メカニック
あなたの行動を受け入れている。
GM
このまま判定してしまいましょうか。
安武 陸
はぁい……
GM
行動の宣言をどうぞ。
安武 陸
* 前哨戦 対象 バレエ・メカニックの血量
GM
AST ランダム全特技表(2) > 頭部(9) > 予感
GM
うーん。
GM
ちょっとまってね。
GM
まあとりあえずはいいか。
GM
そのままどうぞ。打撃力ボーナスが+3です。
迷ノ宮 光葉
援護どうしましょうね…いるかな…?
赤木 叶恵
修也くん援護する?
敷村 修也
どうしようかな~~~
敷村 修也
でもするなら修也がするのが良いな……
敷村 修也
テンションの関係上
赤木 叶恵
あんましなくていいレベルではあるので、テンション都合でどうしようかなぐらいの心地でよさげ
GM
4は出せと古今和歌集にも詠まれている
敷村 修也
激情が欲しいのは欲しいんだが……
赤木 叶恵
このあと……来るからね……
敷村 修也
1つくらいは持っておかないことにはちょっとという気持ちはある
GM
なんかやたら2連続で動く羽目になってる人生
GM
GMもこんなこと望んでないよ
安武 陸
出目ナーフして
GM
みんなもっとがんばって
安武 陸
出目って……どうやったら頑張れるんだ!?(全てのTRPGプレイヤーの気持ち)
GM
永遠の謎さ
敷村 修也
援護して、おくか!
安武 陸
援護うれしい
敷村 修也
*援護を宣言
GM
いいでしょう。行為判定にさらに+1の修正が入ります。
GM
一個でも出目に1があればバディでファンブルにできる。1でないかな
GM
ともあれ判定をどうぞ。
安武 陸
2D6+3+1>=7 (判定:騙す) (2D6+3+1>=7) > 9[3,6]+3+1 > 13 > 成功
GM
4+3+1でも成功か。
GM
いいでしょう。
[ 敷村 修也 ] テンション : 9 → 12
[ 敷村 修也 ] 激情 : 0 → 1
GM
ではRPをどうぞ。援護もコミコミで。
安武 陸
正直陸のやる気にかなり不安があったので安心した……
安武 陸
「バレエ・メカニック」
安武 陸
「……手合わせを」
安武 陸
「してくださいよ」
バレエ・メカニック
「…………」
バレエ・メカニック
「その願いは」
安武 陸
そう言い、地を蹴る。
安武 陸
返事を待たない。
バレエ・メカニック
「海野標に向けたものであり」
バレエ・メカニック
「私に向けられたものではない」
敷村 修也
最悪!!!!
迷ノ宮 光葉
ひどい
安武 陸
こいつ………
安武 陸
動きを奪うように、足にナイフを投げる。
バレエ・メカニック
硬い音。ナイフが弾かれる。
安武 陸
躱すつもりすらないらしい。
バレエ・メカニック
「私ではない存在に向けられた願いに応える機能を」
バレエ・メカニック
「私は、持ち合わせてはいない」
安武 陸
それもそうだ。体が刃を通さないほど強靭なら、なぜ避ける必要があるのか。
安武 陸
「へぇ~え」
安武 陸
「いいこと聞いちゃったな」
バレエ・メカニック
「私の答えは」
バレエ・メカニック
「あなたの願いを、叶えたか」
安武 陸
距離を詰める。竹刀ケースから刀を抜き、斬りつける。
バレエ・メカニック
マントが、服が割かれる。
バレエ・メカニック
皮膚の下の金属部との衝突に、火花が散る。
安武 陸
笑う。
安武 陸
「硬」
バレエ・メカニック
軽い一撃では、その機構を破壊できない。
安武 陸
納刀する。
バレエ・メカニック
外殻が剥がされただけ。未だ陸の手による損壊はない。
安武 陸
「こんな体だと、なかなか怪我もしなさそうだ」
安武 陸
「刃物よりも、毒とかのほうが効くかもな」
安武 陸
「あと……杭とか」
安武 陸
ちらと、修也に目配せ。
敷村 修也
割かれたマントの死角から息を合わせるように踏み込む。
バレエ・メカニック
機甲でかたちづくられた身体があなたたちを迎え撃つ。
敷村 修也
その手にはいつもの槍よりも短く、それでいて直径の大きな杭。
敷村 修也
暗器のように握り込み重さと遠心力を利用して打ち付ける。
バレエ・メカニック
勢いのついた打撃を受け、金属のきしむような音が響いた。
バレエ・メカニック
バレエ・メカニックは表情一つ変えない。
バレエ・メカニック
けれど打ち据えられた脇腹の部分が、わずかにひしゃげている。
敷村 修也
「硬いな」
安武 陸
修也と入れ替わるように。
安武 陸
ひしゃげた体に引っ掛けるように、そっとナイフを充てがう。
安武 陸
そうして、刀の柄でナイフを叩く。
バレエ・メカニック
再びに火花が散り、
バレエ・メカニック
ひしゃげていた金属板が割れた。
バレエ・メカニック
内側から弾け飛ぶ。歯車が。
[ バレエ・メカニック ] 血量 : 10 → 4
バレエ・メカニック
弾け飛んだ歯車が陸の頬を叩く。
安武 陸
──目に入ったら危なかったな
バレエ・メカニック
硬い感触。それが再び光となって散っていく。
安武 陸
なんて呑気なことを考えながら
敷村 修也
打ち抜いた機構の硬さからくる痺れを感じながら、弾け飛ぶ歯車を見つめる。
バレエ・メカニック
きらきらと。散りゆく光が。
安武 陸
確実に頬を叩いたそれが、光になるのを見る。
安武 陸
前に見た光景に似ている。
バレエ・メカニック
散りゆく光が、
バレエ・メカニック
しかし、突如きらめきを増して。
バレエ・メカニック
陸の視界を白く覆った。
安武 陸
あっ
迷ノ宮 光葉
うわーーーー
敷村 修也
あーっ

行動:バレエ・メカニック 1st

GM
星が降っている。
安武 陸
星が降っている。
GM
無数の流星が降り注ぐ、そのそらの只中にあなたは立つ。
GM
あなたと。
バレエ・メカニック
バレエ・メカニックが、二人きりで。
安武 陸
ここには街の喧騒も聞こえない。
GM
咎めるものもなく。聞きつけられることもない。
GM
ただ二人だけの宇宙。
バレエ・メカニック
「リク」
バレエ・メカニック
バレエ・メカニックがあなたを呼ぶ。
安武 陸
止める仲間も、怒る仲間もいない。
安武 陸
ただ二人だけだ。
バレエ・メカニック
ただ師に似た形の機械人形が在る。
バレエ・メカニック
熱を持たぬ人形。血の通わぬ機甲。
バレエ・メカニック
散りばめられた星屑の中に、あなたに語りかける。
バレエ・メカニック
「あなたには」
バレエ・メカニック
「願うものが、あるのではないか」
安武 陸
ため息。
安武 陸
納刀して、腰を下ろす。
安武 陸
これどこに座ってるんだ? まぁいいか。
安武 陸
「あるよ」
バレエ・メカニック
「…………」
GM
なんか不思議な空間に座れています。
バレエ・メカニック
「あなたには、確かに願いがある」
バレエ・メカニック
「求めるものが存在する」
バレエ・メカニック
「……でなければ」
バレエ・メカニック
「私にあのように縋りはしない」
安武 陸
「っはは」
安武 陸
「ははは、あは、まぁ、そりゃそうだ」
バレエ・メカニック
「…………」
バレエ・メカニック
笑うあなたを眺めている。
安武 陸
「そもそも、願いがない人間なんているのか?」
安武 陸
「生きるってことは、願いそのものだ」
バレエ・メカニック
「……あなたは」
バレエ・メカニック
「『わからない』と、言った」
バレエ・メカニック
「当人の把握していない願いを、私は願いとして計上できない」
バレエ・メカニック
「それを叶えることができない」
バレエ・メカニック
「だから、こうしてあなたに問い質している」
バレエ・メカニック
腕を伸ばす。
安武 陸
見上げる。
バレエ・メカニック
先程の光景を再演するように。
GM
いつか。
GM
七色の夢の中に、似たようなものを見た覚えがある。
安武 陸
あれは夢だ。
GM
それはこんな風に硬い感触をしてはいなかったけれど。
安武 陸
現実ではなかった。
GM
しかし、けれど、そこに安寧があった。
安武 陸
あたたかく都合のいい幻想だった。
GM
望むものがあった。
バレエ・メカニック
「リク」
バレエ・メカニック
「あなたの願いを、考えてみろ」
安武 陸
ここにいるのは、海野標ではない。
バレエ・メカニック
海野標ではないものが、海野標と同じ声で。
バレエ・メカニック
誘うように脳を撫でる。
GM
星々の中に、焦がれるものによく似たなにかが、
GM
焦がれるものとは決定的に違うことを示しながら、
GM
あなたの願いを問う。
GM
欲を問う。
GM
求めるものを問う。
GM
その、声を聞いていると。
GM
やはり、心の深層を見透かされるような心地になる。
GM
可不可も罪過も無関係に、
GM
ただ根源的な、幼い願望を剥き出しにされるような、そんな感覚。
バレエ・メカニック
*輸血パックを1個使用します。
[ バレエ・メカニック ] 血量 : 4 → 6
敷村 修也
あっ
迷ノ宮 光葉
あっ
敷村 修也
はい
赤木 叶恵
出よったわい
安武 陸
あるとおもったよ
バレエ・メカニック
*サバトを使用。
[ バレエ・メカニック ] 血量 : 6 → 0
バレエ・メカニック
*安武陸に破壊ではなく接触。
PCからモンスターへの関係を2伸ばす行動だが、本命は後述のアビリティの効果。
接触
を行います。
バレエ・メカニック
*常駐アビリティ【アビリティ調整により、補助から常駐に変更されている。
効果に変更はなし。
堕落への誘い
】の発動を宣言。
バレエ・メカニック
*接触に合わせ、安武陸の幸福『海野標』を、『背徳:海野標』に変更します。
バレエ・メカニック
*同時に先んじてのアナウンス。
バレエ・メカニックは常駐アビリティ【妨害を宣言されてから開示してもいいが、威嚇のために先出ししている。妖花】を習得しています。
接触判定への妨害に-1の修正。
安武 陸
接触!?!?
安武 陸
あ~~~~あ~~~~
敷村 修也
あ、やっぱあるのか
安武 陸
あ~~~~あ~~~あ~~~
安武 陸
強度3やぞ!!!!!!!
敷村 修也
検討の時にあげてた気がする
迷ノ宮 光葉
ひえええーーー
バレエ・メカニック
瞬く星の中。
バレエ・メカニック
「リク」
バレエ・メカニック
知っている声が、知っている呼び名を。
バレエ・メカニック
知らない声音で。
安武 陸
何度も呼ばれた名を、何度も呼ばれた声で。
安武 陸
別人のような声音で。
安武 陸
生きるということは、様々な願いを積み重ねることだ。
安武 陸
自分の、家族の、友人の、知人の、他人の。
バレエ・メカニック
「あなたには」
バレエ・メカニック
「願う権利がある」
バレエ・メカニック
人間が生きている以上。
バレエ・メカニック
願いは願いとしてそこにある。
バレエ・メカニック
たとえそれが、叶えられないと断言されたことであろうとも。
バレエ・メカニック
それで願うことをやめてしまえるのなら、それは真の願いではない。
バレエ・メカニック
そして、
バレエ・メカニック
真の願いは、あなたの奥底にあった。
バレエ・メカニック
あなたがバレエ・メカニックに執着した理由。
バレエ・メカニック
その根源は。
安武 陸
海野標。
安武 陸
「なぁ、バレエ・メカニック」
バレエ・メカニック
「なんだ」
バレエ・メカニック
「リク」
安武 陸
「あんたは、海野標の実在だけを叶えられない」
バレエ・メカニック
「…………」
安武 陸
「俺の願いがそれなら、どうなる?」
バレエ・メカニック
「……私は」
バレエ・メカニック
「この運命において、それを叶えるすべを持たない」
安武 陸
「じゃあ、俺の願いは叶えられない」
バレエ・メカニック
「…………」
バレエ・メカニック
目の前の人形は。冷たい機巧は。
バレエ・メカニック
人知れず願いを誘発し、焦がれる心を呼び起こす。
バレエ・メカニック
ただひとつを除き、ありとあらゆる願いを叶えられるが故に。
バレエ・メカニック
その機能は、その機構を正しく働かせるために、十全の役目を果たす。
バレエ・メカニック
けれど、ただひとつ。
バレエ・メカニック
ただひとつ、その願いを目覚めさせることを、
バレエ・メカニック
防ぐ機能は持ち合わせていない。
バレエ・メカニック
”それが願われる運命を想定していない”からだ。
安武 陸
「本当はさ、もっと他に色々あったんだけど」
安武 陸
「あんたがそんな顔で、そんな声で、そんなことを言うもんだから」
バレエ・メカニック
「…………」
安武 陸
「俺は幸福の王子に、ただそこにいてもらいたかったんだって」
安武 陸
「気が付いた」
バレエ・メカニック
「……そうか」
バレエ・メカニック
「私は、その願いを止めはしない」
バレエ・メカニック
「しかし」
バレエ・メカニック
「叶えることも、できはしない」
バレエ・メカニック
光が引いていく。
安武 陸
「残念だよ」
安武 陸
「本当に残念だ」
安武 陸
願われる運命を想定してないとか言わないでほしい
安武 陸
恵夢!!恵夢!!
GM
恵夢はシナリオ製作者「厳密に言うと恵夢ちゃんもそれを願いたかったんだけど思い出せないから願えなかった、だよね」「だから世界を否定するしかなかったんだよ」別のことを願ってるから……
バレエ・メカニック
気付けば元通り。
バレエ・メカニック
狩人たちの見守る中に、戻っている。
GM
流星は空に。
GM
未だ絶え間なく降り注いでいる。
安武 陸
「…………」
安武 陸
これだけの願いが叶えられても。
安武 陸
ただ一つの願いだけが叶わない。
敷村 修也
「安武さん!」
安武 陸
「ん、へーきへーき」
敷村 修也
目の前で急に消え、そして現れた。
敷村 修也
姿を消したときはクロニック・ラヴの時のようなことが頭をよぎったが。
バレエ・メカニック
バレエ・メカニックは変わらずそこに佇んでいる。
バレエ・メカニック
拉げた脇腹も、裂かれた服も、やはり同じく元通りに。
迷ノ宮 光葉
「…………」
何も変わらずに佇んでいるのがいっそ不気味な気もする。
赤木 叶恵
「ほんとに?」
安武 陸
「少なくとも、願いを叶えられたりはしてないよ」
敷村 修也
正直、今の安武さんは不安だ。
安武 陸
「俺のお願い事は、ちょっと難しいみたいだ」
赤木 叶恵
「……そっか」
GM
しかし、だからこそ。
GM
あなたの心には深く刻まれたものがあった。
GM
接触は成功。
安武陸の幸福『海野標』が、『背徳:海野標』に変更されました。
GM
また、陸からバレエ・メカニックへの関係が2伸びます。
GM
内容はいかが致しますか?
安武 陸
なんだろう……
安武 陸
「-」とか書いていいですか?
GM
後で埋めるんですか?
安武 陸
いや……
GM
まあ、いいでしょう。
GM
思い当たるものがあったら埋めておいてください。
安武 陸
ありがとうございます
GM
では。

行動:バレエ・メカニック 2nd

バレエ・メカニック
「迷ノ宮光葉」
バレエ・メカニック
「あなたの願いを聞かせてくれ」
バレエ・メカニック
前触れはない。機械人形にそれは必要ない。
迷ノ宮 光葉
「えっ………?」
バレエ・メカニック
ただ願いを叶える機構としての言葉を、光葉へと投げかける。
バレエ・メカニック
「私がそれを叶えよう」
バレエ・メカニック
再びに、光が満ちた。
バレエ・メカニック
流星の只中へと攫われる。
バレエ・メカニック
しかし、今度は光葉一人ではなく。
バレエ・メカニック
安武陸も、同じくそこに伴われる。
敷村 修也
あーっ
安武 陸
あっ
敷村 修也
あーーーーっ
迷ノ宮 光葉
ええーーーー?なぜ?
敷村 修也
ふぁー?
安武 陸
俺っチュか?
迷ノ宮 光葉
バディ?なのか?
敷村 修也
えっ全部りっくんに見られ続けるの
赤木 叶恵
ひどい
バレエ・メカニック
バレエ・メカニックがあなたを見下ろしている。
安武 陸
「え」
迷ノ宮 光葉
「…………」先程と同じく夜空で見た流星は、やはりどこか恐ろしい。
安武 陸
辺りを見回す。 叶恵と修也の姿は見えない。
バレエ・メカニック
幾億もの星が瞬く中心に、機械人形があなたの瞳を見つめている。
バレエ・メカニック
「あなたには願いがある」
バレエ・メカニック
「私はそれを知っている」
バレエ・メカニック
淡々と、語りかける声。
バレエ・メカニック
機械的なそれが、しかし落ち着いた穏やかさを伴って響く。
迷ノ宮 光葉
願いを叶える機構の前に嘘はつけない。見透かされているのはわかっている。
バレエ・メカニック
波打つ心を凪にするような、静かな声。
バレエ・メカニック
「あなたには想うものがあり、あなたには恋い焦がれる先があり、あなたには願いがある」
バレエ・メカニック
「私はそれを聞き届けることができる」
バレエ・メカニック
「……叶うことも」
バレエ・メカニック
「あなたは既に、知っているはずだ」
迷ノ宮 光葉
「……ええ」
バレエ・メカニック
バレエ・メカニックの声。海野標と同じ声。
バレエ・メカニック
長い付き合いがあったわけでもないあなたでも分かる、
バレエ・メカニック
彼では有り得ない調子の声。
迷ノ宮 光葉
平坦で機械的な、抑揚のない声。
バレエ・メカニック
それなのに。
バレエ・メカニック
あなたの心に秘めた願いは、その声に呼応して頭をもたげる。
迷ノ宮 光葉
「………………正直に言えば、迷っているのです」
陸がその場にいることもわかっていて、心のうちを語る。
バレエ・メカニック
「…………」
迷ノ宮 光葉
「わたくしが兄を家族以上に愛しているのは本当です。嘘がつけません」
迷ノ宮 光葉
「でも……愛しているからこそ、彼には幸せになってほしいとも願っている。それは私が想いを遂げられなくとも、構わない心と、いっそ一つになってしまいたい心とが、あります」
迷ノ宮 光葉
「兄が狩人とは無関係の世界で、普通の人として過ごせることが幸せなら、それを願いますし……それ以外のことが幸せならそれを願います」
バレエ・メカニック
「彼の幸せを願う、か」
迷ノ宮 光葉
「でも……わからないのです……」
バレエ・メカニック
「…………」
迷ノ宮 光葉
「兄が本当に何を幸せに思っているのかを、わたくしは知らない」
迷ノ宮 光葉
「わたくし一人の勝手で、兄の運命を決めていいのか……それがわたくしはわからないのです」
バレエ・メカニック
「彼の真意を知りたいと」
バレエ・メカニック
「あなたはそう、願っているのではないか」
バレエ・メカニック
「迷ノ宮御影は狩人の世界に背を向けた」
バレエ・メカニック
「狩人を裏切り、モンスター――吸血鬼クロニック・ラヴに与する道を選んだ」
バレエ・メカニック
「その理由を、経緯を」
バレエ・メカニック
「私が語ることは簡単だ」
バレエ・メカニック
「あなたが願えば、私はそれを叶えよう」
バレエ・メカニック
「しかし――」
バレエ・メカニック
「あなたは他ならぬ彼自身の口から、真実を明かされたいと」
バレエ・メカニック
「そう思っているのではないか」
迷ノ宮 光葉
「……そうかも、しれません」
バレエ・メカニック
「であれば」
バレエ・メカニック
「それを叶えることは簡単だ」
バレエ・メカニック
「迷ノ宮光葉」
バレエ・メカニック
「あなたはただ、私に願えばいい」
バレエ・メカニック
「……それが、誰を損なう願いでもないことを」
バレエ・メカニック
「私がここに、保証しよう」
バレエ・メカニック
*迷ノ宮光葉の幸福『背徳:迷ノ宮御影』を破壊します。
バレエ・メカニック
*噂話の補助アビリティ【陸がこの場に呼ばれた理由。撒き餌】を使用。指定は安武陸。
これにより、この破壊への妨害判定を行えるのは陸のみとなります。
赤木 叶恵
ああん
安武 陸
ああ!?
敷村 修也
わ~~~???
赤木 叶恵
そういうことするゥ~
安武 陸
なんだこの個人攻撃
敷村 修也
そ、それは想定しとらんな~~~~~
安武 陸
これ……あと二人分あるの……?
安武 陸
地獄の三者面談……?
GM
補助アビなので1サイクルに1回までですね
敷村 修也
つぎの手番でも1回か
安武 陸
えっ じゃあ妨害します……?
迷ノ宮 光葉
援護は載せられるのかな…?
GM
バディがあります。
迷ノ宮 光葉
あっ……そうか…激情を使って6を1にしたりしちゃうのか…
安武 陸
今テンション19あるんだなぁ
敷村 修也
この後になんらかでサバトが光葉ちゃんに飛ぶともうほぼ割れちゃうのがデータ面としてはキツい
GM
あと妨害するならちゃんと文脈も乗せてね
GM
妨害したら妨害した文脈になるからね
GM
データより文脈のが大事だよ
GM
GMは真っ直ぐな瞳で言い放った。
敷村 修也
そのとおり文脈があるので、大きなポイントです
赤木 叶恵
正直きになるもんな
敷村 修也
うん
敷村 修也
あともう少しデータ面でいうなら、強度は3なのでというのはあります。
安武 陸
遠い特技が出て目標値が7以上だとどうしようもない気もする
敷村 修也
それもためらう要素ですね
敷村 修也
バディの効果で、場所によっては詰みが確定する
安武 陸
バディにするな
GM
バディだったじゃん。
安武 陸
お荷物をバディと呼ぶな!!
GM
お荷物だからバディしてんだろ
敷村 修也
ただ、それに関しては言い換えると激情をつかわせる可能性もあるということにはなります。
安武 陸
あーね
赤木 叶恵
片方1でファンブル
GM
いいぜ コスト5と恐慌を犠牲にして俺と激情バトルするか?
敷村 修也
片面1でファンブルもそうね!
安武 陸
文脈の話で言うと、陸は止めた方が多分いいんだろうな、と思っているけど、さっきあんな啖呵を切った光葉ちゃんがどうするのか見たい気持ちもあります。
迷ノ宮 光葉
それがりっくんの選択なら、そうしましょうか……。
迷ノ宮 光葉
啖呵きっちゃったし、とはいえなにもできないけど…
GM
狩人は一人では無力だからね
安武 陸
妨害なしってことでいいのかな
GM
とはいえ0にはならないから、ほどほどで止められるか我に返るかがいいと思います。
GM
止める感じじゃないから後者かな。
バレエ・メカニック
「迷ノ宮光葉」
バレエ・メカニック
繰り返し、機械人形があなたに問う。
バレエ・メカニック
「あなたの願いを聞かせてくれ」
GM
あなたの心の奥底を撫ぜ、
GM
その願いを波立たせるような。
安武 陸
願いを叶える機構の唇から、標の声が流れゆくのを聞いている。
バレエ・メカニック
バレエ・メカニックの声に人を落ち着かせる機能が備えられているのは。
バレエ・メカニック
対象が正しく、自分の願いに没入できるよう促すためだ。
安武 陸
本当の何かを願わずにいられたのは、仲間がいたから。
安武 陸
そう光葉は言った。
迷ノ宮 光葉
俯く。
安武 陸
機構と光葉の会話に、言葉を挟まない。
バレエ・メカニック
星を宿したまなざしはあなたへと注がれている。
安武 陸
ここにいるのが、海野標だったものでなければ。
安武 陸
なにか、言わなければと思うだろうが。
安武 陸
先程止められていなければ。
安武 陸
口を挟むくらいはしただろうが。
迷ノ宮 光葉
「…………お兄様の口から、真意を聞きたいのは多分本当です」
バレエ・メカニック
「…………」
迷ノ宮 光葉
「それがわたくしの願いと言われれば、そうなのでしょう。それはあなたが気づかせてくれたこと」機構にそう言う。
迷ノ宮 光葉
「……けれど、何もかも与えられて叶えられるまま、それを受け取るだけで、本当によいのかしら……?」
バレエ・メカニック
「…………」
バレエ・メカニック
あなたの願いを待っている。
迷ノ宮 光葉
「あなたが何もかも叶えてくれる魔女だとして、いつか、魔法が解けてしまうことは、ないのかしら……」
バレエ・メカニック
「願いは覆らない」
バレエ・メカニック
「一度叶えられた運命が」
バレエ・メカニック
背徳破壊によって齎された結果は、修復が成功しても巻き戻らない。理由もなく、それを破却されることはない
迷ノ宮 光葉
「そう、なのですね……」
迷ノ宮 光葉
「…………わたくしは、弱い人間です。一人では思い煩って、こうしてあなたにさえ願いを口にできない。それに……背徳が叶ってしまったときの恐ろしさを今も知っているのです」
迷ノ宮 光葉
「ああ、だけど……願わずにはいられない心も確かにあります……」
バレエ・メカニック
「…………」
安武 陸
自分の心を押し殺して、意識の底に沈めて封をして
安武 陸
傷付かないわけがない。
迷ノ宮 光葉
「どうか、わたくしを惑わせないでくださいまし、と言ったら……それも願いになってしまいますか……?」
バレエ・メカニック
「……では」
バレエ・メカニック
「一度はそれを、願いとして受諾しよう」
バレエ・メカニック
「しかし、あなたの中には願いがある」
バレエ・メカニック
「自分でも決して否定することもできない、強い想いがある」
バレエ・メカニック
「私は確かに、それを知っている」
迷ノ宮 光葉
「……はい」
バレエ・メカニック
言い残して、
バレエ・メカニック
ふっと消えた。
敷村 修也
おお……
安武 陸
帰ってくれる
安武 陸
ロボ!!
GM
再び、狩人らのもとへ戻される。
GM
今度は。
GM
バレエ・メカニックはそこにいない。
GM
すっかりその姿を消している。
赤木 叶恵
「……無事?」
敷村 修也
「……2人とも、大丈夫でしたか?」
迷ノ宮 光葉
彼の姿を探すけれども、もういない。ただ黙ってうつむき。
敷村 修也
そう聞くことしかできない。
安武 陸
「光葉ちゃんが帰ってって言ったら帰ったよ」
敷村 修也
「……それを願いとして聞き入れたんですか?」
安武 陸
「みたい。でも二回目はなさそう」
迷ノ宮 光葉
頷く。
赤木 叶恵
「調子狂うやつだな」
敷村 修也
「本当に何かの機械というか、装置というか……」
迷ノ宮 光葉
「……でも、このまま放っても置けません。ご心配おかけしました。が、彼をなんとかしなければ」
安武 陸
なんで俺連れて行かれたんだろ……
敷村 修也
「そうですね。……となると、力を削いで回る方が」
GM
バレエ・メカニックは跡形もなく姿を消して、
GM
けれど魔女の招いた星降る夜は、今もまだ続いている。
GM
迷ノ宮光葉の幸福『迷ノ宮御影』の強度が3から1に減少。
GM
これに応じて、光葉からバレエ・メカニックの関係が1深まります。
GM
内容はいかが致しますか?
迷ノ宮 光葉
うーん、畏怖…にしておきます
GM
了解しました。
[ バレエ・メカニック ] テンション : 19 → 22
[ バレエ・メカニック ] 激情 : 1 → 2
[ 迷ノ宮 光葉 ] 耐久力 : 8 → 6
GM
こちらは【撒き餌】のコストによるものです。
GM
では、改めて。

行動:敷村修也

敷村 修也
*狩猟を宣言 対象は地位
GM
いいでしょう。
GM
先に言うか。
GM
支配力『願い』を破壊するには、
GM
バレエ・メカニックの魔法によって叶えられた願いを損なう必要があります。
GM
魔女は背徳を叶えることにより、現実と魔法との結びつきと強くし、
GM
その存在を確かなものにしています。
GM
その力を削ぐためには、バレエ・メカニックが叶えたことによって生み出された
GM
なんらかの願いの結果を損壊してください。
敷村 修也
ほらも~~~
安武 陸
修也くん!!!!!!
敷村 修也
事後孔明です
安武 陸
修也くん!!!!!!!!
迷ノ宮 光葉
うわーーーー
安武 陸
なんかあんなことゆってるよ!!!!!!!
GM
変えてもいいですよ。
安武 陸
損壊とかゆってる!!!!!!!
敷村 修也
ちょっといま部署会議激しくて……
安武 陸
そりゃあそう
GM
おっ マンションに押し入るかい!? いいねえ!
安武 陸
やめろやめろ いややってほしいんだけど
GM
(変えられた背徳をそっと眺める)
敷村 修也
当然やれやれ!見てえぞ!って部署もあるんですけど
迷ノ宮 光葉
つらすぎる・・・・・
敷村 修也
ちょっといまそれどころじゃなくて
安武 陸
ボキボキゴキゴキ
GM
願われたものなので、例えば街とかでもいいけど、街を壊して破壊が通るのは1回までです。
GM
2回目は街で場を濁すことは許しませんよ。
迷ノ宮 光葉
はい……
安武 陸
街を!?!?!?!?!?
GM
放火とかしな
迷ノ宮 光葉
暴徒になっちゃう
安武 陸
放火!?!?!?!?!?
赤木 叶恵
あんまりだ
安武 陸
どこかの子供が願ったかもしれないこの願いを!?!?!?!?
GM
うん
GM
どこかの子供の願いを叶えてることで力を得てますからね
GM
バレエ・メカニックは
安武 陸
妊婦さんとかが願ったかもしれないこの願いを………
安武 陸
子供を中心に叶えていくな
GM
子供以外も叶えてます。
GM
子供が多いだけです。
安武 陸
子供を中心に叶えていくな!!
赤木 叶恵
いまから……他のモンスター退治に行くか!むりだよ
GM
なんで子供が多いんだろうねえ
GM
セッションの中でセッションが始まる
安武 陸
ロボはロボらしくしてくれ!!
GM
ロボらしく願いをかなえとんのじゃ
安武 陸
もっと無造作に選んでくれ!!
GM
これの支配力削り本当に大変 わかる
GM
ほんとに辛かった
敷村 修也
それは宣言前になんか直感的にピンとくる感じですか
GM
宣言前というか……
GM
どの支配力を削ろうかと思った時に、『願い』を選ぶなら
GM
そういう支配力の削り方をあなたたちは選んだ、という結果になる、という感じですね。
敷村 修也
わかりました。それをふまえて変更します。
敷村 修也
*狩猟を宣言 対象はクロニックラヴで日常
GM
いいでしょう。
GM
こっちはリードでいいな。
GM
シーン表振ってもらおっかな。
敷村 修也
ST シーン表(6) > 普通の道端。様々な人が道を行き交う。
GM
では街ですね。
GM
炎にまかれた痕跡も、消火活動やモノビーストの破壊の爪痕も、何もかもがなくなった街。
GM
流星を認めながら、狩人たちは魔法的リソースとなるものを探して歩く。
GM
ふと、
『槍を手に』松井美乃梨
その身に不似合いな長い槍を抱えた、セーラー服姿の少女の姿を目にする。
敷村 修也
だろうな
安武 陸
だろうなぁ
赤木 叶恵
松井美乃梨……いったい何者なんだ!
安武 陸
ドット的に結構好みそうな気がする
赤木 叶恵
かなり好みの予感がする
『槍を手に』松井美乃梨
茶髪ショートセーラー服少女です
『槍を手に』松井美乃梨
ボーイッシュ
安武 陸
最高
赤木 叶恵
えっかわいいな
安武 陸
それで両親は離婚しているんだなぁ
安武 陸
松井さんも大変だよ
『槍を手に』松井美乃梨
両親離婚で母方に引き取られてるけど母が死んで松井の方へ、という経緯ですね
『槍を手に』松井美乃梨
明らかに街の人々から浮いているが、あまり気にされていない。
『槍を手に』松井美乃梨
本人の方は人の目を気にしているようであったが。
『槍を手に』松井美乃梨
そして、修也は彼女が握る槍に見覚えがある。
『槍を手に』松井美乃梨
その槍は、松井正幸が狩りで使っているものだ。
敷村 修也
「………」
敷村 修也
明らかに浮いている。そもそも槍をむき身で持ち歩いているセーラー服姿の少女というだけでも目を引くのに。
敷村 修也
ましてやその槍に見覚えがあるとなると胃が重くなるのを感じる。
『槍を手に』松井美乃梨
両手で槍を抱えている。握りしめる。
『槍を手に』松井美乃梨
縋るような気配がある。
『槍を手に』松井美乃梨
全体的な顔立ちはあまり近くはないけれど。
『槍を手に』松井美乃梨
眉のきつさが、少し似ていた。
『槍を手に』松井美乃梨
「……あっ」
『槍を手に』松井美乃梨
彼女も狩人たちの集団を認めたか、その眉をきりっと吊り上げる。
『槍を手に』松井美乃梨
震える腕で槍を下ろして、あなたたちに向けた。
『槍を手に』松井美乃梨
長い槍を持て余している様子だが、重く感じている気配はない。
安武 陸
「うわ」
安武 陸
街中だぞ……
『槍を手に』松井美乃梨
「あ、……あんたたち」
『槍を手に』松井美乃梨
「あんたたち、だよね」
『槍を手に』松井美乃梨
街中。
『槍を手に』松井美乃梨
人の行き交う中の少女の暴挙に、
『槍を手に』松井美乃梨
しかし通行人は気にも留めない。
『槍を手に』松井美乃梨
日常の光景。そういうものとして認めて、歩き過ぎゆく。
敷村 修也
周囲の様子を見て、そうじゃなければよかったのにと心底思う。
『槍を手に』松井美乃梨
向けられた瞳には敵意がある。バレエ・メカニックにはない感情が。
敷村 修也
「……そんなもの人に向けたらダメだよ」
『槍を手に』松井美乃梨
「あ」
『槍を手に』松井美乃梨
「んたたち、だって」
『槍を手に』松井美乃梨
「人」
『槍を手に』松井美乃梨
「殺してる、って……」
『槍を手に』松井美乃梨
やや引け腰。闘志はあるようだが。
敷村 修也
「そんなひどいこと、誰から聞いたの?」
『槍を手に』松井美乃梨
「なんか、あの」
『槍を手に』松井美乃梨
「チャラいお兄さん……」
安武 陸
チャラいお兄さんだなぁ
『毒蜘蛛』楠瀬新
ぴーす。
赤木 叶恵
がんばってんじゃん……
赤木 叶恵
かわいいな 殺していいか?
『槍を手に』松井美乃梨
バレエ・メカニックには説明する機能があるが、
『槍を手に』松井美乃梨
何も知らん相手にざっくばらんに説明する能力がない。
敷村 修也
ルール説明しかできない
『毒蜘蛛』楠瀬新
わたしがせつめいしました。
『毒蜘蛛』楠瀬新
働き者やろ~
安武 陸
情報はやっぱり楠瀬さんだな~
敷村 修也
カァス!
『槍を手に』松井美乃梨
「なんか、化け物、殺してるけど」
『槍を手に』松井美乃梨
「人だって、殺してるって」
『槍を手に』松井美乃梨
「それで」
『槍を手に』松井美乃梨
「あの……あの、ひと? 白い……」
『槍を手に』松井美乃梨
「願いを叶えてくれるのに、あんたたちは、殺そうとしてるんだって」
『槍を手に』松井美乃梨
「そう……」
敷村 修也
「なんか浮いてる人みたいなやつのこと?」
安武 陸
嘘は言っていない。
『槍を手に』松井美乃梨
頷いている。
『槍を手に』松井美乃梨
「そんなの」
『槍を手に』松井美乃梨
「困る……」
敷村 修也
「……君は、何をお願いしたいの?」
『槍を手に』松井美乃梨
狩人たちを睨んでいる。修也を。
『槍を手に』松井美乃梨
顔が赤い。緊張状態にある。
『槍を手に』松井美乃梨
「……ぜんぶ」
『槍を手に』松井美乃梨
「ぜんぶ、もとに戻してって!」
敷村 修也
あまりその視線を受け止めたくはない。
誤解が解けたり争わないで済むならそれがいい。
『槍を手に』松井美乃梨
緊張でハイになった頭のままに、叫ぶ。
『槍を手に』松井美乃梨
「知らないよ」
敷村 修也
目の前に立っている時点で、それが難しいことは薄々気付いている。
『槍を手に』松井美乃梨
「なんなの、吸血鬼とか、ビースト? とか」
『槍を手に』松井美乃梨
「魔女とか」
『槍を手に』松井美乃梨
「知らない」
『槍を手に』松井美乃梨
「父さんからも聞いてない」
『槍を手に』松井美乃梨
「それが、なんで」
『槍を手に』松井美乃梨
「いきなりでしゃばってきて……」
『槍を手に』松井美乃梨
槍を握り締める。
『槍を手に』松井美乃梨
「……父さん」
『槍を手に』松井美乃梨
「もう目覚めるかも、わかんないって……」
敷村 修也
「………」
敷村 修也
おいおいおいまじか
安武 陸
えっ
敷村 修也
そっちか~~~~~
赤木 叶恵
ンンン~~~
安武 陸
そっちかぁ~~~~~~
迷ノ宮 光葉
えあぁ…
『槍を手に』松井美乃梨
まだ死んでないですよ。セーフ!
『槍を手に』松井美乃梨
「だから」
『槍を手に』松井美乃梨
「だから、願いを叶えさせて」
『槍を手に』松井美乃梨
「……私の邪魔、しないで!」
『槍を手に』松井美乃梨
槍を振りかぶる。激情のままに。
『槍を手に』松井美乃梨
突き出すイメージが沸かなかったのか、或いは人間の身体を貫くことを恐れたのか。
『槍を手に』松井美乃梨
ただ単純に長い棒を用いた、殴りつけるような動きで修也に挑みかかる。
敷村 修也
*《隠れる》で狩猟判定します
敷村 修也
*アビリティ:ついに来た。人間の補助アビリティ。
狩猟判定に組み合わせて使用し、削れる支配力強度が+1される。
常識
 を宣言します。支配力にさらに-1
安武 陸
* 援護
GM
*いいでしょう。対象はクロニック・ラヴ《日常》
GM
*行為判定に攻撃力で+2、援護で+1の補正です。
敷村 修也
2D6+3>=6 (判定:隠れる) (2D6+3>=6) > 7[3,4]+3 > 10 > 成功
GM
うーん安定。
[ 敷村 修也 ] テンション : 12 → 15
[ 安武 陸 ] テンション : 6 → 9
[ バレエ・メカニック ] 支配力『クロニック・ラヴ』 : 4 → 2
[ バレエ・メカニック ] 耐久力 : 16 → 14
『槍を手に』松井美乃梨
美乃梨が槍を振りかぶる。
敷村 修也
よく知った動き。
槍はなにも突くだけの武器ではない。松井さんにもよく言われている。
『槍を手に』松井美乃梨
素人くさい動きだ。自分も最初はやりがちだった。
敷村 修也
武器の形だけで攻撃方法を決めつけるなと。
『槍を手に』松井美乃梨
狩人の戦い方など何一つ教わっていない、
『槍を手に』松井美乃梨
狩人の世界に縁のなかったものの振るう単純な暴力。
敷村 修也
だからこそ、そんな少女が槍を握ってまで、4人を相手に挑みかかってくることが苦しい。
敷村 修也
半身で身を躱すと街路に叩きつけられた穂先を踏みつける。
『槍を手に』松井美乃梨
「……っ」
『槍を手に』松井美乃梨
踏みつけられた槍を振り上げようとして、叶わない。
『槍を手に』松井美乃梨
槍から手を離して拳を握った。
『槍を手に』松井美乃梨
右の拳で修也へと殴りかかる。
安武 陸
殴りかかる拳に手を添わせて、背の方に撚る。
『槍を手に』松井美乃梨
「あ」
『槍を手に』松井美乃梨
「いっ、た――」
安武 陸
「ほらほら、無茶しないの」
『槍を手に』松井美乃梨
暴れる。足をばたつかせる。
『槍を手に』松井美乃梨
その懐から、
『槍を手に』松井美乃梨
ころりと青い星型の結晶が溢れて、
『槍を手に』松井美乃梨
地面を転がった。
『槍を手に』松井美乃梨
修也の足元で止まる。
敷村 修也
「あんまり暴れると肩が外れるから……」

そう言ったところで星型の結晶が転げ出た。
敷村 修也
拾い上げる。
『槍を手に』松井美乃梨
陸をげしげしと蹴りつけています。
GM
見覚えのある星型の結晶。
安武 陸
「あーいたいいたい いたいいたーい」
GM
これを知っている。
『槍を手に』松井美乃梨
「ばっ、かにしないでよ!」
赤木 叶恵
「……もう外しちゃえば? 肩」
『槍を手に』松井美乃梨
「離して! 離しなさい!」
安武 陸
「えー、かわいそうじゃない?」
敷村 修也
「……師匠の娘さんに、あんまり手荒なことは」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「ほんまほんま」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「女の子一人よってたかっていじめるとか、ちょっとヒくわー」
赤木 叶恵
「わ」
安武 陸
「うわっ!」
『毒蜘蛛』楠瀬新
にっこりと顔を出す。
敷村 修也
「うわっ」
迷ノ宮 光葉
「……楠瀬様……!」
『毒蜘蛛』楠瀬新
直後、修也へと足払いをかける。
『毒蜘蛛』楠瀬新
手をのばす。狙うは修也の握った星型の結晶。
GM
魔力のリソースの籠もったこの結晶の重要性を、楠瀬新は知っている。
敷村 修也
その登場にぎょっとした体で反応するのは難しい。
出来ることは両手を使って致命的な隙を晒さないようにする程度。
安武 陸
美乃梨の体をぐんと引き、楠瀬にぶつける。
敷村 修也
思わず手放した結晶が宙へ浮く。
『毒蜘蛛』楠瀬新
「っと!」
『毒蜘蛛』楠瀬新
ぶつけられた少女の身体を抱き留めて、一歩引く。
『毒蜘蛛』楠瀬新
「手荒いなぁ~、ひどいで安武」
敷村 修也
その間に体勢を立て直すと、結晶だけは取られないように掴みなおす。
敷村 修也
そのまま力を込める。
GM
修也の掌の中で、
GM
その結晶はあまりにもあっさりと砕け散った。
敷村 修也
一瞬身構える。
GM
光が散る。
GM
弾けて、狩人たちの視界を覆う。
GM
マンションの一室。見覚えのある間取り。
GM
少年の部屋。
GM
その窓の外に、
空韻風香
幼い少女が薄く微笑んでいる。
灰葉標
「……風香!?」
灰葉標
「は、なん」
灰葉標
「お前、ここ三階だぞ! 一体――」
灰葉標
窓に手をかけた、ところで言い澱む。
灰葉標
「――なん、で」
灰葉標
光が目を刺す。
灰葉標
夜空を彩る星々の煌きを集めて、
空韻風香
彼女の纏う光が強くなっていく。
空韻風香
「……標くん、ごめんね」
空韻風香
「ひなちゃんが死んだのは私のせいなの」
空韻風香
「……私が、ひなちゃんを殺したんだ」
灰葉標
「――は」
空韻風香
「でも、大丈夫だよ」
空韻風香
「全部返すから」
空韻風香
「私が全部、なかったことにしちゃう」
空韻風香
「それで、標くんにひなちゃんを返すの」
灰葉標
「……何、言ってんだよ」
灰葉標
「おい」
灰葉標
「風香!」
空韻風香
「……ねえ、だから、標くん」
空韻風香
涙が落ちた。
空韻風香
蒼い星の光を映し、雫が弾ける。
灰葉標
「……っ」
灰葉標
「聞け!」
空韻風香
「……無理なのは」
空韻風香
「無理なのは、わかってるの」
空韻風香
「でも、聞いて」
空韻風香
「約束して」
灰葉標
「何を!」
空韻風香
「……私のこと」
空韻風香
「忘れないで」
空韻風香
「標くんは、標くんのままでいて」
空韻風香
「わたし」
空韻風香
「わたし、ね」
空韻風香
「わたし、標くんのことが――」
灰葉標
「――当たり前だろ!」
灰葉標
その手を掴む。
灰葉標
少女に集まっていた光が、腕を伝って身体に灯った。
灰葉標
マンションの三階、窓の外。
灰葉標
遥か下方に道路を見下ろす。
空韻風香
「……え?」
灰葉標
腕の中に、風香の熱がある。
灰葉標
「お前を忘れない」
灰葉標
「俺が俺のままでいる」
灰葉標
「んな当たり前のこと頼むのにな」
灰葉標
「お前、いちいち泣いてんじゃねえよ!」
空韻風香
「まっ」
空韻風香
「まっ、て」
空韻風香
「標くん」
空韻風香
「やだ」
空韻風香
「はなして」
灰葉標
あえかな抵抗を抑え込む。
灰葉標
胸に矮躯を抱き込んで、
灰葉標
星の光はいつしか瞼を灼くほどの眩さを伴っていた。
灰葉標
「――離さねえよ」
空韻風香
「だめ」
空韻風香
「――だめ!」
空韻風香
「こんな、こんなの」
空韻風香
「標くんまで――」
灰葉標
「ひなたのことなら、俺の問題でもある」
灰葉標
「お前一人に背負わせたりしねえよ」
灰葉標
「……だから、安心しろ」
GM
光が。
GM
弾けた。
GM
弾けた光が目を灼いて、
GM
次の瞬間には狩人たちは、流星雨の空の下に立っている。
『毒蜘蛛』楠瀬新
「なんや」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「ようけ知らんガキの乳繰り合い見せられたなぁ」
安武 陸
「…………」
『毒蜘蛛』楠瀬新
どう思う? と、腕に抱えた美乃梨に問いかけるが、呆然とした彼女からの返答はない。
安武 陸
あんたの知らないガキじゃない、と言ってやる気にはなれない。
赤木 叶恵
「……」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「たく、大事なもの持たされとったんやき迂闊なことされたら困るで、みのりちゃん」
『槍を手に』松井美乃梨
「あ」
『槍を手に』松井美乃梨
「え、と」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「ほな失礼~」
『毒蜘蛛』楠瀬新
へらへらと手を振ると、美乃梨を抱えあげて去っていきます。
安武 陸
「なんか、逆だったな」
安武 陸
「空韻風香は、師匠を守ろうとしていた」
敷村 修也
「………」
迷ノ宮 光葉
「にわかには信じがたい……光景でしたね」
敷村 修也
「……あれは……」
敷村 修也
「……いや、なんでもありません」
敷村 修也
確信が持てない。余計なことは言わない方がいいだろう。
赤木 叶恵
「『私のせいで、あなたの五年は……』だっけ?」
赤木 叶恵
「空韻風香は、灰葉標を巻き込んだと思ったわけか」
赤木 叶恵
「ここ、なのかな。灰葉標が消えたのは」
敷村 修也
「多分、そうですね。灰葉標が消えて……」
敷村 修也
「……俺の記憶からもなくなったんだと思います」
赤木 叶恵
「時期も……ちょうど五年前。ハロウィンの後で、年末ぐらいまでの間かな」
赤木 叶恵
「空韻風香が失踪した時期と重なってるとしたら、12月。空韻風香の両親も死んだ日だ」
赤木 叶恵
「でも、そうだとするとちょっとおかしいな……」
敷村 修也
「記録に残ってること、ですか?」
赤木 叶恵
「いや……」
赤木 叶恵
「ハロウィンの魔女が言ってたよね。灰葉陽を殺したのは自分だって」
赤木 叶恵
「なんで、空韻風香はあんなこと言ったんだろって」
安武 陸
「そういえば言ってたな」
敷村 修也
「……直接危害を加えたんじゃなくて、自分が原因でそうなった、とかでしょうか」
赤木 叶恵
「クイーン、あの時『あの娘』を誘った的な事も言ってたなあ……」
安武 陸
「『あの娘』から逃げ切った、みたいなことも言ってた」
赤木 叶恵
「わからないけど」
安武 陸
少し首を捻って
赤木 叶恵
「殺したっていうのは……守れなかった、みたいな意味だったのかもね」
敷村 修也
「……もしくは、逃がすために殺されたひなちゃんを生き返らせるために吸血鬼になることを……」
安武 陸
「俺に対して『あの娘』と同じで友達になれないか、みたいなことも言ってたな……」
迷ノ宮 光葉
「なんだか……まだわからないことが多いですね。けれど少しずつ確信には近づいている気がします」
敷村 修也
「………」
敷村 修也
首をひねる。
赤木 叶恵
修也を見る。
赤木 叶恵
「さっきのさ」
赤木 叶恵
「敷村さんが言った『記録に残ってるのが変』っていうのは」
赤木 叶恵
「灰葉標は世界から忘れられたのに、どうして空韻風香の手がかりは見つかったんだろうって事?」
敷村 修也
「そう、そうです。ロケットに入ってた写真にも……」
安武 陸
「あれは、『クロニック・ラヴ』を発動したのが師匠だからかと思ったけど」
赤木 叶恵
「そう、そこだよ。あたしも、灰葉標が消えたのって、四年前の『クロニック・ラヴ』のせいなのかって思ってた」
敷村 修也
「……だって、あの写真はひなちゃんが死ぬ前のものですよ」
敷村 修也
「灰葉標が写っていて、5年前のハロウィンで俺の記憶から消えたように灰葉標が消えたならあの写真からも消えてるんじゃないですか?」
安武 陸
「……それもそうか」
赤木 叶恵
「しかも、灰葉標っぽくなかったんだっけ?」
敷村 修也
「そう、です」
安武 陸
「そこ、変だとは思ってたんだよな。 俺から見たら全然師匠に見えたし」
赤木 叶恵
「んんーーーー」
赤木 叶恵
「わかんない!」
安武 陸
「俺もわかんない」
迷ノ宮 光葉
「わたくしも……混乱してきてしまいました」
安武 陸
「次バレエ・メカニックに会ったら聞いてみるか」
安武 陸
ロボなので、答えてくれないかもという心配しなくていいのはいい
安武 陸
聞く余裕があるかはわからないが。
安武 陸
「……そういや、さっき修也くん何か言いかけてなかったっけ」
敷村 修也
「……クロニック・ラヴに魅せられた都合のいい夢だと思ってたんですけど」
敷村 修也
「5年前のハロウィン、ひなちゃんと最後に話したあとのことを見たんです」
敷村 修也
「駅前で友達と待ち合わせして、でもその途中で何かを見つけて路地に入って……」
敷村 修也
「見つけたのは空韻風香で、ひなちゃんは彼女を1人で行かせないと止めていました。そこで……」
敷村 修也
「………」
赤木 叶恵
「…………あー……」
赤木 叶恵
「そっか。空韻風香はその日、友達と喧嘩別れしたんだっけ……」
安武 陸
「それだと、ハンターでもない灰葉陽がクイーン・オー・ランタンに邪魔って言われたのも納得できるな」
迷ノ宮 光葉
「なるほどです……」
敷村 修也
「……言いかけてたことはこれで全部です」
安武 陸
「クイーンは空韻風香を誘ったけど、灰葉陽の邪魔が入ったから殺して、それで空韻風香が……なんであんな風になったんだろう。 魔女に何か願ったのかな」
安武 陸
「『クロニック・ラヴ』についても、あんなものが使えるほどの力をクイーンが与えられるのかっていうと……、ちょっと微妙な気がするし……」
安武 陸
「……ま、バレエ・メカニックに聞けばいいか」
安武 陸
雑な結論に至った。
赤木 叶恵
「さっきの場面では、もう『クロニック・ラヴ』の使い方を知ってそうな感じだったもんね」
赤木 叶恵
「……はあ、空韻風香」
赤木 叶恵
「私はあいつ嫌いだけど……なんていうか……」
赤木 叶恵
「気の毒な奴だなあ」
安武 陸
「……そうだな」
安武 陸
クロニック・ラヴの、怒りに満ちた顔を思い出す。
安武 陸
そりゃあ、怒りもするだろう。
敷村 修也
「………あっ」
迷ノ宮 光葉
「どうされました?」
敷村 修也
「気が動転して、共有したと思ってたことがあるんですけど……」
敷村 修也
そう言って先週に灰葉陽と空韻風香に出会ったこと、話した内容を報告する。
安武 陸
「え!?」
安武 陸
「その二人も生き返ってんだ?」
赤木 叶恵
「うそっ!?」
迷ノ宮 光葉
「それは……誰かの願いの叶った結果、ということなのでしょうか……?」
敷村 修也
「俺じゃないですよ」
安武 陸
そりゃあ……という顔。
安武 陸
そんなの願っておいて俺にあんなこと言ってたら相当だし……。
安武 陸
「え、空韻風香って……空韻風香だよね? 吸血鬼じゃなくて……」
敷村 修也
「ええ。5年経ってるので中学生でしたけど」
安武 陸
「中学生か……」
安武 陸
どのような形でも
安武 陸
生きていてよかったな、と思う。
安武 陸
「やっぱり、灰葉陽は弟のこと憶えてなかった?」
敷村 修也
「それどころか『下の』きょうだいはいないって言ってました」
安武 陸
「そっかぁ」
安武 陸
恵夢が標のことを憶えていたから、あるいは、と思ったのだが。
安武 陸
もし、本当に灰葉陽ずっと生きていたのなら、憶えていたのかもしれない。
安武 陸
「……あ、そういえば俺もバレエ・メカニックに聞いた話言ってないな」
安武 陸
「海野標が運命変転魔法『クロニック・ラヴ』を発動した結果、この運命に生まれ落ちた」
安武 陸
「あいつは、自分のことをそう言っていた」
安武 陸
「運命に生まれ落ちたって言い方もなんか……ちょっと引っかかるけど」
安武 陸
「えー……、運命変転魔法『クロニック・ラヴ』を発動するのは、海野標か空韻風香のどちらかしかあり得なくて……」
安武 陸
「まぁ、師匠は自分がやるって決めて」
安武 陸
「それで、俺達を生かすことを願って、運命を受け入れたとか。 魔力不足で時間がかかったとか」
赤木 叶恵
「ん、ん、ん? じゃあ、その灰葉陽と空韻風香が居るのは、海野さんの『クロニック・ラヴ』の効果のうちって事か?」
安武 陸
「多分そう……だな。 名前言ってたし」
赤木 叶恵
「で、今はその魔法の残りカスが、見境なく願いを叶えて回ってる……と」
敷村 修也
「なるほど……」
安武 陸
「どっちにしても、まだ情報が足りないな」
安武 陸
「行こう。 結晶を壊すなり、バレエ・メカニックに聞くなりすれば、何かまた分かるだろ」
迷ノ宮 光葉
「ええ、行動すればそのぶんだけ道は拓けるはずですから」

行動:迷ノ宮光葉

迷ノ宮 光葉
*狩猟をします、対象は・無敵《自信》強度3
GM
いいでしょう。シーン表もらおっかな。
迷ノ宮 光葉
ST シーン表(7) > 明るく浮かぶ月の下。暴力の気配が満ちていく。
GM
いいですね。
GM
それでは駅前の広場。月の下。
バレエ・メカニック
あなたたちは、輝くその姿を見る。
敷村 修也
そういうもんなんだけどエンカ率高いな
安武 陸
陸は結構うれしい 師匠だったやつだし わかんないこと聞けるし
GM
殺しに来ないもんね
安武 陸
殺しにもこない
安武 陸
今までは師匠になんか聞きたくてもしょんぼりするしかできなかった
GM
師匠には訊けないけどね
安武 陸
答えだけはもらえるからね
安武 陸
大分マシですよ
安武 陸
ジェネリック品でも薬がないよりはいい
GM
ジェネリック品にバブり倒してたな……
安武 陸
ジェネリック品はそんな悪くないが……
安武 陸
こちとらずっと薬切れとんのやぞ
GM
そこにオーバードーズの女の子が
安武 陸
薬の配分おかしい
GM
師匠を薬扱いしないで そもそも
安武 陸
持病の薬
赤木 叶恵
一緒にキメよう
安武 陸
キメるか
敷村 修也
5年ほど供給がなかった人です
赤木 叶恵
かわいそ
安武 陸
5年ほど供給がなくて急な供給についクソガキムーブしちゃった人……
GM
人間を供給扱いするな
バレエ・メカニック
月の光に負けず煌めく流星の下、月よりも輝かしくそこに在る。
迷ノ宮 光葉
仲間たちとともに無言で広場に入り、その神々しい姿を見つめる。
バレエ・メカニック
「迷ノ宮光葉」
バレエ・メカニック
自分へと闘志を漲らせる姿に、その名を呼ぶ。
バレエ・メカニック
システムメッセージ。あなたの願いを聞かせてくれ
安武 陸
ロボだなぁ。
迷ノ宮 光葉
「……いいえ、まだ聞かせる段階ではありません」
福とともに緊張に満ちて。
バレエ・メカニック
繰り返される問い。自らを求めるものを受け入れる機能。
バレエ・メカニック
自らの権能を十全に発揮しながらも、拒まれる。
バレエ・メカニック
それを嘆きもしない。
迷ノ宮 光葉
今までの敵とは違う、こちらに殺意もなく、ただ決められた行動を延々と繰り返すだけの機械の神に、少しやりにくさを感じてしまう。
迷ノ宮 光葉
しかし──ここでうろたえてはならないのだ。
バレエ・メカニック
「では、迷ノ宮光葉」
バレエ・メカニック
「あなたは何を求めてここに来た」
迷ノ宮 光葉
「……あなたが本当にただ完全無欠の機構で、わたくしたちでも手が出せないのかどうかを、確かめに来ました」
バレエ・メカニック
「試すということか」
バレエ・メカニック
「私を」
バレエ・メカニック
「構わない」
バレエ・メカニック
「あなたがたの気の済むままに」
バレエ・メカニック
「好きなだけ、試みればよい」

言うやいなや、福がわん、と吠えてバレエ・メカニックに駆け出した。狩猟犬の鍛えられた動き。
バレエ・メカニック
バレエ・メカニックはその牙から逃れはしない。ただそこに在る。
バレエ・メカニック
しかし、
『毒蜘蛛』楠瀬新
闇の中から現れた男が、代わりに福を迎え撃つ。
『毒蜘蛛』楠瀬新
ブーツの爪先が、その横腹へと振り抜かれた。

飛び退く福、急に出てきた男に対して油断なく姿勢を低くし、唸る。
『毒蜘蛛』楠瀬新
「いやあ」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「ゆうて壊されたら困りますわあ」
『毒蜘蛛』楠瀬新
レザージャケットを着込んだ男がバレエ・メカニックの前に立つ。
迷ノ宮 光葉
「楠瀬様……」相手を睨む。
『毒蜘蛛』楠瀬新
「光葉さん、ほんまにもうええんやねえ」笑い返す。
『毒蜘蛛』楠瀬新
「御影さんがあんななったの、光葉さんのためなんになあ」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「まっ、別に知ったこっちゃないか!」
迷ノ宮 光葉
「どういうことですか?」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「どういうこともクソもないやろ」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「他にどんな理由があると思うてんの」
『毒蜘蛛』楠瀬新
冷たく切り捨てて、光葉を見返す。
安武 陸
そりゃあそう
安武 陸
そりゃあ……そう
敷村 修也
でもこいつろくでもない切り取り誇張表現するからな……
迷ノ宮 光葉
楠瀬さん…もしかして…御影お兄様にほのじか…???
迷ノ宮 光葉
「……では、あなたはバレエ・メカニックに何を願うのです……?」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「ん? なんや」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「代わりに願ってもらいたいん?」
『毒蜘蛛』楠瀬新
にやにやと腕を組んで、軽く身を折る。
『毒蜘蛛』楠瀬新
「自分は願っていませんが、他の人が願ったので仕方ありませえんって」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「そういうオチがええって?」
迷ノ宮 光葉
「……その言葉が本当なら、あなたの願いもわたくしの願いに近しいものと、思ってよろしいのでしょうか?」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「や、ちゃうけど」
『毒蜘蛛』楠瀬新
あっさり首を振る。
『毒蜘蛛』楠瀬新
「残念やったなー!」
迷ノ宮 光葉
ワロタ
安武 陸
こいつ!!!!!
安武 陸
ビンタしたい
赤木 叶恵
げんきだな
安武 陸
ビンタしたいというのは結構パクチの上位の褒め言葉です
迷ノ宮 光葉
やりづらさを感じて眉根を寄せてしまう…。
『毒蜘蛛』楠瀬新
「だから」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「あんたがお利口さんに我慢しとる限りは、御影さんは目覚めへんで」
『毒蜘蛛』楠瀬新
腰に手を当てて言い放つ。斜めに光葉を見下ろして。
『毒蜘蛛』楠瀬新
「ま、それ以前の問題くさいけどなぁ、今は」
迷ノ宮 光葉
「……邪魔を、しないでいただけますか?」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「こっちの台詞ゆうとるやんけ」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「ええやろー? 別にさぁ。どっかの誰かと違うて虐殺キメとるワケでなし」
『毒蜘蛛』楠瀬新
かんかんとバレエ・メカニックの胴体を叩く。
『毒蜘蛛』楠瀬新
「これやったら、俺はまあ使うてええわ」
敷村 修也
光葉ちゃんのこのリアクション、最高にうれしい
安武 陸
チャラ男慣れしてない
安武 陸
逆に御影さんはチャラ男慣れしてたんだなと思うと味わい深くなる
『毒蜘蛛』楠瀬新
隣にこいつがいた
『毒蜘蛛』楠瀬新
まあ叶恵ちゃんが師事してた頃はいなかったけど
敷村 修也
だってこういうロールして光葉ちゃんにこういうリアクションされたいところありません?
安武 陸
わかる
『毒蜘蛛』楠瀬新
嬉しいよ 私は
『毒蜘蛛』楠瀬新
楽しい
安武 陸
「楠瀬さん、あんまり光葉ちゃんいじめないでやってくださいよ」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「え~?」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「そんなつもりあらへんのやけどなぁ」
安武 陸
「知ってるでしょ? お嬢様なんですよ。楠瀬さんみたいなイケイケのお兄さんにからかわれたら、困っちゃいますって」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「ほんなら慣れてもらわんと困るで」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「ハンターやっとんのやろ?」
安武 陸
「たしかに」
迷ノ宮 光葉
かばわれてなんかいたたまれなくなる…。
『毒蜘蛛』楠瀬新
「せやろ~」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「まあ、そゆことで」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「ここはお引取り願いたいんやけども」
安武 陸
「よし、じゃあ光葉ちゃん。 ああいう人に慣れていこう」
安武 陸
「とりあえず殴ればOK」
迷ノ宮 光葉
「……は、はい!」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「コラコラ~?」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「安武~?」
安武 陸
「なんすか~?」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「お嬢様やで」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「悪いこと教えんといてや~」
安武 陸
「でもハンターだし」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「俺が御影さんに怒られてまうかも」
安武 陸
「俺は結構それ見たいっすね~」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「他人事だと思うてえ」
赤木 叶恵
「顎、顎を狙おう、光葉さん」
敷村 修也
「……まぁ、しゃべるとろくなことがないタイプの人っていますからね」
GM
和気あいあいと判定しましょうか。
迷ノ宮 光葉
はい。
GM
自信だっけね。攻撃力で判定にボーナス+1。
赤木 叶恵
*援護
GM
はーい。援護でさらに+1。
迷ノ宮 光葉
では黙るで判定しますね。
GM
どうぞ。
GM
黙るで判定、状況に合いすぎパート2
GM
黙って殴れってコト
安武 陸
わはは
赤木 叶恵
やはり黙って殴るのが一番いい
GM
ソリューション!
迷ノ宮 光葉
2D6+1+1>=6 (判定:黙る) (2D6+1+1>=6) > 6[1,5]+1+1 > 8 > 成功
GM
うーん文句なく。
GM
黙って殴ってください。

痺れを切らしたように福が楠瀬に飛びかかる。
『毒蜘蛛』楠瀬新
それを躱し、一歩引く。

目標が回避したのに合わせ、反転。まとわり付くように追い込もうと吠え立てる。
『毒蜘蛛』楠瀬新
追い込ませる。生け垣を乗り越えて。
『毒蜘蛛』楠瀬新
追うて福の踏み込んだ場所に、鈍く光るトラバサミが牙を閉じる。
赤木 叶恵
「注目」
赤木 叶恵
注射針を持ち、ゆっくりと迫る。
赤木 叶恵
「避けてね。手加減とかできる武器じゃないから」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「うお!?」
赤木 叶恵
「当たったら、死ぬよ!」
安武 陸
「楠瀬さ~ん! それマジでヤバいからがんばって~」
赤木 叶恵
振り上げて飛び出す。
『毒蜘蛛』楠瀬新
ギリギリで反応して、叶恵の腕を抑える。
赤木 叶恵
「…………それでいい」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「なんや」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「ミョ~に明るい顔するようなったなあ」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「いっつもぶすくれてたちんちくりんのクソガキが」
『毒蜘蛛』楠瀬新
叶恵を投げ飛ばす。
赤木 叶恵
「ははっ、いった!」

投げ飛ばしたすきを、トラバサミにたたらを踏んでいた福が反転、背中に飛びかかる。
『毒蜘蛛』楠瀬新
振り返る。しかしもう遅く。
GM
光が散った。
バレエ・メカニック
バレエ・メカニックが。
バレエ・メカニック
楠瀬を庇うように割り込んで、福の牙を受けている。
『毒蜘蛛』楠瀬新
「おわっ……」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「とっと」

がちん!と硬い音が牙と爪を阻んだ。
安武 陸
「…………」
『毒蜘蛛』楠瀬新
たたらを踏みつつ、狩人たちから距離を取る。
バレエ・メカニック
三度、服を裂かれ。
バレエ・メカニック
強烈に噛みつかれた牙の跡が、その機甲の身体に残る。
『毒蜘蛛』楠瀬新
「あーっちゃあ」髪を掻く。
『毒蜘蛛』楠瀬新
「守りに入ろうとして、逆に守られとんやん」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「ダッサいわぁ」
バレエ・メカニック
バレエ・メカニックは、福の牙を受け入れている。
バレエ・メカニック
反撃の気配はない。その存在に敵意はない。

牙を離し、飛び退いて、ワン!と強く吠える。
バレエ・メカニック
牙の跡が、複数。
バレエ・メカニック
鈍く光る身体に残されている。
バレエ・メカニック
完全性の損なわれた証がそこにある。
[ バレエ・メカニック ] 支配力『無敵』 : 3 → 2
[ バレエ・メカニック ] 耐久力 : 14 → 13
[ 赤木 叶恵 ] テンション : 6 → 9
バレエ・メカニック
その傷もやがて、
バレエ・メカニック
光の中に覆い隠され、服飾が整えられていくが。
バレエ・メカニック
しかし確かに、手応えがあった。
安武 陸
「俺が投げたナイフは、はじいたのにな」
安武 陸
「脆くなってきているのか、脆い箇所があるのか」
安武 陸
「どちらにしても、傷が消えるだけで、傷付きはする」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「……あー」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「これ以上遊ばれると困りますわあ」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「バレメカさんや、ほら」
『毒蜘蛛』楠瀬新
「そろそろ行きましょ」
バレエ・メカニック
楠瀬に促され。
バレエ・メカニック
その願いを叶える。
バレエ・メカニック
二人揃って、その場から掻き消えた。
敷村 修也
じーさんばーさんかよ
安武 陸
薄い本の導入なんよ
安武 陸
楠瀬がお願いし慣れてるの……
赤木 叶恵
従順メカ
迷ノ宮 光葉
かき消えたのを見送り、ほっと息を吐いた。妙に疲れてしまった……。
迷ノ宮 光葉
「叶恵様、ありがとうございます……福、お礼をいいましょう?」
赤木 叶恵
「いつも福さんと光葉さんには助けられてるからね」

ワフ、と叶恵に軽く吠えた。
赤木 叶恵
「ん!」
赤木 叶恵
おっ、光葉さんが疲れてるぞ!
安武 陸
あっ!!チャラ男の相手して疲れてる!!
GM
うれしい!
安武 陸
女の子と犬が仲良くしていてうれしい
敷村 修也
かわいい
GM
では1サイクル目がこれにて終了。
GM
なんですが、ここで軽くシーン挟んじゃうか。

マスターシーン

GM
叶恵と福が笑い合うのを見ていると。
GM
不意に、陸のスマホに着信がある。
安武 陸
「ん」
安武 陸
発信者を見る。
GM
『安武大翼』
GM
発信名にはそう表示されている。
赤木 叶恵
うわっ
安武 陸
は・
安武 陸
は?
敷村 修也
うわっ
迷ノ宮 光葉
ええええ~~~
敷村 修也
きっつ
安武 陸
「────え」
安武 陸
そんな名前は
安武 陸
このスマホに、登録されていたか?
GM
スマートフォンが鳴り続ける。あなたを急き立てるように。
安武 陸
どうしようか迷って。
安武 陸
指が、ゆっくりと動く。
GM
『あ』
GM
『りくにい』
GM
『やっと出た!』
安武 陸
声が。
GM
『帰ってこないんだから電話くらい出ろよー』
GM
知らない声。声変わりの済んだ。
安武 陸
知っているものではなく。
GM
けれど、あなたの知る調子で、
安武 陸
それでも、面影のある声で。
GM
あなたの知る呼び方で。
GM
『おい』
安武 陸
父や、自分や、従兄弟なんかに似た声で。
GM
『なに黙ってるんだよ』
GM
『聞いてんのかー? 兄貴~?』
安武 陸
生意気な言い方は、記憶の中のままで。
安武 陸
歳を重ねれば、こんな風になるだろうなと思わせる。
安武 陸
「き」
安武 陸
舌が震える。唾を飲み込む。
安武 陸
「聞いてる……」
GM
『んだよ』
GM
『だったら早く返事しろって』
GM
『母さんにもそんななワケ? そりゃうるさくなるだろ』
安武 陸
手が震える。 力が入らない。 スマホを落としてしまいそうだ。
GM
『しわ寄せ食うの、俺なんだからさあ』
GM
『しっかりしてくれって』
安武 陸
そりゃあ。
安武 陸
大翼が生きていれば、まだ実家にいるだろう。
GM
『りくにいがそんなだからさあ……』
安武 陸
「……いや」
GM
『……いやまあこれダサいな』
安武 陸
「なんだよ」
GM
『え』
安武 陸
「電話してきた用事、何」
GM
『あー』
GM
『今度俺、東京行くから』
GM
『泊めて。部屋』
安武 陸
思わず、スマホを投げ捨てたい衝動に駆られる。
安武 陸
が、だが。
安武 陸
この、大翼には、何の罪もない。
GM
『ちょっとくらい部屋汚くても気にしないからさぁ』
GM
『いや、部屋は掃除しろよって思うけど』
安武 陸
「……予備の布団とかないよ」
GM
『マジ?』
GM
『マットレスとかねえの』
安武 陸
「一人暮らしの安アパートの男の部屋に、自分のもの以外あるわけないだろ」
GM
『一人暮らしなんてしたことねえもん』
GM
『どーしよ。寝袋とか持ってくかな……』
安武 陸
大翼が、大人が言うような事を言っている。
安武 陸
まだ乳歯ばかりの子供だった大翼では、ない。
GM
『まあ、それでいっか』
安武 陸
「今度って、いつ?」
GM
『来週末!』
安武 陸
ど、と、心臓が脈打つのを感じる。
GM
『大学始まる前にさー。ちょっとくらいいいだろって』
安武 陸
来週末には、どちらにしても、決着はついているだろう。
安武 陸
「……布団」
安武 陸
「……買っとくよ」
GM
『お』
GM
『いいじゃん』
GM
『りくにいにしては気が利く~』
安武 陸
「……お前が寝る用なら、安物でいいし」
GM
『は? ちゃんとしたの買えよな!』
安武 陸
「メルカリとかで探しときますわ~」
GM
『変な匂いするやつとかやめろ~』
安武 陸
「できるだけ汚いおっさんから買っとくわ~」
GM
『それ自分の部屋に置いときたい?』
安武 陸
「置いときたくないな」
GM
『だろ』
GM
『じゃ、そういうことで』
GM
『俺のはまだいいけどさあ』
GM
『母さんからの電話はもっと出ろよな』
GM
『心配してんだからさ』
GM
『あれでかなり』
安武 陸
「…………」
安武 陸
「知ってるよ」
GM
『そ』
GM
『じゃ、おやすみ』
安武 陸
「大翼」
GM
『ん?』
GM
『なに』
安武 陸
「変なこと聞くけど」
安武 陸
「俺のこと、嫌い?」
GM
『は?』
GM
困惑に少し黙ったが。
GM
『……嫌いな奴の部屋にとか、泊まりたくなくね?』
安武 陸
「ヒュ~ウ」
GM
『なにそれ』
GM
『なんだそれ』
GM
『りくにいのくせに……』
安武 陸
「聞いてみただけ~」
安武 陸
「うん」
安武 陸
「声が聞けてよかった」
GM
『だったらもっとちゃんと電話出ろ!』
安武 陸
「それは知らん」
安武 陸
マジで知らん
GM
『知れよ~もう』
GM
『そんじゃ』
GM
今度こそ、通話が切れる。
安武 陸
「うん……」
GM
あっさりと。また今度の言葉もなく。
GM
それを当たり前のものと確信しているように。
安武 陸
返事を言いかけている間に。
GM
よく見れば、スマートフォンには何件もの不在着信が残っていた。
GM
その全てが、安武大翼からのもの。
安武 陸
そりゃあ。
安武 陸
願う人は、いる。
赤木 叶恵
「安武。今の電話って……」
安武 陸
「安武大翼」
安武 陸
「俺の、死んだ弟」
安武 陸
「九州の実家にいるみたい」
赤木 叶恵
「……そっか……」
敷村 修也
「………」
安武 陸
「範囲が思ったより広いな」
迷ノ宮 光葉
「もしかしたら日本中の、いえ、そのうち世界中の願いを叶えてしまうのかも……」
安武 陸
「紛争地域とかに範囲が拡大したら大変そうだ」
安武 陸
着信履歴を眺める。
GM
夕方過ぎから、何件も着信が来ていた。
GM
ことになっている。
安武 陸
そんなはずはない。 夕方から何度もスマホを確認している。
安武 陸
絶対に聞くことはなかったはずの、低い弟の声を思い出す。
安武 陸
顔も見たかったな、なんて思った。
安武 陸
もう大翼出てくることはないと思っていたんだが……
GM
俺が出した
安武 陸
大人になってた……
安武 陸
どんな形でも生きていてくれてうれしいな
GM
そうだね
安武 陸
どっちにしても布団買うよ
GM
ちゃんとした布団を
安武 陸
安いやつにします
GM
ニトリ
安武 陸
新品です
GM
中古の布団、なんか嫌だからな……
安武 陸
弟がマジで来るってなった時に仕方ねーなーって買うような布団を買います
GM
それくらいの布団
安武 陸
自分で死んだ弟設定付けといてなんだけど、兄弟がいるキャラに弱いので、兄弟いるじゃん……となってしまった
GM
脆弱性に襲われてる
GM
弟がいる兄 年下の師匠だったものにオギャる兄
安武 陸
弟と同じ歳の師匠だったものにオギャりました
安武 陸
それはさすがに恥ずかしいな……恥の概念があった
GM
おかえり 恥の概念