noname
公爵家の依頼斡旋所。
noname
三月兎の村の事件を通して公爵家との繋がりを持つ事が叶って以降、
noname
必然、この場所に出入りすることが増えた。
noname
比較的理性的で、比較的話が通じ、比較的依頼の達成率の高い救世主ということで。
noname
それなりの厚遇を得られる立場には、なり始めていた矢先のことである。
GM
それなりの厚遇を得られる立場であることだな……
GM
この脅威度帯で囲えるそれなりにまともな救世主、公爵家からすると結構マジでお得なので、抱える
セラ
後ろ盾があると助かる場面は多いので助かります
セシリア
物資も融通してもらえるし、責務にもそれほど苦労しなくなる
noname
悪徳救世主狩りの依頼を無事完遂し、報告を済ませ、報酬を受け取った。
noname
責務にも路銀にもひとまずの余裕が出来たことに対する安堵。
noname
そこに、一人の公爵家の男が話しかけてきた。
公爵家の男
「やあ、どうも」
公爵家の男
「久しぶりだねえ」
公爵家の男
それなりにいい身なりをしている、公爵家でござい! って感じの男ですが。
セシリア
見覚えのない方ですね。
公爵家の男
はい。
公爵家の男
セシリアとセラには見覚えのない男です。
セシリア
視線をイーデンに向けます。
セシリア
彼はもともと公爵家とのやり取りがあったようなので、彼の知り合いである可能性がいちばん高いため。
セラ
見覚えありませんね
GM
顔が
イーデン
顔がよすぎる
GM
セラくんの顔が!
セシリア
顔がいい。
セラ
やった~
GM
お耳の羽がちょっとしっかりした
セシリア
希望ホーリーPT!?
セラ
栄養状態が安定しています
GM
希望ホーリーPT
GM
希望ホーリーPT!?!?!?!?!?
イーデン
「……ああ」
イーデン
「こいつはどうも」
イーデン
と、二人を背に隠すような形で前に出る。
セラ
イーデンの知り合いなんだな~と思って、適当ににこにこしています。
イーデン
「ご無沙汰しておりまして」
セシリア
後ろに隠されて、怪訝な顔をする。
公爵家の男
「あまり来てくれなくなったね。寂しく思っているよ」
イーデン
「……まあ」
イーデン
「少々忙しくなってましてね」
イーデン
「6ペンスが戻ったぶん、受けられる依頼も増えました」
セラ
「イーデン、お友達ですか?」
イーデン
応対しつつ、セシリアとセラを追い払うような仕草を……
イーデン
しま……
セラ
縁故が欲しいので、紹介してほしいな~という顔をしています。
セシリア
藪をつつきに行くセラの姿が頭に浮かんでいます。
セシリア
この末裔のかれの口調、なんというか……
セシリア
独特の馴れ馴れしさがあるので。
セラ
馴れ馴れしいです。
公爵家の男
「どうも。お初にお目にかかりますね」セラに笑い返す。
公爵家の男
「彼の新しい仲間というのは、あなたたちでしたか」
セラ
「はじめまして! 救世主のセラと申します」
セラ
気安く握手など求めたりする。
公爵家の男
握手に応えます。
セシリア
「セシリアと申します。お会いできて光栄です」
公爵家の男
セラとセシリアへと視線を向け、
公爵家の男
頭から足元を、眺め回すように。
公爵家の男
「いやあ」
公爵家の男
「いいですねえ」
公爵家の男
「二人共、たいへん見目麗しくいらっしゃる」
セラ
いいらしい。
セシリア
よくなさそうな「いい」だなと思っています。
セラ
そりゃあそう!と胸を張ります。
GM
希望ホーリーキラキラ美麗PT
セシリア
全員秀麗ついてんのか?このPT
セラ
ついてるかもしれん
イーデン
イーデンはドブだからつけてないですが……
イーデン
「……失礼」
イーデン
割って入る。
イーデン
「どうも、予定が押してまして――」
公爵家の男
「イーデン」
公爵家の男
「この二人をベッドには呼んでくれないのかい?」
セシリア
…………
セラ
ん?
イーデン
「……その話は、そうですね」
イーデン
「それこそ別の場所でするべきに思いますが……」
セラ
「ベッド」
セシリア
あっ。
イーデン
やんわりと手を剥がします。セラと公爵家の男の。
セラ
特に抵抗することなくはがされます。
セラ
「ベッドと言いましたか?」
公爵家の男
「はい。申しました」
セシリア
頭がごちゃごちゃしている中で、今のやり取りがセラの逆鱗に触れたことだけピンと来てます。
公爵家の男
微笑みをたたえています。
セシリア
ちょっと……なんと言っていいのか……
イーデン
「…………」
セシリア
なんと言っていいのか分からないんですが……
セラ
「それはつまり……イーデンは呼んだことがあると?」
公爵家の男
「おや」
公爵家の男
「……ああ」
公爵家の男
イーデンを見ます。
公爵家の男
「なるほど」
セシリア
導火線に火がついてだんだん短くなっていくのを止められない……という気分になっています。
セシリア
びっくりしているしショックなんだけどストレスをセラくんが爆発する方に意識を向けて軽くしようとしています。
イーデン
導火線が……
イーデン
舌打ち。
公爵家の男
「いやあ、すまないねえ」にこにこ笑っています。
公爵家の男
イーデンに腕を伸ばし、馴れ馴れしく肩を組んで、引き寄せる。
公爵家の男
「たいへん」
公爵家の男
「仲良くさせていただいていますよ」
セラ
「…………」
セラ
「つまり……」
イーデン
溜め息。
セラ
「肛門性交したんですか!?!?!?!?」
イーデン
ギャハハハハ
GM
クソデカ声
セシリア
爆発した
セシリア
脳内で簡単なイラストの爆弾が爆発しました。
セラ
「何らかの謝礼を払って!!!!!!何らかの謝礼を受け取って!!!!!!」
セラ
「快楽だけのための肛門性交を!?!?!?!?!」
セシリア
「セ、セラ、声が……」
イーデン
「…………」
セラ
広々とした空間に、よく通る声が響いた。
セシリア
「少し、その、声が……もう少し抑えて……」
セラ
「だって、救世主が末裔に!?!?尻の穴を貸して??????」
公爵家の男
笑いを抑えています。
セラ
「何にもならない種を吐き出したんですか!?!?!?!」
公爵家の男
堪えきれなくなって噴き出しました。
セラ
公爵家の男に詰め寄ります。
イーデン
「セラ」
セラ
「何を対価にしたんですか!? 娘を人質にでも!?!?」
イーデン
やんわりと咎めようとしますが……
セラ
「まさか二束三文なんてことはありませんよね!?!?」
公爵家の男
「ええ」
セシリア
「公爵家からの物資を……」
公爵家の男
「十分な支援はしてきたつもりだけどなあ」
イーデン
「…………」
セシリア
「ストレナエを倒す前から、イーデンはよく都合してくれていましたから……」
イーデン
「そろそろ、構いませんかね」
イーデン
男の腕に手をかけます。
セラ
驚いた顔で、イーデンを振り返る。
公爵家の男
はいはい、と腕を外して。
セラ
「もしかして……僕もあなたの尻に注がれた物資の恩恵を……?」
イーデン
「なんなんだその表現」
GM
ひひひ
セシリア
いっひひひ
GM
面白すぎる
イーデン
面白すぎる 耐え難い
公爵家の男
めちゃくちゃ笑いを堪えながらそそ……と去っていきます。
公爵家の男
自分は公爵家で、権力持ちとは言え、相手は救世主!
公爵家の男
矛先が逸れた間に逃げるに限ります!
セラ
幸い意識はイーデンの方に向かっています。
セシリア
急に怒って末裔を殺す救世主、いますからね。
イーデン
権力で止められるものじゃねえからな。
セシリア
ここは公爵家の中で、迂闊な行動は多少制限されるとはいえ……救世主は狂っているので……
セラ
「だって、都合をつけられたことがありますよ!! 汚れた金だったんですか!?」
イーデン
聞こえよがしの舌打ちです。
セシリア
むしろセラはここまで激しているのに平和的に言葉で怒るだけなのが、不思議なぐらい安全なのだ。
イーデン
周囲の視線がすっげ~刺さってるのを自覚しています。
セラ
「もしかして三月兎に乱暴されてあんな感じになってたのって、日頃から慣れてたからですか!?」
セシリア
言葉で怒るだけなの、助かると言えば助かるし、困ると言えば困ります。
セシリア
「い、いったん宿に戻りましょう」
セシリア
「問い詰めるなら、後でもできますから」
セシリア
周囲の視線がすっげ~刺さってるのを自覚してます。
noname
<あんな感じ……
<あんな感じ……?
noname
ヒソヒソ……ザワザワ……

めちゃめちゃ……見られてますね。
イーデン
いたのかよ……
セラ
反論しようとしたが、さすがに周囲の声が耳に入る。

メモっとこ☆
セシリア
「今後の私たちの評判のためにも」
セシリア
「ね……」
セシリア
弱々しいなだめ。
セラ
「そ、そうですね。 評判は落としたくないですし……」
イーデン
今更すぎる。
セラ
というか、なんなら僕が一番落としたくない……
セシリア
手遅れ感はすごい。
イーデン
思いはしましたが、口には出しません。
イーデン
火に油を注ぐだけなので……
セシリア
「行きましょう」
セシリア
心を殺して機械的に促します。
セラ
大人しく宿へ行きます。
イーデン
というわけで、宿です。
セラ
ふう。
セシリア
今すぐ寝込んでいいか?という気持ちもあります。
セラ
評判のステータスがかなり落ちた気がする。
イーデン
依頼をこなした直後にはこういう宿を使えるようになった。
イーデン
そういう身分です。
セシリア
便宜を図っていただいています。
イーデン
評判のステータスは落ちたかもしれねえ。
セシリア
もう便宜という言葉が浮かんだだけで肛門性交したんですか!?というセラの叫びが脳内で再生されるようになってしまっています。
セラ
「早速ですが……説明してもらえますね?」
イーデン
窓際で腕を組み、壁に背中を預けています。
セラ
そろそろかけひきを開始できるような気がする
セシリア
>肛門性交した男が窓際で腕を組み、壁に背を預けているな……と思っています。
セラ
ふふ
セシリア
打ちそうになってやめた
イーデン
やめるな!
イーデン
やめろ!
イーデン
じゃあ一言返して始めるか
GM
事実だ
セラ
かけひきしなくて会話だけでもいいような気もちょっとしてきています
セシリア
事実の適示
セシリア
確かにそうかも
セシリア
もう十分面白すぎるからなこの流れ
イーデン
問われてセラを見る。
イーデン
「……説明が必要か?」
イーデン
「既にお前がだいたいくっちゃべったと思うが」
セラ
「つまり、全て肯定すると」
イーデン
「否定したいところだが」
イーデン
「それを今更信じられもしないだろう」
セシリア
「まあ……」
セラ
「信じろと言うなら信じますよ」
セシリア
ほんとにい?
イーデン
「…………」
イーデン
「やめておく」
イーデン
「どうせ、今更だ」
セシリア
「あなたがうまくやっている、のだと思っていました」
セシリア
「実際、そうなのでしょうが」
セシリア
煮え切らない口調である。
イーデン
「対価なしに支援を引き出せるほど」
イーデン
「公爵家は甘くねえな」
セシリア
「……今は?」
イーデン
「今は、俺たちの働きが十分に対価だ」
イーデン
「比較的”理性的な救世主一行”で通っているからな。あちらさんとしちゃあ有り難いんだろう」
イーデン
「……まあ」
イーデン
「その評判が、これからどうなるかは知らんが」
イーデン
まあでも……
イーデン
あそこで叫び散らかすだけで済んでるのは、逆に評価されるまではあるか……? あるといいが……
セラ
「理解に苦しみます。 なぜ肛門が対価になり得るのか……」
イーデン
「そこは本質じゃないんだが……」
セラ
「イーデンは男ですし……」
セラ
「いや……、男でも孕める救世主はいるかもしれませんが……」
セラ
「イーデンが子を孕んだところで、難産少産そうですし……」
イーデン
「…………」
イーデン
聞き返したくないな、今の発言……
セシリア
>「理解に苦しみます。 なぜ肛門が対価になり得るのか……」
セシリア
面白すぎて苦しくなってる こういうのに弱いから
セシリア
セラくんの生態が話を面白い方向にどんどん運んでいく
イーデン
>あれは流石にノーカンだしな……
イーデン
センシティブすぎるからやめた
セシリア
センシティブすぎる
セラ
言ってたら面白すぎる
イーデン
流石に口頭には出しませんよ!
イーデン
地の文にしてもセンシティブすぎるが……
イーデン
「男だからいいんだろ」
イーデン
「女を抱くことを当然と思ってる連中だ」
イーデン
「まあ、それでも金を出しはするだろうが」
イーデン
「気位の高そうな男の救世主を辱める行為は、また別腹らしい」
セラ
「これだから快楽ばかりを求める堕落した人間は……!」
セラ
ぎり……と拳を握ります。
イーデン
あっちに矛先が向いたまま終わってくれるといいんだが。
セシリア
>自分で気位の高そうな救世主って言ってるな……と思っています
イーデン
うるせえな!
セシリア
一生セシリアとPLが分離する
セシリア
面白すぎて
イーデン
引き裂かれてる
セラ
「それで、いつ頃からいつ頃まで肛門を売っていたんですか!?」
イーデン
「肛門限定なのか……」
セラ
「肛門に限らなくてもです!」
セラ
「定義が必要なら、女性器以外全てとしましょう!」
セシリア
まあ、セラとしてはそうだろうな……と思っています。
イーデン
「俺にねえものを売れるはずもないんだが……」
セラ
「わかりませんよ! 色々がありますから!」
セラ
噂によると、性別を変える亡者なんかもいるらしいし
イーデン
まあ、いるが。
セラ
多分そういう救世主もいるでしょう。
GM
言い方で一生笑ってしまう
イーデン
なんなんだよこの会話
セシリア
ぼかさない直截的な言い方されるだけでおもろくなってしまう。
イーデン
私も絶対おもろくなるんだけど……
イーデン
「……6ペンスが20の頃から」
イーデン
「公爵家との仲が安定するまで」
イーデン
渋々正直に答えています。
セラ
「結構最近じゃないですか!!!!!」
セラ
「セシリア! セシリア聞きましたか今の!! この人最近まで肛門売って快楽を得てたんですよ!!!!」
イーデン
「なんで快楽セットまで確定されてんだ……」
セシリア
「か、快楽を得ていたとまでは言っていないと思いますが……」
イーデン
同じこと同時に言っとる。
セシリア
「その……ええと……」
セラ
だって三月兎が……
イーデン
「言っとくが、三月兎の件はだいたいストレナエの力のせいだ」
イーデン
「流石にああまで酔狂な趣味はねえ」
イーデン
でもここで三月兎の件に対して釈明することって猜疑○ムーブなんですよ
イーデン
そんなことあるか?
セシリア
ワハハ
セシリア
正直に答えてる
セラ
ワハハ
イーデン
猜疑○じゃなかったら別に勘違いされてても……って感じになるし……
セシリア
「ええと、その……そう、ほら、私たちは力のそれほどあるパーティーでは、ありませんでしたから」
セシリア
「その私たちが、あの時期に安定して食糧や物資を得られていたのは、そのおかげなわけで……」
セシリア
ごにょ… ごにょ…
セシリア
煮え切りません。
セラ
「でも、絶対に必要でしたか!? そりゃあ物資はあるに越したことはありませんが、そんなに困ってましたか!?」
イーデン
「蓄えが多くて困ることはない」
イーデン
「という事実は、お前にもよくよく同意して頂けると思うが」
セラ
「それはそうですけど!」
セラ
「僕が言ってるのは、体を売る判断が早すぎるということです!」
セシリア
それはそうかも……
セラ
「男性のあなたにこんなこと言いたくありませんが……もっと自分を大事にしてください!!」
セシリア
それも……そうかも……
セラ
三月兎の件に関しては、普段からモツレイプで快楽得てるのは怖すぎるなと思ったので信じることにしました。
イーデン
「…………」
セシリア
でもその……
セシリア
以前、ストレナエと戦う前に、私のその……
セシリア
あれやこれやをあれした件でかれがああしたのなら、彼が身体を売るのは一定の筋が通っているので……
セシリア
と思いながら、すべてを口に出しづらく、沈黙しています。
セラ
「セシリア! 何か言いたそうな顔をしていますね!?」
セシリア
「えっ」
セシリア
「いやっ、その……」
イーデン
沈黙しています。
セラ
「処女の件ですか!?」
セシリア
「そっ…………」
イーデン
ストレートすぎる。
セシリア
「そう、ですが…………」
イーデン
そうか……。
セラ
「あれを筋が通るとするなら、そもそもセシリアも体を売ってないと話が通らないのでは?」
セシリア
「えっ」
セシリア
「……」
セラ
「イーデンは自分の体だけを売って、セシリアには何もさせていないんですよ!」
セシリア
「それは、そう……ですね……」
イーデン
「いや……」
セシリア
「いえ、だからと言って、私に体を売らせてください、とは、言いませんが……」
イーデン
「適材適所という言葉を思い出してほしいんだが……」
セラ
「セシリアなんてイーデンに体を売れと言われたら、ホイホイ売るに決まってるでしょう!!」
セシリア
「えっ!?」
セラ
「違いますか!?」
セシリア
「そっ、それは…………」
イーデン
「このどんくさい女にそれを任せたところでいいように使われて帰ってくるだけだろ……」
セシリア
年齢のいった晩生の処女であったことに対してコンプレックスがないではないので、ぐっ……と呻きました。
セシリア
>「セシリアなんてイーデンに体を売れと言われたら、ホイホイ売るに決まってるでしょう!!」
これ疵抉りなのウケるんだよな
セシリア
セシリアじゃなくてイーデンさんの
イーデン
はい
GM
そうだね……
セラ
言葉を選ぶということを全然してない
イーデン
言葉を選ばない返しをしています
イーデン
いや~ 仲間ですね!
イーデン
絆が深まってないとこんなこと言わないセリフが結構出てますからね これでいいのか!? それが!?
セシリア
「その、任されれば、やったと思いますが」
セシリア
「できたかどうか、は、イーデンの言う通りで」
セシリア
「その、私はその、彼の前で、泣いてしまったりもしましたから」
セシリア
「彼がそう判断するのは、おかしくない……かも……?」
イーデン
なんで最後に疑問形?
セラ
「本当にそう思いますか?」
セシリア
一体私は何の話を?
セシリア
イーデンが身体を売っていて私たちに黙っていたことで相当混乱をきたしているのにどうして私が身体を売る話に?
イーデン
俺が知るか……
セシリア
私が身体を売る話にはなってないかも?
セシリア
すべてに自信が無くなっています。
セラ
「僕からは、イーデンだけ体を売って、セシリアが体を売らないのは不均衡に思えます!」
セラ
「セシリアを大事にしようとするのはいいことですが、自分も大事にしなければいけません!」
イーデン
「…………」
イーデン
「……いや……」
イーデン
「冷静に振り返って考えてもらいたいんだが……」
イーデン
「この上なく雑に処女膜破らせた行為の上に成立させていい論理か、それ……?」
セラ
「それともイーデンは肛門性交大好き救世主なんですか!?!?!?」
イーデン
「そこは否定するが…………」
セラ
「よかった」
セシリア
この上なく雑に処女膜を破られた女があらためてそれを言葉にされてまた呻いています。
イーデン
なんなんだこの話の流れは。
セシリア
>私を大事にしてくれてたんですか!?嬉しい!
>いや……大事にしてたら処女を別の男で散らして疵抉りとか言い出さないかも……
セラ
わはは
セシリア
一生混乱している
GM
めちゃくちゃだよ
GM
そりゃそうもなる
セラ
セラのこの話、金属バットでめちゃめちゃにそのへんぶん殴ってるだけだからな
セシリア
セシリアにも金属バットが当たってる
イーデン
セラくんはイーデン殴りたいだけだから
イーデン
イーデンが殴られるぶんにはいいんだけど
イーデン
一番ダメージが貫通してるのがセシリアさんという事実がある
セシリア
流れ弾がどんどんセシリアに当たってるのウケる
イーデン
こんな会話だけど絆を感じています
セシリア
イーデンさんがかなり楽そうに話しててよかったなとセシリアは思ってます
セシリア
心がたくさんある~
イーデン
セラくんが怒るのは理解してたんだけど
イーデン
こっちの方向をぜんぜん想定してなかった
イーデン
もうここまできたらかけひきなしで駆け抜けるしかないからRPで落とし所を見つけなきゃならねえ
セシリア
絆の力 感じていこう
イーデン
いやこんなバカ話で笑ってからぜつもりなんて行きたいはずないだろ
セシリア
でもバカ話で笑うのがいちばん辛いんですよ
イーデン
はい
イーデン
「したくてする奴いるのか」いるんだよ。
イーデン
いるのは知ってる。
イーデン
いるから成り立ってんだよな……いろいろが……
セラ
「おぞましい話ですが、いるようです」
イーデン
「まあ……」
セラ
「あれだけ僕が反対したのにセシリアの純潔を散らしたのは、一応心理ダメージを減らすという理由があったじゃないですか」
セラ
「あれだけ僕が反対したのに!」
イーデン
「セシリアの心理ダメージはあれで減る」
イーデン
「俺にはそもそも心理ダメージが発生しない」
イーデン
「従って対価として差し出すことに何ら問題はない」
イーデン
「以上」
セシリア
眩暈がしてます。
セラ
「2回目なら平気とでも?」
セラ
「慣れさせる上に稼げるという利益がありますよ」
イーデン
「なんで売らせる方に積極的なんだ」
セラ
「僕は、不均衡があると言っているんです」
セラ
「心がいくら擦り切れても、自分を大事にしなくていいということにはなりません」
イーデン
「…………」
イーデン
「…………?」
セシリア
「…………」
イーデン
「……生き延びるためにしていることだが……」
セラ
「生き延びるためにあらゆることをする、というのならわかります」
セラ
「でも、あなたはそうしていない」
セラ
「僕は、あなたを心配しているんですよ」
イーデン
「心配されることがあったか?」
セラ
「あなたは残酷になりきれない」
セラ
「だから、僕はあなたに優しくしたい」
イーデン
「…………」
イーデン
「放っておいてくれるのが一番助かるんだが……」
イーデン
イーデン
嫌だ・・・・・・・・・・・・・・・・・
GM
ウーンウーン
GM
この? 流れで? ぜつもりに?
セラ
プロフ帳もある
GM
ウーン
セシリア
たくさんトンチキやって楽しく絆を深めてからぜつもりにいこうな
イーデン
プロフ帳は嫌じゃないつもりだったけど全然ダメかもしれん
イーデン
抱かないって言ってたじゃん!!
イーデン
抱かないって言ってたじゃん!!!!!
イーデン
え!?!?!?!?
セシリア
今日はセラくんがイーデンさんを抱く日か
イーデン
なんなんだよ!!!!!!
セラ
抱いてないが……
イーデン
でもなんか……想定してないですよ!!!!
セシリア
「……それは、そう、ですね」
セシリア
横からセシリアがポツリとこぼす。
セシリア
「私は、あなたがそうだから……」
セシリア
「自分を傷つけるようにして使うのが、一番助かって楽な人だから」
セシリア
「そう、させるのも仕方がないかと、思っていましたが」
イーデン
今すぐこの女を黙らせてくれるのが一番俺に優しいんじゃないか?
セシリア
「悪い慣れ方をしていたかも……」
セラ
「幸い、僕達の生活は安定し始めています」
セラ
「今までのことはどうしようもありませんが、これからは無理をして欲しくありません」
イーデン
「無理をした覚えはないんだが……」
イーデン
「出来ることだけだ。やってるのは」
セラ
「じゃあ、無理をして自分に優しくしてください」
イーデン
「…………」
イーデン
「?」
セシリア
「そうですね」
イーデン
「いや……」
セシリア
「これからは、やらなくていいことが増えていきますから」
セシリア
「イーデンは、まず自分が汚れ仕事をするということもありますし」
セラ
うんうん。
セシリア
「無理をしているのかどうか」
セシリア
「ピンとこないのであれば、まず私たちに相談してもらえれば……」
セラ
「そうです、まず相談してください」
セシリア
電撃的な気付きをしました
イーデン
気付くな
セシリア
我々はそろそろ……イーデンをもっと甘やかして優しくしていい!?
イーデン
???????
GM
…………………………
GM
いやっ
GM
このあと ぜつもりに?
イーデン
え?
イーデン
イーデン
嫌です
セシリア
ぜつもりに行くぞ!
イーデン
嫌です!!!!!!
イーデン
嫌!!!!!!!!!!!!
GM
嫌だ……
セラ
ぜつもり、オー!
セシリア
俺たち信頼を組み上げて腕を組んでぜつもりにいこうな!
イーデン
「…………」
イーデン
「………………」
イーデン
「セラ」
セラ
「はい」
イーデン
「肛門性交の話はもういいのか?」
セラ
「よくないですが、イーデンが自分に優しくすると約束してくれるなら、いいです」
セラ
「理解してくれると思いますが、僕なりの譲歩ですからね」
イーデン
「…………」
イーデン
腕を組み直している。
セシリア
見つめています。
イーデン
なんなんだよ!
セシリア
ヒヒヒ
イーデン
なんなんだよ! と思ったけどもうここにしか逃げ場がないの!!!!!
イーデン
怒らせに行くな!!! バカ!!!!!!
セシリア
この肛門性交の話はもういいのか、逃げ場に逃げ込んだでしかないからな
イーデン
あーあーあーあーあーあー
セシリア
ギャハハ
GM
ウーン
セシリア
ウーンセラくん 才覚の天使
イーデン
なにもかえしたくない・・・・・・・
イーデン
返しますが・・・・・・・・
セラ
かわいそう
イーデン
「………………まあ」
イーデン
「元より、無理をした覚えもなければ」
セラ
またそういうこと言って!と思いますが、一応話を聞きます。
イーデン
「不必要な対価を好んで差し出したこともない」
イーデン
「……あの公爵家の男と距離を置き始めたのも、必要性を感じなくなったからだ」
イーデン
「必要性のない限りは、もうしねえよ」
セラ
「そうですか」
イーデン
「それに」
イーデン
「逐一喧しく言われるのも七面倒臭い」
イーデン
「俺が、曲がりなりにも」
イーデン
「…………」
イーデン
「お前たちの」
イーデン
「信望を集める立場に」
イーデン
「あり」
セシリア
うんうん。
イーデン
「……それを損なうことによって失われるものがあることも、理解している」
セシリア
微笑んで頷いています。
セラ
「…………」
セラ
「イーデンがそこまで言うなら、信じましょう」
イーデン
「…………」
セラ
「ここまで言ってなお体を売るようなら、イーデンはもうどうしようもないということになりますしね」
イーデン
それはそうなんだが。
セシリア
どうしようもないということはないと思いますが……
セラ
かわいそう……
セシリア
ふふ
イーデン
はあ・・・・・・・・・・・・・・・・・
GM
いやっ……
イーデン
マジで言いたくなくて逆らわれた改行
セシリア
>一度与えられてから奪われるのが一番残酷
イーデン
・・・・・・・・・・・・
イーデン
「…………」
イーデン
「ちなみに」
イーデン
「セラ」
セラ
「はい?」
イーデン
「末裔の女を抱く方の取引も別にあったんだが、それに関しては?」
セラ
「う~~~ん」
セラ
「避妊しないならいいんじゃないですか?」
セシリア
えっ
イーデン
「なかったな」
セシリア
えっ?!
イーデン
「それが条件だった」
セシリア
「ええっ!?」
セラ
「ならオッケーです!」
セシリア
「オッケーなんですか!?」
イーデン
「ならよかった」
セラ
「セシリアに何かあるなら、聞きますが……」
セシリア
「えっ、いや、そのっ」
イーデン
「………………」
セシリア
「…………………」
セラ
聞きますがというか……
セラ
言わないの?という顔をしています。
セシリア
「………………」
セシリア
「あり、ませんが……………」
セラ
言わないんだ……
イーデン
「……………………」
セシリア
ありません………
セラ
乙女心は難しいものですね。
セシリア
今さらですし………………
イーデン
何も知らん。
イーデン
終わりだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
セシリア
終わりです
GM
終わりだ…………………………
イーデン
流石にこの方向性は想定していなかったんですが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
セシリア
この方向性になるんだなと思いました
イーデン
全部の発言が全部終わりだった
セシリア
「休みましょう…………疲れましたから…………」
イーデン
「………………」
イーデン
「そうだな……………………」
セラ
「僕はちょっと末裔達と話をしてきます! 少しでもイメージ回復のために!」
イーデン
「どうも…………」
セラ
わーと部屋を出ていった。
イーデン
うわああああ
イーデン
二人にするな!!!!!!
セシリア
ワハハハ
GM
ワハハ
イーデン
・・・・・・・・・・・・・・・
GM
二人になってる
セラ
休まないなと思ったので、若い二人におまかせすることにしました
イーデン
任せないで・・・・・・・・・・・・・
セラ
この話の流れで二人っきりになるの最悪だな~ ウキウキしてきた
イーデン
マジで最悪
イーデン
休むかって言ったからおちおち出られねえし
セシリア
「…………」
イーデン
ドアが閉まる元気な音が聞こえました。
セシリア
見送って、何か考えるように沈黙しています。
イーデン
ひたすら無言を貫いています。
セシリア
「その……」
イーデン
「…………」
イーデン
「……なんだ」
セシリア
「別に、私が」
セシリア
「咎める筋合いはないというか」
セシリア
「嫉妬をするとか、嫌だとか、そういう資格がないのは」
イーデン
「…………」
セシリア
「分かっていて……」
セシリア
「ただ、セラの言う通り」
セシリア
「あなたに自分をもっと大事にしてもらいたいとか」
セシリア
「相談してほしいとか……」
イーデン
必要な相談はしてきたつもりなんだが……
セシリア
大きい爆弾が埋まっていたので……
イーデン
うわああああああ
イーデン
たsyけえ
GM
手を握っています・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
イーデン
たすけて・・・・・・・・・・・・・・・
セラ
嫉妬するとか嫌とかそういう資格がないと言うことは、嫉妬するとか嫌とかは思ってると伝わるなぁ
イーデン
まあいまさらなんですけど・・・・・・・・・・・・・
セラ
いまさらだねぇ
セシリア
「あなたは不要だとか面倒だと思って、私たちに話さなかったのかもしれませんが」
セシリア
「私たちはあなたが思っているより、あなたが不要だと思って隠し事をするのが悲しいですし」
セシリア
「あなたが持ち込んでくる話を面倒だとは思いませんよ」
セラ
そうですよ!
イーデン
「………………」
セシリア
「私たちも、嫌がるばかりではなくて、あなたを手伝うことはいくらかできますから」
セシリア
代わりに体を売るのはともかく……
イーデン
「………………」
イーデン
「必要な助力は求めてきた」
イーデン
「……それに」
イーデン
「応えさせてきたとも理解している」
イーデン
「十分だろう。今まで通りで」
セシリア
「では」
セシリア
「これからも、どうぞよろしくお願いします」
イーデン
「…………」
イーデン
「ああ」
イーデン
「セラともども、よろしく頼む」
セシリア
「はい」
セシリア
女は嬉しそうに笑って。
セシリア
そうして礼をすると、休みに自分の寝台へと戻っていく。
イーデン
髪を掻くと、自分の寝台に腰を沈める。
イーデン
いやだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
セシリア
俺たちしっかり信頼を固めてぜつもりに向かおうな!!!!!!!
イーデン
俺を絶望させろ!!! 俺を絶望させろーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!!
セシリア
こうなったら行くところまでやるしかない こうなったら行くところまでやるしかない
セラ
努力!未来!! A BEAUTIFUL STAR!!!!!
イーデン
いやすぎてほんとになにもいいたくないんですよ
イーデン
いやすぎてほんとになにもいいたくないんですよ
セラ
さかなさんに対しては同情しています
セシリア
この疵の男を持ち込んでぜつもりまでキャンペーンをやるという意味
イーデン
あああああああああ
イーデン
え?
イーデン
StSで勝ったからこんな目に遭ってるんですか・・・・・・・・・・・?
イーデン
そのまま暫し考え込んでいたが、
イーデン
「…………」
イーデン
「……少し」
イーデン
「街を見てくる」
セシリア
はい、と小さい返事。
イーデン
結局腰を上げて、扉に手をかける。
セシリア
「いってらっしゃい」
イーデン
「…………」
イーデン
「ああ」
イーデン
言い残して、
イーデン
部屋を出た。
イーデン
え? 嘘でしょ……?
イーデン
俺はアナルセックスを咎められに来たんだが……?
セラ
咎めました
セシリア
希望!仲間!信頼!
イーデン
嫌!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
GM
キラキラ希望PT
イーデン
俺を絶望させろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!!!
GM
私も本当に心を痛めています
セシリア
俺たちキラキラ希望ホーリーPT!!!!!!!!
GM
このあと? ぜつもりを?
イーデン
これが……信頼!?
イーデン
おえっ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
セシリア
信頼
セラ
信頼、積み重ねていこうな
イーデン
あのあと吐いてそう
セシリア
吐いてる
セシリア
イーデン
躁状態が切れる
イーデン
躁状態だったんだ……
セシリア
猜疑舐められすぎてびっくり嘔吐してる
セラ
背中さすりますね……
イーデン
見つけるな・・・・・・・・・・・・・
セラ
心配します
イーデン
猫が死ぬときみたいに隠れて吐くから・・・・・・・・・
GM
でも探されそう・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
イーデン
セラくんはイーデンが出てきたこと知らないからセーフですよ!!!!
セシリア
ネコチャン
セラ
じゃあ見つけられるかどうかダイス勝負しますか
イーデン
わかりました・・・・・・・・・・・
イーデン
俺が誘い受けすればいいの?
GM
アピールvs誘い受けかも……
イーデン
はい
イーデン
2d6+4=>7 判定 (2D6+4>=7) > 7[5,2]+4 > 11 > 成功
セラ
2d6+4=>11 (2D6+4>=11) > 7[3,4]+4 > 11 > 成功
セラ
はい
イーデン
GM
ワハハ
セシリア
同値成功だ
セラ
見つけて背中をさすります
セシリア
さすられてる
セラ
心配します
イーデン
終わりだ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
イーデン
ますますえずくだろ!!!!!
セラ
なんか言いすぎたかなって思って謝ります
セシリア
優しくされてる
イーデン
吐いてるから何も否定できないし……
イーデン
首は振るが・・・・・・・・・・・・・
イーデン
え? どうしてこんな辱めを……?
セラ
なんか吐くとか言うから……
イーデン
吐くよ!!!!!!!!
イーデン
胃の中のもの全部戻ってそう
セシリア
吐くとかいうから……
セラ
飲み物持ってきたりするね
セシリア
優しくされてる
イーデン
取りに行ってる間に逃げたい・・・・・・・・・・・
セラ
逃げてもいいけど……
イーデン
絶対怒られるのが理解できるから待ちますが・・・・・・・・・・
セラ
はい
セシリア
はい
イーデン
一回見つかってる時点でだからな
セシリア
ネコチャン
イーデン
辱め
セシリア
でもそもそもこの集まりがイーデンさんは辱められたほうがいいって言う会だからな
セシリア
目的達成
イーデン
でもこの方向性は想定してないから……
セラ
無事に辱められてよかったな
イーデン
なんか……別に責められたからこうなってるわけではないというようなことは……
イーデン
伝えますが・・・・・・・・・・・・・・・
セシリア
病態を仲間に伝えられてえらい
セラ
まぁどっちにしても言い過ぎましたからね
セラ
ゆっくり休んでもろて……
イーデン
グロッキーなってるから流石に寝ちゃうな……
イーデン
心の疵が舐められて高跳び射出されてさらに舐められすぎてゲロ吐く男、何?
GM
そうだね・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
GM
沈痛な顔をしている
GM
このあとプロフ帳……?
イーデン
今GMにほんとによく理解して頂けてると思う
イーデン
こうなるしかないですよね? こうなるしかないですよね? こうなるしかないですよね?
GM
こうなるしかないんだけど私はぜつもりGMなので終わりです
GM
マジで終わりの気持ち
イーデン
手を握っていてくれてありがとう・・・・・・・・・・
セシリア
舐められれば舐められるほど、優しくされれば優しくされるほど具合悪くなる疵
セラ
大変だなぁ
イーデン
吐くし魘される
セシリア
まあ イーデンさんこういう風にされると「でもお前らは俺がしてきたこと知らないんだろ……俺は本当はそんな資格ないし……本当のこと言ったら離れていくんだろ……」ってなるだろうし
セシリア
そういう思考があることがもう嫌だろうからな
セシリア
というぐらいの気持ちでいます
イーデン
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
イーデン
いや
イーデン
言って離れてくれると思ってたら
イーデン
してきたこと言うんで
イーデン
たぶん
イーデン
もうそうとも思えなく・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
セシリア
ワハハ
セラ
ワァ……
イーデン
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
GM
猜疑◎
セシリア
自分がどうしても許せないことを他人に許されてしまうと思うとき人間は嘔吐するんだなあ
イーデン
自分を愛した女を使い潰した末に殺してるの、堕落の国でそう責められることじゃないよ
イーデン
と判断する二人だと思ってるよ
セラ
よくはないけどまぁ
セラ
今使い潰してないしなぁ
イーデン
あと・・・・・・・・・・・・・
イーデン
人格が もう 筒抜けなので
セシリア
はい
イーデン
使い潰してるというのもなんか 自認だろ? ってなられそうなのがわかり
イーデン
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
セシリア
自認じゃなくてもまあ
セシリア
予想の範囲内に収まるというか
セシリア
セシリアへの態度を考えると
セシリア
ちょっと不自然だったりぎこちないところがあるので
セシリア
反省して改善があるんだなという風に受け止めはする
セラ
なるほどなぁとなります
イーデン
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
セシリア
し 責めはしないと思う
セシリア
イーデンさんのセシリアへの態度、セシリアと「   」の性能が違いすぎるのもあるけど
セシリア
明らかに……
セシリア
明らかにだから……
イーデン
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
イーデン
吐いて魘されています。
セシリア
吐いて魘されているなあ
セラ
セラは道具扱いされなくなってきたので、基本的には受け入れますよ
セシリア
吐いて魘されるのばかりはどうすることもできない
セラ
背中をさすります
イーデン
セラくんに支えられて部屋に戻ったんだなあ。
セシリア
セシリアも起きて驚くし労わります
イーデン
もう吐くものないけど口押さえてる
セラ
二人で労ろう
イーデン
いやここRPすべきだったろ まあソロールするか
セラ
まさか雑談からこんなことになるとは
イーデン
深く。
イーデン
息を吸って、吐いて。
イーデン
足を動かす。
イーデン
この国にしてはおぞましいほど上等の宿の廊下を歩く。
イーデン
……再び、ここまで来た。
イーデン
6ペンスが40枚。
イーデン
公爵家との繋がりを安定して得て、依頼にも困らず、
イーデン
責務の遂行に焦ることもない。
イーデン
そういう身分まで来て、
イーデン
それが自分には初めてのことではない。
イーデン
宿を出る。
イーデン
堕落の国にしては栄えた街の、景観の整った通りをゆき、
イーデン
路地裏へと潜り込む。
イーデン
……自分には、こちらの方が落ち着く。
イーデン
道は薄暗く、道幅は狭く、どうにもじめじめとしたその通りを歩いて。
イーデン
途中、
イーデン
膝を折って、壁へと蹲る。
イーデン
こみ上げるものがある。
イーデン
浮かぶ顔がある。
イーデン
この安穏を、この生温さを、自分は知っている。
イーデン
どころか。
イーデン
あの頃より、なお酷い。
イーデン
口を押さえる。遅い。元より無為。汚液が落ちて靴を浸す。それを厭う余裕もなく。
イーデン
ただ自らの救いようのなさを直視する。
イーデン
臓物のひっくり返るような心地。痙攣した胃が内容物を搾り出し、食道をこみ上げ、喉を通り抜けて溢れ出る。
イーデン
その不快、その苦痛よりも。
イーデン
疼く心の疵の方が、なお酷い。
イーデン
今更だ。
イーデン
何もかもが。
イーデン
犠牲を積み重ねて生きてきた。
イーデン
他人を使い潰すことに一切の抵抗はなく、
イーデン
ただ生き延びるたけの必要最低限を採択する人生。
イーデン
そうなるためには、そうするためには、
イーデン
まず真っ先に自分を使い潰さなければ、筋が通らない。
イーデン
そこに苦痛はない。合理だけがある。必要なことをしているという理解がある。
イーデン
辛うじての、辻褄合わせが、叶う。
イーデン
それが、だのに、
イーデン
……信望だの。
イーデン
自分を大切に、だの。
イーデン
何もかもが噛み合うはずもない。
イーデン
噛み合っていいはずがない。
イーデン
利害の一致で構わないはずだ。それが何よりも安定するはずだ。自分が差し出せるものを差し出している。そうすることで価値を生み、生を繋いでいる。繋ぐことを許されている。
イーデン
価値を差し出すことでしか、他人との同行に理由をつけられないのに。
イーデン
返せないものを与えられては、かなわない。
イーデン
信望を返すことができない。
イーデン
愛情を返すことができない。
イーデン
道具としての特別。自分にとっては特に利用価値があり、益を産む存在である。
イーデン
その前提が初めて、お前たちを優先順位の高い場所に置く。
イーデン
守るべきものである。手をかける価値のある相手である。
イーデン
その価値のある道具に、差し出すことのできる最も出来の悪い道具を。
イーデン
道具としてすら扱われぬなら、
イーデン
どこに共に在る理由がある。
イーデン
無為。無産。無価値。無意味。
イーデン
見出されることもない意味へと、存在するはずもない価値へと信を置かれることが、
イーデン
こんなにも、おぞましい。
イーデン
それにも増しておぞましいのは、
イーデン
そのおぞましさに安穏を得ている自分自身だ。
イーデン
何もくれてやれないことを知っているのに。
イーデン
『どうか』
イーデン
『いっしょ、に』
イーデン
何一つ、叶えてやれないことを知っているのに。
イーデン
いやだ。
イーデン
失うことを、恐れることが。
イーデン
失いたくないもののあることが。
イーデン
優しくしたいなら放っておいてくれ。無理をさせたくないというのならこの在り方を許してくれ。自分は好んでこの生き方を選んでいる。労られることは何もない。案じさせるような精神状況の悪化もない。
イーデン
このままで何が困るんだ、と。
イーデン
呑まされた理屈と、暴かれた裡を前にしては、これもまた今更だった。
イーデン
自分が救いようなく生温く、情に流される人間であることを突きつけられてしまえば。
イーデン
踏み躙った犠牲が、改めて重く全身にのしかかる。
イーデン
……もう、二度と。
イーデン
裏切られることも、踏み躙ることも、したくないのに。
イーデン
……気付けば背を擦る手を、拒むことすらできなかった。
イーデン
案ずる言葉。謝罪。その何もかもが自分には的外れなのに否定も叶わず、より小さな体躯に支えられてどうにか歩く。
イーデン
自分に向けられたものではないことにして、右から左に聞き流してしまうには自分の頭は回りすぎ、さりとて誤魔化すすべも持てずにいた。
イーデン
出迎えた女の驚愕と心配にも、返す言葉はなく。
イーデン
ただ泥濘めいた眠りに沈む。
『   』
 
イーデン
……女の夢を見た。
イーデン
セラ
表通りに、数人の話す声。
笑い合って、声達は別れてゆく。
セラ
そうして、一人分の軽い足音が近付く。
セラ
「あれ、イーデン?」
セラ
見慣れた格好の男に足を止めて、様子がおかしいことに気が付き、駆け寄る。
セラ
「イーデン、戻したんですか? 体調が悪いんですか!?」
セラ
側に寄って、汚れた石畳に膝を付いた。
セラ
ろくに返事を返さない男を心配しながら、その背を擦る。
セラ
悪いものを食べた、とは考えにくい。 末裔ならばともかく、救世主は頑丈にできている。
セラ
公爵家の世話になっているここ最近なら、なおのこと。
セラ
何かが、心の疵に響いているのかもしれない。
セラ
ゆっくりと、背を撫でる。
セラ
「……先程は、色々と言い過ぎました。 すみません」
セラ
そう口にしながらも、自分の言葉が原因なのか確信が得られない。 彼の心の疵を知らない。
セラ
しかし、この男が何かに深く傷ついていることは、ずっとわかっていた。
セラ
体温が下がった男の背に寄り添う。 柔らかい女の体ではなく、無骨な男の体でもない、ただ温かさのある体が。
セラ
「……そう、言い過ぎましたね」
セラ
「最近は、あなたが、僕の話を聞いてくれると思えるようになりました」
セラ
「会ったばかりの頃は、言っても機嫌を悪くされるだけだと思って、ずいぶん言葉を飲み込んだものです」
セラ
「……いえ、本当にあれでも飲み込んでましたからね?」
セラ
返事を返さない男の背に、話しかけ続ける。
セラ
「だから、嬉しくて……、わがままになっていたかもしれません」
セラ
嘔吐が収まった様子を見て、よっこいしょ、と肩を貸す。
セラ
「戻りましょう」
セラ
歩きながら、続ける。
セラ
「……そうだ」
セラ
「こうしましょう、僕が本当に嫌なことを言ったときは、僕の口を押さえてください」
セラ
「そうしたら、僕にも本当に嫌なんだってわかります」
セラ
「僕は、あなたが少しでも安らかな気持ちでいられたらいいと思います」
セラ
「そのための努力なら、大抵のことはしますからね」
セラ
イーデンは聞いているのか、いないのか、どちらとも分からない。
セラ
それでも別にいい。 これは僕が自分のために言っている言葉。
セラ
どうか、あなたに平穏がありますように。