メインフェイズ第二サイクル
クイーン・オー・ランタン
2d6 (2D6) >
8[2,6] > 8
クイーン・オー・ランタン
えーと、叶恵・修也→魔女→陸→光葉→魔女 で。
GM
誰が何をするか最初に相談してもいいかもしれません。
相談の結果、とりあえず修也は支配力『ハロウィン・ナイト!』を狩猟することに決まる。
行動:敷村修也
敷村 修也
ST シーン表(6) >
普通の道端。様々な人が道を行き交う。
クイーン・オー・ランタン
「あっだめ あっ い゛や゛っ゛」
クイーン・オー・ランタン
「あたまはだめえ~~~~」
クイーン・オー・ランタン
「かぼちゃがでちゃう~~~~~~」
海野標
蹲った魔女の後頭部に刀をドスドスやってます。
海野標
民衆からは完全にそういう大道芸扱いなので超絶堂々としてます。
安武 陸
大衆の往来で女の子に刀ドスドスしてる……
クイーン・オー・ランタン
「や゛あ゛~~~~~~」
クイーン・オー・ランタン
踏まれた猫みたいな声が響いている。
クイーン・オー・ランタン
「もうやめてよお~~~」
クイーン・オー・ランタン
「おこっちゃうぞ、私も!」
敷村 修也
恵夢をみんなで送り届けた後に何度目かSNSで騒ぎになっている場所へと向かう。
クイーン・オー・ランタン
その手元にこうもりが群がる。
『かわいいかしこい』コウモリーダー
こうもりが連れてきたのは、
『こねてつくった』はいばひなた
魔女の作った土気色をした人形。
安武 陸
人だかりができていたので、魔女を探すのは難しくなかった。
安武 陸
そして、コウモリが連れている人形を見つけるのも。
クイーン・オー・ランタン
ひなたの人形を抱きしめて、その隙に魔女が逃げる。
クイーン・オー・ランタン
あんまり凝っても仕方ないので、魔女が逃げてきます。
『こねてつくった』はいばひなた
腕にはその人形が、ぶらぶらと四肢を揺らしている。
敷村 修也
ひなちゃんの姿を目にしても頭は冷静なままに。
再び魔女に鉄パイプを構える。
クイーン・オー・ランタン
とっておきの玩具を抱くように、その腕に陽の人形を抱いている。
敷村 修也
*狩猟を宣言 《退路》を対象に判定します
クイーン・オー・ランタン
攻撃力で+1がつきましゅ……
敷村 修也
2D6+1>=6 (判定:伏せる) (2D6+1>=6) > 9[3,6]+1 > 10 > 成功
敷村 修也
口を結ぶ。
よそ見をしている魔女だけに狙いを絞り。
クイーン・オー・ランタン
振り抜かれた鉄パイプは魔女の頭を強かに撃つ。
クイーン・オー・ランタン
人を殴るのに似た感触が修也の腕に伝わるが、
クイーン・オー・ランタン
それは、先程の乱闘騒ぎで既に散々に経験している。
安武 陸
かわいい女の子が注射器で変なもの注射されたり刀ドスドスされたり鉄パイプで殴られたりしている
海野標
舌打ちして、魔女へと追撃の刀を振り下ろし――
クイーン・オー・ランタン
大袈裟な動きでそれをなんとかかわす。
クイーン・オー・ランタン
かわしたはいいがボディはがら空き。
クイーン・オー・ランタン
腕に抱えたひなた人形は、標の方に向けられている。
敷村 修也
避ける先に先回りするように、横なぎに振りぬく。
クイーン・オー・ランタン
「みゃあーーーーーーーーっ!?」
クイーン・オー・ランタン
振り抜いた鉄パイプが、今度は見事なクリーンヒット。
敷村 修也
手に伝わる感触よりもこの魔女をどうにかしなければという気持ちがはやる。
クイーン・オー・ランタン
ぱっかーん、と帽子ごと頭が吹き飛び――
クイーン・オー・ランタン
飛散した脳みその中に、まるごとジャック・オー・ランタンが何個も舞う。
クイーン・オー・ランタン
それらは高いところまで吹き飛んで――
クイーン・オー・ランタン
朝方に見たような、派手なかぼちゃ花火。
クイーン・オー・ランタン
ハロウィン・ナイト! 耐久力1→0
クイーン・オー・ランタン
支配力、『ハロウィン・ナイト!』が破壊されました。
[ クイーン・オー・ランタン ] 耐久力 : 13 → 12
[ クイーン・オー・ランタン ] 部位ダメージ : 0 → 1
クイーン・オー・ランタン
魔女は狩人の幸福が破壊されるとリンクした精神部位に部位ダメージが入るのと同様に、
モンスターは支配力を破壊されるとリンクした精神部位に部位ダメージが入る。退路に部位ダメージ。
赤木 叶恵
背徳が3個壊れてるので+3されている。耐久たけえよ~
クイーン・オー・ランタン
空に炸裂する花火をよそに、魔女は頭を抱えて蹲っている。
クイーン・オー・ランタン
「おわっちゃう……ハロウィン・ナイトがおわっちゃう……」
クイーン・オー・ランタン
「永遠に続くはずの夜が……」
クイーン・オー・ランタン
めそめそべそべそ悲しんでいますが……
クイーン・オー・ランタン
それも当然、だってもう普通に日没時間過ぎてるから。
海野標
「これが昼だったら、夜は終わってたはずだが」
海野標
修也に応える形で言いかけ、その続きを言い澱んだが、
クイーン・オー・ランタン
ぱっと魔女が顔を上げる。
クイーン・オー・ランタン
「じゃあまだまだ私の時間ね!」
クイーン・オー・ランタン
にんまり笑うと、コウモリを身に纏わせます。
クイーン・オー・ランタン
そのまま例によってばさばさと消えていく。
海野標
「正真正銘、文句なしのハロウィン・ナイトだ」
海野標
「力を削れてるのは間違いねえと思うが……」
海野標
いつもより相当手こずってる感じがありますね、標は。
海野標
「ただ逃げるのがうまくて異様に頑丈なのと、」
海野標
「今のうちに取り巻き削っとくのもアリかもな」
敷村 修也
「取り巻きって言うと、あのコウモリとか?」
海野標
「コウモリはかわいくてかしこい。統率個体がいる」
海野標
「好きにさせとけ。そんでお前も好きにしろ」
海野標
殺すも殺さないも自分の判断で決めろ、ということ。
行動:赤木叶恵
GM
どんな感じにするんだろ。叶恵ちゃんと光葉ちゃんで行動してた感じにする?
赤木 叶恵
吸血コウモリをあとから殺しても魔女の血量は減らない。なんでだよ!
赤木 叶恵
ST シーン表(4) >
都市の地下。かぼそい明かりがコンクリートを照らす。
GM
ハンターの攻撃判定にはマイナスの修正がつきます。つきません。
GM
ハンタムだと都市の底というロケーションでそうなったのだ。
GM
ジャック・オー・ランタンもここには来ていない。
『どろっぷあうと』増田順
くたびれた様子で煙草をふかす、眼鏡をかけた男がいる。
『どろっぷあうと』増田順
「あいつからだって、そうだろ」
迷ノ宮 光葉
油断なく叶恵の隣でじっと男を見据える。
『どろっぷあうと』増田順
「……冷静に考えるとさ」
『どろっぷあうと』増田順
「そもそもなんで、あんなもんと戦わきゃなんねえんだって話だ」
赤木 叶恵
「じゃ、せめて知らないフリすりゃいいのに」
迷ノ宮 光葉
「……恐れる気持ちもわかります。化生の、強大さに、打ちのめされる気持ちも」
『どろっぷあうと』増田順
「お、あんた優しいねえ」
『どろっぷあうと』増田順
「見ればなかなかいい女だ」
『どろっぷあうと』増田順
「そっちのちんちくりんとはワケが違うってか」
安武 陸
まぁでもシュッとしてる光葉ちゃんと比べられたらな……
『どろっぷあうと』増田順
光葉ちゃんはスレンダー和風美人だけど……
『どろっぷあうと』増田順
叶恵ちゃんは手足が棒みたいなちんちくりんっていうか……
『どろっぷあうと』増田順
GMは叶恵ちゃんかわいいねぇ♡って思ってますけど……
安武 陸
私も叶恵ちゃんかわいいねぇ♡と思いますが、ちんちくりん評を得やすい外見だなぁと思います
敷村 修也
PLも思ってますが、それはそれとしてちんちくりんで色気が全然ねえんだろうなって思ってます
『どろっぷあうと』増田順
かわいいかわいいちんちくりん
『どろっぷあうと』増田順
「まあ、だから、そうだよ」
『どろっぷあうと』増田順
「逆らうのも面倒になった」
赤木 叶恵
「フォロワーもハンターと同じくらいか、下手したらそれ以上に死ぬ立場じゃない?」
『どろっぷあうと』増田順
「だからまあ、それもどうでもいいんだ」
『どろっぷあうと』増田順
「お前さんがた、俺を殺すかい?」
赤木 叶恵
「わざわざとどめを刺していく気もないけど、殺さないために苦労する気もない」
迷ノ宮 光葉
「……今ならまだ間に合います。魔女と関わるのはおやめなさい」
『どろっぷあうと』増田順
「相手が説得されてくれるって、ホンキで思ってるか?」
赤木 叶恵
「あー。あたし達、怖くないもんねえ。外見が」
『どろっぷあうと』増田順
「旨味がねえよな~旨味がよ」
『どろっぷあうと』増田順
「旨味も凄味もどこにもね~」
迷ノ宮 光葉
「侮られることが、です。確かにわたくしたちは魔女のように旨味も凄みもありませんが……」
迷ノ宮 光葉
「貴方の選択肢を過ちだと認めさせる力ぐらいは、あります」
『どろっぷあうと』増田順
「俺はもう疲れそう……っつーか、まあ」
敷村 修也
……もしかしなくても、得物的に聞き出す能力は光葉ちゃんの方が高いのでは……?
迷ノ宮 光葉
あの、武装:拷問具の補助アビリティ。
前哨戦の判定に組み合わせて使用するアビリティで、判定に成功すると好きなキャラクターの特性の行為判定に+2の修正を付けられる。鰐の大鋏使えますか?
迷ノ宮 光葉
わかりました、ありがとうございます。
GM
効いたらこれ強いんだけどね 興奮剤みたいなもんだから
赤木 叶恵
「でも、あたしも今の説得、もう一度投げかけてみようかなと思ったよ」
『どろっぷあうと』増田順
腰のシースからナイフを抜く。
『どろっぷあうと』増田順
「向いてねえことすんなって」
『どろっぷあうと』増田順
「こっちのが、話、早ェだろ?」
赤木 叶恵
「そ? 手足折ってから聞き直せば、心変わりしてくれるかもなって思うけど」
『どろっぷあうと』増田順
「んじゃ今からでも頼むわ」
『どろっぷあうと』増田順
「俺は一応、抵抗するからよ」
GM
AST ランダム全特技表(4) >
胴部(9) > かわす
『どろっぷあうと』増田順
俺は……一応抵抗するぜ!
赤木 叶恵
2D6>=8 (判定:這う) (2D6>=8) > 3[1,2] > 3 > 失敗
『どろっぷあうと』増田順
前哨戦の失敗により、叶恵の余裕が0になりますね。
[ 赤木 叶恵 ] 余裕 : 6 → 0
敷村 修也
どうにもならないくらい低かったからまぁまぁ
敷村 修也
むしろ挑戦したやつ全部成功してきたしな
赤木 叶恵
失敗どころとしてはマシなほうだけど、犯罪者リソース切れなかったね ごめんね
『どろっぷあうと』増田順
まあ中途半端に援護入れて失敗よりマシだね
『どろっぷあうと』増田順
増田の動きは思いの外鮮やかだった。
赤木 叶恵
捕まえようと伸ばした手は悉く空を切る。
赤木 叶恵
「ちんちくりんの攻撃なんて、怖くないんじゃ、ないのかよっ」
福
福も追い込もうとするが、ナイフの範囲に迂闊に飛び込めない。
『どろっぷあうと』増田順
軽く笑って叶恵の腕を取り、細い腕をひょいと背負投げる。
迷ノ宮 光葉
「叶恵さん!!」受け止めようとします。
『どろっぷあうと』増田順
「やっぱ凄味が足りねえわ、お嬢さんがた」
『どろっぷあうと』増田順
増田はその隙に闇へと消えます。
赤木 叶恵
受け止められて立ち上がった時にはもう遅い。
迷ノ宮 光葉
「いえ、わたくしももっと追い込まなければいけませんでしたね。怪我はありませんか?」
迷ノ宮 光葉
「……よかった。叶恵さんに何かあってはお兄様に申し訳がたちません」
GM
光葉ちゃんが自然とお兄様のことを話に出すと叶恵ちゃんにちくちくが入る!
安武 陸
カルシウムとかが摂取できて骨が丈夫になる
迷ノ宮 光葉
「福が今ので匂いを覚えたのなら、もう一度追いかけられるかも知れません。次の機会をうかがいましょう」
赤木 叶恵
「ちぇっ、別行動までしといて収穫は福くん頼りか……あ」
赤木 叶恵
「そうだ。さっき助けてくれたんだよね」屈んで福へと目線を合わせる
赤木 叶恵
「ありがと」小さく頭を下げる。手は伸ばさない。
福
フーンと鼻を鳴らし、舌を出してハッハッとする。笑みにも見えるかも知れない。
赤木 叶恵
「ねえこれ前より良いコミュニケーション取れてるよね?」
迷ノ宮 光葉
「はい、福もだんだん叶恵さんが優しい人だとわかってきたのかもしれません」
迷ノ宮 光葉
「ふふ。では、一旦お二人のところへ戻りましょう」
GM
敵には逃げられてしまったが、距離を詰められたものもある。
GM
その一歩一歩の積み重ねこそが、やがては道に繋がるのだ。
行動:クイーン・オー・ランタン 1st
GM
ST シーン表(9) >
生活の様子が色濃く残る部屋の中。誰の部屋だろう?
海野標
標と陸と修也とで、二人と一匹の帰りを待っている。
海野標
普段だったら適当な話題か、狩人としての心得か、
海野標
それこそ不慣れな修也がいる中ではいくらでも話しそうなものだが、それがない。
安武 陸
いつもと師匠の様子違うな、と思いながら、後ろで柔軟とかやってます。
敷村 修也
標と気を紛らわせるような話をしようにも、何も知らないなぁとは思ってますが。
積極的に話そうとします。
敷村 修也
特別これって程でもないので中身はかなり薄いですね。
敷村 修也
狩人と実生活のこととか聞きましょうかじゃあ
敷村 修也
「いや、狩人やってる間って、生活とかどうしてるのかなって」
海野標
時折クラスで見かけることもあるかも……くらいのレアキャラ。
安武 陸
「病弱キャラは無理があると思うんだよな~」
海野標
注意深く、修也から距離を取っている気配がある。
安武 陸
「……師匠、顔色悪いけど大丈夫っすか?」
迷ノ宮 光葉
陸くんは気遣いのできるひとすぎる…えらい…
敷村 修也
「僕より海野のことは知ってると思ってるんですけど」
安武 陸
「今日はちょっと様子が変かな、ってくらい」
海野標
横暴だけどあんまり普段苛つく様子は見せない方ですね。
安武 陸
「普段はもうちょっと落ち着いてるっていうか……、あんまり動じない人なんだけどな」
敷村 修也
「調子が悪いならそれこそ一人で行動しない方がいいと思うんですけど……追いかけますか?」
海野標
先程の魔女に見せられた姿は幻覚に過ぎないと分かったが、
海野標
標の動きがどこか精彩を欠くのは確かだった。
安武 陸
「あの魔女を倒せない理由、色々あるって言ってたな」
安武 陸
「そのへん聞いときたい、から、追いかけるか」
海野標
公園を出たすぐ近く、ジャック・オー・ランタンに照らされた電柱に、
安武 陸
「オラオラ! 置いてっちまう……ぞ……」
安武 陸
勢いよく公園から出て、すぐにその足は止まる。
安武 陸
「どこか怪我してるんですか? 大丈夫ですか?」
海野標
自分を案ずる弟子の肩を掴み、道路へと引き倒す。
敷村 修也
ただの休みがちなクラスメイトと認識していた修也にとって標が何をしようとしているのかは見当がつかない。
迷ノ宮 光葉
よくないシーンなのになんかえっちだな…えっちだ…うっうっありがとう……
迷ノ宮 光葉
えーん……こわいけど、えっち、たいへん
海野標
抑えようとした腕を容易く掴まれ、剥がされる。
海野標
自分より力の勝る生き物に捕食対象とされている、
安武 陸
違う、違う、これは海野標で、自分の師で。
安武 陸
自分に身を守る力を与えてくれた、教えてくれた人だ。
安武 陸
意味がないと分かっていても、なんとか抵抗しようともがく。
安武 陸
押さえようとしても、蹴ろうとしても、さほどの苦労もなくねじ伏せられる。
安武 陸
こんなに首が出る服なんて着てこなければよかった。
海野標
叶恵ちゃんと光葉ちゃんが合流のために駆けつけた流れでも行けはします。
敷村 修也
とはいうものの修也がするのがスジっぽいな
敷村 修也
クラスメイトのために動けず何が陽キャか
迷ノ宮 光葉
そうですね……、テンションも修也くんはまだ低いほうかも
敷村 修也
修也は戦闘のコストほんのちょっと少ないので
海野標
AST ランダム全特技表(2) >
頭部(7) > 脳
安武 陸
首を通る血管は、とくとくと脈打っている。
敷村 修也
2D6+2>=8 (判定:見る) (2D6+2>=8) > 5[1,4]+2 > 7 > 失敗
迷ノ宮 光葉
あっ……援護したら良かった…渋らないほうが良かったかも知れない…
海野標
まあクラスメイトのこんな姿見たら恐慌にも陥りますわ(笑)
安武 陸
頭のどこかで、狼が羊と友だちになる話を思い出していた。
敷村 修也
覆いかぶさるクラスメイトに慌てて掴みかかる。
敷村 修也
1人の力では止めることも引きはがすこともできない。
安武 陸
恐怖によって震えているのか、失血によって震えているのか。
海野標
一瞬のようにも、永遠のようにも感じられる長い時間だった。
海野標
ようやく満足したように、その牙が離される。
海野標
血が糸を引いて、ぷつん、と血の雫を落とし、
安武 陸
血の気を失った白い顔で、全身を震わせて。
海野標
海野標自身、何よりも信じられないものを見たかのように、
安武 陸
手を差し伸ばそうとしたが、恐怖に動かない。
敷村 修也
逃げ出すでもなく、鉄パイプを取り出すでもなく。
怯え恐れる視線が海野 標を射抜いている。
安武 陸
その言葉に、明確に怯えを滲ませてびくりと震える。
海野標
告げる言葉を失ったかのように、ただ唇を震わせる。
赤木 叶恵
男子グループ、めちゃくちゃギスギスになっちゃうよ~
海野標
でももうめちゃくちゃにするしかねぇよ女子ログインで……
迷ノ宮 光葉
帰ってきたら男の子たちがぎすってるの困るし心配になっちゃう
安武 陸
肉食獣に襲われて、腹を割かれて内蔵を引きずっている草食獣のような。
赤木 叶恵
その場に居合わせてしまう。ただならぬ雰囲気に少し緊張の面持ち。
安武 陸
なにもできない、ただ怯えた目をしている。
敷村 修也
乱れた呼吸と怯える目線。震える体は海野 標を指さすばかり。
迷ノ宮 光葉
とりあえず陸を助け起こそうとします。
安武 陸
道路に倒れて、身動きも取れず震えている。
赤木 叶恵
標の垂れた頭を見て、もう一度陸の傷を見る。
安武 陸
光葉が助け起こそうとすると、その腕に縋った。
迷ノ宮 光葉
怯える陸の背を擦る。なだめるように。しかし視線は標へと向けて。
赤木 叶恵
「……ベテランらしくないミスじゃん。安武怯えちゃってるよ」
安武 陸
陸の中では、海野標が最も強い存在で、自分の庇護者で。
安武 陸
本当は、自分以外の他人はどうでもよかった。
安武 陸
そんな自分を救ってくれるのが、この師のはずだった。
迷ノ宮 光葉
陸の様子から標を止めることが出来ない。
敷村 修也
「う………」
海野、と続けることはできなかった。声のかけ方もわからない。
敷村 修也
何より修也自身が海野に恐怖を抱いてしまった。
安武 陸
いつもなら、止めたはずだ。
平常通りなら一緒にいたほうがいいと。
海野標
流星のように高く飛び上がり、闇夜へとその姿が消える。
安武 陸
光葉の腕の中で、師の背を見送ることすらできない。
赤木 叶恵
自分が追い込まれていたときはあんなに頼もしく見えたものだが、今ではただ縮こまって震えている生き物だ。
迷ノ宮 光葉
「……とにかく、安武様も修也様も、少し休みましょう」ね、と震える陸を立たせようと。
迷ノ宮 光葉
この心の衝撃に、休息がいくばくか役に立つことを祈って。
安武 陸
しかし、支えられれば立てないほどではない。
安武 陸
ここでもう立てなくなれば、戦わなくて済むかもしれないのに。
敷村 修也
光葉の提案にただ黙ってうなずくことしかできなかった。
赤木 叶恵
時間が必要だということぐらいはわかる。しかし多くの時間は用意できない。
赤木 叶恵
こういう時に奮い立たせる方法など、よくわからない。
安武 陸
セックスだよセックス!男を奮い立たせるのはセックス!(シンプル野次)
赤木 叶恵
拠り所が揺らいだのだろうということは分かる。自分が御影に襲われるようなものだ。とても大きな衝撃だ。
赤木 叶恵
それでも、この陸のように、うまく人に寄り添うことができない。表の世界で苦手だったことが、こちらの世界でも足を引っ張っている。
赤木 叶恵
「……まあ、そこの優しいママが慰めてくれるでしょ」
迷ノ宮 光葉
嗜めるように名前を呼ぶが、それ以上は言わない。陸と修也を促すように、移動しようと。
赤木 叶恵
そこで自分が当たっていたことに気づいた。弱った相手を前に、勝手に無力感に傷ついて。
赤木 叶恵
「……光葉さん、うまいことやっといて」
赤木 叶恵
逃げるように顔をそらす。なぜ自分が揺れているのだろう。目の前でこの男が情けなくうずくまっていることに対して、自分はどのような感情を抱いているのだろう。
安武 陸
叶恵が何か言ったのは分かったが、怯えに痺れた頭では、意味まで理解できなかった。
安武 陸
何か声をかけられたということだけ、理解できた。
GM
安全の欲求が脅かされるというのは、そういうことだ。
GM
その上で初めて成り立つあらゆる欲求は、今の陸の中には存在しない。
GM
モンスターを殺さないことには、今の自分達に安寧は訪れないということだ。
[ 安武 陸 ] 部位ダメージ : 1 → 2
[ 安武 陸 ] 耐久力 : 5 → 4
[ 赤木 叶恵 ] テンション : 11 → 14
[ 敷村 修也 ] テンション : 8 → 14
[ 敷村 修也 ] 激情 : 0 → 1
GM
激情を段階するタイミングでの判定に失敗したため、修也は恐慌です。
GM
▲マークの付いた特技が使えなくなります。ご了承を。
迷ノ宮 光葉
みんな…いっぱいいっぱいだよ……えーん…
GM
たいへんになっちゃったけど次のシーンプレイヤーは陸くんですね。
調達するんですっけ。
行動:安武陸
GM
ロケーションはどうしましょう。迷ノ宮邸ですか?
GM
PCになぁ……金持ちがいるとな……家を拠点にされがちなんじゃ……(クソTips)
安武 陸
というわけで、迷ノ宮邸に休憩に来た感じかな。
GM
そうなりそう。がんばって立ち直らせてください。
GM
そしてみんなで協力して調達をさせてください。
敷村 修也
移動中に半吸血鬼に関して説明を受けたことにします
GM
半吸血鬼はまあ血戒が使えて、人間より丈夫で力が強かったりして、実は日光とかにんにくとかも全然平気な存在です。
GM
そんで、だいぶモンスターに襲われやすくなる。
GM
ちなみに半吸血鬼の自然死の例は報告されてないらしいです。マジ?
GM
思ったよりかなりモンスター寄りじゃん……ってなる
敷村 修也
「……なるほど、海野の行動はそういうことだったんですね」
敷村 修也
移動中に半吸血鬼についてのレクチャーを受けた。
少なくとも目の前で何が起きたのか、ということも理解できる。
赤木 叶恵
「仕方ないとは言わないけど、まあ起きる事ではあるよ」
安武 陸
先程よりは幾分落ち着いた様子で、それでもまだ白い顔でぐったりしている。
迷ノ宮 光葉
迷ノ宮邸、怯える陸と修也を移動させ休憩させるために家へ上げた。とりあえず客間へ。半吸血鬼の話を兄から聞いた話や、叶恵と共に説明する。
敷村 修也
少なくとも標の態度と反応には納得がいった。
動揺がすべて解消されたわけではなかったが何も知らないよりよっぽどいい。
安武 陸
客間の隅で、壁にもたれかかるように座っている。
安武 陸
あまり長い時間休憩はできない。 できるだけ早く体勢を立て直したい。
迷ノ宮 光葉
「安武様、ご気分は……いかがですか?」
迷ノ宮 光葉
いいわけないと分かっているが、聞かずにはいられない。温かいお茶などを出し。
安武 陸
笑みを作ってみせようとして、ぎこちなく表情筋が動く。
安武 陸
お茶に手をのばすが、指が震えるので、手をそのまま下ろした。
迷ノ宮 光葉
相手の震える手を見つめる。しばしの無言。
赤木 叶恵
「なに安武その手。めちゃ震えてるじゃん」
敷村 修也
震える手は、寒さだけでも、失血だけでもないとわかる。
安武 陸
瞼を上げて、叶恵の方を見る。ぎこちない笑みのまま。
赤木 叶恵
「あたしも……その、さっきは、ごめん」
赤木 叶恵
きっと、心の余裕がないときに投げかけられると傷つくような発言をしてきた。
赤木 叶恵
無駄に暴走していた頭も少し落ち着いて、頭の整理もできてきた。
赤木 叶恵
なんだかわかってきた。自分は光葉に嫉妬しているのだ。
赤木 叶恵
陸は震えながら彼女にすがりついていた。あそこに居たのが自分だったら、自分に縋り付いてくれたのだろうか。
赤木 叶恵
彼女が自分より優れた点をあげればキリがない。
赤木 叶恵
そのうえ、信頼してきた師の大事な妹だ。
赤木 叶恵
……この感情は、魔女に味わったあの時の気持ちに似ている。
安武 陸
取り繕えるようにはなってきているが、まだ湯呑みは持てそうにない。
赤木 叶恵
コートのポケットを漁る。コンビニの紙パックについてきた、くしゃくしゃに折れたストローが出てきた。
赤木 叶恵
「うっさいな。手でお茶も飲めないヘタレはゴミ使って飲め」
安武 陸
「え、どうやって? 湯呑持てないんですけど?」
安武 陸
「床にはいつくばってストローで飲むの?」
安武 陸
ストローの先端で袋を破って、湯呑みにいれて……
赤木 叶恵
「それとも人に湯飲み持ってもらう?それよりはマシじゃん?」
敷村 修也
「えっ、本当に飲むんですか?安武さんがやるって言うなら、止めませんけど……」
安武 陸
土下座のようなポーズで湯呑みに顔を近づけようとして
福
丁度福の伏せっている姿と視線が合う。首をかしげる犬。
赤木 叶恵
「そこはもう完全に格付けが決まってるんだな……」
安武 陸
少し考えて、上体反らしのような体勢で、再度お茶チャレンジ。
赤木 叶恵
内心では、会話のぎこちなさが取れていることへの安堵が大きい。
赤木 叶恵
陸がしてくれたのも似たようなコミュニケーションだった気がする。
安武 陸
自分がしたことと、似たようなことをしてくれている。
迷ノ宮 光葉
「あ、危ないですよ。安武様……やけどしちゃいますっ」おろおろ。
赤木 叶恵
「ストローで熱いお茶飲む人初めて見た」
安武 陸
「あっ、大丈夫です、大丈夫です。大したことないんで……」
赤木 叶恵
「あの時は人だと思ってなかったから……」
安武 陸
「人じゃなかったら余計熱いのはダメでしょ!」
安武 陸
「人扱いしないならしないで、犬や猫みたいにかわいがって!」
赤木 叶恵
「犬からかわいさを引いたみたいな感じだった」
敷村 修也
「ライバルが強大。福くんと比べないといけなくなっちゃうので……」
安武 陸
「犬と犬でかわいさ比べるのかわいそうでしょ! やめたげてよ!」
福
呆れたように腕に頭をのせ、フンと鼻を鳴らした。
安武 陸
ここにいるのは、全員今日会ったばかりの他人だ。
安武 陸
言ったところで、自分の罪悪感を軽くする代わりに、不信感を得るだけ。
敷村 修也
「あの、僕は安武さんがヘタレだなんて思ってませんよ」
敷村 修也
「僕が知ってる安武さんは、クラスメイトのお弟子さんで、なによりれっきとした先輩狩人ですから」
GM
調達するなら欲しいものと合わせて調達判定の宣言してね。
GM
使う特技も言ってね。なんでもいいよ。いい感じのやつを使ってね。
GM
調達判定のシステムですが、これは好きな特技を選べます。
目標値は5。ここから欲しいアイテムの個数のぶんだけマイナスの補正が入ります。
レアアイテムが欲しい場合は、欲しいレアアイテムの個数だけさらに-1つけてください。これは無所属の場合です。
無所属じゃない場合に関しては今回は面倒なので言いません。るるぶ読んでね。
援護とか興奮剤とかもいくらでも入れていいです。あとは好きにやっておくれ。
赤木 叶恵
過剰投与キメさすんで興奮剤がおおめにほしいな
敷村 修也
魔女の手番が1つ残ってること考えると結構欲しいですかね
敷村 修也
陸くんに援護できるの、叶恵ちゃんだけか
赤木 叶恵
普通のパーティーだったら偏りすぎやんってなるんだけどね
赤木 叶恵
くそっ一体誰なんだ!修也くんを刺した奴め
GM
(でも一番耐久力あるの修也くんなんだよな……)
安武 陸
*興奮剤を使用して、興奮剤を5個調達します。
安武 陸
ストローかもしれない。ナイフかもしれない。
安武 陸
2D6+2+3-5>=5 (判定:刺す) (2D6+2+3-5>=5) > 5[1,4]+2+3-5 > 5 > 成功
『どろっぷあうと』増田順
じゃあ振り直してください。
安武 陸
2D6+2+3-5>=5 (判定:刺す) (2D6+2+3-5>=5) > 7[3,4]+2+3-5 > 7 > 成功
GM
増田ドロップアウトしてるからってやる気ねぇな
GM
増田満足っていうか何しても満足できねえからどうでもいいんだわ
『どろっぷあうと』増田順
なにもありませんでした。
『どろっぷあうと』増田順
普通にちゃんと興奮剤が見つかります。
[ 赤木 叶恵 ] テンション : 14 → 17
安武 陸
家を出る前に、海野は何か準備をしていた。
安武 陸
着替えていてよく見ていなかったが、何かを入れていた気がする。
海野標
割とよくやります。陸はそういうところ抜けているので。
安武 陸
冷え固まった怯えが、少し和らいでいるのを感じる。
安武 陸
「……あっ、ラッキー! 興奮剤あったー!」
GM
雑な言動の根底から繰り出される細やかな精神性助かるよ
行動:迷ノ宮光葉
光葉も改めて調達をすることに。
迷ノ宮 光葉
*調達をします。使用技能は仕掛けるで。
迷ノ宮 光葉
興奮剤2つ、レアアイテム。
ラウンド終了までハンター全員が潰れている特技を使用できるようになる。
レアアイテム強化により、結果フェイズでも使えるものとされている。ニムロデの矢を一つ、-5です。
迷ノ宮 光葉
2D6+2+3-5>=5 (判定:仕掛ける) (2D6+2+3-5>=5) > 9[4,5]+2+3-5 > 9 > 成功
[ 敷村 修也 ] テンション : 14 → 17
GM
あんなに低かったテンションがジワジワあがっていまはこんな感じ
GM
成功したので。ニムロデの矢と興奮剤2コは誰に?
敷村 修也
興奮剤は1つは光葉ちゃん、もう一つはとりあえず叶恵ちゃんかな
矢、持ちたい人います?
GM
一番使いそうな人にとりあえず握らせとけばいいのでは
迷ノ宮 光葉
興奮剤を光葉に1つ、叶恵様に1つ、矢は陸様に
GM
安武陸:刀剣/ナイフ/興奮剤/鎮静剤/ニムロデの矢
赤木叶恵:注射器/興奮剤/興奮剤/興奮剤
敷村修也:槍/興奮剤/鎮静剤
迷ノ宮光葉:犬/拷問具/興奮剤
安武 陸
ロール的には迷ノ宮家にあるやつを分けてもらった感じかな
迷ノ宮 光葉
はい、なんか…秘薬とかありそうだし…?
GM
じゃあ〆て、メインフェイズ最後のシーンに行きましょう。
行動:クイーン・オー・ランタン 2nd
GM
足りない時間で必要な物資をできる限り集め、持てる範囲で持っていく。
GM
迷ノ宮光葉は気付けば真っ白い病室に立っていた。
迷ノ宮御影
ベッドに横たわる迷ノ宮御影の、その隣に。
クイーン・オー・ランタン
大きな斧を抱えた、彼を目覚めさせたはずの魔女が立っている。
敷村 修也
興奮剤を使うところまではいいんだが、援護がきつい
クイーン・オー・ランタン
じゃっさくっとやるけんね!
迷ノ宮 光葉
ぎらりと巨大な斧が光る。それを抱える魔女、咄嗟に嫌な予感がして、兄をかばうように立ち、体で隠す。
クイーン・オー・ランタン
魔女は無造作に斧を振るう。
クイーン・オー・ランタン
情けない印象が強かったが、そこは流石に化生の類。
クイーン・オー・ランタン
光葉を強かに打ち据えて、病室の床へと叩きつける。
迷ノ宮 光葉
「や、やめて……」弾き飛ばされ、床にうつ伏せに叩きつけられる。
クイーン・オー・ランタン
「せっかくあなたを想って、あなたとお友達になりたくて」
クイーン・オー・ランタン
「それでお兄さんを目覚めさせてあげたのに……」
クイーン・オー・ランタン
「あなた、他の私にひどいことする子たちとつるんで」
クイーン・オー・ランタン
「よってたかって私をいじめるんだもの」
クイーン・オー・ランタン
語る魔女の声はまるきり同じ。
クイーン・オー・ランタン
あなたを慰め、あなたに寄り添い、あなたの願いを引き出した、
クイーン・オー・ランタン
同じ調子で手のひらを返して、魔女は自分勝手な論理を語る。
クイーン・オー・ランタン
眠る御影へと大きな斧を。
迷ノ宮 光葉
「っ!!! だめ!!!!それだけは!」
クイーン・オー・ランタン
*迷ノ宮光葉の幸福『迷ノ宮御影』を破壊します。
クイーン・オー・ランタン
AST ランダム全特技表(6) >
環境(7) > 人脈
赤木 叶恵
2D6+3>=7 (判定:跳ぶ) (2D6+3>=7) > 7[2,5]+3 > 10 > 成功
クイーン・オー・ランタン
斧が振り下ろされるので、どうぞ。
赤木 叶恵
飛び込んで、斧の持ち手を掴む。そのまま勢いで二人とも転げる。
クイーン・オー・ランタン
叶恵の勢いに負けて、もつれるように転がった。
クイーン・オー・ランタン
壁に強かに頭を打ち付けて、
クイーン・オー・ランタン
瓦礫を撒き散らしながら二人で壁を突き破って転げ、
クイーン・オー・ランタン
大きな破壊音が病室に響いた。
赤木 叶恵
「っつ……!」斧を奪い取る。けれどそのせいで受け身は取れず、したたかに背と頭をぶつける。
クイーン・オー・ランタン
瓦礫の中に、ぽかんと天井を仰いでいる。
クイーン・オー・ランタン
隣の病室には、御影と同じような意識不明の患者が眠っていた。
クイーン・オー・ランタン
医療機器の立てる無機質な音が、静寂の中に叶恵の耳に苛立たしい。
迷ノ宮 光葉
「叶恵…さま……」立ち上がり兄を背後にかばい、打ち付けられる叶恵を見つめる。
赤木 叶恵
無機質な音、それに耳鳴り。頭を押さえて起き上がる。
クイーン・オー・ランタン
「みんなひどいよぅ……」
クイーン・オー・ランタン
「私は、お友達が欲しいだけなのに……」
クイーン・オー・ランタン
クイーン・オー・ランタンが起き上がる。
クイーン・オー・ランタン
少女の形をした魔女が立ち上がる。スカートの裾は破れ、今は埃に塗れてみっともない。
クイーン・オー・ランタン
「もっともっと、私、お友達作れるもん」
クイーン・オー・ランタン
「あの子を作ったみたいにすれば」
クイーン・オー・ランタン
「いくらでも、何人でも、私にはお友達がいるんだから!」
赤木 叶恵
内心では、ここでは戦いたくなかった。去ってくれたことに安堵する。
迷ノ宮御影
先程ああして腕をあげたのも、相当の無理をしてのことだったのだろう。
安武 陸
床ずれなんかができないように気を使ってあげないといけない……
GM
八角宗家は金があるからちゃんとケアしてくれる病院に入れた
安武 陸
今すぐ起きて筋肉付けてそして代わりに戦って
迷ノ宮 光葉
「……あぁ、叶恵様……!」震える体で彼女に駆け寄り、怪我がないかあらためる。
赤木 叶恵
「大丈夫」さすった頭が熱を持っていた。後で腫れそうだが、それについては黙っておく。
迷ノ宮 光葉
「ありがとうございます……兄はおかげで無事でした……。本当に、よかった……」
迷ノ宮 光葉
そっと、叶恵の背を押して兄のそばへ連れて行く。
赤木 叶恵
「先輩には、ずっと世話になってきたから」
迷ノ宮御影
一年間、光葉が聞いてきたか細いものよりも、
赤木 叶恵
「こんな時ぐらい先輩を守れなくて、何が弟子だ」
迷ノ宮 光葉
安堵の溜息と、手の内ににじむ汗。気丈な叶恵の言葉に瞳が涙に潤む。
迷ノ宮 光葉
「ありがとう、ございます……」ほろりと一筋涙を流し、深々と頭を下げた。兄の上に涙が1つ落ちた。
赤木 叶恵
「だから、先輩には戻ってきてほしいんだ。元通り動けるようになってほしい……」
迷ノ宮 光葉
「叶恵様……」頭を上げて、彼女を見る。兄よりも小さな彼女が、兄の背を追うのを、眩しく思う。
迷ノ宮 光葉
「はい、……わたくしも、そう願います」
赤木 叶恵
「……あのうろうろしてる魔女の息の根を止めよう」
迷ノ宮 光葉
「ええ……、必ずや」涙を拭い、決意をあらたにします。
GM
その振るうものの息の根こそを止めなければならない。
GM
長い長いハロウィン・ナイトの結末は、もう近い。
[ 赤木 叶恵 ] テンション : 17 → 23
[ 赤木 叶恵 ] 激情 : 1 → 2
[ 安武 陸 ] テンション : 7 → 10
[ 安武 陸 ] 激情 : 0 → 1
GM
あとは光葉→叶恵に関係が伸びます。属性はいかがいたしますか?