メインフェイズ サイクル3
GM
第三サイクルに移ります。ナバリちゃんからのままで良いですか?
GM
HOがあるので、【秘密】もあります。情報判定の制限はないです。
カイジ
制限はない、ということは誰でも秘密を抜けるという認識で合ってますかね?
GM
【秘密】に変なこと書いてなければ、が一般的な回答ですが、古龍に関しては発生します。
カイジ
なるほど なるほど なるほどね……
古龍の秘密を抜きたいなあ。カイジはそういう動きをしたいんですが、ナバリちゃんどうしましょ。早く抜いた方が良いかなの気持ちがあり。
でもめっちゃ先に行きたければ止めないです。
メインフェイズ サイクル3 カイジ
カイジ
2d6 (2D6) > 12[6,6] > 12
GM
12:壁の中に消える不思議な女の子を見かける。彼女はいったい……?このシーンに登場したキャラクターは、兵糧丸、神通丸、遁甲符からランダムに選んだ忍具を1個獲得する。
ソーニャ
登場したらどっかのタイミングでもらえる認識で大丈夫ですか?
GM
はい。<登場したら シーン終わるまでに1d3振ってもろて、
1: 兵糧丸、2: 神通丸、3:遁甲符 とします。
ソーニャ
シーンプレイヤーじゃなくてこのシーンに登場したキャラクターって書いてある。
カイジ
では戦闘から一夜明け。街を探っています。愚直に。虱潰しに。足を使って。
カイジ
このシーンでは皆様ねじ込めるところで良い感じに顔を出すことが推奨されています。あと感情修正ください。
GM
まあ判定自体は早い方が話は早くなるかもしれない。
カイジ
じゃあ判定しましょう。古龍の秘密を抜きます。その通り見敵術から。
ソーニャ
では街を練り歩くカイジの行く先行く先に。
ソーニャ
あなたを招くように、あるいは導くように、きょろきょろと視線を彷徨わせては道を歩み、空を羽ばたく。
ユヅキ
では街の隅々を歩いているカイジに気が付くことも無く、その少年は今日は少女を連れて。
ユヅキ
「ナバリ、次はどこ行く? おすすめある?」
ナバリ
「…ここの、路地裏。よく…猫、いる」人の求めるものがよくわかっていない答えを返した。
ユヅキ
「猫いんの!? やった~! ヴェネツィアのねこは何色かな~」
ユヅキ
あなたのおすすめならなんでもよかった少年は、一緒に猫の色を確認しにいったとされる。にゃー!
ソーニャ
1d3 鳩も忍具もらっておきます。 (1D3) > 2
[ ソーニャ ] 忍具 : 1 → 2
カイジ
街を歩く中、ふと見えたのは見覚えのある鳩。
それから、楽しそうな少年少女。
GM
さも当然のように神通丸を引き当てやがって...
カイジ
「……」
くる、と先程補給した神通丸を手で弄び。
ナバリ
じゃあ路地裏の猫が謎ぺろぺろしてた遁甲を貰っていこう。おなかこわすよ。
カイジ
感情修正を2頂きまして、古龍の秘密を見敵術から。
カイジ
2D6+2>=5 (判定:見敵術) (2D6+2>=5) > 7[1,6]+2 > 9 > 成功
ナバリ
この場でカイジが公表してくれてもいいんだよ(???)
ソーニャ
気付けば近くの看板に留まった鳩がカイジを見下ろしている。
カイジ
「……まだ何か、」
あるのか? 分からない。
ソーニャ
その決意を検めるように、つぶらな黒い瞳でカイジを見ている。
カイジ
分からないが、立ち止まっているよりは余程マシなように思える。
ちらと鳩を一瞥する。情報はあちらにも渡っただろう。
それから、また歩き出した。
メインフェイズ サイクル3 ナバリ
GM
カイジを殴って話を訊きますか?平和に街中で話を訊きますか?
ナバリ
殴って話聞くの草。普通にドラマシーンやるょ。
ナバリ
2D6 (2D6) > 12[6,6] > 12
カイジ
街を練り歩いてるのですれ違っていることでしょう。
ソーニャ
<こうなるとカイジと話をした方がそれっぽくはある。
ナバリ
……じゃあナバリとユヅキ視点だと完全に地続きのシーンだな。まだねこかわいいしてるので、とりあえず忍具ガチャしますね。
GM
誰だよ街に忍具ばらまいてるやつ!!!!!!!
ナバリ
多分うっかりした世界忍者連合のやつが落っことしてるだろこれ。
Valeria Anselmi
< わたしじゃないわよ
ナバリ
じゃあねこが計四枚ぐらいなんか纏めて持ってたので、没収します。食べ物じゃないょ。
カイジ
御用があればすれ違うだけではなく出てくることも可能です。と言いつつしれっと振っちゃお。
GM
ココフォリアとかいうダイスサイトゆるさない(棒読み)
ナバリ
カイジが古龍の秘密を抜いた傍らで、ねこかわいい~したナバリとユヅキ、って感じで。
ナバリ
次どこ行こうか~、なんて話をして、路地裏を出た、矢先。
ナバリ
――先程までの喧騒が、嘘のよう。それほど広くはないものの、もう少し人で溢れていたはずのその道。
ナバリ
簡単な"人払い"が張り巡らされている事に、ユヅキは気付けるだろうか。
ユヅキ
choice 気付く 気付かない (choice 気付く 気付かない) > 気付く
ユヅキ
一応これでも学園でシノビの術を学んでいる身ではある。ちょっとした違和感、その程度は抱いたものの。
ユヅキ
それをわざわざ言及するかどうかは、貴方の行動によるのだろう。何もなければねこ~を歌っている。
ナバリ
「……あのね」何か言いたげに、立ち止まる。
ユヅキ
ねこの歌を止めて、同じように立ち止まり、貴方を見た。
ナバリ
「ナバリは、…ずっと、待ってた」ぎゅ、と右手。硬く、何かを握りしめるような仕草。
ナバリ
ユヅキの秘密を抜きます。感情修正は……もらえるかな!?
ナバリ
2D6>=5 (判定:言霊術) (2D6>=5) > 9[3,6] > 9 > 成功
【秘密:ユヅキ】
あなたはPC1に一目惚れした。この修学旅行が終わってしまえば、また会えるかは疑わしい。
あなたの【本当の使命】は「PC1に告白し、その返答をもらう」ことである。
ナバリ
「………え。」それだけを吐いて、ちょっとフリーズしてしまった。
ユヅキ
「でも、なんか、思っちゃったからどうしようもなくってさ、皆への好きって全部一緒だと思ってたけど、ああ、違うんだなってなっちゃって」
ユヅキ
「……ただ、俺もずっとびっくりしてるんだ、整理できてないこと、ある」
ユヅキ
「ナバリと会うの、初めてじゃなかったんだもんなあ……」
ユヅキ
と、まあ、貴方がフリーズしている間に、ぽつぽつ、言葉を落としていく。
ナバリ
「…………」ドストレートな言葉を受けて、落とされた言葉をひとつひとつ拾う内に、やっと少しずつ飲み込み始めて。みるみるうちに顔が赤くなる。
ナバリ
「は、はじめてじゃない」それはそう、と、焦りから少し吃りつつも同じ言葉を返す
ナバリ
「ナバリも、まだ、わかんないこといっぱいあって、…短い間に、いろんなことがありすぎてる、から」
ナバリ
「…ちょっとだけ、手伝って、欲しい」この流れで言うと、なんだか好意を利用するようで気が引けるけれど。
ユヅキ
「ナバリが手伝ってほしいことあるんだったら、なんでも手伝うし」
ユヅキ
「話したいって思ってもらえるのはうれしいし」
ユヅキ
「目の前でそんな表情されたら、こんなに嬉しくなっちゃうのか」
ユヅキ
覚えてもいなかったくせに、と。この罪悪感と添えるには、贅沢なような気がしたから。
ユヅキ
くる、と貴方に背を向ける。困ったな~困ったけど、今はとりあえず。
ナバリ
「ナバリの、手伝って欲しいこと。……それは、」
ナバリ
「……知っている事があれば、教えて欲しい。"この街で起きている事"について」
ナバリ
「それから…ユヅキの。ともだち?が、何をしているのか、知っていたら」
ナバリ
「…ヴェネツィアの事、大事だから。何かが起きそうなら、できれば――」
ナバリ
ちゅーわけで、古龍の秘密が欲しいんですね。
ユヅキ
「ナバリの街、……ううん、俺たちの、街? 俺も、守りたいもんな!」
【秘密:古龍】
あなたは長年に渡り、ヴェネツィアの力として街を守護してきた。
しかし14世紀、あなたは邪神とされ、PC1の一族によって「心の雫」に封印された。
「蒼海の珠」とはその際に用いられた魔術具だ。
あなたは【追加の使命】として「PC1と全ての十字教徒に復讐する」を持つ。
その為に、PC1の手に渡るように、「心の雫」の持ち主だったPC2に干渉し続けてきた。
あなたは「軍勢」(P166)の能力を持ち、
低級妖魔「水怪」を親衛隊及び援軍として召喚できる。
古龍と全ての眷属は龍宮のキャラクターとして扱い、戦場の極意:水中を修得する。
ナバリ
「街を守りたいから」って渡してもらった秘密に「街の守護竜」の情報書いてるのあまりに皮肉過ぎるだろ。
ナバリ
「………」街の、守護竜?一族?長く住んでいたのに、わからないことがまた増えている。
ユヅキ
「…………」だいじょうぶかな……と見つめている。
ユヅキ
「ん~……わかんない……わかんないけど……探す!」
ナバリ
「うん」一緒に探そうという言葉には、珍しく強く頷いて。
メインフェイズ サイクル3 ユヅキ
ユヅキ
2d6 (2D6) > 5[1,4] > 5
GM
05:ゴンドラでの移動中。漕ぎ手が行き交うゴンドラに手を振っている。
GM
待ち構えるのには不向きなの出たな、ちょっとかんがえる。
GM
――通常、この街におけるゴンドラは試験を乗り越えた免状持ちのゴンドリエーレのみが操ることができる。ゆえに、係留されていないゴンドラに彼らがついていないことはない。
GM
しかし、探し人は一人、ゴンドラで支流のひとつに浮いていた。直前まで誰かと話していたのか、こんのスマートフォンの時代にガラケーを折り畳んでいる。
ユヅキ
街をナバリと練り歩いたものの、ごはんセンサーは見事に外れて中々見つからなかった。
ユヅキ
そんな中、川を見ていてふっと思い当たる。地上に居ないのであれば、水上では?
ユヅキ
そのセンサーをそのまま信じて、辿り着いたその先に。
ユヅキ
一人でいることの異質さも気には留めずに、ぶんぶんぶん、絶対届く音量の声で名を呼んでは手を振っている。
伴 護伴
きっちり学生服を着た外国人がひとつでぽつんと、ぼーっと、浮いてようものなら、いっそ不審者でもあるような。しかし、周囲の誰も気に止めず、そこにいた。
「予想より早かったな」
ユヅキ
「待っててくれてた? ごめん、遅くなって」
ユヅキ
「……早かったんだから、遅くはないから、問題ないか」一人で納得してる。
伴 護伴
「いや、もう少しのんびり楽しんでくるんじゃないかと思っていただけさ。帰りの集合時間に遅れたわけでもないし」
ユヅキ
「あはは、いっぱいのんびり楽しんでたぜ、でも大事なことがあるので……」
ナバリ
そんな元気なユヅキの後ろに、しれっと控えている。佇まいこそ似ているものの、先日ゴンドラでともに揺られていたのとは空気が違っていた。
ナバリ
「……聞きたいことがある」珍しく、とても直球な言葉を投げかけて。
伴 護伴
「答えられる範囲であれば。僕の予想が正しければ、答えられると思うけれども」
伴 護伴
「器物破損を少々と、それと、そうだな、見てた」
伴 護伴
「蒼海の珠……に、意思があるようには見えなかったから」ちょっと考えた風。
「予言になるのかな。珠に込められていた予言の中身を」
【秘密:蒼海の珠】
このプライズが最初に戦果によって獲得された時、その戦闘に参加していたキャラクターは自動的にこの秘密を得る。情報共有は発生しない。
この水晶球は真に町の守護石だ。
水晶球は見せる。この町に訪れる厄災を。
プライズ「心の雫」には、上級妖魔「古龍」が封印されており、復活の時を待っている。
クライマックスフェイズ開始時、プライズ「心の雫」を所持している中忍(中忍でなければ最も関係の近い中忍)は、【魔人】の背景を獲得の上で妖魔化し、古龍の眷属となる。
また、使命が「古龍を生存させる」に変更される。この使命を達成できなかったキャラクターは、クライマックス終了時に死亡する。
クライマックス終了時に「古龍」が生存していると、水の都は襲撃され、完膚無きまでに破壊される。
ナバリ
秘密の開き方ァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!111111111
伴 護伴
「僕が"見た"ものは以上だ。……聞きたいことがあれば手伝おう、僕からもひとつ質問があるけど、最後にする」
ナバリ
「……どうして、」彼――護伴の語った真実には、その言葉を落とすしかできなかった。……こんなことなら知らなければ良かったのかもしれない。何も知らないまま、時が全てを壊し尽くして、"どうしようもなかったよ"なんて呟けた方がいっそ幸福だったかもしれない。
ナバリ
ただ、大切だったそれを―――今はただ忌々しいだけのそれを、握りしめることしかできない。今すぐにでも、目の前に広がる河に投げ込んでしまいたいのに。
ユヅキ
「…………ん~……ナバリが持ってるそれに、やばいのが居て……そのやばいのがずっと残ってたら、この街は終わっちゃうんだ」ぽつ、ぽつ、落とすのはたくさん渡された情報、を整理するための。
ユヅキ
「……でも、それをずっと持ってたら、ナバリも、危なくて」
伴 護伴
「やってみるなら、まあ、あえて止めようとは思わないけど」
伴 護伴
「三流芝居のドッキリって線が無いとも言い切れないしな。ただ、ユヅキ、今日ヴァレリアさん見たか?」
ユヅキ
ん~と思い返す、今日はナバリとお散歩日和りだったから。そういえば、彼女の姿は見ていない気が。
ナバリ
「……」思い返せば、自分もヴァレリアの姿を見かけていない。いつもなら、呼ばれなくても飛び出てくるようなひとなのに。
ナバリ
見たか、と問われればこちらも首を横に振る。
ユヅキ
「だよなあ、俺たち見てないや、……ヴァレリア、なんか関係あんの?」
伴 護伴
「少なくとも事情を話して、できれば資料なり伝承なりが残ってればと思って、今朝から世界忍者連合の支部らしき場所に片っ端から行ってみたんだが」
伴 護伴
「今の所、下忍ひとりすら誰も捕まらない。困ったもんだと、ここで考え事をしてたら、君たちが来た、というところなんだ」
ナバリ
「……ナバリ、何も聞いてない」自分も一応世界忍者連合の一員の筈なのだが、そのような連絡はとんと聞いていない。
ユヅキ
訝し気な顔。ナバリを見て、ごはんを見て、首を傾ぐ。
ナバリ
――それとも、みんな最初から"このこと"を知っていたのか。
ナバリ
いいや、今考えても仕方の無い事だ。今は、これをどうするかを先に考えなければ。厭な思考を振り払うように頭を振った。
ナバリ
「……持っているのが、問題なら。捨ててしまうのも、手だとは、思う」
伴 護伴
「先の通り、あえて反対はしないよ。判断材料を持ってそうな人達が、軒並みいなくなってるからね」
伴 護伴
「ただ……そうして、持ち主がいなくなったとして、『蒼海の珠』の映した、それの持ち主が妖魔になる、という部分が、どう変わるかは予想がつかない。このシナリオの【秘密】は出尽くしてるしね」
ユヅキ
「……もしかしたら、街の人皆妖魔になっちゃったり? とか……」
ユヅキ
「まあ川に投げちゃったら、どこいっちゃうかもわかんないもんなあ」
ナバリ
最悪、ユヅキが――そうなってしまう可能性を考えたら。投げ捨て掛けた手を、止める。
ユヅキ
「ナバリ、……俺は、」言いかけて、やめた。
ユヅキ
その瞳を見下ろして、ただ、すきだなあ、と思う。
ナバリ
その瞬間、ナバリの姿が霧のように掻き消える。隠れる事、そのものに先鋭化させた忍術――それを、本気で行使した結果だった。
ナバリ
それだけを残して、ナバリの気配すらが消える。
ユヅキ
「……もっと、後でもよかったんだけどなあ」
伴 護伴
「瞬きを挟む間もなくこれとは、今のところ彼女の方が一枚上手かな?」
ユヅキ
「一枚どころじゃないだろ、二枚とか、三枚とか……」
ユヅキ
「俺がかっこいい言い回しできるわけないだろ」
伴 護伴
「おかげで、聞きたいことを聞きそびれてしまった。まあ、この分だと答えは決まっていたか」
ユヅキ
「何聞こうとしてたの、って……聞かなくてもいいか」
伴 護伴
「今更だからな」頭の後ろで手組んだ。「で、彼女の言うとおりにするのか?」
ユヅキ
「……本当はさ、ナバリの手から奪いたかったよ、元々俺のだもん」
ユヅキ
「ナバリが死ぬのも嫌だよ、だって好きだもん」
ユヅキ
「ナバリに俺のこと、殺させたくないよ、……そんな罪を背負わせたくない」
伴 護伴
「今すぐ街を離れろ、とも言いにくいなあ、それは。生徒会としては生徒の安全第一だから、一応言ってはおくけどな」
ユヅキ
「ごはんと俺の仲だろ~……仲だからこそか」
ユヅキ
「ありがと、でもかっこつけさせてくんない?」
伴 護伴
「ま、仕方ないか。言い回しで格好つけれないなら行動ぐらいは格好つけておかないと、ただの置き去りにされた子犬だものな」
ユヅキ
「そういうこと、ま、お前の前では子犬でいいけどさ~」
ユヅキ
「俺のこの修学旅行一かっこいいところ、見てくんない?」
ユヅキ
なんて、命を投げ出すことかもしれないし、無理強いはしないけれど。
伴 護伴
「その代わり、僕が格好悪くても見なかったことにしておいてくれ。本番に弱いみたいなんだ」
ユヅキ
そういうことで、ごはんと感情を結びたいです……
伴 護伴
好きな特技でそのまま判定しちゃっていいですよ。
ユヅキ
2D6>=5 (判定:意気) (2D6>=5) > 7[3,4] > 7 > 成功
伴 護伴
ET 感情表(1) > 共感(プラス)/不信(マイナス)
ユヅキ
ET 感情表(1) > 共感(プラス)/不信(マイナス)
伴 護伴
友情のままにしとくつもりだったけど仲良しにしとくか~
ユヅキ
泣くのも落ち込むのもへこたれるのも、後回しでいい。
ユヅキ
スマートフォンを手に取った。発信ボタンを押したのは、つい最近連絡先を知ったばかりのその人。
ユヅキ
「──あ、カイジ? 良かったら、手伝ってほしいことがあるんだけど……」
GM
裏で話してたんですが、いま裏でめっちゃ怖がられてるヴァレリアさんの接近戦攻撃の指定特技がですね、目標値8なので、このタイミングで手持ち特技のどれかに修正しておこうと思います。
GM
1d5 キャラシの上からー (1D5) > 3
GM
わかりました。シーン表も空気を読むといいなあ。
メインフェイズ サイクル3 ソーニャ
ソーニャ
2d6 (2D6) > 7[1,6] > 7
GM
07:カナル・グランデ大運河。水の都で最も大きなこの運河からは、バロック建築最高峰と名高いサルーテ聖堂を望むことができる。
ソーニャ
カイジを突き回してシーンに登場させます。してくれますか?
カイジ
ハトに突つかれながらいつの間にか運河まで来てしまった。
ソーニャ
鳩を連れてヴェネツィアを状況収集、情報打開の手がかりを求めてあちらこちら。
途中でカイジに連絡が来たのも大人しく聞いていた。
ソーニャ
やがてとっぷりと太陽が落ちて、今は夜闇に大聖堂を眺めている。
カイジ
大聖堂。ちょうど昨日も来たばかり。
一日中街を探り、ここまで戻ってきて――結局。
分かったことは、最早手立てがないということだった。
カイジ
そして、あの少年の選択を聞いた。
己が成すこと。
それも、はっきりと分かった。
カイジ
肩のハトを見遣る。
「……お前も一日ご苦労なこったなァ」
さて。
その主人は。
カイジ
「さっぱりだ。……訊かなくても分かってんだろうが」
カイジ
声をかけられても動じることはない。
そこにいることが分かっていたかのように。
ソーニャ
近くの建物の出っ張り窓に腰掛けています。脚を揺らしている。
ソーニャ
それを肩にとまらせながら、カイジを見下ろして問いをかけた。
ソーニャ
「男の子が、好きになった女の子を死なせる」
カイジ
「俺の仕事は、妖魔から世の中を護ることだ」
カイジ
「ただ、それ以上に、……あいつらの願いを叶えてやりたい、と思ってる」
カイジ
「たかが出会って数日だ。付き合いも短い。
けど、そのくらい、手伝ってやっても良いだろう。
……ガキがあんな覚悟見せてんだ。手伝ってやらなきゃァ、駄目だろう」
ソーニャ
「ちょっとばかし深めに、頭下げてもらおっか!」
カイジ
頭を下げる。深く。
最敬礼の45度をちょっと越えるくらい。
ソーニャ
カイジの背中を一度踏みつけてから、石畳へと着地。
カイジ
「い゛ッ……お前な……」
いつもならもうちょっとギャンギャン言ってるのだが、今日は控え目。
ソーニャ
「本当はもっと掻き乱してやってもよかったんだけど――」
ソーニャ
「君の誠意とあの子たちの純情に免じて、折れてあげる」
カイジ
「……有難ェ話で」
溜息一つ。呆れか、安堵か。
カイジ
「俺とあいつらには理由があるが、お前にゃそんなモンはねェ」
カイジ
「……、……」
何か言いかけて、止めた。
「ま、精々上手く立ち回ろうや。お互いによ」
ソーニャ
「ま、先達としてあんまカッコ悪いとこは見せたくないよね」
ソーニャ
「あ、カイみょんは名誉挽回チャンスかな?」
ソーニャ
戯けた口調で茶化しつつも、残念ながら長い付き合いからは見て取れる。
ソーニャ
2D6>=5 (判定:瞳術) (2D6>=5) > 8[3,5] > 8 > 成功
ソーニャ
ET 感情表(1) > 共感(プラス)/不信(マイナス)
カイジ
ET 感情表(6) > 狂信(プラス)/殺意(マイナス)
カイジ
狂信。今この時、この瞬間は、こいつのことを信じよう。共に戦う仲間として。
ソーニャ
一日中カイジについて回った鳩も、ついに夜空へと飛び立った。
カイジ
視線で追うも、白い鳩も深い夜闇に紛れてすぐに見えなくなった。
カイジ
ぐ、と一つ、拳を握る。
そして、男もまた歩いていった。
ソーニャ
夜のヴェネツィアは迫る危機も知らず、今はひっそりと静まり返っている。
メインフェイズ サイクル3 ヴァレリア
GM
第三サイクル最終シーン、ドラマシーンです。シーンプレイヤーはヴァレリア。
GM
2d6 (2D6) > 7[2,5] > 7
Valeria Anselmi
カイジかユヅキで迷ってたんですけど、呼ばれたら出ます?別に出なくてもいいですよ(^^)
ユヅキ
呼ばれたら出ます!カイジさんでもよい!一緒でも良いです!
Valeria Anselmi
じゃあふたりともいじめます。シチュエーションはそうだなあ。
Valeria Anselmi
カイジがソーニャと別れたあと、各々準備したりしなかったりぐらいの時間帯ですね。今夜だ、という確信めいた予感はあるものの、まだ予兆もなくて静かな頃。
カイジ
ソーニャくんと別れた後、カイジはユヅキくんに連絡を入れてて、合流してるというのもできます。その方が綺麗に回るかなの気持ち。必要であれば。
Valeria Anselmi
そういうイメージでよさそうかな~。
カイジ
ではユヅキくんに連絡を入れました。「協力を取り付けた」という旨。
ユヅキ
「わかった」と「ありがとう」とその後いい感じの場所に合流しに行く感じで。
Valeria Anselmi
護伴君が言っていた通り、あるいはカイジが今日一日自分の足で確かめた通り、本来街を守るために出てくると思われた世界忍者連合の面々はついぞ姿を現しませんでした。
ナバリと、この時間になるまで出てこなかった、ヴァレリア以外は。
Valeria Anselmi
そのヴァレリアはちらちら点滅している街灯を見上げて、見た目通りであれば、茫然自失しているように見えます。
ユヅキ
カイジと合流して、いくらか言葉を交わして歩くさなか。
Valeria Anselmi
声を掛けられると、2秒ほど遅れて、びく、と身体が跳ねて、君たちの方に振り返る。
Valeria Anselmi
「は、はーい、良い夜ね」ナバリでももうちょっと顔に出ないぞというぐらい、ぎこちない感じ。
ユヅキ
他にも声は掛けようがあった気がするけれど、どれもこれも違う気がしたから。
カイジ
そのぎこちなさの原因は、察しがついた。あまりに簡単に。
無理すんなよ、と言いかけた。が、自分が言うのも違うだろうと思って、止めた。
「よォ」と片手を上げるに留める。
Valeria Anselmi
「的確に聞かれたくないこと訊いてくれるわね~~」
Valeria Anselmi
「ま、いいけどさ。教皇庁の方にね、援軍のお願いに行ってたの。――断られちゃったけど」
Valeria Anselmi
「そ。もし大陸側に誰かいてもそれは援軍じゃなくて、街を隔離するための結界を組んでる修道士ね」
Valeria Anselmi
「日本には《地獄門》があるから、年中行事みたいに上級妖魔と戦ってるって聞くけど、こっちはそうじゃなくって。勇気ある実力者の数も少なきゃ足並みも揃ってない。で、ナバリに伝えるの、気が重いなーって、とぼとぼ帰ってきたんだけどさ」
Valeria Anselmi
「――見つけられないのよ、あの子。今までそんなこと無かったのに」
カイジ
不意に気付く。
先程落ち込んでいた要因は、このことで。
――彼女はまだ、知らないのではないか。
少年と少女の決意のことを。
カイジ
「ユヅキ、……」
口を挟みかけた。が、彼がヴァレリアの名を呼ぶのを聞いて、口を噤む。
ユヅキ
ヴァレリアちゃんに古龍と蒼海の珠の秘密を教えます、大丈夫ですか?
Valeria Anselmi
「それで、あなた達はあの子のお願いをそのまま聞くつもりでここにいるってことね、何も言い返さずに」
Valeria Anselmi
「そう。……そっか。答えを濁すようなら引っぱたくところだったんだけど」
Valeria Anselmi
「そんな顔の子は殴れないわねー、ヒノサカさん、代わりに殴られてくれる?」
カイジ
「それで気が晴れるなら、サンドバッグくらいにゃなってやってもいい」
Valeria Anselmi
「冗談よ、だいたいその顔まで手が届く気がしないし」はあ、とため息をついた。
カイジ
「……しゃがんでやってもいいんだけどなァ。本当に、それでスッキリするならよ」
殴られるくらいで友人を失う辛さが紛れるなら、易いものなのに。
Valeria Anselmi
「ヒノサカさんに彼女さんがいたら苦労しそうねー……」
すぅー、はー。
Valeria Anselmi
「あなた達はそれで仕方ないと覚悟を決めたかもしれないけど、私はそういうわけにはいかないの。いろいろ黙ってたの、謝らないといけないし」
カイジ
秘密を伝えたばかりだが。決戦の時は近い。そこははっきりとさせておきたかった。
Valeria Anselmi
「ナバリには、辛いことになるだろうけど、ひとつだけ手があります。でも私じゃダメ、手下のひとりだって倒せる気しない。だから、協力してくれる?」
Valeria Anselmi
「外は歩けないかもね」
ユヅキ
「どんな手?って聞いたら、教えてくれる?」
カイジ
「……何の話をしている?」
声音は警戒するようなそれ。
散々探し回って、打つ手は無いと判断した。地元民とはいえ、そう簡単に覆せる何かがあるのものだろうか。
カイジ
「あんまりちんたら喋ってる暇もねェんだ。何かあるならさっさと言ってくれ」
Valeria Anselmi
「蒼海の珠が、元々封印のために使われてた、って話は、たぶん知ってるわよね。同じことをすればいいのよ」
Valeria Anselmi
はい、では開ける人は改訂版基本ルールブックのP165下段をご覧下さい。
Valeria Anselmi
同一ラウンド中に、
1. 蒼海の珠を持った人が古龍の生命力を5以下にしたあと、
2. 別の誰かが攻撃を命中させて「封術」の判定に成功すれば、
ルールブック記載の「一時的な封印」を適用できるものとします。
Valeria Anselmi
このルートの場合、PC4の使命達成の功績点は2点になります。
Valeria Anselmi
もろもろの説明をした彼女は、話終わると急に不安そうに2人の顔を窺いますね。
CoCではないので心理学を振る必要はありませんが、言った後に不安になるぐらいの話ではあります。
ユヅキ
きょとん……と説明を耳にしていたが、つまりは、そう。
ユヅキ
「……ナバリも街も良い感じになる方法が、あるってこと!?」
カイジ
「……再封印、かァ。確かに方法としちゃァあるが……
いや、でも、この面子なら……」
ユヅキ
ちょっと希望ある感じのカイジの言い方に、そちらを見てにこにこ!
カイジ
僅かな逡巡の後、ユヅキを見遣る。
「……俺ァ多少、封術の心得がある。
相手は上級妖魔だ。しかも、何百年も怨みを抱え込んだ。
普通に倒すよりずっと難しいぞ」
ユヅキ
「……難しいかもしんないけど、そこに方法があるって知ってるのに」
ユヅキ
「…………まあ、カイジとかソーニャには迷惑かけることになるけど」
ユヅキ
「その辺は俺が……どうにか……こうにか……終わった後に……心を込めてお礼しますので……」
カイジ
「最善があるのにそれをみすみす見逃すのは性に合わねェんだ」
カイジ
「礼はまァ……終わってから考えらァな」
と言いつつ、そんなつもりは特に無いのだけれど。
「まずは目の前のことに集中しろ」
ユヅキ
「っし! 俺とカイジは気が合うってこと!」
カイジ
頷く。
彼女にとっても、それが一番いいだろう。
難しいことではあるが、やらない理由はない。
Valeria Anselmi
「ただでさえ街のことに巻き込んでるってのに……」頭を振る
「それで言った私が尻込みしたら地獄行き間違いなしね、うん、ありがと」
Valeria Anselmi
「あんまり多くないけど……ま、やれることからって意味では、そろそろ鳴り始めるはず」
Valeria Anselmi
ぱぱらーとユヅキ君に感情判定して締めます 人脈にしよう。
Valeria Anselmi
2D6>=5 (判定:人脈) (2D6>=5) > 2[1,1] > 2 > ファンブル
Valeria Anselmi
もうだめではこのひと。
Valeria Anselmi
ファンブル表次第っすね~
Valeria Anselmi
KFT 怪ファンブル表(6) > ふう。危ないところだった。特に何も起こらない。
Valeria Anselmi
危ない危ない 親友の想い人盗人萩するところだった 持ってねえよそんな忍法。
GM
サイクル終了時ですが別に変調もないのでクライマックスへ流れていきます。