メインフェイズ第二サイクル

GM
次の行動順を決定しましょうか。
GM
それぞれ1D6をどうぞ。
安武 陸
1D6 (1D6) > 1
ワンダー・トリップ・ラヴァー
2D6 (2D6) > 7[2,5] > 7
敷村 修也
1d6 (1D6) > 4
迷ノ宮 光葉
1D6 (1D6) > 2
赤木 叶恵
1d (1D6) > 2
安武 陸
は?
GM
りっくん……
敷村 修也
うえ
GM
えー、修也>WTL>叶恵・光葉>WTL>陸 ですね。

行動:敷村修也

敷村 修也
*狩猟を宣言 対象は▓▓▓
GM
いいでしょう。
GM
>街の至る所が燃えている。病院 学校 マンション 公園 駅。
GM
というわけで、該当箇所が5箇所あります。好きなところを選んでスタンプラリーだドン。
敷村 修也
ん~マンションで
GM
そうなるよね~。
GM
というわけで、マンションに行きますか。
敷村 修也
はい
GM
恵夢を連れて五人でよろしいか?
敷村 修也
良いと思います。
GM
はあい。
GM
では補給を済ませ、曙光騎士団のオフィスを出て。
GM
あなたたちは虹色の火の足跡を辿る。
GM
一番近くにあったのは、修也がこの前訪れたマンション。
GM
その三階の一室が、先のように虹色の炎に炙られている。
GM
マンションの住人は既に避難を始めていますね。
敷村 修也
「!」
GM
消防の誘導でああだこうだとざわついている。
GM
写真とか動画とか録られてます。パシャー
安武 陸
RPGとかでわかりやすくイベントがある場所だ
GM
親切な虹色の炎
敷村 修也
うっ嫌だなぁ……
赤木恵夢
「あれ……」
赤木恵夢
マンションを見上げている。
敷村 修也
「あの部屋は……」
赤木恵夢
頷く。詳細な場所に関しては、恵夢の方に確信がある。
安武 陸
「もしかして、灰葉家?」
赤木恵夢
「そのはず、です」
赤木恵夢
「あ、灰葉さんは、わかんない、けど……」
赤木恵夢
「標くんの……」
敷村 修也
「行きましょう。何かがあるから炎が燃えているはずです」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「そうね」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
野次馬をかき分けて、一人の女があなたたちに声をかけます。
安武 陸
あっ!喋ってない人!!
敷村 修也
めちゃくちゃびっくりした
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
忘れられてた最後の一人
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「あるから燃えてるの。夢を覚ますための、何かが」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「邪魔しないでくれる?」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
やや蓮っ葉な印象の女子大生です。長い金髪をゆるくカールしている。
敷村 修也
「そう言われてそうですねそうしましょうって生き方はしてないんですよ」
安武 陸
「というか、どちら様?」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「こっちのセリフだけど」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「何の権利があって、私達の邪魔をするの?」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
燻る虹火を見上げている。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
野次馬がざわざわとやかましい。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
お互い、目立つ行動は避けたいところだろう。
赤木 叶恵
「そういうお話なら、構ってらんないね。行こ」
安武 陸
何だ……? この俺と権利の定義についてトークするか……?とか思っていたら促されたので、行こうとします。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「行けるつもり?」
赤木 叶恵
「あ?」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
くす、と笑う。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「もうみーんな、避難済んでるみたいだけど」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
消防がいます。人の侵入を防いでいる。
赤木 叶恵
「ほんとに行けないと思ってるんなら、邪魔なんてしないでしょ」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「万が一ってのがあるじゃない」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「だって、夢なんだから」
赤木 叶恵
「こっちはその万が一とやら目指して頑張る方針だから」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「…………」
安武 陸
「明晰夢って知ってる? そういうの頑張りなよ」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「うるっさいな、もう」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「はー」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「本当嫌になる」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
タバコを取り出します。ジッポで火を点けている。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
煙を吐き出して。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「あんたら、あれでしょ」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「自分たちにはやらなきゃならないことがあるから」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「正しい目的があるからいいんだ、とか、許される、とか」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「そういうふうに思ってるクチでしょ」
敷村 修也
「あなたはそうじゃないんですか?」
安武 陸
「俺は別に思ってないけど……」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「うわ、統制取れてない」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
アッハッハと笑います。
赤木 叶恵
「……今は目の前のウザいやつを殴るかどうか考えてるかな」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「まあ若い子の方が思うよねー、そういうの」
安武 陸
「殴っていいんじゃない?」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「殴るんなら殴れば?」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「消防士さんに助けもとめちゃお~っと」
安武 陸
「別に消防士さんは警察じゃないから、救急車に乗せられちゃうかもだぞ」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「傷害罪は取り締まられるんじゃない?」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
適当に全てを振り切って突っ込めるかどうかを判定していいな、と思っています。
敷村 修也
なるほどね
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
影の薄いフォロワーは喧嘩を売ることでキャラを確立させるしかないんだ(そんなことはない)
安武 陸
こんな急いでる時じゃなかったら詳しく話を聞いて相談に乗ったりしたいんだけど……
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
優しいね
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
けらけらと笑っていたのが、ふっと真顔に戻る。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「はあ、ほんと」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「ハラ立つ」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「あるんだよーオーラが~。こいつバカだなって哀れんでる感じのさ~」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「自分は冷静でまともだって思い込んでるタイプの人間の目線っていうかさ~」
安武 陸
これ誰に言ってるんだろ……冷静でまとも顔なら修也くんかな……
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
無差別攻撃です。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
まあ多分ほどほどに振り切る行動をして判定していいです。
安武 陸
修也くんかな……と思っています
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
他人事
敷村 修也
「あなたが気に入らないことばかりだってことはわかりましたけど、あなたの相手をしている暇ありませんので」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「ふうん」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「じゃ、どうすんの」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
タバコを咥えます。
赤木恵夢
あわわ……
敷村 修也
お姉ちゃん連れて行きたくね~~~そんなわけにはいかね~~って思ってます
GM
具体的に言うと、
GM
支配力『▓▓▓』の自信っていうのは、▓▓▓がいなかったはずだという自信なので、
敷村 修也
うんうん
GM
▓▓▓がいたことを示していく必要があるんですよね。
GM
姉に。
安武 陸
ヘギョギョ
敷村 修也
ん~~~
迷ノ宮 光葉
そういうことなのか…
敷村 修也
なるほど
GM
この世界には▓▓▓がいないので、夢を覚ましたいわけですね。
GM
この世界には▓▓▓がいないはず、という自信。
安武 陸
ちら、とマンションの方を見る。確かに消防が詰めかけて人でごったがえしているが、この女を抜ければ裏手に出れるのではないだろうか。
GM
上手いことやればいけるんじゃないでしょうか。ちゃんと隠密行動できれば。
GM
足手まといもおりますが。
安武 陸
修也の方を見て、視線で示す。
敷村 修也
安武さんの視線に応える。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
女は狩人たちを睨んでいる。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
その瞳の奥が燃えている。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
怒りか。夢想か。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
理由はわからないけれど。
敷村 修也
「邪魔をしないでください」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「こっちのセリフなんだけどなあ」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
女は笑うが、しかし何か得物を持っている様子もない。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
細い腕。腕力で止められるというようなこともないだろう。
赤木恵夢
恵夢はおろついてますが……
赤木恵夢
一触即発の空気……
敷村 修也
ただそこに立っているだけの女を無視するように前へと進む。
敷村 修也
それと同時に安武さんに視線を飛ばした。
安武 陸
「お姉ちゃん、ちょっと失礼」
安武 陸
恵夢を抱える。
赤木恵夢
「え」
赤木恵夢
「ひゃっ!?」
赤木恵夢
身を縮めています。
赤木 叶恵
「あっ」
赤木恵夢
慌てて口を押さえる。
敷村 修也
*興奮剤を使用して、見るで判定します
GM
はい。《自信》での判定ですね。+4でどうぞ。
敷村 修也
2D6+4>=8 (判定:騙す) (2D6+4>=8) > 7[3,4]+4 > 11 > 成功
GM
クソ~。
[ ワンダー・トリップ・ラヴァー ] 支配力『▓▓▓』 : 5 → 4
[ ワンダー・トリップ・ラヴァー ] 耐久力 : 13 → 12
GM
では突破してどうぞ。
GM
野次馬どもはマンションの表の方をしきりに気にしています。
GM
消防もその対応に追われている。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
女はそんな民衆をハンターもろとも斜めに眺めています。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
虹に揺らめく視界に、紫煙をくゆらせる。
敷村 修也
虹色の炎が灯る部屋を一度見やる。
海野が居た証。住んでいた部屋。
敷村 修也
本当ならば何もなくなっているはずの部屋で燃えるものこそ、無くなってしまってはいけないもののはずだ。
敷村 修也
ぐっと足に力をこめると、野次馬や消防隊を大きく回り込むように駆けだす。
敷村 修也
目を奪われている表側から離れ、裏側を目指す。
安武 陸
修也が駆け出すと、それに合わせて女を避けて走る。
赤木恵夢
ひゃああ……
赤木恵夢
身を強張らせています。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
隣を通過される。止められない。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
ただすれ違いざまに、
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「あとで後悔させてあげる」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
吐き捨てるように、耳打ちする。
安武 陸
こうやって見るとかれんちゃんマジでただの女の子で、話しかけて引き留めようとしただけで、かわいそうになってくるな
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
かわいそうだろ
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
華蓮には振り直させる力もないんだ
安武 陸
ちら、と女に視線を向けたが、気にしてもいられない。
敷村 修也
名前も知らない女の言葉を気にしている暇はなかった。
迷ノ宮 光葉
女性の脇を同じように駆け抜けて目的の部屋を目指します。
GM
避難が済んでいるだけあって、侵入できたらあとは楽なもんですね。
安武 陸
「しっかり捕まっててねぇ」恵夢にそう言って、駆ける。
赤木恵夢
「ひゃひ…………」
赤木 叶恵
「あっ……」
GM
叶恵ちゃんがふくざつになってる
GM
ふくざつ! かなえちゃん
敷村 修也
お姉ちゃん連れ去られたみたいになってておもしろ
赤木 叶恵
ふくざつです!
安武 陸
おねえちゃんをさらっていっちゃうぞ~
GM
ダブルで複雑だよねこれ
赤木 叶恵
ふくざつだ……
GM
マンションの三階。目指した部屋にたどり着く。
GM
表札。灰葉誠/美月。
それと、陽。
GM
三人だけの名前がある。
敷村 修也
そんな部屋の扉を開こうとノブを回す。
GM
鍵は、かかっていなかった。
GM
滑らかにノブが回り、マンションの扉が開かれる。
安武 陸
玄関の前に到着すると、恵夢を下ろす。
赤木恵夢
「あ」
安武 陸
「大丈夫?」
赤木恵夢
「ひゃ」
赤木恵夢
「ありがとう、ござい」
赤木恵夢
「ました」
安武 陸
「いや、ごめんね、急に抱えて」
赤木恵夢
ぺこっと頭を下げてから、
赤木恵夢
逃げるように修也のあとを追い、マンションの室内へ。
赤木 叶恵
「…………」
GM
室内には虹の炎が灯っている。
赤木 叶恵
姉が中へと消えるのを見て、はっと顔を上げて追いかける。
GM
家族で暮らせるマンションの、一般的な間取り。
GM
玄関があり。すぐ近くに洗面所、トイレ、寝室に繋がる扉、リビングと連結したダイニング。
GM
踏み込むと、ホコリが舞う。
GM
長い間掃除されていなかった証。誰も立ち入らなかったであろう場所。
GM
カレンダーは五年前のもの。書籍も新聞も同じように古い。
GM
五年前の十二月で止まっている。
赤木恵夢
視線を彷徨わせる。分厚く積もったホコリに驚いたように目を瞬いた。
敷村 修也
表札が残っているくらいだ。
部屋主がいなくなったそのままの状態。
敷村 修也
「……きっと、海野がいないことになったから」
敷村 修也
生活の痕跡は5年前で止まっている。
GM
一方で。
GM
虹の炎の勢いが、より強く感じられる方向がある。
GM
それはリビングの奥の方に。
赤木 叶恵
「あっちだ」
GM
扉がある。リビングの奥から、繋がる部屋が。
敷村 修也
普通の炎とは違う。
リビングの奥の部屋に繋がる扉へ手をかけて開いた。
GM
がらんどうの部屋に、虹の炎が燻る。
GM
なにもない。物置のようになっている。
GM
物置としてさえ、使われていない。
GM
全くの空白を、虹の炎が焼いている。
赤木恵夢
「――――」
安武 陸
「何もない部屋?」
敷村 修也
「燃やしているのは、この部屋そのもの……?」
安武 陸
「さっきは御影さんから火が出ていたから分かりやすかったけど……」
GM
リビングの逆側にも、同じように扉がある。
GM
おそらく同じような間取りの部屋だろう。
迷ノ宮 光葉
「この部屋は……、もしかして……」
GM
一方で、この何もない部屋。
GM
なにもないかと思われた部屋。
赤木 叶恵
「これじゃ手がかりも何も……」
GM
その片隅に一つだけ、
GM
簡易の本立てが置かれている。
GM
一冊だけ。
GM
大判の薄い本が、立てかけられている。
赤木 叶恵
出た
安武 陸
ふふ
敷村 修也
うっわもうやだ
GM
やだになってるなあ
敷村 修也
部屋に踏み込む。
何もないように思われた部屋に一冊だけ残る本。それに手を伸ばす。
GM
古めかしい絵本。破れたカバーが修繕テープで留められている。
GM
『幸福の王子』
敷村 修也
「……絵本」
赤木恵夢
「え」
赤木恵夢
「……あ」
赤木恵夢
恐る恐るに。空白の部屋へと踏み込む。
敷村 修也
「『幸福の王子』。ほら」
赤木恵夢
差し出されたそれを見て、目を瞬いた。
赤木恵夢
「それ」
安武 陸
恵夢から話を聞いた絵本。
赤木恵夢
「標くんが、もらってくれたやつ……」
赤木恵夢
海野標の存在を介さなければ、ここにあるはずのない絵本。
安武 陸
「……ここ、師匠の部屋だったんだろうな」
赤木恵夢
それを受け取る。胸に抱く。
赤木恵夢
「――ここ」
赤木恵夢
「ここが、標くんの……」
安武 陸
本立てがある以外は何もわからない。わかるのはせいぜい、部屋の広さと壁紙くらい。
赤木恵夢
カーテンは古びた無地のもので、個性も何もありはしない。
赤木恵夢
恵夢が自分に言い聞かせるように声を漏らすとともに、
GM
部屋を包んでいた虹色の炎が、
GM
音もなく消え失せて、静寂が落ちる。
赤木恵夢
「…………」
赤木恵夢
「……そう」
赤木恵夢
「そうだった」
赤木恵夢
「わたし」
赤木恵夢
「私、一度だけ、……たまたま」
赤木恵夢
「……ほんとうに、ぐうぜん、たまたま……」
赤木恵夢
「標くんが、マンションから出てくるとこ、居合わせたことがあって」
敷村 修也
「……うん」
赤木恵夢
「……その時、ね」
赤木恵夢
「『いってきます』とかじゃ、なかったの」
赤木恵夢
「『お邪魔しました』って……」
赤木恵夢
「それで、だから、教えてもらったんだった」
敷村 修也
「………」
安武 陸
「お邪魔しました……」
赤木恵夢
「親戚の人の家にお邪魔してるんだって」
赤木恵夢
「病気で色々あって、そういうことになってるんだって……」
赤木 叶恵
「…………?」
安武 陸
この家が、標の生家だったなら。 ずっと親戚のふりをしていたのなら。
安武 陸
大変だなぁ、と思う。
赤木 叶恵
「いつの話? それ」
赤木恵夢
「え? えーと」
安武 陸
あの人は、ずっと大変だ。
赤木恵夢
「まだ、高一」
赤木恵夢
「だったと思う、けど……」
赤木 叶恵
「……この家、だよね?」
赤木恵夢
「うん」頷く。「そのはずだけど……」
赤木 叶恵
「……誰に、言ってたんだろう……」
赤木恵夢
「?」
安武 陸
「え、普通に考えたらお父さんとかお母さんじゃないの?」
赤木 叶恵
「誰の?」
安武 陸
「誰……って」
敷村 修也
「……その時から誰もいないはずですね。ここは」
赤木恵夢
「あ……」
敷村 修也
「……もっと言えば、5年前から」
安武 陸
「5年前から」
赤木恵夢
「…………」
赤木恵夢
絵本を抱いたまま。
安武 陸
反対にあった部屋を見る。 間取りが同じなら。
赤木恵夢
惑ったように部屋を出て、
赤木恵夢
反対の部屋の扉を、そっと開ける。
赤木恵夢
子供部屋だった。
赤木恵夢
同じ間取り。打って変わってもので溢れている。
赤木 叶恵
「……ここは……?」
赤木恵夢
内装や本棚の内容から察せられる、
赤木恵夢
暮らしていたのは、恐らく、少女。
敷村 修也
わぁ……
迷ノ宮 光葉
わぁ・・・
赤木 叶恵
「…………」
安武 陸
本棚の本を、適当に手に取る。
赤木恵夢
ベッドがあって。明るい色のカーテンがひかれていて。そのも褪せていて。
赤木恵夢
少女漫画と少年漫画がごちゃごちゃに。
敷村 修也
部屋の中を見ようともしない。
体ごと視線を外す。
赤木恵夢
保育士の資格についての本もある。
安武 陸
本の表紙と背表紙を見て、そのまま本棚に戻す。
赤木恵夢
古めかしい児童書や。雑貨や。
赤木恵夢
壁には制服、コート。
安武 陸
「まぁ、灰葉陽の部屋だろうなぁ」
赤木恵夢
勉強机の椅子にはストールが引っ掛けられている。
赤木恵夢
「……お揃いの、部屋……」
敷村 修也
5年前に死んでしまった人の部屋。
死んでしまったときに止まった部屋。
自分がずっと立ち止まっていたころの時間のままの部屋。
赤木恵夢
ベッドはきれいに整えられていて、その上にホコリが積もっている。
赤木恵夢
五年分の蓄積。
敷村 修也
自分の中で整理をつけて、死んでしまったのだと時計を進めることを選んだはずなのに。
だからこそ部屋を見る気にはなれなかった。
赤木恵夢
「……つ」
赤木恵夢
「つぎ」
赤木恵夢
「行きます、か?」
敷村 修也
もういないということをもう一度突き付けられるような気がして。
敷村 修也
「……そうしましょう。外からでも炎が消えたのがわかるはずですから、消防隊が入ってくるかもしれません」
赤木 叶恵
「ここに来たら何かわかるかと思ったけど、わからないことが増えたね」
赤木恵夢
「……でも」
赤木 叶恵
「でも……その本があった」
赤木恵夢
頷く。
赤木恵夢
胸に抱き直す。古ぼけた絵本を。
GM
一致した意見に、狩人たちは部屋を出る。
赤木恵夢
その途中、廊下を歩きながら、
赤木恵夢
寝室に繋がるらしい扉をぼんやりと開いて、中を見た。
赤木恵夢
息を呑む。
赤木恵夢
慌てたように扉を閉めた。
赤木恵夢
ばたん、と音が立つ。
安武 陸
えっなに
迷ノ宮 光葉
なになに
敷村 修也
ええっなに……
赤木 叶恵
なんだ~?
安武 陸
寝室にあってびっくりするもの……!?なんかX型の拘束具とかか!?
安武 陸
「ん、どしたの」
敷村 修也
ふい、と音の方を振り向く。
赤木 叶恵
「お姉ちゃん?」
赤木恵夢
「あ」
赤木恵夢
「えと」
赤木恵夢
「…………」
赤木恵夢
躊躇いがちに黙り込む。
安武 陸
寝室のドアを見る。
赤木 叶恵
「……」
安武 陸
開けてみる。
敷村 修也
「……」
GM
陽の子供部屋にはベッドがあった。だからここは夫婦の寝室だろう。
GM
二人用のベッド。ごく普通の、何の変哲もない。
GM
それが黒ずんだ血の色に染まっている。
安武 陸
「……え?」
赤木恵夢
「…………」
赤木恵夢
窺うように陸を見上げている。
敷村 修也
安武さんの後ろから寝室の様子を見る。
安武 陸
ベッドに近付く。
赤木恵夢
ぎゅ、と胸の中に絵本を抱いて。
GM
古びた血の色。
赤木 叶恵
部屋の中に入り、ベッドをのぞき込む。
GM
カーペットにまで血が飛んでいる。それも同じように褪せている。
安武 陸
最近のものではない。当たり前だ。
赤木 叶恵
「二人分かな」
GM
更にその上にホコリが積み重なる。
GM
叶恵の目測は正しい。
迷ノ宮 光葉
いつか読んだ資料に、夫婦は殺されたと書かれていたことを思い出す。
GM
人が横たわっていただろう凹みがあって、そこに血が広がっている。
安武 陸
「寝てる間に殺された、っぽく見えるなぁ」
GM
遺体が運び去られた以外は、なんの手入れもされていないように思われる。
赤木恵夢
「…………」
赤木 叶恵
「血が……多い。吸われてないのかな」
安武 陸
「普通はもうちょっと、後片付けとかしそうなもんだけどなぁ……」
安武 陸
遺族とかが……
敷村 修也
「警察や清掃が入ってないっていうのもおかしいですね」
敷村 修也
「殺されたって記録は残ってるのに」
安武 陸
「そういや、布団とかは証拠品として押収されるよな」
GM
推測を交わす狩人たちの耳に、
赤木 叶恵
「あれは御影さんの記録だったからね。表ざたになってないのかも」
GM
かんかんかんと、階段を昇る人々の足音が届く。
赤木 叶恵
「やばっ」
赤木恵夢
「あ」
安武 陸
「逃げるか」
赤木 叶恵
「うん」
敷村 修也
「急ぎましょう」
迷ノ宮 光葉
「ええ」

行動:ワンダー・トリップ・ラヴァー 1st

GM
駆けつけた消防士たちから逃れるようにマンションを降りる狩人たち。
GM
目の当たりにした灰葉家の室内。
GM
五年前に止まったままのような、そうでないような、違和感の残る部屋の様子。
GM
それが胸の中をざわつかせ、急き立てて、
GM
気付けば修也の身体には、虹色の炎が灯っていた。
敷村 修也
わーーー
安武 陸
わ~~~~~~~
安武 陸
お呼び出しですよ
GM
ちょっと離れたところにしましょう。国家権力や野次馬からは逃げられました。良かったね。
敷村 修也
「う、うわっ!」
敷村 修也
声を上げ慌ててはたく。
安武 陸
「修也くん!?」
赤木恵夢
目を見開く。口元を押さえている。
赤木 叶恵
「わ、ウソ、なんで!?」
安武 陸
「落ち着いて修也くん、ええと、皆何か心当たりは!?」
敷村 修也
「……っ!」
迷ノ宮 光葉
「どうして……?!」
赤木恵夢
あるはずもない。固まっている。
GM
炎は修也を包み込み、音もなく燃え盛っている。
GM
熱はない。ただ抱擁にも似た心地の良さがある。
GM
マンションから少し離れたこの場所で、
GM
灰葉陽と話をしたことが、あったと思い出す。
GM
虹色の炎が揺らめいている。陽炎に視界が歪む。
灰葉陽
そこに、遠い微笑みを視る。
敷村 修也
炎に包まれているはずなのに見覚えのある微笑みが視える。
灰葉陽
「しゅーくん」
灰葉陽
「しゅーくん、おかえり」
灰葉陽
「今日は何か楽しいことあった?」
敷村 修也
炎が見せる幻なのか。それとも死ぬ前に見る走馬灯なのか。
その声の主に言葉を返せずにいる。
灰葉陽
「もー」
灰葉陽
「冷たいなぁ」
灰葉陽
「最近しゅーくんそうだよね~」
灰葉陽
「私が声かけてもつんけんしちゃってさ」
灰葉陽
「かわいくなくなっちゃったぞ?」
灰葉陽
あなたに語りかける声は明るく弾んで、繰り返し記憶を呼び起こしてきた灰葉陽の声とまるきり一致して。
灰葉陽
むしろそれよりもずっと優しく新鮮で、
灰葉陽
あなたの心の間隙を撫ぜるように。
敷村 修也
炎に包まれているはずが苦痛はない。それどころか心地よいほど。
その声は記憶のものよりも鮮明で、まるで生きているかのよう。
敷村 修也
「……かわいくなんてなくてもいいし」
敷村 修也
昔そんなようなことを言った気がする。
GM
昔のようなやり取り。昔にあったやりとり。
GM
記憶と一致する。
灰葉陽
「おやま~」
灰葉陽
「生意気になっちゃって、もう」
灰葉陽
「すっかりおとな気取りかな~?」
敷村 修也
「もう小学生じゃねーし。それいったらひなちゃんだっておとなじゃないじゃん」
灰葉陽
「しゅーくんよりは大人だもん」
灰葉陽
つん、と口を尖らせてみせてから。
灰葉陽
「でも、私はけっこう」
灰葉陽
「しゅーくんが大人になるの、楽しみにしてるんだけどな~」
安武 陸
ええっ!?!?
安武 陸
おねショタ……””ある””のか!?!?!?!?(夢だよ)
迷ノ宮 光葉
妨害していいのか……?
灰葉陽
破顔する。笑う。
あなたに日向のような笑顔を向ける。
敷村 修也
そんな笑顔を見た気がする。
こんな会話をした気がする。
きっと昔に。
敷村 修也
「そんなこといってもまだ先じゃん」
灰葉陽
「先だから、だよ」
灰葉陽
「あ~……」
灰葉陽
「さてはしゅーくん、忘れてるな?」
敷村 修也
「……?なにが?」
灰葉陽
「うわ! それ本当に忘れてる反応じゃん!」
灰葉陽
「傷つくな~」
灰葉陽
「ほんとに? ほんとに思い出せない?」
灰葉陽
「忘れてる?」
敷村 修也
「…………」
敷村 修也
考えてみたが思い出せない。
こんな会話をしたはずなのに、何を忘れていたのかを思い出せない。
敷村 修也
「……わかんない」
灰葉陽
「む~」
灰葉陽
「そんなら真に受けてた私、バカみたいじゃん!」
灰葉陽
「ひどいよ、しゅーくん」
灰葉陽
「『大きくなったら、ひなちゃんのことお嫁さんにしてあげる』、って」
灰葉陽
「あれ、嘘になっちゃったの?」
敷村 修也
「えーっ!?」
敷村 修也
言ったっけ。言っただろうか。言ったのかもしれない。
5年前の、それよりもっと前のこと。そうだったかも。
安武 陸
おねショタ……””ある””のか!?!?!?!?(二度目)
GM
おねショタあるのが夢なのか おねショタないのが夢なのか
迷ノ宮 光葉
可愛いおねショタ、ありがとうございます…
安武 陸
えーってなってる修也くんありがたいな
安武 陸
めちゃめちゃありがたい
GM
ありがたい
GM
ちなみにこれは多分虚空に向かって喋っているというよりはそういう夢を見ている形なので
GM
急に修也くんが炎に向かって話しかけているのをみんなが見守っている構図ではありません よかったね
敷村 修也
尊厳守られてる
GM
まだね。
安武 陸
守られてるなぁ
GM
まだ守られてるけど……でも……
敷村 修也
まだってやめ
敷村 修也
やめて
GM
だって……
灰葉陽
「私ばっかり本気にしてたのかー……」
灰葉陽
「こっ、これでも」
灰葉陽
「結構? モテはするっていうか」
灰葉陽
「この前、告白されたのとかっ、断ったんですけど!」
敷村 修也
「えー……だってそんな前のこと覚えてないし……断ったのひなちゃんじゃん」
敷村 修也
ごにょごにょ。
灰葉陽
「まあ、そりゃ」
灰葉陽
「むかしむかーしの口約束なんて、なかったことにされても仕方ない、けど」
灰葉陽
「でも」
灰葉陽
「……ね、しゅーくん」
灰葉陽
「ほんとうに、なかったことにしちゃう?」
GM
*敷村修也の幸福『背徳:あれは夢だった』を破壊します。
迷ノ宮 光葉
わたしは妨害したくないなーって心が2つに引き裂かれています
安武 陸
陸が妨害してもいいですが……
安武 陸
こういう場合、嫌だなと思っている人が妨害した方がいいという信条を持ってはいますが……
迷ノ宮 光葉
す、する? 妨害のために防御を振ったのでしたほうがいいかなって思っていますけど
敷村 修也
PLはありがたい話だなぁと思っています。
でも妨害は欲しいです
GM
そんなあ
迷ノ宮 光葉
でも修也くんがひなちゃんをお嫁さんにするという過去みたい…でも妨害もしなきゃ
敷村 修也
引き裂かれる気持ちは大変よくわかります
GM
来るまで続けます。
GM
壊れたら壊れます。
灰葉陽
「しゅーくんがその方がいいなら、それでいいよ」
灰葉陽
「したら私も割り切るもん。さすがにね」
灰葉陽
「昔の言質引きずり続けるとか、完全にヤバい人だし!」
敷村 修也
「ええ~……そんなこと言った?いつ?」
敷村 修也
小学何年生の頃だっただろうか。4年?
灰葉陽
「んー……」
灰葉陽
「しゅーくんが小学校入ったか入ってないかくらい?」
敷村 修也
「1年生の頃のことなんて覚えてないよー」
敷村 修也
「……でもなんかそんなこと言った気もする」
灰葉陽
「まあ、どっちでもいいよ」
灰葉陽
「その時言ったか言ってないかはさ」
敷村 修也
言っただろうか。きっと言ったんだと思う。
灰葉陽
「しゅーくん」
灰葉陽
「今のしゅーくんは、どうなの?」
敷村 修也
「今の?」
灰葉陽
「うん」
灰葉陽
「私は、今のしゅーくんの気持ち」
灰葉陽
「聞きたいな」
迷ノ宮 光葉
無慈悲な宣言。妨害します
GM
AST ランダム全特技表(1) > 社会(9) > 地位
迷ノ宮 光葉
*興奮剤を1個使用
GM
いいでしょう。防御力+2と興奮剤+2で判定をどうぞ。
迷ノ宮 光葉
2D6+2+2>=7 (判定:叫ぶ) (2D6+2+2>=7) > 7[1,6]+2+2 > 11 > 成功
GM
んん~~~~
GM
ん~~~~~~~~
GM
……通す!
迷ノ宮 光葉
ほっ
[ 迷ノ宮 光葉 ] テンション : 10 → 15
安武 陸
えっ
赤木 叶恵
通った
安武 陸
通すんだ
敷村 修也
わーっ通った
GM
6だから嫌
GM
-3つけて6だぞ
敷村 修也
-3がついて6
GM
ふざけるなよ……
GM
モノビーストはかようにか弱き生き物なんですよ。ご理解いただけましたか?
GM
こんなにも……幸福を壊せない……
敷村 修也
その分フィジカルがさぁ
安武 陸
ポキポキ幸福が壊れた今までに比べてかなり無事
GM
みんなちゃんと対策してきててえらいねって話でもあります
迷ノ宮 光葉
では、燃えて夢見るような様子の修也に頬を軽く叩いて呼びかけます。
「修也様っ……!」
敷村 修也
誰かに頬を触られている気がする。
ひなちゃんではないし、もちろん自分でもない。
灰葉陽
灰葉陽は、あなたの答えを待っている。
迷ノ宮 光葉
「しっかりなさってください!修也様!!」お嬢様ビンタ!ぺちんと一度強く頬を叩きます
敷村 修也
「っ!」
敷村 修也
強く叩かれた頬が痛む。
視界が炎と陽炎で歪んでいる。
灰葉陽
微笑みが揺らめく。
敷村 修也
歪み、揺れ、それはまるで炎のように。
灰葉陽
夢のように。
敷村 修也
ほどけていく。
GM
炎の中に、
GM
大切な人の姿が。
GM
けれど、まだその炎は消えていない。
GM
修也の身を焼く炎は消えていない。
GM
包み込まれた炎は、変わらずあなたを焼いている。
GM
あなたの願いに呼応して。
GM
あなたの願う現実へのしるべのように。
安武 陸
「修也くん、大丈夫か!?」
赤木恵夢
少し離れたところで、案ずるように修也を見ている。
敷村 修也
まるで二人きりで話していたかのような静かな時間は終わりをつける。
目の前は炎に揺れ、その向こうにはみんなの姿が見える。
GM
現実だ。紛れもない。
GM
けれど、名残のように炎が残る。
GM
振り切れぬ願いと同じで、くすぶり続けている。
敷村 修也
どうやら頬の痛みは光葉さんに叩かれたようだ。
現実の情報が上書きしていく。
まとわりつく虹色の炎以外は。
安武 陸
「さっきと同じなら、何かを話さないと火は消えない」
安武 陸
「修也くん、話せる?」
迷ノ宮 光葉
「…………」
敷村 修也
「……そうですね。いつかは、話さないといけなかったんだと思います」
敷村 修也
「俺は、灰葉陽が―――ひなちゃんが好きでした」
GM
告白だ!!!!!
GM
告白2連発になってるのおもろ……
迷ノ宮 光葉
若者の大告白大会になっている…
赤木 叶恵
「……」
安武 陸
「……」
安武 陸
まぁ……なんとなくそんな気は……
赤木恵夢
「…………」
敷村 修也
「小学校の時から近くに住んでる優しいお姉さんで。別にいつも一緒っていうわけでもなければ、きっと多分知らないことの方が多かったんですけど」
安武 陸
なんか彼氏みたいな人が来て……、最終的に自殺してたりしてたなぁ……。
安武 陸
死体がゾンビになって怒ったりもしていた……。
赤木恵夢
そんなことは知らないなりに、修也の話を聞いている。
敷村 修也
「小学校を卒業すれば、同じ大学にでも行かない限りは同じ時間を学校でも過ごすこともないくらいで。だからもっと曖昧なままで」
敷村 修也
「もしかしたら、そうしないうちに疎遠になったのかもしれません。……でもそうなるまえに、何かが変わる前にひなちゃんは……」
敷村 修也
 
敷村 修也
「………死んでしまった。だから俺の中でも、ひなちゃんのことは大切な思い出だけど、どういう感情だったのかは、正直わかりません」
GM
語りながら、再確認する。
灰葉陽
あなたと灰葉陽を繋ぐものは、驚くほどにか細かった。
灰葉陽
約束なんて、ひとつもしていない。
灰葉陽
何もなかった。
灰葉陽
ただの近所の、よく話しかけてくれる優しいお姉さんというだけ。
敷村 修也
話したことはただの他愛ない話。
敷村 修也
遊びに行ったこともない。
安武 陸
していないんだなぁ
安武 陸
まぁハロウィンの夜に男子と2人でどっかお出かけしてるくらいだもんなぁ
GM
まあしてても小学校の頃の約束なんて放り出してていいんですけどね
安武 陸
そうですね
GM
虹の炎が揺らぐ。
GM
現実を再確認するほどに、身体の芯が冷えていくようで。
GM
それを言葉にするたびに、炎の勢いは弱まりゆく。
敷村 修也
「……でもそれは一方的な思い出です」
敷村 修也
「ただの小学校の上級生と下級生」
敷村 修也
「あるいは、見かけたら声をかけたりする程度の」
敷村 修也
「近所のお姉さん、ただそれだけです」
GM
言い切るとともに、
GM
虹の炎が消え失せる。
GM
あなたの心の奥に燻る炎はいつまで経っても消えてはくれないのに。
GM
願うた夢を現実と繋げるその炎は、
GM
拍子抜けするほどにあっけなく。
迷ノ宮 光葉
修也くんえらい…
安武 陸
えらいなぁ
GM
大告白をして偉い
赤木恵夢
「…………」
赤木恵夢
何も言えないまま、胸の絵本を抱きしめた。
赤木 叶恵
「消えた……」
敷村 修也
「………」
敷村 修也
「……消えました?」
安武 陸
「消えたなぁ」
赤木恵夢
ぶんぶん頷く。
赤木 叶恵
いぬちゃんかな?回り込んで見つめる。やっぱり消えている。
赤木 叶恵
「セ……、……抱きたいかどうか言ってないのに消えた……」
赤木恵夢
「カナちゃん!!」
安武 陸
「こら」
迷ノ宮 光葉
いたたまれない気持ち。
敷村 修也
「……だから言ったじゃないですか、そういう表現の問題じゃ、ないんですって」
安武 陸
いやでもセックスって言わなかった分偉いかもしれない……。
赤木恵夢
えらさのハードルが低すぎませんか……?
安武 陸
思いとどまったし……。
赤木恵夢
おねえちゃんはもうしわけないです。
安武 陸
「まぁ、5年前だとなぁ」
赤木 叶恵
「小学生だもんね。小学生にそういうのはまだはやい」
敷村 修也
「……まぁ、自分の中ではわかってたことですし。こうやってみんなの前で言わされるとは思ってませんでしたけど、光葉さんの時のことを考えるとこれぐらい言わないといけないでしょうし。大体昔の思い出ってどうしてもいいものに思えるじゃないですか。やっぱりそういう――」
敷村 修也
一通り口にして黙り込む。
敷村 修也
「……まぁそれでも、言葉にするのは疲れました」
赤木恵夢
「…………」
赤木 叶恵
修也と光葉を交互に見る。
赤木 叶恵
「たいへんそう」
安武 陸
「お疲れ様。頑張ったよ」
赤木恵夢
こくこく頷いています。
迷ノ宮 光葉
「……大変だったと思います、お疲れさまでした」
敷村 修也
「……ありがとうございます」
GM
炎は消え去り、現実が残る。
GM
五年の間、誰も足を踏み入れなかったかのように、埃の積み上がったあの部屋に、
GM
今は見も知らぬ他人が踏み込んでいる。
GM
それが現実。
GM
そこに暮らしていた筈の少年の存在は、夢のように消え失せている。

GM
修也→光葉の感情が1伸びます。
GM
では、次は叶恵ちゃんか光葉ちゃんですね。
敷村 修也
そういえば犯罪者は上位なのか
GM
-3がつくタイプの犯罪者です。
赤木 叶恵
お兄ちゃん狩りにいくならここだな
GM
えーん。
迷ノ宮 光葉
そうですね……、打撃力がないので光葉は不向きなので叶恵ちゃんにお願いしたいところかも
赤木 叶恵
消すか……他に案ありますか
赤木 叶恵
もちろん狩猟は常に選択肢の中にある……
敷村 修也
耐久10と9の違いかぁ
敷村 修也
でも多分兄が一番Lv高いはずなんだよな
敷村 修也
まぁ犯罪者排除して……おくか!
迷ノ宮 光葉
ワントリの手番で妨害を振り直させられたりするのは嫌だし、フォロワーを削るならこのタイミング、だと思います
赤木 叶恵
じゃ、いくか~

行動:赤木叶恵

赤木 叶恵
*前哨戦 『兄として』卯田清史
GM
OK
GM
STとか振ってもらいましょうか。
赤木 叶恵
ST シーン表(10) > にぎやかな飲食店。騒ぐ人々に紛れつつ事態は進行する。
GM
この手のシーン表は完全に前フリになる。やべ(笑)
GM
悲鳴。怒号。
GM
虹色の炎が天を衝く。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
繁華街の中心で、ワンダー・トリップ・ラヴァーが地を踏み鳴らして暴れている。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
逃げ惑う人々がその脚に踏み潰され、
ワンダー・トリップ・ラヴァー
吐き出した炎が人々を覆い尽くし、無に返す。
『兄として』卯田清史
そのさまを、少し離れた場所でフォロワーたちが眺めている。
赤木 叶恵
ウッソォ
敷村 修也
さ、最悪!
赤木 叶恵
「うわあ……!」
『ともだちの』卯田千奈美
「……まだかな」
『ともだちの』卯田千奈美
「まだ、覚めないかな」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「なかなか時間かかるわねえ」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
紫煙を吐き出す。
赤木恵夢
ワンダー・トリップ・ラヴァーの作り出す惨状に息を呑んでいる。
赤木 叶恵
「お姉ちゃんは見ちゃだめ!」
赤木恵夢
「で、でも」
赤木恵夢
「だって」
迷ノ宮 光葉
「……見ないほうが、いいです」さっと自分の陰に隠します。
GM
虹の炎が繁華街を包み込み、吹き荒れる。
敷村 修也
「見ても何もいいことないよ」
赤木恵夢
儚い抵抗をするも、隠される。
赤木恵夢
かたかたと震えている。
『兄として』卯田清史
同じように、
『兄として』卯田清史
ワンダー・トリップ・ラヴァーを見守るフォロワーたちの中で、
『兄として』卯田清史
男一人、少し顔色が悪い。
『兄として』卯田清史
この夢を。夢と受け入れきれていないような。
『兄として』卯田清史
そんな気配がある。
安武 陸
「早いところ何か仕掛けるか、離れるかしよう」
赤木 叶恵
「……フォロワーが、いるな……」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「やれやれ~」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
缶チューハイを煽ってます。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「全部めちゃくちゃにして、こんな夢、覚ましちゃえ」
『ともだちの』卯田千奈美
「さましちゃえ~……」
安武 陸
華蓮ちゃん友達になれる気するんだよな……
赤木 叶恵
「よし、ちょっと行ってくるか」
敷村 修也
「え、行ってくるって……」
迷ノ宮 光葉
「お手伝いは、必要ですか……?」
赤木恵夢
「……?」
赤木恵夢
心配そうに叶恵を見ます。
安武 陸
主に、お姉ちゃんの目隠しとか……
GM
AST ランダム全特技表(2) > 頭部(5) > 反応
GM
では反応からどうぞ。
安武 陸
* 興奮剤譲渡します
赤木 叶恵
*それを使用
GM
はい、では打撃力+2と興奮剤+2ですね。
GM
判定をどうぞ。
赤木 叶恵
2D6+2+2>=7 (判定:黙る) (2D6+2+2>=7) > 8[4,4]+2+2 > 12 > 成功
GM
はい。
『兄として』卯田清史
犯罪者のお時間です。-3をつけて振り直しをお願いします。
赤木 叶恵
2D6+2+2-3>=7 (判定:黙る) (2D6+2+2-3>=7) > 4[1,3]+2+2-3 > 5 > 失敗
安武 陸
あっ
『兄として』卯田清史
ッシャア!!!
敷村 修也
あ~残念
迷ノ宮 光葉
あっ
敷村 修也
ん~~
『兄として』卯田清史
意地を見せた
赤木 叶恵
やるじゃん
『兄として』卯田清史
兄の意地ってワケ
安武 陸
兄としてだなぁ
『兄として』卯田清史
ちょっとかっこよくさせてもらうぞ ほんのちょっとだけ
GM
では、失敗ですね。
[ 赤木 叶恵 ] 余裕 : 7 → 0
GM
前哨戦の失敗なので叶恵の余裕が0になります。
赤木 叶恵
「お姉ちゃんお願い。すぐ戻る」光葉へと返す。
赤木恵夢
「あ」
赤木恵夢
「カナちゃ……」
安武 陸
「じゃ、俺も行く」
迷ノ宮 光葉
「わかりました、お気をつけて」
敷村 修也
「わかりました」
安武 陸
「お姉ちゃん、叶恵ちゃんは俺がついてるから安心してね」
赤木恵夢
「…………」
赤木恵夢
青ざめた顔で、不承不承に頷きます。
安武 陸
手を振ったりしておく。
赤木恵夢
ふりかえせない……
赤木 叶恵
「ん、じゃあ安武ついてきて」
安武 陸
「おう」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
華蓮はけらけら笑いながら虹の炎を見上げています。
『ともだちの』卯田千奈美
千奈美もそれに同調している。
赤木 叶恵
「……三人は相手にしたくないから、一番めんどくさそうな兄さんに一発かまして離脱って感じで」
安武 陸
「了解」
赤木 叶恵
「失敗してもすぐ引こう。ニワトリ近いし」
安武 陸
「逃げ足の速さは任せてくれ」
赤木 叶恵
「頼もしいね」
『兄として』卯田清史
男は青ざめた顔でワンダー・トリップ・ラヴァーを見ている。
赤木 叶恵
身を低くして、ゆっくりと回り込む。
安武 陸
叶恵と反対側から、同じように回り込む。 片方が見つかっても、もう片方がサポートできるように。
GM
虹の炎が噴き上がっている。悲鳴とともに。
安武 陸
標と戦っていた時も、いつもこんな風にしていた。 見つかるのはいつも自分の方。一緒にいなければ、足を引っ張らずに済む。
安武 陸
でも、離れすぎると助けてもらうこともできない。 助けに行くこともできない。
GM
陸が標を助けに行くような事態は、最後のあのときまで、なかったけれど。
安武 陸
俺はただ、ずっと献身を要求し続けていた。
『兄として』卯田清史
不意に。
『兄として』卯田清史
清史が木刀を振り上げて、陸の方へと振り下ろす。
安武 陸
「!」
赤木 叶恵
「安武っ!」
赤木 叶恵
飛び出す。
『兄として』卯田清史
遅れて飛び出した叶恵の方へと、つま先を蹴り出した。
赤木 叶恵
「うぐっ……!」
『兄として』卯田清史
「見えてたよ」
『兄として』卯田清史
「俺は、この中じゃ割と冷静みたいだ」
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
「んえ?」
『ともだちの』卯田千奈美
きょと、とまばたき。清史を見上げる。
『兄として』卯田清史
二人を背に、前に出る。木刀を構え直す。
赤木 叶恵
「嘘っ……!」けほっと息を吐く。
『兄として』卯田清史
「……俺は、さ」
『兄として』卯田清史
「なんにもしてやれなかったんだよな」
『兄として』卯田清史
「五年間、ずっと、千奈美に」
『ともだちの』卯田千奈美
「…………」華蓮にくっついて清史を見上げている。
『兄として』卯田清史
「だから、まあ」
『兄として』卯田清史
「兄ちゃんとして」
『兄として』卯田清史
「ここはカッコつけさせてもらう」
赤木 叶恵
「っ……、してやるべきことが、逆でしょ……!」
『兄として』卯田清史
どうだ、と、ハンターたちに視線を配る。
安武 陸
木刀は自分の体を打たない。代わりに、叶恵が倒れている。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
後ろでは異形の鶏が。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
けたたましい叫びをあげては、火を噴く。
安武 陸
目眩がする。
『兄として』卯田清史
「ははは」
『兄として』卯田清史
「まあ、もう、仕方ないだろ」
『兄として』卯田清史
「夢だ夢」
『兄として』卯田清史
男は踏み込んでは来ない。
敷村 修也
兄……
迷ノ宮 光葉
お兄ちゃんさん……
『兄として』卯田清史
兄としてがんばった
安武 陸
ぐらぐらと地が揺れて、クロニック・ラヴの声が聞こえる気がする。
安武 陸
俺はまた。
『兄として』卯田清史
ただ二人を守るように、木刀を握って立ちはだかる。
赤木 叶恵
「あー、そうですか……!」
安武 陸
俺の未熟さで、誰かを。
赤木 叶恵
「ニワトリは倒す。そしたら、あんたたちに残るのは大量虐殺の片棒を担いだ事実だけだ」
赤木 叶恵
「後悔しろ」
『兄として』卯田清史
力なく、笑った。
『覚めぬ恋の』三崎華蓮
へらへらと手を振っている。
赤木 叶恵
「退くよ、安武」
安武 陸
「叶恵、ちゃ」
安武 陸
「だ、だい、じょうぶ?」
赤木 叶恵
「ちょっと蹴られただけだよ、平気」
安武 陸
ちょっと蹴られただけは大丈夫じゃない、と言おうとして。
安武 陸
いや、大丈夫だな、と思い直す。
安武 陸
「そっか、ごめん」
GM
フォロワーはあなたたちを追うてこない。
赤木 叶恵
「すぐに引くって言ったでしょ」
赤木 叶恵
痛い。
GM
ただ、狩人に見つかったことを厭うてか、いつの間にか姿を消していた。
赤木 叶恵
腹部に刺さった蹴りが、骨まで達している気がする。
赤木 叶恵
体を動かすと痛みが走る。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
あとにはワンダー・トリップ・ラヴァーが暴れ回る。
ワンダー・トリップ・ラヴァー
虹の炎を吹きながら、繁華街を駆け抜けて、駅の方へと消えていく。
GM
叶恵ちゃん前哨戦向いてないんじゃない?(暴言)
敷村 修也
2度目なんだよな
GM
なんか……縁起が悪くない?
GM
叶恵ちゃんの前哨戦
敷村 修也
何か縁起悪いね
安武 陸
「……本当に大丈夫?」
赤木 叶恵
「少なくとも、昨年末の安武よりはね」
安武 陸
「はは、参考にならないな~」
安武 陸
「歩きにくかったりしたら手貸すけど」
赤木 叶恵
「気にしすぎだよ」
安武 陸
「そうかな、そうならいいけど」
安武 陸
「普通に心配してるんだよ」
赤木 叶恵
「……」
赤木 叶恵
「ちょっとだけ……痛い……」
安武 陸
「やっぱりダメなんじゃん」
赤木 叶恵
「ちょっとだけだし……」
安武 陸
「蹴られたの腹だよね。 手当て……、戻ってからする? ここでする?」
ここで手当てするなら、後ろ向いとくけど、と付け加える。
安武 陸
戻るなら、光葉や恵夢に手当てしてもらえるだろうが……。
赤木 叶恵
「打っただけだから機能は問題ないと思う。痛みだけ何とかできれば……」
赤木 叶恵
ポケットを漁る。先ほどの戦いでか、それより前からか。痛み止めの類は既になくなっていた。
安武 陸
「じゃ、俺の分使う?」
安武 陸
自分のポケットから薬を出す。
赤木 叶恵
「……ん」
赤木 叶恵
腕をまくって、手を差し出す。
安武 陸
叶恵の腕をぼんやりと見る。
赤木 叶恵
白い細腕、まだ若いつるりとした肌に、いくつかの傷が刻まれている。
安武 陸
ぼんやりと見て。
安武 陸
「あ、俺が注射すんの?」
赤木 叶恵
肘の裏から肩にかけては、それに加えて注射痕が残っていた。
赤木 叶恵
「はやく」
安武 陸
自分でやったほうが慣れてるんじゃない?と思いながらも叶恵の腕を取る。
赤木 叶恵
「……」
赤木 叶恵
自分でするよりも少し緊張する。
赤木 叶恵
自分でやっていたらもう終わっていたはずなのに、まだ始まってもいない。
安武 陸
叶恵がめくった袖を、もう少し上に上げる。
安武 陸
服で腕を圧迫して、血管を分かりやすいように。
赤木 叶恵
風が触れて冷たい。
安武 陸
注射器から、少しだけ薬液を出して空気を抜く。
安武 陸
「はーい、ちょっとチクッとしますよ~」
赤木 叶恵
「……はやくしろ」
安武 陸
柔らかい皮膚に、針を突き立てる。
安武 陸
針が沈んでゆく。
赤木 叶恵
それをじっと見ている。
安武 陸
注射器の中の液体を、叶恵の中に注ぐ。
安武 陸
ゆっくりと。
赤木 叶恵
不思議な気分。
赤木 叶恵
なぜ今に限って、自分でしようと思わなかったんだろう。答えは出ない。
赤木 叶恵
若干の気恥ずかしさと気まずさ。何故そんな感情を感じるのだろう。答えは出ない。
安武 陸
全て、中身を叶恵の中に出し切る。
赤木 叶恵
「…………」
安武 陸
「……はーい、終わりましたよ~」
安武 陸
絆創膏を出して、注射痕の上に貼り付けた。
赤木 叶恵
「おう、お疲れ」
安武 陸
「いや~。 他人に注射する機会あんまないから緊張したわ」
赤木 叶恵
「なんで引き受けてんの安武?」
安武 陸
「なんでとかって言う?」
赤木 叶恵
「いや、えーと……」
安武 陸
「なんか、やったほうがいいかなって思ったからですけど……」
赤木 叶恵
「……そうですね……」
赤木 叶恵
「戻りますか」
安武 陸
「戻りましょうか」
赤木 叶恵
訪れた静寂に、もう身を隠す理由もなく。
安武 陸
「で、どうする? 手、貸す?」
赤木 叶恵
「すぐそこだし別に……頼むわ」
安武 陸
「頼むんだ」
赤木 叶恵
「いやならいいです」
安武 陸
なんか怒られるかと思ったんだけど……まぁいいか
安武 陸
「いやいや、エスコートさせて頂きますよ、お姫様」
赤木 叶恵
「よし」
安武 陸
なんでこんなことに?
赤木 叶恵
おかしいな……
敷村 修也
この後りっくんの手番じゃなくてよかったなって思ってます
迷ノ宮 光葉
台風が通り過ぎてなにをするべきかわからなくなってしまいましたが
迷ノ宮 光葉
何をしましょうかって狩猟ですよね
赤木 叶恵
狩りの時間じゃあ