メインフェイズ第二サイクル
ワンダー・トリップ・ラヴァー
2D6 (2D6) >
7[2,5] > 7
GM
えー、修也>WTL>叶恵・光葉>WTL>陸 ですね。
行動:敷村修也
GM
>街の至る所が燃えている。病院 学校 マンション 公園 駅。
GM
というわけで、該当箇所が5箇所あります。好きなところを選んでスタンプラリーだドン。
GM
では補給を済ませ、曙光騎士団のオフィスを出て。
GM
一番近くにあったのは、修也がこの前訪れたマンション。
GM
その三階の一室が、先のように虹色の炎に炙られている。
GM
マンションの住人は既に避難を始めていますね。
安武 陸
RPGとかでわかりやすくイベントがある場所だ
赤木恵夢
頷く。詳細な場所に関しては、恵夢の方に確信がある。
赤木恵夢
「あ、灰葉さんは、わかんない、けど……」
敷村 修也
「行きましょう。何かがあるから炎が燃えているはずです」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
野次馬をかき分けて、一人の女があなたたちに声をかけます。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「あるから燃えてるの。夢を覚ますための、何かが」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
やや蓮っ葉な印象の女子大生です。長い金髪をゆるくカールしている。
敷村 修也
「そう言われてそうですねそうしましょうって生き方はしてないんですよ」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「何の権利があって、私達の邪魔をするの?」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
野次馬がざわざわとやかましい。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
お互い、目立つ行動は避けたいところだろう。
赤木 叶恵
「そういうお話なら、構ってらんないね。行こ」
安武 陸
何だ……? この俺と権利の定義についてトークするか……?とか思っていたら促されたので、行こうとします。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「もうみーんな、避難済んでるみたいだけど」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
消防がいます。人の侵入を防いでいる。
赤木 叶恵
「ほんとに行けないと思ってるんなら、邪魔なんてしないでしょ」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「万が一ってのがあるじゃない」
赤木 叶恵
「こっちはその万が一とやら目指して頑張る方針だから」
安武 陸
「明晰夢って知ってる? そういうの頑張りなよ」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
タバコを取り出します。ジッポで火を点けている。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「自分たちにはやらなきゃならないことがあるから」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「正しい目的があるからいいんだ、とか、許される、とか」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「そういうふうに思ってるクチでしょ」
赤木 叶恵
「……今は目の前のウザいやつを殴るかどうか考えてるかな」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「まあ若い子の方が思うよねー、そういうの」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「消防士さんに助けもとめちゃお~っと」
安武 陸
「別に消防士さんは警察じゃないから、救急車に乗せられちゃうかもだぞ」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「傷害罪は取り締まられるんじゃない?」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
適当に全てを振り切って突っ込めるかどうかを判定していいな、と思っています。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
影の薄いフォロワーは喧嘩を売ることでキャラを確立させるしかないんだ(そんなことはない)
安武 陸
こんな急いでる時じゃなかったら詳しく話を聞いて相談に乗ったりしたいんだけど……
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
けらけらと笑っていたのが、ふっと真顔に戻る。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「あるんだよーオーラが~。こいつバカだなって哀れんでる感じのさ~」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「自分は冷静でまともだって思い込んでるタイプの人間の目線っていうかさ~」
安武 陸
これ誰に言ってるんだろ……冷静でまとも顔なら修也くんかな……
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
まあ多分ほどほどに振り切る行動をして判定していいです。
敷村 修也
「あなたが気に入らないことばかりだってことはわかりましたけど、あなたの相手をしている暇ありませんので」
敷村 修也
お姉ちゃん連れて行きたくね~~~そんなわけにはいかね~~って思ってます
GM
支配力『▓▓▓』の自信っていうのは、▓▓▓がいなかったはずだという自信なので、
GM
▓▓▓がいたことを示していく必要があるんですよね。
GM
この世界には▓▓▓がいないので、夢を覚ましたいわけですね。
GM
この世界には▓▓▓がいないはず、という自信。
安武 陸
ちら、とマンションの方を見る。確かに消防が詰めかけて人でごったがえしているが、この女を抜ければ裏手に出れるのではないだろうか。
GM
上手いことやればいけるんじゃないでしょうか。ちゃんと隠密行動できれば。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
女は狩人たちを睨んでいる。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「こっちのセリフなんだけどなあ」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
女は笑うが、しかし何か得物を持っている様子もない。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
細い腕。腕力で止められるというようなこともないだろう。
敷村 修也
ただそこに立っているだけの女を無視するように前へと進む。
敷村 修也
それと同時に安武さんに視線を飛ばした。
GM
はい。《自信》での判定ですね。+4でどうぞ。
敷村 修也
2D6+4>=8 (判定:騙す) (2D6+4>=8) > 7[3,4]+4 > 11 > 成功
[ ワンダー・トリップ・ラヴァー ] 支配力『▓▓▓』 : 5 → 4
[ ワンダー・トリップ・ラヴァー ] 耐久力 : 13 → 12
GM
野次馬どもはマンションの表の方をしきりに気にしています。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
女はそんな民衆をハンターもろとも斜めに眺めています。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
虹に揺らめく視界に、紫煙をくゆらせる。
敷村 修也
虹色の炎が灯る部屋を一度見やる。
海野が居た証。住んでいた部屋。
敷村 修也
本当ならば何もなくなっているはずの部屋で燃えるものこそ、無くなってしまってはいけないもののはずだ。
敷村 修也
ぐっと足に力をこめると、野次馬や消防隊を大きく回り込むように駆けだす。
敷村 修也
目を奪われている表側から離れ、裏側を目指す。
安武 陸
修也が駆け出すと、それに合わせて女を避けて走る。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
隣を通過される。止められない。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「あとで後悔させてあげる」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
吐き捨てるように、耳打ちする。
安武 陸
こうやって見るとかれんちゃんマジでただの女の子で、話しかけて引き留めようとしただけで、かわいそうになってくるな
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
華蓮には振り直させる力もないんだ
安武 陸
ちら、と女に視線を向けたが、気にしてもいられない。
敷村 修也
名前も知らない女の言葉を気にしている暇はなかった。
迷ノ宮 光葉
女性の脇を同じように駆け抜けて目的の部屋を目指します。
GM
避難が済んでいるだけあって、侵入できたらあとは楽なもんですね。
安武 陸
「しっかり捕まっててねぇ」恵夢にそう言って、駆ける。
敷村 修也
お姉ちゃん連れ去られたみたいになってておもしろ
GM
マンションの三階。目指した部屋にたどり着く。
GM
滑らかにノブが回り、マンションの扉が開かれる。
赤木恵夢
逃げるように修也のあとを追い、マンションの室内へ。
赤木 叶恵
姉が中へと消えるのを見て、はっと顔を上げて追いかける。
GM
家族で暮らせるマンションの、一般的な間取り。
GM
玄関があり。すぐ近くに洗面所、トイレ、寝室に繋がる扉、リビングと連結したダイニング。
GM
長い間掃除されていなかった証。誰も立ち入らなかったであろう場所。
GM
カレンダーは五年前のもの。書籍も新聞も同じように古い。
赤木恵夢
視線を彷徨わせる。分厚く積もったホコリに驚いたように目を瞬いた。
敷村 修也
表札が残っているくらいだ。
部屋主がいなくなったそのままの状態。
敷村 修也
「……きっと、海野がいないことになったから」
GM
虹の炎の勢いが、より強く感じられる方向がある。
敷村 修也
普通の炎とは違う。
リビングの奥の部屋に繋がる扉へ手をかけて開いた。
敷村 修也
「燃やしているのは、この部屋そのもの……?」
安武 陸
「さっきは御影さんから火が出ていたから分かりやすかったけど……」
敷村 修也
部屋に踏み込む。
何もないように思われた部屋に一冊だけ残る本。それに手を伸ばす。
GM
古めかしい絵本。破れたカバーが修繕テープで留められている。
赤木恵夢
海野標の存在を介さなければ、ここにあるはずのない絵本。
安武 陸
「……ここ、師匠の部屋だったんだろうな」
安武 陸
本立てがある以外は何もわからない。わかるのはせいぜい、部屋の広さと壁紙くらい。
赤木恵夢
カーテンは古びた無地のもので、個性も何もありはしない。
赤木恵夢
恵夢が自分に言い聞かせるように声を漏らすとともに、
赤木恵夢
「……ほんとうに、ぐうぜん、たまたま……」
赤木恵夢
「標くんが、マンションから出てくるとこ、居合わせたことがあって」
赤木恵夢
「『いってきます』とかじゃ、なかったの」
赤木恵夢
「それで、だから、教えてもらったんだった」
赤木恵夢
「病気で色々あって、そういうことになってるんだって……」
安武 陸
この家が、標の生家だったなら。 ずっと親戚のふりをしていたのなら。
安武 陸
「え、普通に考えたらお父さんとかお母さんじゃないの?」
敷村 修也
「……その時から誰もいないはずですね。ここは」
安武 陸
反対にあった部屋を見る。 間取りが同じなら。
赤木恵夢
同じ間取り。打って変わってもので溢れている。
赤木恵夢
ベッドがあって。明るい色のカーテンがひかれていて。そのも褪せていて。
敷村 修也
部屋の中を見ようともしない。
体ごと視線を外す。
安武 陸
本の表紙と背表紙を見て、そのまま本棚に戻す。
赤木恵夢
勉強机の椅子にはストールが引っ掛けられている。
敷村 修也
5年前に死んでしまった人の部屋。
死んでしまったときに止まった部屋。
自分がずっと立ち止まっていたころの時間のままの部屋。
赤木恵夢
ベッドはきれいに整えられていて、その上にホコリが積もっている。
敷村 修也
自分の中で整理をつけて、死んでしまったのだと時計を進めることを選んだはずなのに。
だからこそ部屋を見る気にはなれなかった。
敷村 修也
もういないということをもう一度突き付けられるような気がして。
敷村 修也
「……そうしましょう。外からでも炎が消えたのがわかるはずですから、消防隊が入ってくるかもしれません」
赤木 叶恵
「ここに来たら何かわかるかと思ったけど、わからないことが増えたね」
赤木恵夢
寝室に繋がるらしい扉をぼんやりと開いて、中を見た。
安武 陸
寝室にあってびっくりするもの……!?なんかX型の拘束具とかか!?
GM
陽の子供部屋にはベッドがあった。だからここは夫婦の寝室だろう。
GM
二人用のベッド。ごく普通の、何の変哲もない。
GM
カーペットにまで血が飛んでいる。それも同じように褪せている。
迷ノ宮 光葉
いつか読んだ資料に、夫婦は殺されたと書かれていたことを思い出す。
GM
人が横たわっていただろう凹みがあって、そこに血が広がっている。
安武 陸
「寝てる間に殺された、っぽく見えるなぁ」
GM
遺体が運び去られた以外は、なんの手入れもされていないように思われる。
安武 陸
「普通はもうちょっと、後片付けとかしそうなもんだけどなぁ……」
敷村 修也
「警察や清掃が入ってないっていうのもおかしいですね」
安武 陸
「そういや、布団とかは証拠品として押収されるよな」
赤木 叶恵
「あれは御影さんの記録だったからね。表ざたになってないのかも」
GM
かんかんかんと、階段を昇る人々の足音が届く。
行動:ワンダー・トリップ・ラヴァー 1st
GM
駆けつけた消防士たちから逃れるようにマンションを降りる狩人たち。
GM
五年前に止まったままのような、そうでないような、違和感の残る部屋の様子。
GM
気付けば修也の身体には、虹色の炎が灯っていた。
GM
ちょっと離れたところにしましょう。国家権力や野次馬からは逃げられました。良かったね。
安武 陸
「落ち着いて修也くん、ええと、皆何か心当たりは!?」
GM
炎は修也を包み込み、音もなく燃え盛っている。
GM
熱はない。ただ抱擁にも似た心地の良さがある。
GM
虹色の炎が揺らめいている。陽炎に視界が歪む。
敷村 修也
炎に包まれているはずなのに見覚えのある微笑みが視える。
敷村 修也
炎が見せる幻なのか。それとも死ぬ前に見る走馬灯なのか。
その声の主に言葉を返せずにいる。
灰葉陽
あなたに語りかける声は明るく弾んで、繰り返し記憶を呼び起こしてきた灰葉陽の声とまるきり一致して。
敷村 修也
炎に包まれているはずが苦痛はない。それどころか心地よいほど。
その声は記憶のものよりも鮮明で、まるで生きているかのよう。
敷村 修也
「もう小学生じゃねーし。それいったらひなちゃんだっておとなじゃないじゃん」
灰葉陽
「しゅーくんが大人になるの、楽しみにしてるんだけどな~」
安武 陸
おねショタ……””ある””のか!?!?!?!?(夢だよ)
灰葉陽
破顔する。笑う。
あなたに日向のような笑顔を向ける。
敷村 修也
そんな笑顔を見た気がする。
こんな会話をした気がする。
きっと昔に。
灰葉陽
「うわ! それ本当に忘れてる反応じゃん!」
敷村 修也
考えてみたが思い出せない。
こんな会話をしたはずなのに、何を忘れていたのかを思い出せない。
灰葉陽
「そんなら真に受けてた私、バカみたいじゃん!」
灰葉陽
「『大きくなったら、ひなちゃんのことお嫁さんにしてあげる』、って」
敷村 修也
言ったっけ。言っただろうか。言ったのかもしれない。
5年前の、それよりもっと前のこと。そうだったかも。
安武 陸
おねショタ……””ある””のか!?!?!?!?(二度目)
GM
おねショタあるのが夢なのか おねショタないのが夢なのか
迷ノ宮 光葉
可愛いおねショタ、ありがとうございます…
GM
ちなみにこれは多分虚空に向かって喋っているというよりはそういう夢を見ている形なので
GM
急に修也くんが炎に向かって話しかけているのをみんなが見守っている構図ではありません よかったね
灰葉陽
「この前、告白されたのとかっ、断ったんですけど!」
敷村 修也
「えー……だってそんな前のこと覚えてないし……断ったのひなちゃんじゃん」
灰葉陽
「むかしむかーしの口約束なんて、なかったことにされても仕方ない、けど」
GM
*敷村修也の幸福『背徳:あれは夢だった』を破壊します。
迷ノ宮 光葉
わたしは妨害したくないなーって心が2つに引き裂かれています
安武 陸
こういう場合、嫌だなと思っている人が妨害した方がいいという信条を持ってはいますが……
迷ノ宮 光葉
す、する? 妨害のために防御を振ったのでしたほうがいいかなって思っていますけど
敷村 修也
PLはありがたい話だなぁと思っています。
でも妨害は欲しいです
迷ノ宮 光葉
でも修也くんがひなちゃんをお嫁さんにするという過去みたい…でも妨害もしなきゃ
敷村 修也
引き裂かれる気持ちは大変よくわかります
灰葉陽
「しゅーくんがその方がいいなら、それでいいよ」
灰葉陽
「昔の言質引きずり続けるとか、完全にヤバい人だし!」
敷村 修也
「ええ~……そんなこと言った?いつ?」
灰葉陽
「しゅーくんが小学校入ったか入ってないかくらい?」
敷村 修也
「1年生の頃のことなんて覚えてないよー」
敷村 修也
「……でもなんかそんなこと言った気もする」
敷村 修也
言っただろうか。きっと言ったんだと思う。
GM
AST ランダム全特技表(1) >
社会(9) > 地位
GM
いいでしょう。防御力+2と興奮剤+2で判定をどうぞ。
迷ノ宮 光葉
2D6+2+2>=7 (判定:叫ぶ) (2D6+2+2>=7) > 7[1,6]+2+2 > 11 > 成功
[ 迷ノ宮 光葉 ] テンション : 10 → 15
GM
モノビーストはかようにか弱き生き物なんですよ。ご理解いただけましたか?
安武 陸
ポキポキ幸福が壊れた今までに比べてかなり無事
GM
みんなちゃんと対策してきててえらいねって話でもあります
迷ノ宮 光葉
では、燃えて夢見るような様子の修也に頬を軽く叩いて呼びかけます。
「修也様っ……!」
敷村 修也
誰かに頬を触られている気がする。
ひなちゃんではないし、もちろん自分でもない。
迷ノ宮 光葉
「しっかりなさってください!修也様!!」お嬢様ビンタ!ぺちんと一度強く頬を叩きます。
敷村 修也
強く叩かれた頬が痛む。
視界が炎と陽炎で歪んでいる。
GM
包み込まれた炎は、変わらずあなたを焼いている。
赤木恵夢
少し離れたところで、案ずるように修也を見ている。
敷村 修也
まるで二人きりで話していたかのような静かな時間は終わりをつける。
目の前は炎に揺れ、その向こうにはみんなの姿が見える。
GM
振り切れぬ願いと同じで、くすぶり続けている。
敷村 修也
どうやら頬の痛みは光葉さんに叩かれたようだ。
現実の情報が上書きしていく。
まとわりつく虹色の炎以外は。
安武 陸
「さっきと同じなら、何かを話さないと火は消えない」
敷村 修也
「……そうですね。いつかは、話さないといけなかったんだと思います」
敷村 修也
「俺は、灰葉陽が―――ひなちゃんが好きでした」
敷村 修也
「小学校の時から近くに住んでる優しいお姉さんで。別にいつも一緒っていうわけでもなければ、きっと多分知らないことの方が多かったんですけど」
安武 陸
なんか彼氏みたいな人が来て……、最終的に自殺してたりしてたなぁ……。
安武 陸
死体がゾンビになって怒ったりもしていた……。
赤木恵夢
そんなことは知らないなりに、修也の話を聞いている。
敷村 修也
「小学校を卒業すれば、同じ大学にでも行かない限りは同じ時間を学校でも過ごすこともないくらいで。だからもっと曖昧なままで」
敷村 修也
「もしかしたら、そうしないうちに疎遠になったのかもしれません。……でもそうなるまえに、何かが変わる前にひなちゃんは……」
敷村 修也
「………死んでしまった。だから俺の中でも、ひなちゃんのことは大切な思い出だけど、どういう感情だったのかは、正直わかりません」
灰葉陽
あなたと灰葉陽を繋ぐものは、驚くほどにか細かった。
灰葉陽
ただの近所の、よく話しかけてくれる優しいお姉さんというだけ。
安武 陸
まぁハロウィンの夜に男子と2人でどっかお出かけしてるくらいだもんなぁ
GM
まあしてても小学校の頃の約束なんて放り出してていいんですけどね
GM
現実を再確認するほどに、身体の芯が冷えていくようで。
GM
それを言葉にするたびに、炎の勢いは弱まりゆく。
敷村 修也
「あるいは、見かけたら声をかけたりする程度の」
GM
あなたの心の奥に燻る炎はいつまで経っても消えてはくれないのに。
赤木恵夢
何も言えないまま、胸の絵本を抱きしめた。
赤木 叶恵
いぬちゃんかな?回り込んで見つめる。やっぱり消えている。
赤木 叶恵
「セ……、……抱きたいかどうか言ってないのに消えた……」
敷村 修也
「……だから言ったじゃないですか、そういう表現の問題じゃ、ないんですって」
安武 陸
いやでもセックスって言わなかった分偉いかもしれない……。
赤木 叶恵
「小学生だもんね。小学生にそういうのはまだはやい」
敷村 修也
「……まぁ、自分の中ではわかってたことですし。こうやってみんなの前で言わされるとは思ってませんでしたけど、光葉さんの時のことを考えるとこれぐらい言わないといけないでしょうし。大体昔の思い出ってどうしてもいいものに思えるじゃないですか。やっぱりそういう――」
敷村 修也
「……まぁそれでも、言葉にするのは疲れました」
迷ノ宮 光葉
「……大変だったと思います、お疲れさまでした」
GM
五年の間、誰も足を踏み入れなかったかのように、埃の積み上がったあの部屋に、
GM
そこに暮らしていた筈の少年の存在は、夢のように消え失せている。
迷ノ宮 光葉
そうですね……、打撃力がないので光葉は不向きなので叶恵ちゃんにお願いしたいところかも
赤木 叶恵
もちろん狩猟は常に選択肢の中にある……
敷村 修也
でも多分兄が一番Lv高いはずなんだよな
迷ノ宮 光葉
ワントリの手番で妨害を振り直させられたりするのは嫌だし、フォロワーを削るならこのタイミング、だと思います
行動:赤木叶恵
赤木 叶恵
ST シーン表(10) >
にぎやかな飲食店。騒ぐ人々に紛れつつ事態は進行する。
GM
この手のシーン表は完全に前フリになる。やべ(笑)
ワンダー・トリップ・ラヴァー
繁華街の中心で、ワンダー・トリップ・ラヴァーが地を踏み鳴らして暴れている。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
逃げ惑う人々がその脚に踏み潰され、
ワンダー・トリップ・ラヴァー
吐き出した炎が人々を覆い尽くし、無に返す。
『兄として』卯田清史
そのさまを、少し離れた場所でフォロワーたちが眺めている。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「なかなか時間かかるわねえ」
赤木恵夢
ワンダー・トリップ・ラヴァーの作り出す惨状に息を呑んでいる。
迷ノ宮 光葉
「……見ないほうが、いいです」さっと自分の陰に隠します。
『兄として』卯田清史
ワンダー・トリップ・ラヴァーを見守るフォロワーたちの中で、
『兄として』卯田清史
この夢を。夢と受け入れきれていないような。
安武 陸
「早いところ何か仕掛けるか、離れるかしよう」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
缶チューハイを煽ってます。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「全部めちゃくちゃにして、こんな夢、覚ましちゃえ」
安武 陸
華蓮ちゃん友達になれる気するんだよな……
GM
AST ランダム全特技表(2) >
頭部(5) > 反応
赤木 叶恵
2D6+2+2>=7 (判定:黙る) (2D6+2+2>=7) > 8[4,4]+2+2 > 12 > 成功
『兄として』卯田清史
犯罪者のお時間です。-3をつけて振り直しをお願いします。
赤木 叶恵
2D6+2+2-3>=7 (判定:黙る) (2D6+2+2-3>=7) > 4[1,3]+2+2-3 > 5 > 失敗
『兄として』卯田清史
ちょっとかっこよくさせてもらうぞ ほんのちょっとだけ
[ 赤木 叶恵 ] 余裕 : 7 → 0
GM
前哨戦の失敗なので叶恵の余裕が0になります。
赤木 叶恵
「お姉ちゃんお願い。すぐ戻る」光葉へと返す。
安武 陸
「お姉ちゃん、叶恵ちゃんは俺がついてるから安心してね」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
華蓮はけらけら笑いながら虹の炎を見上げています。
『ともだちの』卯田千奈美
千奈美もそれに同調している。
赤木 叶恵
「……三人は相手にしたくないから、一番めんどくさそうな兄さんに一発かまして離脱って感じで」
赤木 叶恵
「失敗してもすぐ引こう。ニワトリ近いし」
『兄として』卯田清史
男は青ざめた顔でワンダー・トリップ・ラヴァーを見ている。
安武 陸
叶恵と反対側から、同じように回り込む。 片方が見つかっても、もう片方がサポートできるように。
安武 陸
標と戦っていた時も、いつもこんな風にしていた。 見つかるのはいつも自分の方。一緒にいなければ、足を引っ張らずに済む。
安武 陸
でも、離れすぎると助けてもらうこともできない。 助けに行くこともできない。
GM
陸が標を助けに行くような事態は、最後のあのときまで、なかったけれど。
安武 陸
俺はただ、ずっと献身を要求し続けていた。
『兄として』卯田清史
清史が木刀を振り上げて、陸の方へと振り下ろす。
『兄として』卯田清史
遅れて飛び出した叶恵の方へと、つま先を蹴り出した。
『兄として』卯田清史
「俺は、この中じゃ割と冷静みたいだ」
『ともだちの』卯田千奈美
きょと、とまばたき。清史を見上げる。
『兄として』卯田清史
二人を背に、前に出る。木刀を構え直す。
『兄として』卯田清史
「なんにもしてやれなかったんだよな」
『兄として』卯田清史
「五年間、ずっと、千奈美に」
『ともだちの』卯田千奈美
「…………」華蓮にくっついて清史を見上げている。
『兄として』卯田清史
「ここはカッコつけさせてもらう」
赤木 叶恵
「っ……、してやるべきことが、逆でしょ……!」
『兄として』卯田清史
どうだ、と、ハンターたちに視線を配る。
安武 陸
木刀は自分の体を打たない。代わりに、叶恵が倒れている。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
後ろでは異形の鶏が。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
けたたましい叫びをあげては、火を噴く。
『兄として』卯田清史
「まあ、もう、仕方ないだろ」
安武 陸
ぐらぐらと地が揺れて、クロニック・ラヴの声が聞こえる気がする。
『兄として』卯田清史
ただ二人を守るように、木刀を握って立ちはだかる。
赤木 叶恵
「ニワトリは倒す。そしたら、あんたたちに残るのは大量虐殺の片棒を担いだ事実だけだ」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
へらへらと手を振っている。
安武 陸
ちょっと蹴られただけは大丈夫じゃない、と言おうとして。
GM
ただ、狩人に見つかったことを厭うてか、いつの間にか姿を消していた。
赤木 叶恵
腹部に刺さった蹴りが、骨まで達している気がする。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
あとにはワンダー・トリップ・ラヴァーが暴れ回る。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
虹の炎を吹きながら、繁華街を駆け抜けて、駅の方へと消えていく。
GM
叶恵ちゃん前哨戦向いてないんじゃない?(暴言)
安武 陸
「蹴られたの腹だよね。 手当て……、戻ってからする? ここでする?」
ここで手当てするなら、後ろ向いとくけど、と付け加える。
安武 陸
戻るなら、光葉や恵夢に手当てしてもらえるだろうが……。
赤木 叶恵
「打っただけだから機能は問題ないと思う。痛みだけ何とかできれば……」
赤木 叶恵
ポケットを漁る。先ほどの戦いでか、それより前からか。痛み止めの類は既になくなっていた。
赤木 叶恵
白い細腕、まだ若いつるりとした肌に、いくつかの傷が刻まれている。
赤木 叶恵
肘の裏から肩にかけては、それに加えて注射痕が残っていた。
安武 陸
自分でやったほうが慣れてるんじゃない?と思いながらも叶恵の腕を取る。
赤木 叶恵
自分でやっていたらもう終わっていたはずなのに、まだ始まってもいない。
安武 陸
叶恵がめくった袖を、もう少し上に上げる。
安武 陸
服で腕を圧迫して、血管を分かりやすいように。
安武 陸
注射器から、少しだけ薬液を出して空気を抜く。
赤木 叶恵
なぜ今に限って、自分でしようと思わなかったんだろう。答えは出ない。
赤木 叶恵
若干の気恥ずかしさと気まずさ。何故そんな感情を感じるのだろう。答えは出ない。
安武 陸
絆創膏を出して、注射痕の上に貼り付けた。
安武 陸
「いや~。 他人に注射する機会あんまないから緊張したわ」
安武 陸
「なんか、やったほうがいいかなって思ったからですけど……」
赤木 叶恵
訪れた静寂に、もう身を隠す理由もなく。
安武 陸
なんか怒られるかと思ったんだけど……まぁいいか
安武 陸
「いやいや、エスコートさせて頂きますよ、お姫様」
敷村 修也
この後りっくんの手番じゃなくてよかったなって思ってます
迷ノ宮 光葉
台風が通り過ぎてなにをするべきかわからなくなってしまいましたが