◆お茶会

チバ
ではお茶会初手貰います。
GM
OKOK よろしくおねがいします。

お茶会シーン1 行動:チバ

GM
どういうふうにしますか? もてなされはスキップしてしまいますか?
チバ
流れで……当たって行きます 表振って行きますね
GM
OK! 流れをやっていきましょう
チバ
1d12 シーン表 (1D12) > 1
GM
1 村の入り口。粗末ながら見張り台が立っており、村の内外を見渡せる。
GM
だいぶちょうどいい。
GM
栄えた村、というわけではないんですが、まあまあ活気が満ちたふうです。
GM
エールにまとわりつく子兎たちもいれば、今も何やら仕事をしている兎たちもいる。
GM
営みの気配がここにはある。
GM
……ように、思える。
GM
先の出来事を思えば、それすら疑って然るべき、と考えてしまわざるを得ないのだが。
チバ
村の入り口から外の方を見返した。
荒野が見えるような、このまま逃げ出したくなるような。
実際にマジで誰かが居る、敵対するかも、
ってなると、活躍しようとかやってやろう!とか。
そういうのじゃなくて逃げたくなるんだよな。

「エールさん。村の外ってどうなってんですか」

村長に案内してもらっている村人の気分だ。何か。
エール
「荒野だねえ。
 このあたりは、どうにも、ものが少ないから」
兎にせがまれて手を繋いでやっている。
エール
「あまり救世主も来ない。
 こんな風に、連日で来られるのは、珍しいことだ」
チバ
来ないんだ。来ないなら稼ぐの大変だろうな。
来ないってことはあの兎、罠か?

「兎たちに呼び込ませてる、とかなんですか?」

今、俺たちのこと罠にかけてますか?
俺、罠にかかってます?

「まあ、なんか。普通にもてなされてちょっと肩透かしなんですけど」
エール
「あの子がそのように、望んだから」
振り返る。チバを。
その先、さらに後ろにいる、あなたを導いた白兎を。
「わたしは、あの子がかわいい。あの子たちがかわいい。
 望みをかなえてあげたくなる」
エール
「だから、できる限りは、そうしている」
エール
救世主が穏やかに答える一方で、兎たちの活気の声が響く。
チバ
あー。煙に巻かれている。兎たちがやりたがってるんです?
自分の意志は関係ないってか。本当にんなわけあるか?

煙に巻かれている。
そう、多淵さんとかクラレさんがよくやるやつ。
素直にそうですとか、はいとか言わない。
言葉として言っててもそれは表面的な話で、俺が見たい真実とか。
そういうのを遠ざけて簡単な話で誤魔化す。

「率直に聞きますけど」
チバ
「俺たちのこと。騙してませんか」
エール
一度足を止めて、改めてチバを見る。
それからクラレットとラサの二人をも。
エール
「"おもてなし"の前には、聞いておきたい?」
エール
みなさまお腹を空かせているのだと思ったけれど、と、首を傾ぐ。
チバ
「やりづらくなるんで。聞きたいですね」
チバ
だってそうだろ。
優しそうなヤツの事ぶん殴るの躊躇うだろ。
悪い奴であれよ。せめて。
エール
「なにか騙されているかもとなると」
エール
「食べている場合でもないかあ」
エール
「騙しているつもりはないのだけれど」
エール
うーん。一度言葉を切って、考え込む。
チバ
クソ、悩むなよ。高笑いしてそうだよ悪い奴ですって言えよ。
調子狂うな。今日相手にした奴の事を思い出す。
そういえば最初から襲い掛かって来た気がする。

「騙されてそうだったら飯食うの躊躇うでしょ……」

「エールさん的には違うんですか」
エール
「ええ。ただ、まあ、出どころが」
エール
「あとから知ったら騙されたにはなるかも、というか」
エール
「でも堕落の国だし……」
エール
ねえ、と、子兎に同意を求め。
んー? と子兎は小首をかしげ。
GM
「おなかいっぱいになれるから、うれしいよ」
GM
「たべたら、おなかふくらむもん」
GM
ねー! と兎同士頷き合い、笑い合って駆けていく。
エール
「転ばないようにね」声を掛ける。
エール
まろぶようなかれらを見送る。
チバ
長閑だ。信じがたいほどに。
ここまで長閑だと自分の方がおかしいような気がしてくる。
いや。俺は普通だ。それは間違いない。
GM
穏やかな時間が流れている。
GM
少し前までいた荒野の、厳しい風の吹き付けるさまが、幻であったかのように。
チバ
「ただ。やっぱ俺はあんたのこと信用は出来ませんよ」

線を引く。
呑まれるな。
ペースを維持。
平常心を保とう。
罠に違いない。
間違いない。
決めつけ。

「飯は要らないです。あんたに施される気はないです」
エール
チバを見る。
チバ
騙されていると思う。
才覚の影を疑う。

お前、嘘ついてるんだろ。
エール
「じゃあ」
エール
「これから、どうする?」
チバ
「見てる。
 監視する。
 お前が多淵さんとかクラレさんに危害を加えないか」

「やったら殴る」
チバ
「俺はやると思ってる」
「普通、急にもてなすようなヤツ居ないでしょ」
エール
「うん」
エール
「この国では、とりわけそうだね」
チバ
やっぱりそうだ。
裏があるんだ。こいつも。
俺は騙されない。普通に考えれば。
普通に考えれば正解はわかるはずなんだ。

▷才覚を猟奇で判定して抉ります。
エール
*ではエール本人が横槍しますね。
エール
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 愛
エール
2d6+4=>7 判定(+愛) (2D6+4>=7) > 7[4,3]+4 > 11 > 成功
エール
1d6 (1D6) > 5
エール
*シンキングタイム。
エール
*使うか。ヤリイカエリート使用。
 合計-8で。

[ エール ] ヤリイカエリート : 2 → 1

チバ
*ティーセット使用。達成値を2上げます。

[ チバ ] ティーセット : 1 → 0

[ エール ] HP : 25 → 24

GM
*判定どうぞ。
チバ
2d6+4+2-8=>7 判定(+猟奇) (2D6+4+2-8>=7) > 5[4,1]+4+2-8 > 3 > 失敗
エール
歌がれている本人と言えば。
エール
まあ、でも、惑うでもなく。傷つくでもなく。
ボロボロの姿はなのは元からで。
あなたへと向ける視線は、あくまでもどこまでも、フラットで。
エール
そう。まるで。
エール
まさしく。
エール
普通のものを見るのと同じ、そういう眼差し。
エール
「こういう風に」
エール
「救世主さま……ああ、ええと」
ない方がいいんだっけ。さまは。
そういう風に思い出すように、それも自然体に。
エール
「救世主をもてなそうとした時のリアクションは、大きく分けるとふたつあって」
エール
どこか間の抜けた雰囲気をそのままに。
あなたの探る策謀の気配はどこにもなく。
エール
ただこの状況を一般化して、通常の一幕として収めてしまう。
エール
そんな口ぶりで。
エール
「今のチバくんのように、あからさまに疑いをかけてくる者」
エール
「とりあえずは流れに従って、差し出された利益だけは享受する者」
エール
「だいたいその2パターンで……あ、たまに、全然疑わない救世主もいるか……」
チバ
結局。
多分俺はテロリストが教室に来てもこんな風だ。
状況に呑まれている。空気を読んでしまっている。
エール
救世主同士。
いつかの殺し合いが定められた者同士。
その間に流れる空気としては、安穏としすぎている。
チバ
何か始まるんだから先手を取って、先読みして。
何か流れを変えようと動いたところで。
最初からそれすらも織り込み済みの範囲だ。

既視感を打ち破ろうとして変な行動をとったのに、
既視感が破られた先に向かっては進めない。
既視感の中にからめとられている。

「……」

じゃあ更に、常識はずれになるしかないのか?

「ならどっちもやる。飯は食います」
エール
「そう。良かった」
すこし安心したように笑った。
その安堵がどこから来るものか。
あなたに推し量れるものかは分からないけれど。
エール
「あ、でも」
エール
「騙したとかになるのは良くないし、言っておいた方がいいのかな」
チバ
「言わなくていいです」

遮った。もう被害者ぶるしかないんだから。
エール
「えー」
エール
「……二人は?」
クラレットとラサを見ます。
チバ
「二人に直接聞いて下さいよ……
 多淵さんとクラレさんのこと俺よくわかんないんで」
エール
「じゃあ、振る舞う前に訊く……そうするときみの耳にも入ってしまうか……」
エール
「…………」
エール
「その時考えようか」
チバ
「監視は続けますけど」

言いつつ進んだ。2人はどうするつもりなんだ。この状況。

お茶会シーン2 行動:ラサ

GM
もてなされていきますか?
ラサ
どうしようかな。シーンとしてはチバとエールから離れてクラレットと二人で話す感じにしたいです。
GM
一方その頃形式にします?
ラサ
ではそれで
GM
ではそんな感じにしましょう。
GM
村はまあまあ活気があります。
堕落の国にしては、ですが。
栄えているという感じではないけれど、生活の気配がある。
GM
少なくとも、
GM
草臥れきった顔の末裔は、この村にはいない。
クラレット
暮らしに満足はしているようだ。
ラサ
「一見して、みな充足を感じているように見える」
ラサ
「しかし……君たちは騙されている!!!!!!!!!!」
クラレット
「そう?」
GM
きょと……
GM
ぽや……
ラサ
手近な末裔に絡んで根拠のないことを言っている。
GM
目を丸くしています。
ブランチ
「騙されてるの~?」
ブランチ
自分を指差す。
ラサ
「そうだ。こんな場所が堕落の国にあるというのがそもそも不自然なんだ」
ブランチ
「ふんふん」ひとまずは静聴の構え。
ブランチ
うなずきうなずき……
ラサ
「救世主というのは基本、何かを企んでいる邪悪な存在だからね」
ブランチ
「ん~」
ブランチ
「自虐~?」
ラサ
「何か政府[?]や闇の組織[?]と黒い地下水脈が流れ、利益を享受しているに違いない……」
ラサ
「そう……」
ブランチ
「?」
ブランチ
だいぶわかんないはなしがでてきたな……
ラサ
「まだわからないか……この“領域”の話は」
クラレット
ラサの話は独創的ね。
ラサ
「君はわかるよね? クラレット」わかるということにしようとしている。
クラレット
「……」
クラレット
「要は」
クラレット
「あの救世主も何かの目的があってこの村を経営していると」
クラレット
「そして利益を回収している。どこかから」
ブランチ
「ふむ~」ほんやくしてもらえた。
ラサ
「そう……そういうことが言いたい」
クラレット
「決して親切だけでしていることではないだろう、と言いたいのね。ラサは」
ラサ
どのような利益かはわからないが、何かがあるに違いない!
ブランチ
「あ~」
ブランチ
「なら簡単さあ」合点が言ったように手を合わせて。
ブランチ
「愛」
ブランチ
「愛だよ!」そのように両腕を広げる。
ブランチ
「愛してくれてるから、してくれてるの!」
ブランチ
「ね」
ラサ
「愛」
ブランチ
「うん」
ブランチ
「わかりやすいでしょう?」
クラレット
「不確かで確かなものね」
ブランチ
ねー、とクラレットに頷く。
ラサ
「ははは! 陰謀家の常套句だね!」
ラサ
「恵まれない子らに愛を!! はははは!!」
ブランチ
「ぼくたちもねえ」うたうように語る。
ラサ
何が面白いのかひとりでけたけたと笑っている。
ブランチ
けたけたと笑うラサに、同じように笑いを返して。
ブランチ
「最初は、うれしくて」指折りひとつ。
ブランチ
「その次は、うたがって」指折りふたつ。
ブランチ
「してから、ためして」指折りみっつ。
ブランチ
「それで、今が、こう!」ぱ、と腕をひらく。
ブランチ
「愛されてるって、わかったから!」
ラサ
スン……
クラレット
あ、静かになった。
ブランチ
にこにこと笑っている。
ラサ
スイッチを切り替えたように笑いを止める。
ラサ
「クラレット、君はどう思う?」
ラサ
口元だけを笑いの形にしたままクラレットを向いた。
クラレット
救世主エールは愛のためにこうして慈善事業をしているのかどうか。
クラレット
「あたしは……」
クラレット
「……信じなくもない。愛でなせることもある」
ブランチ
ほら~。
ラサ
「まあ、君はそう言いそうな気がしたな」
クラレット
「そう?」
ラサ
「まあ、仮に、仮に……何かを救いうる偽りのない愛があるとして……“ここ”がそうだとはボクは思わないけどね」
クラレット
「それには同意する」
ブランチ
「うん」
ラサ
「救世主というのは、死か狂気によって約束を違えることが定められている存在だから」
クラレット
「責務のことね」
ラサ
「ああ」
ラサ
「いずれ失われることが約束される愛は、無責任なまぼろしと言ってもいいんじゃないか?」
ブランチ
「じゃあ」
ブランチ
「失われないものって、なあに?」
ラサ
「はっ、それは…………」
ラサ
「それは………………」
ラサ
とっさに出てこない。
ラサ
「いやある」
ブランチ
あるんだ。
ラサ
「それはこのボクだ!!!!!!!!!」
ラサ
「ボクこそが永遠不滅の真実!!!!!!!!!!!!」
ラサ
「それ以外はぜーんぶ偽物!!!!!!!!!!」
ブランチ
「ううーん……」
ブランチ
きゅうにだいぶむずかしい……。
ラサ
(しばらく笑っている)
ブランチ
いや、ずっとむずかしかったかも。
ラサ
ハハハハハハ……
クラレット
「ラサが本当の救世主ならそうなのかも」
ラサ
ハハハハ……ハァ……(笑い疲れた)
ブランチ
だいじょうぶ?
ラサ
大丈夫。永遠不滅なので。
ブランチ
すごい。
クラレット
「まあ、裁判になれば分かる」
ラサ
「自明のものをわざわざ確認する作業だ。冗長で嫌になるね」
ラサ
「クラレットとチバは幸運だ」
ラサ
「このボクがいる限り、少なくとも不確かでないものについて苦悩する必要がないのだから!」
クラレット
「そうね。ラサが本物の救世主なら、最後まで着いていけば間違いないわ」
ラサ
そのとおり!
ラサ
というわけで判定しようかな。何を舐めるんだ?
ブランチ
なになめたの~?
ラサ
フッ……少しは自分で考えることだね。
ラサ
今ボクも考えてるから。
クラレット
なんでしょうね。
ブランチ
いっしょに考えよう!
ラサ
これどっちも舐められそうじゃないっすか?どう?
クラレット
どっちもいけそう
クラレット
こじつけていけ 宇宙の彼方
ラサ
賢しらな瞳でいくか。
ブランチ
うちゅうってどこ~
エール
*では横槍しますね。
エール
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 才覚
エール
*ティーセット使用。

[ エール ] HP : 24 → 23

[ エール ] ティーセット : 3 → 2

エール
2d6+0+2=>7 判定(+才覚)+ティーセット (2D6+0+2>=7) > 3[1,2]+0+2 > 5 > 失敗
エール
まいったねこりゃ
クラレット
そんな日もあるね
ラサ
見よ!あれが偽りの君主のダイス目である!
ブランチ
くんしゅってダレ?
ラサ
響きが物々しくていいから言った。
ブランチ
そっかあ。
GM
*判定どうぞ。
ラサ
こういう、大仰でセンセーショナルな物言いをすることで相手を物語に取り込むのが陰謀家のやり口なんだよ。今日はそれを覚えて帰ろうね。愛で判定します。
ラサ
2d6+0=>7 判定(+愛) (2D6+0>=7) > 6[5,1]+0 > 6 > 失敗
ラサ
あれ?愛入ってないわ
GM
+4あるから成功ですね。ビビった~。
ラサ
愛3なので成功。
GM
あ、3か。OKOK。
GM
続けてどうぞ。
ラサ
永遠不変の真実の体現たるボクの言葉に何かしら感銘を受けたり受けなかったりしていただくか。
クラレット
ラサが本物の救世主なら。
クラレット
彼女が本当なら。
クラレット
なるほど、こうして連れ立っていれば安心なのだろう。
クラレット
あたしも、正しい側に立てるということで。
それはとても好都合だった。
クラレット
大人しくしているだけで物事が進むのはありがたいわ。

[ クラレット ] 賢しらな瞳 : 0 → 1

お茶会シーン3 行動:エール(1回目)

GM
連れ立って歩く救世主、一行、末裔たち。
GM
もてなしの場へと案内されるため、活気ある村を歩く最中に。
GM
行き交う末裔。兎たち。
GM
その一匹が不意に飛び出してくると、
GM
エールの後頭部へと、強烈な蹴りをくれた。
ラサ
なんだ?内ゲバか?
チバ
動揺。
クラレット
反抗的な末裔も居るとは。
エール
細い身体が前に傾ぎ、
エール
転がる。
エール
胸には同じく兎の子を抱きしめて。
ジンジャー
「わーっ」
ジンジャー
釣られたように飛び出した兎が一匹、転がったその背にもう一撃。
GM
エールへと暴行を加えた兎は笑っている。
GM
周囲の末裔たちもそれを止めず、
GM
わあ、と歓声を上げてこの光景を受け入れて。
ラサ
じゃれ合いか。にしては激しいな。
チバ
「お、おかしくないか?」
メル
「ジンジャー!」
唯一、白兎だけが慌てて一匹の腕を掴んだ。
メル
「お前が回ってる場合か!」
ジンジャー
「え、あ」
ジンジャー
「そっか。ヤバ~」
クラレット
「どういうこと?」
クラレット
「状況が飲み込めないのだけど」
GM
わあわあと、
GM
興奮気味の兎たちが、襤褸を纏った救世主へと群がりゆく。
GM
その身体をめちゃくちゃに踏み躙り、
GM
髪を掴んでは皮膚を齧り、布切れを引き裂いて。
ブランチ
「ええ?」
ブランチ
「ぼく、言ったよう」
ブランチ
「うれしくて」
ブランチ
「うたがって」
ブランチ
「ためした!」
メル
「…………」
メル
兎たちの狂乱を背に、まぶたを伏せている。
ジンジャー
「だって、おかしいもんね」
ジンジャー
「思うよ? 僕らだって」
ジンジャー
「なんにもいいことないのに、こんなにしてくれるなんて」
ジンジャー
「そんなこと絶対、あるはずない!」
ラサ
それにしたって急展開じゃないか。
GM
いま、救世主たちの目の前には。
GM
堕落の国の猟奇がある。
チバ
どうなるんだ。固唾を飲んで見守る。
何かあってからやればいいんだ。
何かがあるまでは、待ってればいい。
GM
これは。
GM
少なくとも彼らにとっては、”何か”ではない。
GM
村の活気はそのままに。
お祭り騒ぎの狂乱が。
のめやうたえと言わんばかり。
メル
「……救世主は狂ってて」
メル
「末裔だって、狂ってる」
メル
「ぼくたちは」
メル
「愛をくれるあの人を、試しました」
メル
「ずっと前、とうに前に。
 さっきまでのあなたたちのように、あの人を、疑った」
メル
「どこまでしたら、その愛が尽きるか」
メル
「どこまでしたら、その本性をあらわすか」
ジンジャー
「違うよ」
ジンジャー
「調子に乗ったんだ、ぼくたち。正しくは」
ジンジャー
「なんでも許してくれる!
 なんでも受け入れてくれる!
 なんでも愛してくれる!」
ジンジャー
「じゃあ」
ジンジャー
「どこまで?」
ブランチ
「うれしかったねえ」
ブランチ
「たのしかったねえ」
ブランチ
「こんなにも認めてくれて、こんなにも愛してくれて」
ブランチ
「こんなにも、与えてもらえることなんて」
ブランチ
「ぼくたち、ぜんぜん、知らなかったのだもの」
ブランチ
「だから――」
メル
「溺れてしまった」
メル
見ている。宴のさまを。
メル
「差し出される愛を、差し出されるがままに」
メル
「喰らい、貪り尽くし、果てなく求めては、飽きもせず」
メル
「こうして」
メル
「いつでも受け入れてくれる愛を」
メル
「その愛に」
メル
「味を、占めてしまった」
メル
救世主たちを振り返る。
血の匂いが風に乗って漂う。
メル
「ぼくたちのお願いを、聞いてほしいと申し上げました」
メル
「……その内容を、聞き届けてはくださいますか」
ジンジャー
「ますか!」
ブランチ
「ますか~」
チバ
「……どうする」
ラサ
「どうするもなにも、すでに後戻りできないところまで来ていないかい?」
チバ
「そ、そうかもしれないですね」
クラレット
「手短に。それからこの不愉快な宴を即刻取りやめて」
メル
「…………」
メル
「ぼくたちの救世主を」
メル
「助けてくれませんか」
メル
「ぼくたちは、もう、駄目だから。
 あのひとを喰らい尽くすことしか、できないから」
ジンジャー
「でもね、愛してるんだよ!
 いっぱいいっぱい愛してくれたから、
 ぼくたち、試したくせ、あのひとを愛してるの!」
ブランチ
「でも、たぶん……止まれないから。
 止められないから。
 同じくらい力のある、救世主さまじゃあないと、きっと」
チバ
「殴ってでも、止めてくれ?で良いんですか」
メル
「うん。……分かってると思うけど」
メル
「兎たちじゃあ、ないよ」
メル
振り仰ぐ。
GM
気付けば宴の狂乱は少しずつ波を引いて。
GM
殴打の音は止み、けれど、狂喜の声ばかりはずっと続いている。
エール
血塗れ泥まみれに、折れた腕で兎たちの頭を撫でている。
その腕の中、守り切った幼い兎を抱いて。
エール
「だめ、じゃあ」
エール
「ないか」
エール
「あぶなかったよ?」
GM
「あ! ほんとだ!」
GM
「ごめんねえ~」
GM
手を血で濡らした兎の一匹がその子兎を受け取って、抱きかかえる。
びっくりしたねえ、なんてあやしてあげて。
メル
「……あのひとを」
メル
「どうかこの村から、連れ出してください」
メル
「……どうか」
メル
「どうか……」
ジンジャー
「どうか」
ブランチ
「どうか!」
クラレット
「……殴って引き摺ってでも連れ出せということね」
チバ
ゲームで見たことがある。
多分これは、こっちがはいと言うまで終わらない選択肢だ。
嫌だな。ああ。
ラサ
「とんだ慈善事業を頼まれたものだね。まさに救世主というわけだ」
ブランチ
「あ、あと」
ブランチ
「エールには内緒にして~」し~。
ジンジャー
「こんなお願いバレちゃったら、警戒されちゃうからさ」
メル
「他の兎たちは、誰もそんな事考えてません。
 ……ぼくたちだけです。これを望んでいるのは」
メル
「でも――」
ブランチ
「みんな、エールのこと、愛してるよ」
ジンジャー
「だから納得してくれるはず!」
チバ
本当に愛ってそんなに万能かな。
ジンジャー
少なくとも、かれらの中ではそうであるらしい。
ブランチ
愛に侵され、愛に溺れ、愛に喘ぐかれらの中には。
ラサ
今日一日で一生分の愛って単語聴いたな。
メル
それが真実として、呪いのように横たわっている。
クラレット
愛は万能。愛は貪欲。愛は傲慢。
クラレット
いやというほど知っている。
エール
その愛を振り撒いた救世主は、最低限ばかり自分の傷を癒して。
エール
周囲の兎たちの汚れを拭ってやりながら。
エール
変わらぬ笑みを浮かべている。
エール
*行けそうなのでこのまま行くか。
 クラレットの心の疵『愛の奴隷』を愛で抉ります。
ラサ
*横槍
ラサ
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 才覚
ラサ
*余るから茶飲むか。

[ ラサ ] ティー : 1 → 0

ラサ
2d6+2+2=>7 判定(+才覚) (2D6+2+2>=7) > 5[1,4]+2+2 > 9 > 成功
ラサ
1d6 減 (1D6) > 6
ラサ
*イカ。
エール
*ティーセット使用。
エール
2d6+4+2-6-2=>7 判定(+愛) ティーセット (2D6+4+2-6-2>=7) > 5[2,3]+4+2-6-2 > 3 > 失敗

[ ラサ ] ヤリイカ : 1 → 0

[ ラサ ] HP : 21 → 20

[ エール ] ティーセット : 2 → 1

ラサ
「怯えるものほど崇高そうな言葉を使う……」
クラレット
「……分かった。引き受ける」
ラサ
「こんな藁に縋るような愚かな行為を、愛などという崇高そうな言葉で糊塗しないでもらいたいものだね」
ラサ
「ま、それはそれとしてこの事態をどうにかすることには、反対はしないな」
メル
頭を垂れている。
あなたがたに縋るよりほかない末裔たちに、もはや反駁のすべはない。
ジンジャー
「なんとかしてくれる?」
ブランチ
「助けてくれるの?」
チバ
「良いですよ、俺もそうします」
クラレット
「なんとかなるか分からないけど、まあ……」
ラサ
「結果としてはそうなる。任せ給え、哀れなものどもよ」
ブランチ
「やったあ」
ジンジャー
「ありがとう、救世主さま!」
メル
「……ありがとうございます」
GM
一行の話がまとまったところで。
GM
狂乱も流石になりをひそめ、程よく賑やかな村が戻り。
エール
身体を治した救世主も立ち上がって、あなたたちへと視線をくれる。
エール
「お待たせしてしまったね」
エール
「それじゃあ、行こうか」
チバ
「あっ……はい……」
エール
何もなかったかのように、兎と手を繋ぎ、兎に手を引かれて歩く。
エール
けれどその足跡に、
エール
確かな血の痕を残しながら。

お茶会シーン4 行動:クラレット

GM
どういうシーンにいたしましょうかね。
クラレット
シチュエーションはなんでも行ける気がしています。シーン表振らせてもらおうかな。
GM
はーい どうぞどうぞ
クラレット
1D12  (1D12) > 12
GM
12 村はずれ。整備されていない道が続いている。
GM
おもてなせなくない?
GM
まあいまいち道が整備されてないのかも。
クラレット
ハアハアびっくりした 12だからエッチなシーンかと思った(DoA公式シーン表にそういうのがある)
GM
堕落の国ですからね。
クラレット
整備されてない道だ~
GM
辺鄙な村で、よかった~。
GM
整備されてないっていうか……
GM
うさぎたちがたいへん元気なので……
クラレット
ぼこぼこだったり?
GM
元気だったねえ、って感じで道が荒れているのかもしれません。
GM
足跡とか血痕とかね。
クラレット
わあ。
チバ
元気だ
GM
今はちょっと落ち着いて、エールに引っ付いて回ったり、村のお仕事をしたりなど。
クラレット
ひっかくなひっかくな
GM
ひっかいてるかも
GM
じゃれ……
クラレット
引っ付いてだった 空目した
ジンジャー
テンションあがるとやっちゃう!
クラレット
ひっついたり……ひっかいたり……
クラレット
じゃれじゃれ……を眺めています。
ブランチ
我に返ると痛そうだったかも~っておもう。
クラレット
まあ、なんか適当な並びで歩いてたらチバくんの隣くらいに居るかも。
チバ
女子が隣に居るので緊張感を所持します。
クラレット
童貞だな~と思います。
クラレット
言いはしないけど……。
ラサ
背景で末裔の指導を試みています。
チバ
「……何か。距離……近いっすね」
GM
タクトをじっ……と見上げる末裔たち。
クラレット
「そうかしら。歩きづらい?」
チバ
「いや。……」
「…………いや、別に。その。」

マズい。女子と何話すのが正解なんだ?
俺はクラスの女子とは一定の距離を保っている。
クラレさんも多淵さんもスルーしてるけど、あれだぞ。
俺も健全な男子高校生だぞ。
なんとか思えよ。おかしいだろッ。俺がおかしいのか?
チバ
「成り行きで一緒に居ますけど……」
チバ
「良かったのかなと思ってます」
クラレット
「……それは現状への疑問の方?」
クラレット
「良いか良くないかでいえば、あたしとラサにとっては良いことよ」
クラレット
「男手が居ないのは厳しいし。
 あたしもラサも裁判で決定打を与えるのは難しい」
チバ
「実利なんですね」
「あっ……はい……いや、別に……何か期待してたとかじゃないんですけど」
チバ
クッソ~何か意識しろよ。
俺ばっかり緊張してるだろ。

「クラレさん……は、最終的に俺たちとも殺……うーん。
 やり合うのどう思ってるんですか」
クラレット
「さあ……仕方のないことじゃない?
 一緒に居る利益もなくなったのなら別れるなり排除するなりするのが当然でしょう」
チバ
「何か……冷めてますね」
チバ
「俺は結構ヤダなと思ってますけど」
クラレット
「少なくとも今すぐには敵対しなさそうで良かったわ」
チバ
言うんじゃなかったという顔。
悪だくみに不向きすぎる。
クラレット
「それとも、感情的な不利益より優先されるものがある?」
クラレット
「今すぐ殺したいとか」
クラレット
「他にも……」
クラレット
できることはあるでしょう、と目が笑っている。
チバ
「……今すぐ殺したいと思ってるなら。
 俺はクラレさんの首絞めるくらいは出来……」

出来るのか?
チバ
いや、何かやられないと厳しい。
状況に対してリアクションする以上の事は大変だ。
エスカレーターの上に立っていて、
上に行くか、
下に行くか。
それに何か返す位しか。気力がない。
チバ
「出来ないかもしれません」
クラレット
「ふふ」
クラレット
「優しいのね。この国じゃ苦労するわよ」
チバ
「クラレさんは苦労してないんですか」
クラレット
「さあ……暴力と殺戮がより近い選択肢になったのは少し苦労しているかもね。あまりその力はないから」
チバ
「さあって……」

まあ、流されるのが好きなのは俺もか。
俺もだな。うーん大変だ。指導している風景を見ている。
学校っぽいな。いや、学校はあんな堂々とした教え方はしない。
クラレット
「……」
クラレット
「回答を訂正しましょうか。今の方が楽かも」
チバ
「……その心は?」
クラレット
「救世主の力」
クラレット
「元の世界では何の力も持たなかった。現状に流されるしかなかったし、逃げる力もなかった」
クラレット
「今は六ペンスコインの力があるだけましだわ。この国の残り少ない不思議《ワンダー》はあたしに味方してくれている」
クラレット
「あなただって、そうじゃない?」
チバ
「……」
チバ
「思ってたのよりは。やだなあと思っています」
チバ
「クラスに急にテロリストが来た時、俺は多分ぼーっとしてそのまま死にます」
「多分今も、人質に取られたら抵抗するくらいは出来ると思いますけど」
チバ
「球が顔の前に来るまで、やる気が無い。半端なんですよね」
クラレット
「でも、その半端で十分ここまでは来れる」
クラレット
「救世主の証だと思わない?」
チバ
「調子乗りますよ、そんな事言われたら」
チバ
顔可愛いしな。
いや、それは関係ない。本当に。無いから。
クラレット
「調子に乗ってもらわないと困るわ。あなたがあたしたち三人の要なんだから」
クラレット
*そろそろ判定するか。チバの「青春」を才覚で抉ります。
クラレット
逆!!!!!
クラレット
舐めます!!!!!!!!!!!
GM
ワロタ
チバ
ヒヒヒwwwww
クラレット
抉るな抉るな 仲間やぞ
エール
*ちゃんと横槍します
エール
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 才覚
エール
2d6+0=>7 判定(+才覚) (2D6+0>=7) > 7[6,1]+0 > 7 > 成功
エール
1d6 効果量 (1D6) > 2
エール
*ヤリイカエリート使用。

[ エール ] HP : 23 → 22

[ エール ] ヤリイカエリート : 1 → 0

エール
*-5で判定をどうぞ。
クラレット
*ティーセットを使用します

[ クラレット ] ティーセット : 1 → 0

クラレット
2d6+4-5+2=>7 判定(+才覚-横槍+ティーセット) (2D6+4-5+2>=7) > 8[5,3]+4-5+2 > 9 > 成功
GM
*成功ですね。

[ チバ ] 青春 : 0 → 1

クラレット
す、と目を細め。
おとこに近づく。
クラレット
「頑張りましょうね」
クラレット
「今回のことが終わったら、少し、息抜きでもしましょうか」
チバ
息抜きって、な、なんだ。
何だ。息抜きって。食事?いや、食事なら食事で良いだろ。
意図が読めない。いや、雰囲気を読め。空気を読め青山千葉。
女子がこんな距離近づけて来るって事は事だろ。
いや。無いな。無いよ。近っ、待った。待て。
チバ
「……」
チバ
「頑張りは、しますよ」

後退しようとしてのけ反った。情けない動きを晒した。
クラレット
「ありがとう」
クラレット
「期待してるわ」
チバ
やり過ごせた。何なんだよ本当に。

「多淵さんの授業も……そろそろ終わりそうですかね」
ラサ
暖簾に腕押し、月夜の糠に釘を打っている。
GM
うさぎたちはいつの間にか勝手に合唱めいたものを始めています。
GM
不揃いな唱和。いびつなハーモニー。
ラサ
ええいそこ!音程が外れている!
クラレット
微笑ましいわ。
クラレット
故郷に残してきたきょうだいたちを思い出している。
GM
ミ゜ャ~~~~~~~~~~~~~。
クラレット
きょうだいっていうか、こどもたちっていうか。
クラレット
まあこどもたちですね。
チバ
ただ、クラスにこういう女子達が居たら。
俺もちょっと楽しかったのかなと思った。
普通に恋愛して普通にクラスが変わって、
進路を決めて、どうでもいい放課後を過ごして。

単に関心が無かっただけなのかもしれないな。
もう少し、クラレさんと多淵さんと仲良くして良いのかもしれない。
ちょっとくらいはそんな青写真を描いても良いだろう。
勝手に青春の一ページに二人の姿を描いた。
俺の妄想の中でならいいだろ。バレないし。

お茶会シーン5 行動:エール

GM
荒れた道を踏みしめ歩き、あばら家よりは少しばかり上等といった建物へ。
GM
そこではうさぎたちが思い思いに食卓の準備をしており……
GM
まあ、あまり統制の取れた動きではないんですが。
メル
ひときわ真面目な兎が一匹おりますので。
それなりの体裁は整えられております。
エール
「メル。ありがとう」
メル
「いいえ」
メル
「招いたのは、ぼくなので」
メル
責任感。
GM
粗末ながらに野菜と肉の塊の入ったスープ。
それと硬そうではあるものの、この国にしては大きなパン。
GM
そんなお食事が三人分用意されています。
エール
「それじゃあ」三人を振り返り。
エール
「よろしけれ、ば」
エール
言葉が途中で詰まって、あ、という顔。
チバを見てどうにもむずかしそうな色。
チバ
滅茶苦茶見ている。
エール
「いや……うーん。どうしよう。
 聞きたくないんだったっけ。きみは……」
エール
先に交わした会話を思い出して、むずかしくなっているようです。
チバ
クソ、何だよその困ったような顔は。
やりづらいだろうが……。

「いやっ……まあ、ええ……やるだけどうぞ……」
エール
「いいのかい?」
チバ
「気が変わる前にどうぞ」
エール
「ううんと……じゃあ」救世主たちを見回して。
エール
「このスープの、お肉なのだけれど」
エール
用意されたそれらを手のひらで指し示しながら、
エール
「死産のうさぎたちなんだ」
エール
「きみたちは、食べられそうかい?」
クラレット
「…………」
チバ
食器を置いた。
ラサ
周囲の兎を見渡した。
GM
当たり前のような顔をしている。
GM
彼らにとってはこれが常識。
GM
これが彼らの、正しい世界。
エール
「どうにも」
エール
腹部を指で辿りながら。
エール
「うまくは、産まれないものでね」
ラサ
「嫌な気持ちにはなるね」
エール
「残していただいても。
 うさぎたちの、誰かは食べるよ」
エール
「パンには、そういうものが入っていないし」
ラサ
「ハンバーグに糞が混ざっている、みたいな話をされるぐらいには嫌だな……」
クラレット
「けっこう嫌ね、それは」
チバ
想像した。嫌な気持ちになった。
クラレット
「あたしは食べるわ」
チバ
「具体的になると余計ヤですね」
クラレット
「別にハンバーグに糞が多少混ざっていても……そのくらいなら……」
ジンジャー
「毒とかじゃあ、ないよ?」
クラレット
「そうでしょうね」
ブランチ
「うん~」頷いている。
ブランチ
「でも、後から知って、すごーく嫌な気分になった! って救世主さまもいるからさ」
チバ
パンだけに手を付けた。腹は減っているので。
ラサ
「不思議なもんだね」
ラサ
「死体を捌いて加工した肉に、別に抵抗は感じないのに……」
ラサ
「ここにいる誰かさんの腹からひり出されたものって考えると、途端に食欲が失せる」
チバ
「生産者の顔が載ってるヤツも俺は結構ヤです」
ジンジャー
そういうものなんだねえ~。
ジンジャー
「食べないの?」ラサの皿を覗き込む。
ラサ
「そもそも、“敵”に出された食事に手を付けたくないね」
ジンジャー
「てき」
ラサ
「入ってるのが糞だろうが赤子だろうがとびっきりの愛情だろうが……」
ラサ
「どれも“毒”だろ」
クラレット
「ふうん?」
ジンジャー
「"敵"からもらったものは」
ジンジャー
「全部が毒?」
ラサ
「そうじゃないとでも?」
ジンジャー
「ぼくには、むずかしいなあ」腕を組んで考える仕草。
ジンジャー
「それじゃあ」
ジンジャー
「"味方"からなら、なんだって毒じゃない?」
ラサ
「面白い意見だね」
チバ
食べちゃったな、という顔。
ブランチ
たべてもらえたらうれしいよ~。という顔。
ラサ
「味方か……」
ラサ
「味方ってなんだろうね?」
ジンジャー
「うん」
ラサ
チバとクラレットを見る。
ジンジャー
「ぼくも、そこが気になった」頷いている。
チバ
「……」
ラサ
「言われてみりゃ……」
ラサ
「堕落の国に味方なんているわけないな」
クラレット
「一時的に味方する、ということはあるんじゃない?」
クラレット
「永遠の味方はあり得ないかもしれないけど……」
チバ
「俺としては、多少は長く味方で居たいですけど……」
チバ
「期限付きって時点で、何か。微妙ですよね」
エール
薄い笑みをたたえている。
ラサ
「なんだその笑い方は……。馬鹿にしてるのか? ボクを」
エール
「ううん」
エール
「けれど、そう思うかい?」
ラサ
「完全に純粋ではない、現実に妥協しているボクを馬鹿にしているのか?」
ラサ
会話が成り立っていない。
エール
「きみは」
エール
「そうなんだね」
ラサ
テーブルを叩く。
エール
成立しない会話。
エール
ただ受け止めるだけの肯定。
エール
大きな音にテーブルが揺れる。
ラサ
「仕方ないだろ! ボクは弱いんだから、誰かと手を組まないと生きていけなかったんだ!」
エール
「うん」
エール
聞いている。相槌を打つ。
ラサ
「矛盾している! 陰謀に取り込まれている。利用しているつもりで操られているんだよお!」
エール
「この世界は、どうにも」
エール
「狂いすぎている」
エール
「適応しなければ、生きていけない」
エール
「適応することで生きてきた」
エール
「わたしも、きみも」
エール
「それはきっと、同じことだ」
エール
「だから……」
エール
*手番の判定を致しましょうか。
 ラサの「正しい世界」を愛で抉ります。
クラレット
*横槍します

[ クラレット ] HP : 17 → 16

クラレット
Choice[猟奇,才覚,愛] (choice[猟奇,才覚,愛]) > 才覚
クラレット
2d6+4=>7 判定(+才覚) (2D6+4>=7) > 8[5,3]+4 > 12 > 成功
クラレット
1D6  (1D6) > 1
クラレット
スー……
エール
*ティーセット使用。

[ エール ] ティーセット : 1 → 0

エール
2d6+4+2-1=>7 判定(+愛) ティーセット 横槍 (2D6+4+2-1>=7) > 9[5,4]+4+2-1 > 14 > 成功
エール
「わたしは、きみを肯定する」
エール
「きみの弱さも」
エール
「きみの矛盾も」
エール
「きみが選ぶ生き方を、認めるよ」
エール
泥濘のようなぬるい愛が。
エール
狂った世界にひたひたと満ちている。
ラサ
「黙れよ、偽りの世界の体現者め」
ラサ
手にした凶器──金属棒をしならせる。
ラサ
「裁判だ!」
クラレット
「ラサ!」
ジンジャー
割って入り、受け止める。
チバ
「多淵さん……!」
ラサ
「消えろ、不純物ども! ボクの正しい世界から出ていけ!」

[ ラサ ] 正しい世界 : 0 → -1

クラレット
「ラサ、落ち着いて」
エール
狂った世界、歪んだ世界、誤った世界。
エール
偽りの世界。
エール
どれほど叫んだところで、真実はここにない。
クラレット
金属棒を持つ手をその手で留めて肩を撫でる。大したなぐさめにもならない。
エール
それを何より誰よりも、あなた自身が痛感している。
チバ
呆然としている。
エール
「……クラレットさん。チバくん」
エール
「きみたちも、それを望むかい?」
ブランチ
うさぎたちがあなたたちを見ている。
ブランチ
無邪気に笑うもの、遠巻きに見つめるもの、いつも通りに仕事をするもの。
クラレット
スープを飲み干し、皿を置いてラサの傍に今一度寄る。彼女の味方をするように。
ジンジャー
その中に二匹だけが、今は救世主の隣に寄り添って。
GM
鏡写しの似た構図。
チバ
何をするのが正解だ。
何をするべきなんだ。
何をしたらいいんだ。

何も分からなかった。
ただ、
チバ
「多淵さんがそうするなら、俺もそうします」

流された。状況に。それでいいよな。
やられた時だけやり返す。
テロリストが来ても、仲間がおかしくなっても。
やられた時だけやり返せば、間違いないはずだ。
ラサ
「いいね。シンプルで」
ラサ
善と悪。
ラサ
敵と味方。
ラサ
世界というのはシンプルであるべきなのだ。
チバ
右に倣えと言われてるんだから。そうしよう。
クラレット
「もてなしをありがとう。お陰様で十分動けるわ」
クラレット
「あとはあなたたちが間違っているのを裁くだけ。始めましょう」
クラレット
本当に間違っているかはどうでも良くて。
クラレット
ここでは最後まで立っていたものが正しいことになる。
クラレット
そしてクラレットは、傍にいる二人が最後まで立っているようにしたいだけだ。
クラレット
正しさはきっと、後からついてくるだろうから。
エール
「……間違っているのは、構わないけれど」
エール
「裁かれてしまうとなると、困るかな」
エール
「この村を」
エール
「彼らを、失いたくはないから」
エール
つまるところこの救世主にとってはただそれだけだ。
即ちあなたたちと同じ。
自らの選択でもってそれを定める。
エール
愛と猟奇と才覚の踊るこの世界では、
エール
それだけが基本的原則として成り立っている。