メインフェイズ第二サイクル
GM
混沌のままにメインフェイズ第一サイクルが終了し、このまま第二サイクルに入ります。
行動順を決めましょう。
クロニック・ラヴ
2D6 (2D6) > 6[3,3] > 6
クロニック・ラヴ
修也>叶恵・光葉>吸血鬼>吸血鬼>陸ですね。
行動:敷村修也
GM
とりあえず行動の宣言を一回もらっておきましょうか。
敷村 修也
*狩猟を宣言 対象は運命変転血戒『クロニック・ラヴ』
安武 陸
「だっでぇ……師匠が生きてだがらぁ……」
海野標
俯けられた頭を、髪を、血に汚れた指先でぐしゃりとかき混ぜた。
海野標
足元には先程吐き捨てた血が赤く広がっている。
安武 陸
死ぬわけない、なんて言葉。 前は素直に信じられたのに。
安武 陸
今は、どこまで信じていいのか分からない。
海野標
海野標の吐き捨てた血の匂いが、あまりにも濃い。
安武 陸
血に慣れきった鼻でも、意地汚く死の臭いを見つけてしまう。
GM
開幕でイチャつく心の準備はしていなかったぞ。
敷村 修也
叶恵に抑え込まれたまま、低い視線はすべてを見上げることしかできない。
混乱した頭と弾き飛ばされた槍、さっきまで見ていた夢のことがぐるぐると頭をまわっている。
海野標
持ち上げた手を陸の頭に添えたまま、視線は修也らへと移る。
敷村 修也
首をひねり何とか横目で赤木さんに視線を送った。
腕と首が痛い。
赤木 叶恵
ふうと息を吐いて、ようやく拘束の力を抜く。
迷ノ宮 光葉
同じように修也の槍から手を離し、穂先を人から逸らす。彼の話を聞く。
敷村 修也
「………。……ゆめの中で、かぼちゃに槍を……」
敷村 修也
「ゆめのなかで、ひなちゃんをたすけようと、して。槍をつかおうと」
赤木 叶恵
「…………実際には、何に槍を向けてたかわかってる?」
敷村 修也
状況からすぐに察する。
頷くことしかできなかった。
赤木 叶恵
「ん。ならよし。あとは当事者間で話つけときな」
海野標
「どうこう問い詰めることでもねえよ。止められたみたいだし」
安武 陸
涙は拭ったが、標を抱えたままうなだれている。
海野標
陸に抱えられたまま、だらりと腕が下がった。
敷村 修也
そう言われても神妙な面持ちのまますぐには動くことはできない。
GM
私はむしろずっと抱えてるんだ……? って思った
迷ノ宮 光葉
「……とりあえず、移動しませんか。海野様の手当もしなければ」
GM
そちらを向けば、蒼い炎が高く立ち昇っている。
GM
炎は高層ビルをまるごと包み込んで、街を青く照らしている。
海野標
陸の身体に縋る羽目になって、舌打ちをする。
赤木 叶恵
今日だけでも何度か見た炎。かつては頼もしく感じた炎。見慣れたとはいえ、見たくないものであることに変わりはない。
迷ノ宮 光葉
「最悪の場合……、兄と戦われるのでしょう?でしたら、万全と行かなくとも少しだけでもお時間をください、手当します……」
海野標
「でも移動はしなくていい。普通の手当ては要らない」
海野標
良く躾けられた犬のように従順に従う弟子に、なすがままに。
海野標
ナイフを受け取る。いつもであれば血戒で短刀でも出すところだが。
海野標
浅すぎて血が出ないようなこともない。かといって動きに支障を来たすこともない。
迷ノ宮 光葉
同じく、そっと叶恵の手を引いて後ろを向いた。
海野標
牙は立てない。溢れた血を啜って、舐め取る。
安武 陸
「痛いんすけど~、ちょ~痛いんすけど~」
海野標
こうした補給手段に慣れていないのだろう。そもそも必要もなくいたのか。
海野標
滴り伝い落ちる血を指先で掬い取って、口に含む。
安武 陸
「ほらぁ、みんな目逸らしちゃってるんですけど~」
安武 陸
「くすぐったいんですけど~、あ、こういうの言った方が余計気まずいか?」
迷ノ宮 光葉
PLはありがとぅ…となっているけどきまずい
敷村 修也
すごいことになってる。視線外しといてよかった~
安武 陸
「だって無言のほうがなんか嫌じゃないっすか……」
安武 陸
「もういいんですか? この際なんでもうちょっとやってもいいですよ」
赤木 叶恵
もう血は出ちゃったし事態が事態だからね
迷ノ宮 光葉
いや~~~~~~~~…止められないよ……
海野標
周囲の狩人たちもそれを聞いているのが分かる。
安武 陸
「皆気まずいの我慢してるんだから、俺が献血できるギリギリまで飲んでいってくださいよ」
海野標
こうなっては、それを固辞する余裕も恐らくはないのだろう。
GM
恥ずかしい これいいんですか? こんなことしちゃっていいんですか?
迷ノ宮 光葉
たすかるーーーーーーーー(でも気まずい)
赤木 叶恵
「終わり?終わった?振り返るよ?いいね?」
迷ノ宮 光葉
「あ、いえ……あまりジロジロ見るものでもないかと……」
赤木 叶恵
「音だけ聞かされるの、逆にやだった。なんか……こう……」
安武 陸
「なんでここまで変な空気になってんの?」
迷ノ宮 光葉
とりあえず陸の切った傷口を黙って手当する。なんとなく、気まずそうな表情。
敷村 修也
「安武さん、その、もし次があったら静かにしててくださいね……」
海野標
針で穿たれた痕を遺したまま、血を滴らせている。
赤木 叶恵
「エネルギー補給したからって、そんな簡単に復活するもんじゃないでしょ」
海野標
「まあ、だから、しばらくはイケるだろうよ」
海野標
冬の風に破れたマントを揺らして、血まみれの身体のままに、足を進める。
敷村 修也
それほどまでに弱っていた海野に危うく槍を突き立てかけたことを思い、苦い気持ちがこみあげる。
迷ノ宮 光葉
「…………わたくしたちはこのまま吸血鬼の支配力を削いでみます。そちらも、お気をつけて」
GM
いつしか赤い霧が晴れ、月の青さを再確認する。
GM
エネルギーの波動を感じる。クロニック・ラヴが帯びていたものと同じ。
GM
修也はそれを見て、先程の夢を思い返して、実感する。
GM
というわけで、壊すならがんばって決心して壊してください。
GM
これこそがあなたが掴み取るべきものだと主張するように、血の色に眩しく輝く。
敷村 修也
手の中にある。夢にまで見る日々に繋がる結晶が確かにそこに。
安武 陸
「何かの間違いで紛れ込んだかもしれない。 早く壊しておこう」
敷村 修也
壊すべきだ。
赤木さんが言うように、安武さんが言うように。
ハンターとしての自分も壊すべきだと、そう言っている。
GM
あの日を未だに追い求めてやまぬ一人の少年は?
迷ノ宮 光葉
「修也様……」他の二人とは違い、修也の内心を察している。すぐには壊そうとしない彼の様子を窺う。
敷村 修也
5年前に止まったままの敷村修也が自分の中に居る。
GM
今ここに立つ敷村修也は、果たして、どちらを。
敷村 修也
いつまでも針を止めておくことはできない。
GM
水面シナリオはトレイラーが世界で一番重要なシナリオと言われます
GM
トレイラーに書いてあることならなんでもやっていいと言われます
GM
トレイラーに反したことをしたら何をされても仕方ないとも言われています
迷ノ宮 光葉
ですね…ちょっと光葉は無理そうなので他の人にお願いします
GM
では攻撃力の+1と援護の+1をつけて日常の判定をどうぞ。
敷村 修也
*鎮静剤を使用して【走る】で判定します
敷村 修也
2D6+2>=7 (判定:走る▲) (2D6+2>=7) > 4[1,3]+2 > 6 > 失敗
敷村 修也
*ここで激情を使うRP上の意味合いは大きい。激情を使用 この1は6!
[ クロニック・ラヴ ] 耐久力 : 8 → 7
[ 敷村 修也 ] 激情 : 1 → 0
[ 赤木 叶恵 ] テンション : 11 → 14
敷村 修也
掌の上の結晶をじっと見つめる。
御影さんが言っていた。
敷村 修也
「『背徳』に惑う部分が一欠片たりともない」
「そのように、胸を張るというのか?」
敷村 修也
即答できなかった。できるわけがなかった。
5年前の敷村修也は当然そんなことも考える。
敷村 修也
穏やかで温かい、思い出だけに存在する記憶。
敷村 修也
そしてその止まっていたはずの、5年前の敷村修也はこの前のハロウィンで再び顔をだすようになった。
本当なら止まったまま、もしかすると小さくなっていったかもしれない部分。
敷村 修也
懐かしく、温かい過去に浸っていたい。
それがもう一度。
敷村 修也
だからこそ、これを壊さなければならない。
敷村 修也
ひなちゃんがいなくなっても敷村修也の時計は動き続けてきた。
敷村 修也
止まりたいと願っていても勝手にここまで運ばれてきた。
GM
惰性に押し流されるようにハロウィンの日を迎え、乗り越えて、
敷村 修也
時計の針を止めることも、戻すこともできない。
あのハロウィンを乗り越えている以上。
ハンターとして生きると決めた以上。
敷村 修也
ゆっくりと手のひらから結晶を落とす。
名残を惜しむように。
GM
あのあたたかな、ひなたの中にいるような日々が。
敷村 修也
あの日々は、どうやっても返ってこない。
GM
陸に触れられてあっさりと砕けた時とは違い、まだ形を保っている。
敷村 修也
足を持ち上げる。
その未練を振り払うように。
敷村 修也
次の一歩を踏み出すように、力強く踏みつけた。
敷村 修也
はぁーー。ありがとうございます。ありがとうございます
灰葉陽
『あいつ部活とか入ってないし、行けるでしょ。来れる来れる』
灰葉陽
『きっちり引っ張ってくから、安心してて!』
GM
結晶は粉々に砕かれて、最早残滓すら残っていなかった。
敷村 修也
結晶を見つめていた時間は、実際には10秒にも満たない。
敷村 修也
それでも長い時間悩んでいたように感じる。
GM
それほどまでにあの結晶の、人に訴えかける魔力は強かった。
GM
振りほどくのに、ありったけの激情を消費させられるくらいには。
迷ノ宮 光葉
ちら、と修也の様子を気にかける。が、今の光の記憶も気にかかるので、それ以上は何も言わなかった。
敷村 修也
修也の中でも奮い立つものがある。
だからこそ、クロニック・ラヴを倒さなければという思い。
安武 陸
「写真の三人、やっぱり仲が良さそうな感じだったな」
安武 陸
修也の逡巡には気が付かない。 少し迷ったな、くらいにしか思わない。
赤木 叶恵
「特に感じるところのない叶恵。今回あんま手がかりなかったね。でもペース的には良い感じじゃない?」
敷村 修也
そうですね、と相槌を打ちながら取り落としていた槍を拾う。
迷ノ宮 光葉
「ええ……、クロニック・ラヴたちの真相はどうであれ、支配力を確かに削いではいます。……次も、うまくいけば、あるいは……」
GM
いつしか街の上空からは、再び閃光と轟音があがるようになっていた。
GM
修也くんはえらいな ほんとにえらい マジで偉いと思ってます。
GM
激情の使い方が鮮やかでよかった こういうところで映えさせるために激情ってあるんだな
GM
次は叶恵ちゃんと光葉ちゃん好きな方が行けますね。同値なので。
赤木 叶恵
やること決まってるしな 狩りの時間だオラァ!
行動:赤木叶恵
赤木 叶恵
ST シーン表(9) > 生活の様子が色濃く残る部屋の中。誰の部屋だろう?
GM
じゃあ先程の結晶と似た気配を探して街を歩いていると
敷村 修也
そりゃ生活の様子も色濃く残るでしょうよ
GM
庭に面した掃き出し窓が割られて開けられている。
『ひなたの恋人』萩原稜介
拳銃を下ろした、フォロワーの男の姿がある。
『ひなたの恋人』萩原稜介
銃弾を受けて血に沈み、事切れている。
『ひなたの恋人』萩原稜介
ハンターたちには既に気付いていたようで、ゆっくりと振り向いた。
『ひなたの恋人』萩原稜介
「どうやら、拒まれてしまったようだね」
赤木 叶恵
「……なんだ、気付いてたか。恥ずかしい」
『ひなたの恋人』萩原稜介
その姿は、修也が夢で見たものと大して差がない。
『ひなたの恋人』萩原稜介
まるで歳を取っていないかのように思われる。
迷ノ宮 光葉
血に沈む一家の無残な姿に息を呑む。男をじっと睨む。
安武 陸
ちらりと死体に目を向ける。 先程まで生きていたはずのそれに。
『ひなたの恋人』萩原稜介
「俺には少し、難しかったな」
『ひなたの恋人』萩原稜介
「彼女を忘れて生きることは」
『ひなたの恋人』萩原稜介
君とは違って、という意味を言外ににじませる。
敷村 修也
「逐一レスバが苛烈。忘れないで生きていく自信もなかったんですか?」
『ひなたの恋人』萩原稜介
「世界が全部、ひっくり返ったみたいでさ」
『ひなたの恋人』萩原稜介
「だからまあ、これ以外にないんだ。俺は」
『ひなたの恋人』萩原稜介
「灰葉陽にまた会いたい」
『ひなたの恋人』萩原稜介
「そう思って、この五年間、ずっと生きてきた」
『ひなたの恋人』萩原稜介
「クロニック・ラヴとともにね」
敷村 修也
一歩踏み出す方向が違えばこうなっていたかもしれないであろう男を睨みつける。
『ひなたの恋人』萩原稜介
男は薄い笑みを浮かべている。
『ひなたの恋人』萩原稜介
ほどほどに仕掛けてぶん殴って奪ってもらう感じになると思います。
『ひなたの恋人』萩原稜介
ので、とりあえず判定がいいのかな。
赤木 叶恵
*狩猟 運命変転血戒『クロニック・ラヴ』《日常》強度3
GM
特に何もなければ攻撃力による補正が+1です。
赤木 叶恵
2D6+1>=6 (判定:隠れる) (2D6+1>=6) > 6[1,5]+1 > 7 > 成功
GM
支配力:運命変転血戒『クロニック・ラヴ』 強度1→0
[ クロニック・ラヴ ] 耐久力 : 7 → 6
[ クロニック・ラヴ ] 部位ダメージ : 1 → 2
GM
支配力「運命変転血戒『クロニック・ラヴ』」が破壊され、
『ひなたの恋人』萩原稜介
かなしい こころもとない
赤木 叶恵
割れたガラス、そのなかでもひときわ大きな破片を拾い投げる。同時に駆けだした。
『ひなたの恋人』萩原稜介
「本気の狩人が4人がかりか」
『ひなたの恋人』萩原稜介
「流石にかなり勘弁してほしいなー」
『ひなたの恋人』萩原稜介
退路を少しずつ断たれていく。
安武 陸
ここでは刀は振り回せない。ナイフを抜く。
『ひなたの恋人』萩原稜介
向かってくる叶恵に銃口を向けた。
『ひなたの恋人』萩原稜介
引き金に指がかかっている。
敷村 修也
その手をめがけて足元の石を槍で跳ね飛ばす。
『ひなたの恋人』萩原稜介
石が手に当たる。拳銃が弾かれる。
『ひなたの恋人』萩原稜介
ころりと結晶が懐から落ちて、稜介の足元に。
『ひなたの恋人』萩原稜介
稜介はそれを見下ろして、
『ひなたの恋人』萩原稜介
即座に自らの足で、それを踏み砕いた。
『ひなたの恋人』萩原稜介
不意をつかれた叶恵の方へと肉薄する。
迷ノ宮 光葉
「えっ……?!」駆け出し、拾い上げようとした刹那、自らの足でふみくだく相手に驚く。
『ひなたの恋人』萩原稜介
横をすり抜けて、狩人の包囲網を脱する。
『ひなたの恋人』萩原稜介
「君たちには、見せたくないな」
敷村 修也
しまったと思ったときにはもう遅かった。なにもかもが。
『ひなたの恋人』萩原稜介
言い置いて、その場から姿を消した。
赤木 叶恵
「結果は……オーライ、なはずだけど……」
赤木 叶恵
「準備でき次第、今度こそ加勢に行こう」
迷ノ宮 光葉
「……はい!」遠くの閃光の名残を見る。そこに彼らが居るのだろう。
敷村 修也
もしかしたら自分だったかもしれない男の、逃げた方角をちらりと見た。
GM
死と静謐に包まれた街には、今も遠く、戦いの音が響いている。
行動:迷ノ宮光葉
迷ノ宮 光葉
*調達をします。 一応興奮剤を4つ目標に、仲間から受け取った興奮剤を1つ使用します。
迷ノ宮 光葉
では……ええと皆さんでとりあえず自宅に向かって、他の方には倉庫などを見てもらって自分は少し自室などに戻ります。
GM
光葉さんの許可のもとに倉庫を漁る狩人たちだぞ
GM
そこで御影と暮らしていた時期はあまりにも短い。
GM
早々に両親をモンスターに殺されてから、彼はあなたを置いてこの家を出ていってしまった。
迷ノ宮 光葉
しばらく自室に入ると、動かないといけないのに、思うように動けない。和室の、8畳ほどの自室、文机に立ててある兄と福と自分で写っている写真に目が行く。
迷ノ宮 光葉
確か、兄が家を出てしばらくして、子犬だった福を連れて帰ってきてくれたとき、写真を撮ったのだったと思う。
迷ノ宮 光葉
兄も、自分も、愛想があまりない方だから、写真の写りはあまりよくない。福だけが朗らかに笑っているように見える。
迷ノ宮 光葉
皆の手前、あまり表には出さないでおいているが、実際のところはどうして兄と妹で敵対しなくてはいけないのか、本当は理解できていない。気持ちの整理もついていない。
迷ノ宮 光葉
今も遠くで轟音や閃光、そして青白い炎があがっているのだろう。ぼんやりしている時間は、ないのだが……。
迷ノ宮 光葉
写真立てに手を伸ばす。表面のガラスを撫で、しばし指先で兄の顔に触れた。
迷ノ宮 光葉
兄が決断した真実を自分も知りたかった。知れば、相手と同じように吸血鬼の側に立てたかも知れない。
迷ノ宮 光葉
けれど、あの人は自分に生きろと言った。どこかこうなることを予期していて、そうして、自分だけの中で決断して。
迷ノ宮 光葉
───大事なことは全部自分で決めてしまう。何も言わない。そしてそれをやり遂げてしまう。
そういう人だからこそ、自分は───。
迷ノ宮 光葉
写真立ての裏から蓋を外して、中身の写真を取り出し、内ポケットへしまい込む。しばしそこへ手を当てて、思い出を確かめるように触れていた。
安武 陸
この兄妹で写真撮ろうって話になって撮ったって事実だけで大分え~~んだよ
敷村 修也
八角系列で兄妹の写真撮ろうってだけで……あれじゃないですか?
迷ノ宮 光葉
それから、意を決して立ち上がると、血みどろの仲間たちへの代わりの衣服を自分の衣装箪笥と、兄の衣装箪笥から見繕い、倉庫で探しものをしている皆の元へと戻った。
迷ノ宮 光葉
「すみません……お待たせしました。湯なども使って構いませんが、あまり時間がありませんから、せめて着替えだけでも、と思いまして……」
赤木 叶恵
「どーせちょっと浴びたぐらいじゃ落ちない」
安武 陸
いいのかな、と思いつつも、ありがたくお借りする。
敷村 修也
「まぁ手足と顔を拭くぐらいならできますね」
安武 陸
タオルなんかもお借りして、血を拭いたりしましょう。
迷ノ宮 光葉
「お湯、給湯器はつけましたから、せめて手足と顔を……陸様と修也様はこちらのお着替えを、叶恵様はこちらを」恥ずかしそうに自分の服を渡す。
赤木 叶恵
「……ありがとう……。ごめん、また汚すかもだけど」
迷ノ宮 光葉
なんというか…飾り気があまりない。コンサバティブな感じのお上品な……衣服。
迷ノ宮 光葉
「いえ、どうぞお気になさらずに……汚しても構いません」
迷ノ宮 光葉
「いえ、それほどでは……どうぞお気になさらずに」
GM
お友達になれってお兄様にも言われてますよ(笑)
GM
では任意の特技を使用し、-4+2の修正をつけて判定をどうぞ。目標値は5です。
安武 陸
修也くんは入れた方がよかったりするのか?
敷村 修也
多分それなら誰かの妨害に援護入れたほうがいい気がする
迷ノ宮 光葉
2D6-4+2>=5 (判定:黙る) (2D6-4+2>=5) > 6[1,5]-4+2 > 4 > 失敗
[ 迷ノ宮 光葉 ] 激情 : 1 → 0
GM
興奮剤を4コ獲得。配分は一人につき一コでよろしいですか?
安武 陸
ありがたくあらゆるものをお借りしました。
行動:クロニック・ラヴ 1st
GM
客人をもてなすように、招いた狩人たちの世話をして回る迷ノ宮光葉。
GM
汚れた衣服をまとめる。袋に詰めて、屋敷のゴミ置き場に持っていく。
GM
ある一室から伸びた手に掴まれて、引き込まれる。
迷ノ宮 光葉
「?!」伸びてきた腕に、引き込まれるまま、兄の私室へと入ってしまう。青い炎が揺れるのが視界に捉えられた。
『埋み火』迷ノ宮御影
つい先程心の整理をつけたはずの兄と、
『埋み火』迷ノ宮御影
生まれ育った生家で、二人きり。
『埋み火』迷ノ宮御影
その姿に、蓋をしたはずの想いが溢れ出る。
『埋み火』迷ノ宮御影
この後、告げられる機会が来るとも限らない。
GM
*迷ノ宮光葉の幸福『背徳:迷ノ宮御影』を破壊します。
GM
俺たちブラムンGMは最悪をやるのを生業としています
敷村 修也
御椀どころか寸胴で毎回最悪がお出しされる
安武 陸
いや~~~~~~ 掴まれて、部屋に引っ張り込まれたんだなぁ………
迷ノ宮 光葉
はかいされるのやだやだやだ~~~~~
GM
ウィッカーマンの蒼い炎が、光葉の目の前で揺らめく。
GM
腕を掴まれている。あなたの腕に容易く回る大きな手だ。
『埋み火』迷ノ宮御影
あなたが慕うてきた男の、この腕からは。
迷ノ宮 光葉
「お、兄様……」強く握られた腕。青い炎に揺れる彼をまじまじと見つめてしまう。
『埋み火』迷ノ宮御影
今の彼に灯る炎からは、不思議と熱を感じない。
『埋み火』迷ノ宮御影
差し向けられたものとは違う。物理的な炎ではない。
『埋み火』迷ノ宮御影
しかし、だからこそ直感する。
『埋み火』迷ノ宮御影
この炎は、男を罰するものだ。
『埋み火』迷ノ宮御影
ウィッカーマンでありながら狩人の在り方に背き、モンスターに与した彼を罰し、
『埋み火』迷ノ宮御影
いずれはその魂を、焼き尽くすものだ。
赤木 叶恵
ううっ ただのかっこいいエフェクトじゃなかった
安武 陸
今からでもただのかっこいいエフェクトってことにしていいんですよ
迷ノ宮 光葉
「お兄様……、お願いです……今からでも遅くはありません。わたくしたちのほうへ来てください……!このままでは、お兄様は……」
『埋み火』迷ノ宮御影
「運命をねじ曲げでもしない限りはな」
『埋み火』迷ノ宮御影
蒼い炎が、光葉の頬を掠める。
『埋み火』迷ノ宮御影
ただ目の前の、兄だけが焼かれている。
迷ノ宮 光葉
「お兄様……」いっそ、自分ももろとも焼け死んでしまいたい。兄だけが焼かれる罪ならば、自分も罪深い娘なのだから。
GM
今ここで伝えねば。今ここで告げられなければ。
迷ノ宮 光葉
「お兄様……光葉は……」
けれど、その先を告げて、本当にいいんだろうか?
迷ノ宮 光葉
掴まれた腕を抗うこと無く、今も焼かれ続ける兄に寄り添う。
迷ノ宮 光葉
「…………光葉は、───お兄様を、お慕い申し上げております……けれど……」
迷ノ宮 光葉
「けれど、けれど、こんな……敵として、兄妹で殺し合うことを…………愛おしいお兄様を、苦しめるのは、本意では、ありません…………」
『埋み火』迷ノ宮御影
「お前が俺を苦しめているのではない」
『埋み火』迷ノ宮御影
「お前を苦しめているのは、俺の方だ」
迷ノ宮 光葉
「いいえ、いいえ……!この苦しみはわたくしの、光葉の罪深さからくる苦しみです……。お兄様が苦しめているのではないと……」
『埋み火』迷ノ宮御影
迷ノ宮御影の眠る一年間、あなたが呼ばれることを願ったその名を。
『埋み火』迷ノ宮御影
この一月の間、幾度となく呼ばれてきたその名を今も。
『埋み火』迷ノ宮御影
「……ひとつ、お前の願いを聞いてやろう」
『埋み火』迷ノ宮御影
その細い腕が、強い力で引かれた。
安武 陸
お兄様が言葉を促すように問い返したということは、先を聞きたかったのかなぁと噛み締めています
安武 陸
そうだねぇ お兄様が急に前と違うことやってるから苦しんでるねぇ
GM
AST ランダム全特技表(3) >
腕部(8) > 刺す
安武 陸
2D6-4>=5 (判定:刺す) (2D6-4>=5) > 6[1,5]-4 > 2 > 失敗
迷ノ宮 光葉
援護…したほうが良かった???????
GMはここで激情を使用するなら犯罪者を切ることを告げ、
その振り直しに援護や興奮剤を上乗せすることを特例で許可する。
PL間の長い相談の結果、振り直しに興奮剤と修也の援護を入れることに。
[ 安武 陸 ] 激情 : 1 → 0
GM
振り直しをどうぞ。特例でこのタイミングでの興奮剤や援護の追加を認めます。
GM
慈悲を見せてちょっと後悔してます。-4に+4を添えて刺すでの判定をどうぞ。
安武 陸
2D6-4+4>=5 (判定:刺す) (2D6-4+4>=5) > 11[5,6]-4+4 > 11 > 成功
[ 安武 陸 ] テンション : 15 → 20
[ 安武 陸 ] 激情 : 0 → 1
[ 敷村 修也 ] テンション : 14 → 17
安武 陸
やったーーーー!!!という気持ちと、そっかぁ…………………って気持ち
安武 陸
光葉ちゃん……めちゃめちゃになって………欲しかった………!!!!!!!(欲望)
安武 陸
陸は、追加のゴミを抱えて屋敷のゴミ置き場にいた。
安武 陸
先にゴミを捨てに行ったはずの光葉の姿はない。
安武 陸
「いや、先に光葉ちゃんゴミ捨てに行ってたじゃん。 いなかったなって」
敷村 修也
安武さんの時のことを思い出す。
連れ去られるようにあっという間にいなくなってしまったことを。
敷村 修也
「……もしかして、連れ去られたり、とかですか?」
安武 陸
どこかの部屋に途中で入った、とか、広い屋敷なのでそんなこともある、とか、そういうことは考えられる。
安武 陸
「ここ、あのお兄さんの家でもあるんだよな」
敷村 修也
今にも叶恵を呼び外へ駆けだそうとしていた修也が足をとめる。
安武 陸
「普通に中にいるかもしれない。 探そう」
安武 陸
間取りは分からない。 勝手に扉を開けるのは失礼かもしれない。
安武 陸
それでも声を出し、手当たりしだいに扉を開く。
敷村 修也
陸にならい部屋を調べ回る。間取りもわからない広い屋敷を。
『埋み火』迷ノ宮御影
引き寄せられた先は使われることの珍しいベッドで、
迷ノ宮 光葉
「……っ、」やすやすと投げ出される身体。
『埋み火』迷ノ宮御影
顔の横に手を突かれる。ベッドの軋む音がする。
『埋み火』迷ノ宮御影
「俺は、お前に性愛を抱かない」
『埋み火』迷ノ宮御影
叶恵に語るのと同じ、事実のみを告げる時の声音で。
迷ノ宮 光葉
「…………」わかっていたことだ。知っていたことだ。ただ改めて告げられて、麻痺したように体が動かない。
『埋み火』迷ノ宮御影
「だが、お前がそれを望むのなら」
『埋み火』迷ノ宮御影
「俺が今まで抱いた凡百の女と同じようには」
『埋み火』迷ノ宮御影
「お前のことを、愛してやれよう」
迷ノ宮 光葉
突きつけられた己の欲望が兄の口から出るのが怖い。恐ろしい。けれども……
『埋み火』迷ノ宮御影
兄は、あなたを見下ろしている。
迷ノ宮 光葉
迷ノ宮光葉という娘は、本当に、兄を、愛していた。
迷ノ宮 光葉
一線を越えることに、ためらいはなかった。例え、他の数多の女達と同じであっても。
『埋み火』迷ノ宮御影
あなたの願いを叶えようとする。
迷ノ宮 光葉
一人では、拒めない。拒みはしない。ああ、ゆるして。お兄様。
安武 陸
「光葉ちゃん! いるなら返事してくれ!」
『埋み火』迷ノ宮御影
蒼い炎に燃え盛る指先がその服の襟を掴んで、
『埋み火』迷ノ宮御影
「埋め合わせてもやれないようだ」
『埋み火』迷ノ宮御影
蒼い炎を背負い、血に濡れた男の姿が
行動:クロニック・ラヴ 2nd
赤木 叶恵
衣類は普段着ないようなものばかり。その中でも動きやすそうな服を選んで手に取った。
赤木 叶恵
少しサイズが大きい。上はともかく下を選ぶのに手間取る。
赤木 叶恵
皺も汚れもない服からは良い香り。今の自分が着れば、それだけで汚れてしまうもの。
赤木 叶恵
わずかに遅れて、叶恵がその場へと駆け付ける。
『埋み火』迷ノ宮御影
狩人四人に囲まれる形になれども焦る様子はなく。
『埋み火』迷ノ宮御影
蒼い炎をその身に揺らめかせ、悠然とその場に立つ。
安武 陸
ベッドの上の光葉には、外傷はないように見える。
迷ノ宮 光葉
「いえ、わたくしは……皆様は?」上半身を起こし、崩れた襟元を握りしめる。
敷村 修也
安武さんを探しに出た時に出会ったような構図。
その時と違うのは、こちらには海野以外の全員がいる。
赤木 叶恵
入口に立ったまま、胸を押さえて呼吸を整えている。目は兄妹の方を向いて。
『埋み火』迷ノ宮御影
「お前は、俺の戦いを引き継ぐ形で」
『埋み火』迷ノ宮御影
「運命変転血戒『クロニック・ラヴ』の阻止に動いた」
『埋み火』迷ノ宮御影
「こうして俺と敵対していることの方が間違いだ」
『埋み火』迷ノ宮御影
「俺は一年も前に、その使命を放棄した」
『埋み火』迷ノ宮御影
「だから、お前がそれを引き継ぐ必要はない」
『埋み火』迷ノ宮御影
あなたの問いには、答えない。
『埋み火』迷ノ宮御影
「この戦いにお前が参加する意義はない」
『埋み火』迷ノ宮御影
「お前はこう返すのだろうな」
『埋み火』迷ノ宮御影
「『迷ノ宮の家に生まれた者としての義務』、と」
『埋み火』迷ノ宮御影
「なら、俺はこのように続けてやろう」
『埋み火』迷ノ宮御影
他の狩人たちのことは気に留めず、ただ妹だけに語りかける声。
『埋み火』迷ノ宮御影
「そのような義務は存在しない」
『埋み火』迷ノ宮御影
「この家はクソだ。その家の教えを守る必要などない」
『埋み火』迷ノ宮御影
「俺は、お前が戦うことを望まない」
『埋み火』迷ノ宮御影
「お前が今、戦いに参加する意味は、どこにもない」
『埋み火』迷ノ宮御影
*迷ノ宮光葉の幸福「運命変転血戒『クロニック・ラヴ』の阻止」を破壊します。
『埋み火』迷ノ宮御影
「運命は変わらない。お前には変えられない」
『埋み火』迷ノ宮御影
「この家の者として、狩人として振る舞う必要も、ない」
赤木 叶恵
ねえー 凡百の女抱いたってくだり聞けなかったんですけどー!!
安武 陸
陸は援護しないほうがいいかな……ちょうど20であるし……
迷ノ宮 光葉
お兄様、いっぱい女の人にモテたんだなぁ…
敷村 修也
出来ることは興奮剤+叶恵ちゃんの援護くらいかな……
GM
私がこの立ち位置のこのキャラを童貞にするはずがないねん
GM
AST ランダム全特技表(3) >
腕部(6) > 撃つ
GM
援護で+1ですね。興奮剤で+2、防御力で+1。
敷村 修也
2D6-2+2+1+1>=7 (判定:測る) (2D6-2+2+1+1>=7) > 7[1,6]-2+2+1+1 > 9 > 成功
[ 敷村 修也 ] テンション : 17 → 22
[ 敷村 修也 ] 激情 : 0 → 1
[ 赤木 叶恵 ] テンション : 14 → 17
安武 陸
いや~~~~~さっきのが通ったんだからこっちもそりゃ通るよ
安武 陸
さっきの妨害できたんだから………こっちも妨害できるに決まってるだろ!!!!!!!!!!!!
安武 陸
兄妹セックスが見たかったのに……。なんで妨害できたんだよ!!!!!!!!!!!!!
迷ノ宮 光葉
「以前までのわたくしなら家のことや義務のことを上げていたかも知れません。けれど……今は違います」
迷ノ宮 光葉
「そこに貴方が……お兄様がいて、お兄様が人々を傷つけているのなら……それは、止めなくてはなりません」
『埋み火』迷ノ宮御影
「お前がそこに立つのなら、俺はお前を焼くのだろう」
迷ノ宮 光葉
「構いません……このまま何もせず、お兄様が人々を焼いて回るというのなら───」
迷ノ宮 光葉
「わたくしが……、光葉がそれを、止めます」
『埋み火』迷ノ宮御影
「お前のその強さを、憂いていたのだろうな」
『埋み火』迷ノ宮御影
「それは、お前には不必要なものだと」
『埋み火』迷ノ宮御影
「お前が備えなければならないものではないと」
敷村 修也
「……もしかしてそれがハンターを裏切った理由ですか?」
敷村 修也
「その結果どれだけの人が死んだかわからないんですよ?それも全部光葉さんのためなんですか?」
赤木 叶恵
「やっぱり先輩は、光葉さんと敵対したくなかったんだ」
赤木 叶恵
「今までの日々が嘘だったわけじゃない。けど、それでも、いざとなったら火を向けられる」
赤木 叶恵
「でも……何が先輩をそうさせるのか、そこまでは教えてくれないんですね」
『埋み火』迷ノ宮御影
「お前の答えを、ここで聞こう」
『埋み火』迷ノ宮御影
炎が揺らめいている。その影を揺らす。
赤木 叶恵
「……私は……馬鹿でした。先輩をずっと信じてついていこうと思ってました」
赤木 叶恵
「だからっ。声をかけられたら、先輩に従っていたかもしれません」
赤木 叶恵
「なのになんでっ……! なんで、何も言ってくれなかったんですか……!」
赤木 叶恵
「先に吸血鬼側に立って、こっちに炎を向けてから説得されても……素直に頷けるわけ、ないじゃないですか……!」
『埋み火』迷ノ宮御影
「だから、お前はそれでいい」
『埋み火』迷ノ宮御影
「覆すものよりも、守るべきものを抱いていろ」
『埋み火』迷ノ宮御影
燃え上がる。迷ノ宮御影の部屋が。
『埋み火』迷ノ宮御影
迷ノ宮の邸宅に、蒼い炎が奔る。
安武 陸
あっ! ブラムン名物燃やされる金持ちの家か!?
迷ノ宮 光葉
修也くんにつづいて光葉の家も燃やされる…
敷村 修也
まだベッドの側に居る光葉に手を伸ばす。
『埋み火』迷ノ宮御影
「……標がお前と会ったのは、あの後か」
『埋み火』迷ノ宮御影
「敷村修也に槍を向けられたことも」
『埋み火』迷ノ宮御影
「あれには、さぞかし堪えたろうよ」
迷ノ宮 光葉
炎の向こう側にいく兄をちらと見て、修也に手を引かれ、部屋を出ていく。
GM
光葉→陸、光葉→修也がそれぞれ1から2です。
行動:安武陸
相談の結果、陸はアイテム。アビリティの使用に組み合わせて使う。
そのアビリティのコストを3軽減する。狩人の骨を2個調達することとなった。
GM
燃え焦げた木は荷重に耐え切れずにへし折れる。瓦が崩れて地面に砕ける。
GM
大きな炎が熱風を吹きつける。山の木へと燃え移る。
GM
山火事へと至りつつあるそれを、今の狩人たちが防ぐ手立てはない。
GM
走ってきた では調達アイテムが2コなので-2をつけて判定をどうぞ。
安武 陸
*光葉ちゃんから興奮剤をもらった感じにして、興奮剤を使用します。
安武 陸
2D6-2+2>=5 (判定:走る▲) (2D6-2+2>=5) > 9[4,5]-2+2 > 9 > 成功
安武 陸
自分に1つ、叶恵ちゃんに1つでお願いします。
GM
陸:刀剣/ナイフ/狩人の骨
叶恵:注射器/興奮剤/狩人の骨
修也:槍
光葉:人形/人形/鎮静剤
GM
では、燃え盛る迷ノ宮邸からほうぼうの体で逃げ出した狩人たち。
迷ノ宮 光葉
自分にとっては少ない思い出が残っていた家を遠くから見る。兄にとっては憎かったのだろうか。そうして空を見上げた。戦いの閃光。
安武 陸
標は無事だろうか。 いや、無事だから戦いが続いているのだろう。
安武 陸
誰かの家が燃えているのを見るのは、二回目。
敷村 修也
自分のことを助けてくれた光葉さんの家が燃えていくことにどうしてもやりきれない思いが積みあがる。
GM
乾いた冬の空気の中、炎の勢いは留まることを知らない。
安武 陸
虐殺があったし山火事があったし死んでないのにデスカウントめっちゃ増えた
迷ノ宮 光葉
「…………行きましょう、このままだとわたくしたちも煙や炎にまかれてしまいます」
赤木 叶恵
「先輩、あたしたちの心を本気で動かす気があったのかな。あんなやり方で……」
赤木 叶恵
「あたしには『止めてくれ』って言ってるようにも聞こえたよ」
迷ノ宮 光葉
「叶恵様……、そう聞こえた叶恵様は、止めますか?」
赤木 叶恵
「あの吸血鬼を倒せば、先輩も戦う理由がなくなるんじゃないかな」
迷ノ宮 光葉
兄の身を焦がすあの炎は、例え吸血鬼を倒したとしても止まらない気もする、が──
迷ノ宮 光葉
「そう、ですね……、ともかく止めなくては。これ以上何かが失われるのはもうたくさん」
赤木 叶恵
「結局、あたし達程度に今できるのは、それぐらいだ。それっぽっちの事だ」
安武 陸
火の手と逆の方向に駆けながら、ぼやくように。
安武 陸
「師匠もそうだけど、ああいうさ、意志が強い人」
安武 陸
「何かがダメになったくらいで、そっか、じゃあやめる、ってなる気がしないんだよなぁ」
安武 陸
「簡単に諦めるような決意で、あそこに立ってないだろうし」
敷村 修也
「それでも機会がないと、違う方向を向くこともできませんよ」
敷村 修也
「一度足を止めないとわからないことも、ありますから」
敷村 修也
「足を止めることができたら次の一歩もどこに向かうかも自分で決められます。きっと、そういう人なら」
安武 陸
「何かが戻るかもっていうのをモチベーションにするのは、結構危ないよねってことだよ」
安武 陸
「だって、あいつらだって、何かが元に戻ることを期待してやってるんだろ」
安武 陸
「できることはやるけど、多分、できないこともある」
安武 陸
「叶恵ちゃんと光葉ちゃんは……、何のために戦うかって考えると、結構キツい。 そこを曖昧な希望にはしないほうがいい……んじゃないかなぁ」
GM
希望を答えを見出すには、この街は血に濡れすぎた。炎に巻かれすぎた。
GM
そこかしこに死体が転がっている。街全体に死臭が満ち、何かが焦げた嫌な匂いまで漂ってくる。
GM
巻き戻らない死の山を横目に走る狩人たちのもとへ、
GM
決戦開始まではアイテムの融通を認めます。なんかあったらいってね。
迷ノ宮 光葉
はい、では修也様に鎮静剤を1つ譲ります
GM
陸:刀剣/ナイフ/狩人の骨
叶恵:注射器/興奮剤/狩人の骨
修也:槍/鎮静剤
光葉:人形/人形
GM
改めて、こうですね。槍一本ボーイではなくなった。
敷村 修也
またもここまで光葉ちゃんの武器が出ていない