決戦フェイズ
GM
いくらか消火は進んだものの、街にはまだ虹色の炎が広がっている。
GM
ワンダー・トリップ・ラヴァーの足跡を辿り、果てに辿り着くは街を見下ろせる高台。
GM
満月の輝く星空のもと、虹色に揺らぐ六分儀市を見る。
GM
炎がまだ消えていないということは、街はまだ夢から目覚めきっていないということ。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
高台に、ワンダー・トリップ・ラヴァーが鳴き声をあげる。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
馬の嘶きのような騒々しさで、夢を覚まさせようと炎を撒き散らす。
『ともだちの』卯田千奈美
その巨体に随伴するように、フォロワーたち。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
彼らも三者三様に覚悟を決めたように、
安武 陸
高台のワンダー・トリップ・ラヴァーを見上げる。
GM
その炎の持つ不可思議には、全てを消し去る問答無用の力がある。
GM
彼女の見る夢を、現実と証明して終わらせるために。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
悪趣味極まりないその巨体が、ずしんずしんと足音と立てている。
安武 陸
しかしまぁ、虹色の動物なんてのは幻覚の代名詞みたいなもので。
安武 陸
虹色の炎なんて出す巨大な鶏なんて、そんな馬鹿なと一笑に付すもので。
安武 陸
夢見てるんじゃないぞと、こっちが言ってやらないといけない。
安武 陸
「お互いにね、すごすご引き下がれないからこんなことになっちゃってる訳だし」
安武 陸
「ハンターになってから、ずっと思ってる」
『兄として』卯田清史
やれやれと木刀を構えています。
安武 陸
出会ったばかりの他人ではなく、仲間で、友達を。
赤木 叶恵
姉へと振り返り、その両肩に手を置いた。
赤木 叶恵
「たぶん……お姉ちゃんは狙われないと思うけど」
赤木 叶恵
「物陰に隠れて、離れず近づかず。あと火だけは絶対浴びないように」
赤木恵夢
こくこく素直にうなずいています。流石に足手まといどころじゃないことが分かる。
赤木 叶恵
「こっからは……ちょっと……嫌な光景になる。飛び出したくなるかも。止めたくなるかも。怖いと思う。けど」
赤木恵夢
心配そうに叶恵と、ハンターたちを見ています。
赤木恵夢
肩に添えられた叶恵の手に、自分の手を重ねる。
赤木 叶恵
姉からゆっくりと離れる。内ポケットに手を入れて、注射器を握る。
迷ノ宮 光葉
ごとり、と持っていたトランクを地面に置いて恵夢を見る。彼女が安全な距離に離れたなら。
迷ノ宮 光葉
「優しいお姉さまですね」誰にともなく言う。
迷ノ宮 光葉
だからこそ、そんな優しい彼女が、辛くても正しい現実の道へ進ませてあげたい。そう決意して、敵方に向き直る。
敷村 修也
同様にバットケースから槍を取り出す。
モノビーストを相手にするのは初めてだが、仲間となら乗り越えられると信じている。
敷村 修也
自分で選んでこの場所に立っている。
だからこそ言葉はいらない。
見上げるほどのニワトリに穂先を向けた。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
異形の鶏の鳴き声が、狩人たちの耳を劈く。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
飛べない翼を羽ばたかせ、熱風に虹の炎を巻き上げて、
ワンダー・トリップ・ラヴァー
大きなクチバシを狩人へと向けた。
『ともだちの』卯田千奈美
「やっちゃえ、にわとりさん!」
ラウンド1
GM
IST 先制判定指定特技表(1) >
《自信/社会5》
敷村 修也
2D6>=8 (判定:見る) (2D6>=8) > 7[1,6] > 7 > 失敗
迷ノ宮 光葉
2D6>=6 (判定:黙る) (2D6>=6) > 6[2,4] > 6 > 成功
安武 陸
2D6>=7 (判定:見る) (2D6>=7) > 8[2,6] > 8 > 成功
赤木 叶恵
2D6>=6 (判定:黙る) (2D6>=6) > 8[4,4] > 8 > 成功
敷村 修也
お嬢様は骨が2になったので地域武術の余裕があります
迷ノ宮 光葉
うーん暴力+地域武術でワントリかなぁ…?
赤木 叶恵
悩んでたんだよな……まあそれでもいいんだが……
敷村 修也
りっくん最後は相手のテンションが4上がる可能性を考えてました
赤木 叶恵
かなえのタイミングで余裕が1以下になっていると、2部位飛ばせそうなムード
迷ノ宮 光葉
じゃあみつは>りっくん>かなちゃんがいいかな
迷ノ宮 光葉
*攻撃します。 暴力+組織:八角宗家の補助アビリティ。
攻撃のダメージを+1D6し、かつ任意の変調を発動させる。地域武術 対象はワンダー・トリップ・ラヴァー
GM
命中判定からどうぞ。変調の指定は当たってからでいいですよ。
迷ノ宮 光葉
*狩人の骨を一つ使用 コストを-3します
迷ノ宮 光葉
2D6+2>=5 (判定:黙る) (2D6+2>=5) > 2[1,1]+2 > 4 > ファンブル(【余裕】が 0 に)
[ 迷ノ宮 光葉 ] 激情 : 2 → 1
迷ノ宮 光葉
2D6 (2D6) >
9[4,5] > 9
ワンダー・トリップ・ラヴァー
WTLは常駐アビリティ【体型:クロウラーの常駐アビリティ。コストは2。
被ダメを全て-2する。0未満にはならない。外殻】を習得しています。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
ダメージを2点軽減し、7点ダメージ。
[ ワンダー・トリップ・ラヴァー ] 余裕 : 16 → 9
ワンダー・トリップ・ラヴァー
ここに恐慌が付与されますが、これによるダメージの適用は次からですね。
[ 迷ノ宮 光葉 ] テンション : 20 → 21
GM
狩人の骨によって軽減された光葉の地域武術のテンションです。
迷ノ宮 光葉
大きなトランクを宙に投げるように、開く。そこから出る、からくりじかけの白く子供大の人形。
迷ノ宮 光葉
ぎくしゃくと四つん這いの姿勢で地面を疾走し、異形へと迫る。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
5メートルを超す巨体は、子供大の人形に気付けない。
迷ノ宮 光葉
虹色の炎をまといけたたましく鳴く鶏へ、飛び上がり、まずは余裕を奪おうと目を狙う。硬質な指がえぐろうとする。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
足を踏み鳴らして炎を吐き散らし、狩人たちを威嚇する。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
飛び上がり、自分の急所を狙ってきた人形への反応は遅れたが、
ワンダー・トリップ・ラヴァー
目を覆う硬質な皮膚がその一撃を弾いた。
『ともだちの』卯田千奈美
「にわとりさんは硬いもん!」
『ともだちの』卯田千奈美
「コンクリートがぶつかってもへっちゃらなんだから!」
迷ノ宮 光葉
人形の指ではえぐれない強度に歯噛みする。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
一方で、死角からの人形の攻撃にいくらか戸惑いを覚えたようだった。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
落ち着かない様子で首を四方に伸ばしている。
安武 陸
* 暴力+武装:ナイフの補助アビリティ。コストは3。
攻撃のダメージを+2し、変調の妨害を発動する。投げナイフ 対象はワンダー・トリップ・ラヴァー
安武 陸
2D6+2>=5 (判定:騙す) (2D6+2>=5) > 5[1,4]+2 > 7 > 成功
GM
ダメージはとりあえず1D6+2+2+2+3で。打撃力・一刀流・投げナイフ・恐慌です。
安武 陸
1D6+2+2+2+3 (1D6+2+2+2+3)
> 4[4]+2+2+2+3 > 13
ワンダー・トリップ・ラヴァー
でもテンションをあげたい事実に気付いたので回避振ります。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
2D6-5+2>=5 (判定:騙す) (2D6-5+2>=5) > 5[1,4]-5+2 > 2 > 失敗
ワンダー・トリップ・ラヴァー
足りないな~。命中です。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
部位には届きませんね。変調の一種。あらゆる行為判定に-1の修正がつく。妨害が入ります。やだな。
[ ワンダー・トリップ・ラヴァー ] テンション : 16 → 19
ワンダー・トリップ・ラヴァー
【外殻】で軽減して11点。
[ ワンダー・トリップ・ラヴァー ] 余裕 : 9 → 0
[ 安武 陸 ] テンション : 13 → 16
安武 陸
ジャケットに縫い付けた鞘からナイフを抜き、両手に構える。
安武 陸
四方に首を伸ばすワンダー・トリップ・ラヴァーへ投げる。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
鶏が鳴く。鳴き叫ぶ。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
硬い皮膚を貫くほどの攻撃にはならないが、
ワンダー・トリップ・ラヴァー
刃は羽ばたく翼を引き裂き傷つける。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
虹色の炎をまとわせた羽が地面へと散り落ちる。
赤木 叶恵
2D6+2>=5 (判定:撃つ) (2D6+2>=5) > 7[2,5]+2 > 9 > 成功
[ 赤木 叶恵 ] 激情 : 2 → 1
赤木 叶恵
*戦闘色、打撃、組織:D7の常駐アビリティ。コスト4。
モンスターへの攻撃のダメージが+3。超常教育、恐慌が乗って14
赤木 叶恵
BRT 身体部位決定表(9) >
《呼吸器》
赤木 叶恵
BRT 身体部位決定表(7) >
《攻撃したキャラクターの任意》
赤木 叶恵
今んとこ身体部位に紐づく特技も判明してないし
安武 陸
鶏の利き腕とか言われてもピンと来ないしな
[ ワンダー・トリップ・ラヴァー ] 部位ダメージ : 1 → 3
ワンダー・トリップ・ラヴァー
1D6>3 (1D6>3) > 2 >
失敗
ワンダー・トリップ・ラヴァー
激情を1個使用し、この出目は6。
[ ワンダー・トリップ・ラヴァー ] 激情 : 1 → 0
[ 赤木 叶恵 ] テンション : 20 → 29
ワンダー・トリップ・ラヴァー
では、どうぞ、かっこよく決めてください。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
慌てたように翼を羽ばたかす。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
虹の炎を噴きながら暴れ回る。
赤木 叶恵
左手で下顎を掴み。右手は注射器を深く持ち。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
巨体の暴れる余波で、高台がぐらぐらと大きく揺れた。
赤木 叶恵
その口の中、舌へと注射針を突き立てる。
赤木 叶恵
杭のように深く打ち込んで、左手を放す。自重がその舌を引っ張った。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
金切り声が至近距離で叶恵の耳を裂く。
赤木 叶恵
外殻の中、そのさらに体内の粘膜へと直接毒液を送り込む。
赤木 叶恵
そうして役割を終えた注射器を強引に引っ張って、ぶちぶちと音を立てて引き抜いた。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
何かが破裂するような音がした。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
大きく開かれた鶏のクチバシから、
ワンダー・トリップ・ラヴァー
ぶしゃ、と血が吐き出される。
赤木 叶恵
視線はモノビーストへと向けたまま、陸の方へと親指を立てる。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
暴れ回る巨体が、爛々と目を輝かせている。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
痛みにより凶暴性を増した獣の姿が、そこにあった。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
*常駐アビリティ【体型:クロウラーの常駐アビリティ。コストは6。
ラウンドで初めて部位ダメージを受けるたび、追加行動を1回得る。生命力】により、WTLは追加行動を1回獲得します。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
フォロワー種別、疑似吸血鬼。支援アビリティ【タイプ;支援の血戒アビリティ。コストは5。
目標のテンションを6増加させ、炎上を発動させる。
支援アビリティなので回避の余地がない。激昂】を習得しています。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
興奮剤を組み合わせて判定。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
2D6+2>=7 (2D6+2>=7) > 9[4,5]+2 > 11 > 成功
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
テンション6点増加と、変調の一種。行動前にテンションが3あがる。炎上です。
[ 安武 陸 ] テンション : 16 → 22
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「思ったよりはやるじゃん、狩人さんたち」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
虹の炎がその視界を遮ると、
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
女が陸の胸へと飛びついてきている。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
引き離される寸前、僅かな隙をついて
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
怒りと夢想に燃える虹の炎が。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
次の瞬間、同じ炎が陸の全身を包み込んで燃え上がった。
GM
この虹の炎には、今はあなたを害する意思がある。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「後悔させたげるって、言ったでしょ?」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
にやりと笑って、陸から離れた。
安武 陸
心が、魂がじりじりと燃やされているような感覚。
安武 陸
「でも、どっち選んでも後悔しそうなんだよな」
安武 陸
「ずっとそういうのばっかりで、大変だよ」
GM
アビリティの効果によってテンションが20を突破し、陸は激情を1つ獲得したため、恐慌ですね。
[ 安武 陸 ] 激情 : 1 → 2
敷村 修也
いよいよはよ倒さんといかんくなってきた
赤木 叶恵
ここで倒さんとりっくん一回しか交差できんな
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
これ一番許されないアビリティなんだよ
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
やられないと気付かないけど
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
やられると本当に最悪 わかります
赤木 叶恵
修也くんかれんちゃん潰すのもありな感じになってきたな
敷村 修也
生命力出てる以上ワントリ殴るのも通りはするが
かれんちゃん排除しちゃう方がいいか
『兄として』卯田清史
2D6>=5 命中判定 (2D6>=5) > 2[1,1] > 2 > ファンブル(【余裕】が 0 に)
『兄として』卯田清史
フォロワーに 余裕はないので なにもなし
『兄として』卯田清史
立ち上る虹色の炎と、狩人たちの戦いの苛烈さに、その場に足踏みしてしまっている。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
ワントリが動きます。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
*魔獣アビリティ。タイプ:攻撃。コスト0。
目標に2D6ダメージを与える。強襲+異形アビリティ。タイプ:補助。コスト4。
攻撃のダメージが+3、かつ炎上を与える。鬼火>修也
ワンダー・トリップ・ラヴァー
2D6+2-1>=5 (判定:現れる) (2D6+2-1>=5) > 11[5,6]+2-1 > 12 > 成功
ワンダー・トリップ・ラヴァー
2D6+4+3 ダメージ (2D6+4+3) >
4[1,3]+4+3 > 11
ワンダー・トリップ・ラヴァー
部位には届かないか。
[ 敷村 修也 ] 余裕 : 7 → 0
[ ワンダー・トリップ・ラヴァー ] テンション : 19 → 22
[ ワンダー・トリップ・ラヴァー ] 激情 : 0 → 1
ワンダー・トリップ・ラヴァー
地響きに高台を揺らしながら、WTLはめちゃくちゃに駆ける。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
虹の炎を纏わせて奮った翼が、
ワンダー・トリップ・ラヴァー
修也をしたたかに殴打し、弾き飛ばす。
敷村 修也
木刀を構えた清史に一瞬気をとられ反応が遅れる。
敷村 修也
躱すことができない。
とっさに槍を盾にするように直撃を避ける。
敷村 修也
どこかに叩きつけられることはなかったが炎の熱が少しずつ蝕んでいくのがわかる。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
痛みと恐慌にか、デタラメに駆け回るワンダー・トリップ・ラヴァー。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
火の粉とともに虹色の羽が散る。
『ともだちの』卯田千奈美
千奈美はフォロワー種別の一種。武装アビリティを修得できる。戦士。習得アビリティは【武装:聖印の支援アビリティ。
対象の発動している変調を全て解除する。回復】。
『ともだちの』卯田千奈美
聖印を所持していなければ聖印アビリティを発動できないため、興奮剤とは別に聖印を所持しているのが確定している。戦士の強化によりアイテム装備数は2つ。判定に興奮剤を使用します。
『ともだちの』卯田千奈美
*回復>ワンダー・トリップ・ラヴァー
『ともだちの』卯田千奈美
2D6+2>=9 (2D6+2>=9) > 10[5,5]+2 > 12 > 成功
『ともだちの』卯田千奈美
「にわとりさん、にわとりさんっ……!」
『ともだちの』卯田千奈美
暴れ回るワンダー・トリップ・ラヴァーに臆せず駆け寄る。
『ともだちの』卯田千奈美
「痛いよね、怖いよね、びっくりしたよね」
『ともだちの』卯田千奈美
「夢にしちゃうからね……」
ワンダー・トリップ・ラヴァー
少女の祈りが届いたか。獣に届くはずもなかろうに。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
けれどその動きが、少しずつ落ち着いていき、
ワンダー・トリップ・ラヴァー
応えるように、虹色の火を吹いた。
GM
修也の行動ですね。どうせ炎上は行動前だから今テンション上昇を処理してしましょう。
[ 敷村 修也 ] テンション : 16 → 19
敷村 修也
*暴力+串刺しで攻撃 対象は『覚めぬ恋の』三崎華蓮
敷村 修也
2D6+2>=5 (判定:騙す) (2D6+2>=5) > 8[2,6]+2 > 10 > 成功
敷村 修也
2d6+2 (2D6+2)
> 9[4,5]+2 > 11
[ 敷村 修也 ] テンション : 19 → 20
[ 敷村 修也 ] 激情 : 0 → 1
敷村 修也
崩れた体制を立て直すとワンダー・トリップ・ラヴァーへと向かっていく。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
そのすぐ近くに、どうどうとモノビーストを導くように付き従う女の姿がある。
敷村 修也
走りながらもその視線はフォロワーの位置を確かめるように動いている。
敷村 修也
マンションの時のようにただ見ているだけだった女の横を走り抜ける。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「ってもう燃えてんじゃん」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
けらけら笑う。タバコを片手に。
敷村 修也
顔も向けずに走り抜けるように見せかけ、足を踏ん張って制動をかける。
敷村 修也
そのままの勢いに槍の石突側を回転させる。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
虚をつかれたように、強かに頭を殴られる。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
たたらを踏んでくずおれたその先に、
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
虹色の炎が揺らめいていた。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
炎がわっとその身体を走り抜けて、包み込む。
敷村 修也
彼女の事情も背景も何もわからないまま消えていった。
それでも笑って消えていった。
敷村 修也
それでも目を離すことなく自分の選択の結果を見届ける。
GM
かわいい女だよ かわいそうだと思わないんですか?
ワンダー・トリップ・ラヴァー
*タイプ:攻撃の異形アビリティ。コスト4。
4D6ダメージを与える。使用者のテンションが21以上の場合、ダメージが1D6増加する。怒髪。>安武陸
ワンダー・トリップ・ラヴァー
2D6+2>=5 (判定:休む) (2D6+2>=5) > 3[1,2]+2 > 5 > 成功
ワンダー・トリップ・ラヴァー
5d6+4+3 恐慌がありますね。 (5D6+4+3) >
14[1,2,2,3,6]+4+3 > 21
ワンダー・トリップ・ラヴァー
あ、余裕があるから2部位か。
迷ノ宮 光葉
*身代わり人形も宣言。狩人の骨を使います
GM
では指定特技は叫ぶに変更ですね。防御力で+2です。
迷ノ宮 光葉
2D6+2>=5 (判定:叫ぶ) (2D6+2>=5) > 10[4,6]+2 > 12 > 成功
GM
光葉の人形が破壊され、ダメージが0になります。
[ 迷ノ宮 光葉 ] テンション : 21 → 27
[ ワンダー・トリップ・ラヴァー ] テンション : 22 → 26
ワンダー・トリップ・ラヴァー
ワンダー・トリップ・ラヴァーがけたたましく叫ぶ。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
5メートルの巨体が翼を振れば、
ワンダー・トリップ・ラヴァー
それだけで圧倒的な暴力を発揮する。
安武 陸
死角に回り込もうとするが、案外に鳥の視界は広い。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
興奮に逆立った羽が棘を立て、
ワンダー・トリップ・ラヴァー
それが陸へと振るわれる。
安武 陸
羽とは名ばかりの、大きな筋肉が視界を覆う。
迷ノ宮 光葉
「させません……っ!」直前で人形が大きな羽に組み付き、強引に軌道を変える。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
人形を砕く硬い音がする。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
しかし、獣の動きが一瞬止まった。
迷ノ宮 光葉
陸の代わりに身代わりに叩きつけられた人形の半身がもがれる。しかしまだ駆動する。ぎくしゃくともがいて動く。
安武 陸
「ありがと、光葉ちゃん!」 親指を立てる。
GM
その非現実的な熱は、あなたたちの精神を徐々に蝕んでいく。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
常駐アビリティ【タイプ:常駐アビリティの異形アビリティ。コスト6。
効果は後述、以上も以下もなし。腐敗】。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
この場にいるキャラクター全員のテンションが2上昇します。
[ ワンダー・トリップ・ラヴァー ] テンション : 26 → 28
[ 安武 陸 ] テンション : 22 → 24
[ 赤木 叶恵 ] テンション : 29 → 30
[ 敷村 修也 ] テンション : 20 → 22
[ 迷ノ宮 光葉 ] テンション : 27 → 29
[ 赤木 叶恵 ] 激情 : 1 → 2
迷ノ宮 光葉
なるほど…テンションをアップアップさせちゃう作戦なのか…すごいなぁ(感心している場合ではない)
敷村 修也
全部を想定したわけじゃないですけどね……
GM
テンション2上昇って言うと大したことないんだけど
GM
こうして計算を狂わされるのが最悪なんですね~。
赤木 叶恵
ゾンビみたいな配色しやがってニワトリがよォ~~~~~!!!!!
ラウンド2
GM
IST 先制判定指定特技表(3) >
《日常/環境3》
敷村 修也
2D6>=7 (判定:走る▲) (2D6>=7) > 7[1,6] > 7 > 成功
迷ノ宮 光葉
2D6>=6 (判定:隠れる) (2D6>=6) > 5[1,4] > 5 > 失敗
赤木 叶恵
2D6>=6 (判定:隠れる) (2D6>=6) > 8[3,5] > 8 > 成功
安武 陸
2D6>=6 (判定:隠れる) (2D6>=6) > 4[1,3] > 4 > 失敗
安武 陸
そういえばキャンペーンの特殊アイテム。
幸福を破壊する代わりに激情を追加で獲得できるなんかすごいやつ。ペンダント。とかも使える
GM
キャンペーン通して1回しか使えないものなので
赤木 叶恵
全体を通してってセッション全体じゃなくてキャンペーン全体って意味だったんだな
敷村 修也
お、シナ1だと思い込んでた。助かります
GM
危機的状況の打開措置に関しては、今話一回きりのものです。
GM
確認しただけで発動はしないので内容が気になったらお尋ねください。
GM
いいですよ。一応表で聞いてくれたら答えます。
赤木 叶恵
でも聞かない選択肢があるのが謎なんだよな どういう意図なんだろう
GM
教えてって言われた時に教えてあげたいから……
GM
打開措置の発動を選択した場合、
狩人全員のテンションが0に巻き戻ります。
これ以降、激情・恐慌の処理も同じように行います。
GM
代償として、赤木叶恵の幸福『恵夢』が破壊されます。
GM
そしてそれは、結果フェイズで修復判定を行うことができません。
敷村 修也
発動の選択タイミングは任意のタイミングという認識でいいですか
赤木 叶恵
あとは耐久10を抜き続ければ!抜き続け……抜き……クソが~~っ
安武 陸
ちょっと……ちょっと待ってね……いや待たなくていいが……
敷村 修也
いやまあ落ち着いて相談を進める方がいいですから
敷村 修也
あくまでデータ的な話をすると、打開措置がある以上武器は割れません
赤木 叶恵
まあでも打開策前に武器割りの選択肢がつくのは結果的に打開策採用の可能性を減らすことにも繋がるので
敷村 修也
*突撃+串刺しで攻撃 対象はワンダー・トリップ・ラヴァー
敷村 修也
2D6+2>=5 (判定:走る▲) (2D6+2>=5) > 8[4,4]+2 > 10 > 成功
GM
成功です。ダメージは1D6+2+1D6+4+2かな? 突撃・串刺し・武装:槍の常駐アビリティ。コスト3。
自分が連携攻撃をされる側になった場合、ダメージが4増加。一番槍。・連携。
敷村 修也
2d6+8 (2D6+8)
> 7[2,5]+8 > 15
ワンダー・トリップ・ラヴァー
回避はキツいですね。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
外殻で-2して、13点。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
常駐アビリティ【タイプ:常駐の異形アビリティ。コスト2。
効果は後述。一回の攻撃に対して発動は一回のみ。鋼の鱗】。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
テンションを2点支払いダメージをさらに2点軽減。11点。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
常駐アビリティ【タイプ:常駐の魔獣アビリティ。コスト0。
血量を余裕として使用できる。これこの通りに。魔獣の血】。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
血量を3点支払い、ダメージを更に3点軽減します。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
8点ダメージ。部位には届きません。
[ 敷村 修也 ] テンション : 22 → 25
[ 敷村 修也 ] テンション : 25 → 30
[ 敷村 修也 ] 激情 : 1 → 2
[ ワンダー・トリップ・ラヴァー ] テンション : 28 → 30
[ ワンダー・トリップ・ラヴァー ] 激情 : 1 → 2
[ ワンダー・トリップ・ラヴァー ] 血量 : 16 → 13
赤木 叶恵
血量を余裕として使えるってどういう感じなんです?
GM
今みたいに、ダメージに対して任意の血量を余裕として支払い、そのダメージを軽減します。
GM
本来の余裕とは違うのは、使用者側がいくら支払うかを任意に決められることです。
GM
こんなに溢れてる血量を遊ばせておく理由もないからね。
赤木 叶恵
かなりオーバーなダメージを当てないと通らないな……
GM
3点支払ったのは槍割りを警戒したからです。やだ!
GM
魔獣の血はマジで強いので、多少ハンター優位に解釈してます。
具体的に言うと魔獣の血を出された後に後出しでの武器破壊は部位ダメージが通る。
赤木 叶恵
魔獣の血のやばさを理解しました こういう……こういうやつだったんだ……
敷村 修也
虹色の炎がそこかしこで燃えている。
その光と揺らめきが心をざわつかせる。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
その中心で獣が叫ぶ。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
夢を覚ますために。朝を迎えるために。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
けたたましい鶏の叫びが世界を劈く。
敷村 修也
夢と現の狭間の中で叫ぶ獣を打ち倒すべく走り込む。
敷村 修也
自分よりも前にいる叶恵さんに声で合図を送る。
赤木 叶恵
「!」その足が向く先を見て、視線を上へとずらして、修也へと視線を戻して。両手を構えて少し姿勢を低くする。
敷村 修也
そのまま自分より小柄な叶恵さんに走り込むとその手に足をかける。
赤木 叶恵
「んぐっ……」ふんばって、全力を腕に込めて。
赤木 叶恵
「……ああっ!」レシーブのように、勢いよく腕を上へ。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
ワンダー・トリップ・ラヴァーの巨体は虹の炎をまとい、その姿を揺らめかせている。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
自分の目線の近くまで、高く飛び上がった人間へとクチバシを向ける。
敷村 修也
勢いを殺さないように体をひねりながら槍を構える。
嘴を躱す――
ワンダー・トリップ・ラヴァー
穂先が獣の肉を穿つ。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
しかし、その手応えはどこか鈍い。
敷村 修也
鈍い手ごたえに躊躇う暇もなく槍を掴むとその巨体を滑り降りる。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
遅れて翼が振られた。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
一瞬前まで修也がいた場所を翼が横切る。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
風が吹きつけて、虹の炎を燃え立たせた。
敷村 修也
地面に降り立つがその手ごたえは妙に鈍かった。
会心の攻撃だったはずの巨体を見上げる。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
獣は無気味に佇んでいる。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
ぎょろりと赤い瞳がハンターたちを見回した。
『ともだちの』卯田千奈美
2D6>=9 判定 (2D6>=9) > 3[1,2] > 3 > 失敗
『ともだちの』卯田千奈美
いつの間にか陸の側面から飛び出して殴りかかってきます。
『ともだちの』卯田千奈美
空振り。足元がもつれかける。
安武 陸
この子……家に帰ってあたたかい布団で寝て欲しい……。
『兄として』卯田清史
*基本攻撃>陸 こっちもです。
『兄として』卯田清史
2D6>=5 (2D6>=5) > 4[1,3] > 4 > 失敗
『兄として』卯田清史
陸へと木刀を振りかざしていたが、
『兄として』卯田清史
危うい千奈美の様子に、彼女の身体を抱き上げた。
安武 陸
兄妹揃って家に帰ってコタツにでも入ってて欲しい……。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
ワントリが動きます。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
2D6+2>=5 (判定:見る) (2D6+2>=5) > 10[4,6]+2 > 12 > 成功
ワンダー・トリップ・ラヴァー
2D6+3+4 ダメージ (2D6+3+4) >
8[2,6]+3+4 > 15
ワンダー・トリップ・ラヴァー
15点ダメージに炎上です。
安武 陸
どうせ腐敗でテンション上がっちゃうから、人形使ってもいいんじゃない?
迷ノ宮 光葉
あ、でもどうしてももう身代わりが使えないしどうやってもテンションは上がっちゃうから回避ですかね…
GM
そろそろ咎めに来ました。“あらゆる動物が最高の効率でダメージを出し、キャラクターを包囲し、最も死にやすいキャラクターを全員で狙うような行動”(ハンターズ・ムーン, 齋藤高吉/冒険企画局, 2010, p.100)野生の本能で。
GM
回避判定をどうぞ。
回避ペナルティは-5、防御力で+2の修正、指定特技は見るです。
迷ノ宮 光葉
2D6+2-5>=8 (判定:黙る) (2D6+2-5>=8) > 4[1,3]+2-5 > 1 > 失敗
[ 迷ノ宮 光葉 ] 余裕 : 7 → 0
[ 迷ノ宮 光葉 ] テンション : 29 → 30
[ 迷ノ宮 光葉 ] 激情 : 1 → 2
[ 迷ノ宮 光葉 ] 部位ダメージ : 0 → 1
GM
テンションが30に達するタイミングでの判定に失敗したので光葉は恐慌。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
BRT 身体部位決定表(8) >
《口》
ワンダー・トリップ・ラヴァー
口が潰れると強化された身代わり人形の指定特技《叫ぶ》が潰れる。いいですね!
迷ノ宮 光葉
1d6>1 (1D6>1)
> 5 > 成功
[ ワンダー・トリップ・ラヴァー ] テンション : 30 → 33
迷ノ宮 光葉
んんんーどうやっても身代わりが使えない…
ワンダー・トリップ・ラヴァー
赤い瞳は誰を捉えるでもなく。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
ただがむしゃらに獣が暴れ回る。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
現実を否定するために。夢を夢と還すために。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
そのために邪魔なものは、この場にいる全ての人物。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
感慨はない。例外もない。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
吐き出した虹色の炎が、
ワンダー・トリップ・ラヴァー
奔流のように光葉へと迫る。
迷ノ宮 光葉
壊れかけた人形では手元に戻すのに間に合わない。気づいたときには自分に炎が浴びせかけられる。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
12月の戦いで受けた炎とはまた違う熱。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
内腑を焼くものではない。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
ただ、どうしようもなく精神を急き立てる。
迷ノ宮 光葉
「う、ぐっ……!!」魂を、精神を焼き尽くす炎に、呼吸が乱れる。息がしづらい。叫びたいのに、息が詰まる。
迷ノ宮 光葉
はいー、光葉から先手でりっくんに連携、かな
GM
地域武術、嫌~! という気持ちが野生の本能を光葉ちゃんに駆り立てた。
GM
地域武術も身代わり人形も全てが嫌だからああする 野生の本能で
GM
吸血鬼は感情に任せて動くがモノビーストは野生の本能で動くんだ
GM
吸血鬼が感情的クソ雑魚みたいにいわないでください!
GM
陸の行動の前に、炎上のテンション上昇が入ります。
[ 安武 陸 ] テンション : 24 → 27
安武 陸
* 交差攻撃+投げナイフ 対象はワンダー・トリップ・ラヴァー
安武 陸
2D6+2>=5 (判定:刺す) (2D6+2>=5) > 11[5,6]+2 > 13 > 成功
GM
ダメージは3D6+2+2+2+2+1かな? 交差、打撃力、一刀流、投げナイフ、連携攻撃。
安武 陸
3D6+2+2+2+2+1 (3D6+2+2+2+2+1)
> 12[3,4,5]+2+2+2+2+1 > 21
GM
-7 -7か~~ とりあえず回避振るか~~~~っ
ワンダー・トリップ・ラヴァー
2D6-7+2>=7 (判定:撃つ) (2D6-7+2>=7) > 4[2,2]-7+2 > -1 > 失敗
ワンダー・トリップ・ラヴァー
びっくりするほど回避の出目が悪いよ~。てんでだめだわ。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
外殻で2点減らして19。
[ ワンダー・トリップ・ラヴァー ] テンション : 33 → 36
ワンダー・トリップ・ラヴァー
【鋼の鱗】。2点軽減。17点。
[ ワンダー・トリップ・ラヴァー ] テンション : 36 → 38
ワンダー・トリップ・ラヴァー
【魔獣の血】。血量を10点お支払い。7点。
[ ワンダー・トリップ・ラヴァー ] 血量 : 13 → 3
ワンダー・トリップ・ラヴァー
部位ダメージなしです。
[ 安武 陸 ] テンション : 27 → 30
[ 安武 陸 ] 激情 : 2 → 3
安武 陸
虹色の炎を浴びせかけられた光葉と、入れ替わるように前へ。
安武 陸
その身を案じている暇はない。 そも、自分が心配するような相手でもない。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
そこには獣の姿がある。
GM
彼の存在しない世界を否定するために燃える炎が。
安武 陸
駆ける。 炎から、夢から、死から逃げる。
安武 陸
俺が向かっているのは、楽じゃないほうだ。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
溢れる血。魔獣の血。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
それが太刀筋を鈍らせる。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
へばりつく不快な感触が、狩人の手元を狂わせる。
安武 陸
吸血鬼や魔女など、人間の形をしたモンスターとは比較にならない量の血。
安武 陸
溺れるように血に流され、羽虫のように簡単に振り払われる。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
陸を狙ったわけではなかったのだろう。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
獣はどたばたと高台を暴れまわり、赤い血を撒き散らしていく。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
それに反したどす黒い赤が。
GM
*【腐敗】。ワントリだけですがあがります。
敵のアビリティではないため、恐慌はしません。
[ ワンダー・トリップ・ラヴァー ] テンション : 38 → 40
[ ワンダー・トリップ・ラヴァー ] 激情 : 2 → 3
ラウンド3
赤木 叶恵
ここで救済措置を切るのが最も効果的なタイミングではあるのだが……
赤木 叶恵
例としては、たとえばカナエに元気玉を集めて攻撃をすると1d6+5+4のダメージになるので、激情を切って6+5+4=15点ダメージを出すなど
敷村 修也
そして1部位飛ばすとワントリは追加行動を得る
赤木 叶恵
まあ全部うまくいっても3ラウンドかかるだろうから
安武 陸
なんでこの鶏ここまで激情使ってきてないんだ?
赤木 叶恵
それまで生き残ろうね(回避はできないよ)ということだな
赤木 叶恵
あと我々は攻撃のたびに激情が飛んでいく
敷村 修也
テンションが上限にいったとしても2d6点
敷村 修也
ちなみに一人でも落ちると元気玉がほぼ無理になる
赤木 叶恵
そのタイミングになってから救済措置!と言っても失われた部位は戻らない
安武 陸
骨使って狂気使って交差攻撃に激情全部突っ込むとかはできる
赤木 叶恵
あとお嬢様に連係+2入れて地域武術かますとかね
安武 陸
救済措置任意のタイミングだから、とりあえず行動順決めるのはどうかしら
GM
IST 先制判定指定特技表(1) >
《自信/社会5》
赤木 叶恵
2D6>=6 (判定:黙る) (2D6>=6) > 6[2,4] > 6 > 成功
安武 陸
2D6>=7 (判定:見る) (2D6>=7) > 4[1,3] > 4 > 失敗
迷ノ宮 光葉
2D6>=6 (判定:黙る) (2D6>=6) > 5[2,3] > 5 > 失敗
敷村 修也
2D6>=8 (判定:見る) (2D6>=8) > 4[1,3] > 4 > 失敗
敷村 修也
これ何が一番きついかというと、光葉ちゃんの口がつぶれちゃってることなんですね
迷ノ宮 光葉
はい…すみません…身代わりしたかったよ…
GM
誘惑力をアップしている。あ、じゃあ打開措置で光葉ちゃんの口なおしてあげますよ
安武 陸
質問なんですけど、打開措置使ったら3話の叶恵ちゃんのシナリオ指定幸福ってどうなるんですか?
敷村 修也
まぁ、打開措置で口の部位ダメージをどうにかしてもらうとしても
粘るのはかなり難しい判断
安武 陸
データ的にはまぁ迷わず打開措置使う場面だとは思うんですが
安武 陸
恵夢ちゃんを犠牲にするのは嫌すぎるけど、ちょっと一か八かで突っ込むには、勝ちの線が薄すぎるもんなぁ
GM
もし決まったら、宣言すべき方に表での宣言をよろしくお願いします。
赤木恵夢
『飛び出したくなるかも。止めたくなるかも。怖いと思う。けど』
赤木恵夢
カナちゃんの言ってることは正しくて、そうするべきだってわかってた。
赤木恵夢
明らかに状況が厳しいっていうのが、私の目にもわかった。
赤木恵夢
『標くんのいない世界なんて、どうでもいい』
赤木恵夢
『ぜんぶぜんぶ、めちゃくちゃになってしまえ』
赤木恵夢
そんな風に思う、私の心の奥底のやけっぱちと、暴力性。
赤木恵夢
歪んだ形で願いを叶えられたわけじゃない。
赤木恵夢
カナちゃんは勝ってくると言ってくれた。疑ったつもりはなかった。
赤木恵夢
このままじゃきっと、本当に、全部が夢になっちゃう!
赤木恵夢
カナちゃんは、ずっと、守ってくれていたのに!
赤木恵夢
みんな、カナちゃんも、標くんも、ずっとこんなのと戦ってきたんだ。
赤木恵夢
今までの、精神を灼き焦がすような切迫感のある熱ではなく。
赤木恵夢
全身を包む温かな腕のようなやわらかい熱でもって、あなたたちを癒す。
赤木 叶恵
視線は外せるわけもない。フォロワーの動向を意識しながら、仲間の攻撃の合間、自分が飛び込むタイミングを伺っていた。
赤木 叶恵
追い風が頬を撫でる。ふわりと後ろから流れてくる風。
赤木 叶恵
それが、妙に柔らかくて……奇妙な感覚を感じて、後ろを振り返ってしまう。
敷村 修也
巨大なモノビーストを相手に、前へと向いていた意識。
その意識を後ろから聞こえる声が振り向かせる。
迷ノ宮 光葉
柔らかく、温かい追い風と後ろからの声。
炎の中に包み込まれて見えなくなる恵夢の姿。
赤木 叶恵
それが声として吐き出されるよりも早く、その姿が掻き消える。
敷村 修也
虹色の炎の温かさと誰かが息をのむ声だけが聴こえた。
赤木 叶恵
その問いかけへと応えることが、どれほど大事なことなのかも、察しつつも──。
赤木恵夢
あなたがたのテンションは0に戻り、部位の欠損も修復される。
[ 赤木 叶恵 ] 部位ダメージ : 0 → 1
[ 赤木 叶恵 ] 耐久力 : 7 → 6
[ 安武 陸 ] テンション : 30 → 0
[ 赤木 叶恵 ] テンション : 30 → 0
[ 敷村 修也 ] テンション : 30 → 0
[ 迷ノ宮 光葉 ] テンション : 30 → 0
[ 迷ノ宮 光葉 ] 部位ダメージ : 1 → 0
赤木恵夢
虹の炎に掻き消され、恵夢の姿はもう見えない。
赤木恵夢
今までのあなたたちを追い詰めるものだったその炎が、
赤木 叶恵
頭が、周囲の状況の把握を放棄している。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
無粋な叫びが戦場を劈く。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
柔らかな熱は狩人を癒やせど、夢の元凶を焼き尽くすことまでは叶わない。
赤木 叶恵
声に反応して、ゆっくりとモノビーストへと振り返る。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
それを打ち倒すことができるのは、あなたたちだけ。
赤木 叶恵
その視線も未だ焦点は合わず。それをぼんやりと見つめながら、何かニワトリがいるなあ、と思った。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
託された願いを胸に戦うことが、あなたたちにできる唯一のことだ。