お茶会 ラウンド1
GM
PK情報を公開し、今回適用するMODを再掲します。
お茶会MOD『真の敵』
お茶会中、
PKは横槍を行うとき、任意のPCに代わりに行わせることができる。HPの支払いはPK、もしくはPKの配下が行う。
関連する小道具や技能を使わせることはできない。
裁判MOD『真の仲間』
お茶会中にPCの疵が抉れた場合、関係にPKの名前を追加する。
PCの心の疵が●になっており、なおかつPKの名前が関係欄にあるとき、看破のデメリットが発生しない。
代わりに、PKは当該PCからGMの任意のタイミングで援護を行わせることができる。
裁判MOD『真の幸福』
PCは〈発狂〉による受けるダメージ増加のデメリットが発生しない。
代わりに〈発狂〉状態で裁判開廷したとき、
「同脅威度・同名称・技能習得:[当該PCの習得しているいずれかの技能]」の有象無象の配下を追加する。裁判中に〈発狂〉した場合、次のラウンド開始の手札補充前のタイミングで同様の配下が追加される。
『惑乱迷宮』『NOFUTURE MOD(LV1)』
公式サプリメント『
パラダイスロスト』の説明に準じる。
GM
また、
惑乱迷宮ということで、まずは偵察の処理を行います。
GM
> PCはそれぞれ1人1枚ずつ、好きな部屋のカードを選んで表にすることができます。カードのスートと数字は、その部屋に到着した時に発生するクエストの内容を示しており、カードが表になった時点で対応するクエストをGMが開示します。
リュール
*左から二番目、上から二番目の部屋を偵察します。
♠6 雑魚-パピー級-
MP 6 目標値 10
成功 ―
失敗 かなり苦戦してしまった。PC全員のHPが〔MP×3〕点減少する。
放置 疵の力を暴走させて打倒。PC陣営は好きなPC1人の心の疵を悪化させる。
クロノス
*左から3番め、上から3番めを開けます!!!
♣10 テレポーター
MP 3 目標値 8
成功 ―
失敗 *おおっと* 次の移動先はGMが決めた部屋となる。ただしお茶会終了時にPCの位置が一番右上の部屋となるようにする。
放置 疵の力を暴走させ魔法を無効化した。PC陣営は好きなPC1人の心の疵を悪化させる。
ヲトメ
*左から二番目、上から四番目の部屋を偵察します。
♣9 誘導
MP 2 目標値 9
成功 ―
失敗 まんまと誘導されてしまう。次の移動方向はGMが指定する。
放置 疵の力を暴走させ、トリックを看破した。PC陣営は好きなPC1人の心の疵を悪化させる。
GM
♧は運なので不得意得意なし、♤は猟奇得意です
GM
移動先と行動するPCが決まりましたら、宣言をどうぞ
行動:クロノス
♣9 誘導
MP 2 目標値 9
成功 ―
失敗 まんまと誘導されてしまう。次の移動方向はGMが指定する。
放置 疵の力を暴走させ、トリックを看破した。PC陣営は好きなPC1人の心の疵を悪化させる。
GM
あなたたちは意を決して迷宮と化した街を歩きはじめた。
GM
建造物を確認すると、青い茸のようなもので覆われていることがわかる。
GM
道端を見ると、巨大な青い塊が転がっているように見えて、よく見ると輪郭が人体のものだったりする。
GM
青で視界が霞がかって、時折自分たちがどちらを歩いているのかもわからなくなる。
GM
『誘導』されているようにも感じるかもしれない。
クロノス
あの……なんかマップがループするタイプの……
クロノス
一番右端まで行ったと思ったら左に戻ってるタイプの……
GM
というわけで、ちゃんと進みたい方向に進むには、判定を成功させるか、疵を抉る必要があります。
GM
クエストの挑戦の有無、行動の内容の宣言をどうぞ。
クロノス
あとなんとかして亡者の疵を抉っておきたいですね。
クロノス
*クエストに挑戦し、亡者の「まぼろし」を抉ります。
[ ヲトメ ] うさぎのおまもり : 1 → 0
[ クロノス ] うさぎのおまもり : 0 → 1
[ 茸の亡者 ] HP : 3 → 2
ヲトメ
choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 愛
ヲトメ
2d6+4>=7 愛(お茶会) (2D6+4>=7) > 8[4,4]+4 > 12 > 成功
[ クロノス ] ティーセット : 2 → 1
クロノス
2d6+4+2-3>=7 才覚(お茶会) (2D6+4+2-3>=7) > 12[6,6]+4+2-3 > 15 > 成功
[ クロノス ] 子山羊皮の手袋 : 0 → 1
GM
もちろん、堕落の国は天国よりもいいところではありません。
ヲトメ
だってこんなの信じたくないのだもの。
だってあたしは信じたいことしか信じたくないのだもの。
GM
それはあなたが堕落の国に落ちてくるすぐ前にいた場所だったのかもしれませんし、
GM
それよりももっといい、雲の上の国だったりするのかもしれません。
ヲトメ
風をからだじゅうでかんじて、花のかおりをかぐのよ。
GM
あなたはそこで、心のままに歌い続けることができるでしょう。
ヲトメ
これよりもあたしにふさわしい世界なんてあるかしら?
GM
なにか分け知り顔の誰かが言っていた気がしますね。
GM
ただ、自分を痛めつけて恍惚に浸っている人の妄言なんて、聞く必要がありますか?
アンブローズ
きっとあの人達も、わかってくれますよ。すぐにね。
GM
愚かなあなたたちには、ヲトメが突如としてあらぬ方向に向かったように見えました。
クロノス
「ええと……追いかけますか。はぐれちゃいますよこんな視界では」
GM
青い霞に混じって、ばらのような香りが、鼻孔をくすぐる。
ヲトメ
かわいいおまもりもとりおとすほどのいきおいで。
クロノス
「さすがになにか見つけたとかなら、報告のひとつもくれるでしょう」
クロノス
「幻覚かはわかりませんが……なんらかの亡者の干渉によるものではありそう」
リュール
「賢い女性だからな……」あれでいて才覚のあることは旅のうちで理解している。
GM
このまま止められないと、全員であらぬ方向に進むことになります。
リュール
「それを払う手段を見つけなければ、俺たちも危ういだろうが」
リュール
リュールも剣を振り、青い黴を斬り払いはしますが。
リュール
この猟奇では物理的な突破は叶えど、幻覚の力までは打ち払えない。
クロノス
「反対側のキノコに近いものなら、これは胞子でしょうかね」
リュール
そういうのが常識じゃないところから来ました。
クロノス
「ボクの世界にはカビをキルするスプレーが巷で売ってたんですよ」
リュール
体力に自信があるのでこちらも走りながら息切れはありません。
クロノス
まぁバーチャル存在が息切れとかするわけないですからね。
リュール
しかし完全に捕まえられる、となって手を伸ばせど、それはすり抜ける。
クロノス
「ボクたちもヲトメの幻覚見せられてる可能性ありますね」
ヲトメ
ふだんは手をのばせば自分から手にもぐりこんでくるような、わざとつかまってやるような鳥だった。
リュール
結局のところ、自分の得意はこういう局面で武をひけらかすことに終始する。
リュール
それでは対応できない面を二人に補ってもらうことで、どうにか続けてきた旅路だった。
リュール
ヲトメの伸び伸びと飛んでゆくさまは美しいが、背景がこれではなあ!
ヲトメ
すれ違う顔は、花のほころぶような笑顔だった。
リュール
あの笑顔は本当に美しく、喜ばしいことではあるけれど!
ヲトメ
かみさま、ありがとう。
またここにもどしてくれて!
ヲトメ
かみさま、ありがとう!
わたしが地獄にいったなんてウソっていってくれて!
ヲトメ
はやく、おとうさまとおかあさまのおはかにいってあげなくっちゃ!
ヲトメ
あなたがたのかわいいヲトメが帰ってまいりました!
クロノス
「嫌になりますね、こんな陰鬱な天気では」
ヲトメ
お姉さまは、あたしをおこるかしら?
あたしをぶつかしら?
リュール
クロノスのそれは、一見自分がしたのと同じように見えるが。
クロノス
「そこでは、なんでもない、かわいいつばめなの」
ヲトメ
じぶんがとらえられていることすら理解のできないようにもがく。
ヲトメ
「ああ。またここにもどってきてしまったのね」
ヲトメ
「この青い雪を、うつくしいとおもうかぎり」
ヲトメ
「こんな世界なのに、心のそこからだいきらいになれないの」
クロノス
「なにかあるとも言えるし、なにもないとも言える」
クロノス
「世界は世界のままあり続けているだけなのだから」
ヲトメ
「アントワーヌは、アンブローズは愛することをやめてしまったの?」
クロノス
「いずれくる滅びのひとつひとつに、悲しんでしまう」
クロノス
光る青があなたを、わたしたちを包んでいる。
リュール
乙女の夢を刈り取り、けれど、愛に訴える。
ヲトメ
その青に照らされている顔はいつものつん、とすました顔だった。
ヲトメ
この鳥はじぶんのなかにかしこさがあることを知らない。
クロノス
「とりあえず、この煙たい青い粉からかなあ」
クロノス
「ヲトメが煙たくなっちゃったら困るもの」
GM
この、真実に誘う粉はどうやら打ち払うことができるようです。
GM
それから、周囲を調べると、壁に何か文字が刻まれていることに気が付きます。
GM
“いよいよ、わたしたちは天国の庭へと導かれるんだ”
GM
ヲトメが望む場所にいざなわれる際にも、その香りはした。
GM
つまり、それが前兆なのだと、あなたたちは気づく。
[ 亡者 ] 疵:まぼろし : 0 → -1
クロノス
ふ、と指先から光を空に放てば、舞い上がって上空で割れ、辺りに光が降り注ぐ。
行動:ヲトメ
♦10 マシンガンシャッフル
MP 6
目標値 10
成功 ―
失敗 表になっている迷宮カードをすべて裏返し、GMはすべてのカードを好きな位置に配置しなおす。
放置 疵の力を暴走させてトラップを解除した。PC陣営は好きなPC1人の心の疵を悪化させる。
[ クロノス ] うさぎのおまもり : 1 → 0
[ クロノス ] 子山羊皮の手袋 : 1 → 0
[ ヲトメ ] うさぎのおまもり : 0 → 1
[ ヲトメ ] 子山羊皮の手袋 : 0 → 1
GM
あなたたちが街を進んでいくと、工場と思しき場所の敷地にやってきました。
GM
ここではアントワーヌの出身地のさまざまな機械の再現が行われていました。
リュール
リヨンに辿り着くまでにこの施設の話もした。
ヲトメ
ばらのかおりがいつでもやってくるようなきがしながら見ている。
リュール
かつての活気が重苦しい青に覆われているのを見る。
GM
さまざまな機械が、一様に胞子に覆われ、使い物にならなくなっている。
GM
工場に併設されていた格納庫にあった、飛行機も同様に。
クロノス
「カビキラーしたらきれいになったりしませんかね」
リュール
「結局、ここいらの装置はアントワーヌの疵の力で制御されていた」
リュール
「きれいにはなっても、機能は戻らんだろうな」
GM
かつては作業員や技師であったものたちの残骸も、そこらに転がっている。
クロノス
「機能が戻らないからこそ、せめてきれいになったらいいなあって」
リュール
「あれが存在する限り、また降り掛かって逆戻りだ」
クロノス
「亡者倒したらついでに消えませんかね~、ってその理屈なら施設ごと消えちゃうか」
GM
工場を歩いていると吹き抜けのような場所に出ます。
アンブローズ
上階からアンブローズが見下ろしている。
リュール
幻覚かもしれないとは思いつつ、呼びかける。
アンブローズ
「そう言われて、降りてくるほど素直ではないもので……」
クロノス
「嫌煙家いるし降りてこなくても大丈夫ですよ」
リュール
「ここで天邪鬼は発揮しないようだな……」
アンブローズ
「実は、イモムシの末裔の中でも素直なほうなのです」
リュール
「……アントワーヌは死んだ。そうだな?」
アンブローズ
「僕はただのつまらない末裔ですから……」
アンブローズ
「救世主さまに従う、それだけのことをしているに過ぎません」
アンブローズ
「僕は、アントワーヌさまのことを誰よりも理解していますから」
アンブローズ
「アントワーヌさまは、この街を発展させようとしていましたが……」
アンブローズ
「それはもちろん、あの方自身のためであった」
アンブローズ
「あの方が、この世界に堕ちてしまわれたときに」
アンブローズ
「あの方はあの飛行機を、修復し、もう一度空へ向かおうとしていた」
アンブローズ
「だから、多くの末裔を集めて、知恵と労力を結集させれば」
アンブローズ
「もう一度修復できるのではないかと、考えたのです」
クロノス
なるほど。そのために街を発展させて工業系強めにしていたんだろうな。
アンブローズ
「空が飛べなくたって、何だって言うのか」
アンブローズ
「けれども、何も満足していなかった」
アンブローズ
「あいつは、死ぬべくして死んだのだ」
アンブローズ
「なぜそんなことをする必要がある……?」
ヲトメ
「必要はないけど大切はあるの、アンブローズ」
アンブローズ
水パイプを持っていない手でなにかジェスチャーをする。
GM
胞子に埋もれていた、“何か”が膨らんで、立ち上がる。
GM
胞子の中から現れた──末裔の変じた亡者たちが、あなたたちに襲いかかってくる。
ヲトメ
*クエストに挑戦し、クロノスの『偶像』を舐めます
GM
*じゃあ、真の敵でリュールさん横槍してください
[ 茸の亡者 ] HP : 2 → 1
リュール
choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 猟奇
リュール
2d6+4>=7 猟奇(お茶会) (2D6+4>=7) > 5[4,1]+4 > 9 > 成功
ヲトメ
2d6+3+2+2-3>=9 才覚(お茶会) (2D6+3+2+2-3>=9) > 10[4,6]+3+2+2-3 > 14 > 成功
[ ヲトメ ] 子山羊皮の手袋 : 1 → 0
[ ヲトメ ] 大きなティーセット : 2 → 1
GM
まあ、この亡者たちは大した事のない相手です。
リュール
自分はこの武勇でもって、僅かながらこの世界を平定してきた。
リュール
脳が理解する。それが危険なものであると。
GM
相手が魔女に見えるとか、お姫様に見えるとか。
リュール
混乱した戦場の中で、それらを正しく判別することは難しい。
GM
そんなことが、あなたの真実であってたまるものか。
リュール
世界は厳しく、世界は醜く、世界は恐ろしい。
リュール
望まれた王子とて、気を許した相手に背を刺されぬとは限らない。
リュール
女の首が転がり落ちるのを見届けることなく、
リュール
俺は一人残らず、打ち倒さなければならない!
リュール
瞳はまっすぐに、あなた達を見据えている。
クロノス
「こうして正面から見られると、なんだか変な感じですね」
クロノス
「そんな大勢魔女がいたら大変でしょうに」
ヲトメ
「……クロノス、あたし今できることがある気がするの」
リュール
お前の望みなど、一つたりとも、叶えてやらない!
リュール
全てが魔女であるならば、全てが敵であるならば。
リュール
自分が武勇を誇示すべき相手など存在しないからだ。
ヲトメ
この鳥のこころのきずは甘い夢。
このひとにも、それをひとさじくれてやれるかも。
ヲトメ
そのひとのことをあなたはたくさん話してくれたわね。
ヲトメ
エヴリーヌ、あなたの香りをあたしはつつみかくさず聞いているの!
ヲトメ
あたしの夢は、うつくしいもの、かわいいもの、すてきなもの。
ヲトメ
心の疵がはじけてひかる。
偶像の少女のうえにその香りがふりかかった。
リュール
けれど心の疵の力を払い切れるものではない。
リュール
救世主の引き起こす奇跡を打ち破ることは叶わない!
クロノス
ひとさじそれが落とされて、薄く真白い粉をまとえば。
ヲトメ
ばらのかおりのなかに、そのひとの香りがふわりと舞う。
クロノス
「誓いのキスでなら、目を覚ましてくれるかしら?」
[ クロノス ] 偶像 : 0 → 1
行動:リュール
♣10 テレポーター
MP 3 目標値 8
成功 ―
失敗 *おおっと* 次の移動先はGMが決めた部屋となる。ただしお茶会終了時にPCの位置が一番右上の部屋となるようにする。
放置 疵の力を暴走させ魔法を無効化した。PC陣営は好きなPC1人の心の疵を悪化させる。
GM
亡者がいるのは、山頂のアントワーヌ邸の近く。
GM
そこに進むには、様々な経路で進む必要がある。
GM
今あなたたちが乗り込んでいるトロッコもそのひとつだ。
リュール
クロノスの腰に手を回ながら、あなたを気遣います。
ヲトメ
風が強くていやなのでティーセットにもぐりこんで出てこない。
GM
元々は採掘の用途で使われていたトロッコでしたが……
GM
今回は移動手段として使わざるを得ませんでした。
GM
線路は迷宮と化した影響で、繋がりがめちゃくちゃになっています。
リュール
「俺と君が揃えば、どんな苦境さえ潜り抜けられる!」
GM
うまくジャンプしたり進路を切り替えたりして乗り越えてください。
GM
ときどきワニ型の亡者がタルを投げつけて妨害してきます。
リュール
愛する女の腰に腕を回しながら、その悉くを斬り捨てる。
アンブローズ
(アンブローズが並走してタルを投げてくる)
リュール
それに仇なす存在への敵意はより強く燃え上がる。
リュール
姫に寄り添うそのさまは、アンブローズに見せつけるようでさえあった。
アンブローズ
もう1手番ぐらい置くつもりだったんですが、つい出てきちゃいました。
クロノス
見せつけられててウケるのでリュールに見えてない方の手でピースしちゃお。
リュール
敵を前にした、おとぎ話の王子様のように。
アンブローズ
「1手番ぐらい前に言ったじゃないですか」
アンブローズ
「僕はあのかたの家来としての勤めを果たしているだけと……」
アンブローズ
(画面下部に消えたかと思ったら、上部から出てくる)
クロノス
すいません! ちょっと認識が曖昧なのかもしれませんね!
クロノス
口に出せるわけないので念で伝えています。
アンブローズ
スゥ~(トロッコを操作しながら器用に水パイプを吸っている)
リュール
「彼のことを、守り得なかったのではないか?」
アンブローズ
「僕に言わせれば、くだらぬ末裔にそんなことを尋ねて」
アンブローズ
「何の意味があるのか、甚だ疑問ではありますが……」
アンブローズ
「あなたたちこそなぜ、堕落の国で救世主として戦っている?」
リュール
「彼女を守るために、今は俺は戦っている!」
アンブローズ
「ここにいないもののために戦うあなた」
アンブローズ
「どうして仲良くなれないんでしょうね?」
リュール
「今もこうして、俺に寄り添ってくれている!」
リュール
*ヲトメの心の疵『つちはみ』を猟奇で舐めます。
クエストにも挑戦します。
アンブローズ
*では……真の敵としてあの豪華ゲストに登場してもらいましょう!
[ 亡者 ] HP : 76 → 75
リュール
*あっ判定直前にうさおま頂きますヲトメさんから
[ ヲトメ ] うさぎのおまもり : 1 → 0
[ リュール ] うさぎのおまもり : 0 → 1
クロノス
choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 愛
クロノス
2d6+3+1>=7 愛 (2D6+3+1>=7) > 7[5,2]+3+1 > 11 > 成功
リュール
2d6+4+2-2>=8 猟奇(お茶会) (2D6+4+2-2>=8) > 7[5,2]+4+2-2 > 11 > 成功
[ リュール ] 大きなティーセット(使用数) : 2 → 1
GM
ばらの香りが、“エヴリーヌ”の鼻孔をくすぐる。
クロノス
でもそうですね~、エヴリーヌって結構完璧じゃないですか。
クロノス
だからエヴリーヌでいられる間は結構いいんですよね~。
GM
人がエヴリーヌを見る時、あなたを見る者はいない。
クロノス
わたしもわたしのことを見なくていいんです。
アンブローズ
なぜ、誰もあなたのことを見ようとしないんだ。
クロノス
それは、わたしが、見せようとしていないからですね。
アンブローズ
それは、あなたの周りのものが、弱すぎるから。
アンブローズ
あなたの周りのものは、死んでしまうから!
クロノス
「おまえにまもられるべき、かよわい存在だと思ってるの?」
ヲトメ
ティーセットのなかで転がって思わず声を上げる。
クロノス
あなたの思い通りの見た目のエヴリーヌが、
リュール
血に塗り潰されたその香りはヘーゼルナッツのそれではなく、
リュール
目の前の存在が、正しくは彼女でないことを。
リュール
……これを最後にしなければならないと、壊れた頭に厳じながら。
リュール
「俺は、あの姫と共にあらなければならなかったのに」
リュール
リュール。ただのリュール。
戦乱の最中に平和を脅かされる、小国の王子。
リュール
望んで勝ち取ったはずの政略結婚。
大国の姫との婚姻関係の庇護のもと、我が国は守られる。
リュール
策略によって魔女に仕立て上げられたニネットを、俺は殺し。
クロノス
耳元で囁くその声は誰の真似もしていない。
リュール
背に腕が回っている。
野草の香りはここにない。
リュール
自らの思考と人格を滅茶苦茶に掻き乱しているのを自覚している。
リュール
共に旅路を歩んできた。同じ時間を重ねてきた。
リュール
だからお前にとって、お前が愛すべき存在じゃなくとも。
リュール
国が滅んでいても。守るべき姫がなくとも。愛した女を手にかけたこの手で。
リュール
俺だって、望んでこの理想の王子をやってるからだ。
リュール
壊れた頭が、うまく回らないときはあるかもしれないけれど。
謝った認識が、俺を先走らせてしまうことは、時に避けられないかもしれないけれど。
ヲトメ
ティーセットの隙間から覗いて。
そのようすを見ていた。
ヲトメ
トロッコの風では、香りはいくらでもながれてしまう。
ヲトメ
パセリ、セージ、ローズマリー、タイム。
野に咲く草花の香り。
ヲトメ
土の香り、草の香り。
あたしのきらいなかおり。
ヲトメ
でも、リュール。
あなたがほんとうに、ほんとうに好きなのはそれだったのね。
ヲトメ
あなたがほんとうにほしかったのはそれだったのね。
ヲトメ
縫い目のないシャツを枯れた井戸で洗うような恋をしたのね。
ヲトメ
この国のかぎりない荒野に。
あたしは、今ちゃんと水をたたえた井戸が見えるわ。
ヲトメ
きっと、きっとこの国を救ってね。
きっと、きっとあなたの本当のばらのところへ帰ってあげてね。
[ ヲトメ ] つちはみ : 0 → 1