キャラクター紹介
GM
お集まりの皆様に、軽く自己紹介でもしていただきますか
GM
choice[ヲトメ,リュール,クロノス] (choice[ヲトメ,リュール,クロノス]) > リュール
PC紹介:リュール
リュール
リュールだ。
長ったらしい名前はこの世界では必要ないだろう?
この世界ではただ一人のリュールなんだから。
リュール
第一王子、皆に望まれた王子のリュールさ!
リュール
武勇に優れ、知略で国を納め、そうして果てに――
リュール
……ああ、そうだ。紹介しよう。
俺の大切な姫、愛すべき姫、エヴリーヌを。
リュール
素晴らしい女性でね。
今も国を守り、俺を待っていてくれている。
俺が愛し、俺を愛し、そう、結ばれる予定だったんだ。
リュール
残念ながら、俺がこの世界に落ちたことでその結婚は先延ばしになってしまったが……
リュール
彼女は俺を待ってくれているんだ。
だから、帰らないと。
リュール
国へ戻り、愛するエヴリーヌと再会し、王位を継ぐ。
それが俺の望まれたことで、俺のなすべきことで……
リュール
だから、そうだ。エヴリーヌ。
この世界にエヴリーヌはいない。分かっている。いるはずがない。いないんだ。俺は。エヴリーヌは、こんなところに、落ちるはずがなくて。そんな女性じゃあない。彼女に堕落の国は似合わない。だからいるはずがないんだ。いない。そうだろう? 分かっている。分かっているとも。待っていてくれているんだから。ずっと。
リュール
そうだ。憎むべき魔女。
あの魔女の呪いのせいで、俺はいつまでもエヴリーヌに再会できない。
リュール
殺さなければ。打ち倒さなければ。
この前だって魔女を倒した。あの裁判で。あの丘で。あの街で。
GM
choice[クロノス,ヲトメ] (choice[クロノス,ヲトメ]) > クロノス
PC紹介:クロノス
クロノス
はあい、かしこまり~。エヴリーヌで~す。
クロノス
ボクは
クロノスです。堕落の国に来て幾星霜~。コインの数は50枚~。
クロノス
特技はみんなを輝かせること! 趣味もみんなを輝かせることです。
クロノス
将来の夢はみんなの夢を叶えることですかね~!
クロノス
(居場所を求めて、皆に愛されるように振る舞った)
クロノス
(皆が望むように振る舞って、そうしたら)
PC紹介:ヲトメ
ヲトメ
ぴょいと飛び出したるは手のひらののるほどの少女。
ヲトメ
あたしは
ヲトメ!つばめの、ヲトメ。
エヴリーヌじゃないわ!
ヲトメ
でもたまにエヴリーヌになってあげてるの。
やさしいでしょう?
ヲトメ
あたしは、かわいくて、美しくて、星のように輝いているでしょう?
ヲトメ
……ね!それだけよ。あたしはこの世界でいっちばんステキなの。
ヲトメ
でも、でもでも。
信じられないのよ。
この世界ってわるいひとがおちてくるのでしょう?
ヲトメ
あたしがなんでここにきたのか。
わからないわ。信じられないわ!
ヲトメ
あたしはなあにも悪いことなんてしてないし。
なあにも、悪いところなんてないんだもの。
ヲトメ
うふふ、ねえ!
ふたりともそうおもうでしょう?
ヲトメ
きっとあなただって、どこかのだれかさんだってわかってくれるわ!
GM
この雲では、星は見えません。
井戸は干からび、狐は去り、薔薇は枯れる。
GM
きみが去って、内実が失われた、古の祭祀を意味もわからず守り続けています。
ぼくたちに救いはあるのでしょうか。
GM
再び、美しいものを視ることはできるのでしょうか。
長い長いラッパの音を聴くことはできるのでしょうか。
GM
ほんとうの空の上でまたお会いしましょう、アリス。
導入&かけひき
GM
あなたたち救世主はそこに呼び出されています。
GM
強力な救世主として名を知られたあなたたちは、公爵家に頼られることも多くなりました。
GM
今回もきっと、あなたたちではないと解決できないような難事があるのでしょう。
GM
「本日皆さんをお呼びしたのは、他でもありません」
GM
「救世主アントワーヌの治める、リヨンという街についてです……」
GM
あなたたちはこのリヨンという地を知っています。
GM
結構前、コインの枚数がもっと少なかったころ、一度訪れたことがあるのです。
GM
振り払うことも出来ないのでなすがままにされています。
GM
「あの街は、我々公爵家やモックスフォンド大学と協力関係にあり、定時連絡を取り合っているのですが……先日、その連絡が途絶えてしまったのです」
GM
「救世主を雇い、リヨンに派遣したのですが……やはり、それも未だに帰還しないまま」
リュール
「アントワーヌといえば、当時からコインも多い、名の知れた救世主であったが」
GM
涙の都ほどではないですが、そこそこ栄えた街で、住むことさえできればわりと安定した暮らしが望める場所です。
クロノス
「なるほど~、それはさぞかし心配でしょう」
GM
まあ、あなたたちは救世主なので、なかなか定住するのも難しい事情があるのですが。
リュール
いい街だったから、定住できたら良かったんだが。
リュール
何せ帰らなければならない先があるものでね。
ヲトメ
めずらしくパンのやけるにおいのするまちだったわ。
クロノス
定住すると……なんと責務がめちゃくちゃになって死ぬらしいです!
GM
ちなみに、最初に派遣された救世主は脅威度が1とか2とかそれぐらいです。
GM
まあ、ちょっとしたトラブルなら脅威度1ぐらいでも十分解決できるはずですからね。
リュール
あのアントワーヌがどうにかなってる時点でちょっとしたとは思えないからなあ。
GM
というわけで、報酬は弾むので、様子を見て……そして問題が発生しているなら解決してほしいな、という依頼です。
リュール
情報から予想される危険度に見合った報酬が提示されていることだなあ。
クロノス
報酬がこれだけあればしばらくの生活には困りませんね。責務の問題は解決しませんが……
リュール
「助けを求められれば応えるさ。報酬があるのなら尚の事」
クロノス
「困っている人を助けられると、いいですからね!」
GM
なにかしらの救世主が黒幕だったら、ついでに責務問題も解決できますよ
リュール
俺たちのサイズだとなかなか風呂は難しいからな。
ヲトメ
鼻歌。もう現地に向かうのが楽しみなようだ。
リュール
ヲトメが上機嫌になってくれてよかった。
レディは笑っているのが一番いい。
リュール
胸に手を当てて礼をし、退席致しましょうか。
GM
道中でしょうもない亡者に出くわしたり盗賊と出くわしたりしますが、これと言った障害はありません。
GM
平穏すぎるので、みなさんはあれこれ喋りながら旅路の暇をつぶすことになります。
GM
例えば、リヨンってどんな街だったっけ? みたいな話題で……。
◆リヨン思い出表(1d12,ROC)
1.坑道。活気はあったものの労災が続発していた。
2.パブや商店が立ち並ぶ活気のある大通り。
3.裏通り。『反対側のキノコ』という薬物が密かに流行っている。
4.研究区画。キノコや亡者植物や亡者肉を栽培・培養する試みが行われていた。
5.山中に張り巡らされた昇降機。これを使わないと移動もままならない。
6.トロッコ。鉱物資源や土砂を運ぶ際に使われる。人間が乗るものではない。
7.工場。掘削機や浄水器など、アントワーヌの出身地のさまざまな機械が再現・開発されている。
8.工場に併設された格納庫。アントワーヌが堕落の国を訪れた際に乗っていた飛行機がある。見た目は今にも飛びそうだが、飛ぶことはない。
9.山頂近くにあるアントワーヌの屋敷。庭にはバラが咲き、裏手には枯れた大樹がそびえている。
10.市中で暴れる三月兎の亡者と裁判を行うハメに。どうやら、『神聖堕落戦線』なる過激派組織が関わっていたらしい……。
11.市外。様々な理由で市中に住めなかった者たちのバラックで形成されたスラム街がある。『神聖堕落戦線』に取り込まれる者も。
12.アンブローズ。常に水パイプや煙管を加えていて副流煙がすごい。
GM
これを使ったり使わなかったりして、おしゃべりするといいと思います。
GM
……というテイで、かけひきをやっていきましょう。
リュール
1d6+0 行動順決定 (1D6+0) > 3[3]+0 > 3
クロノス
1d6+4 行動順決定 (1D6+4) > 3[3]+4 > 7
ヲトメ
1d6+3 (1D6+3) > 2[2]+3 > 5
かけひき ラウンド1
クロノス
ヲトメ
リュール
GM
情緒が3になったら爆発です はりきってどうぞ
クロノス
>3.裏通り。『反対側のキノコ』という薬物が密かに流行っている。
GM
リヨンでは食物供給のためにキノコ栽培をやっているのですが、その副産物として生まれたものです。
GM
こういうものは需要が高いわけです。リヨンでは禁制品となっていますが……
GM
末裔が純度が高いものを口にすると発狂して、最悪亡者化します。
リュール
救世主には少々効きが悪いという話だったが、末裔はな。
クロノス
「アレがすっごい流行って街がたいへんなことになってたりして」
リュール
「救世主アントワーヌが制御しきれないほどに?」
クロノス
「救世主もしょせんはひとりの人ですから~」
クロノス
「街を何から何まで統制なんてできませんよ」
ヲトメ
「きのこだって、いつまでもおなじままじゃいられないでしょうし!」
リュール
「あのアンブローズが補佐していても、届かないことはあるか」
クロノス
「案外アンブローズが流行らせてたりして」
ヲトメ
「そんなことするひとにはみえなかったけれど……」
クロノス
「あのひとめちゃくちゃ煙草やってますからね」
リュール
「極論禁制品であるかないかの差でしかない」
リュール
レディの隣に立つのに相応しくないものは避けるさ。
クロノス
「でも煙草吸ってる方がかっこいいみたいな風潮ありません?」
ヲトメ
「キスをするとき、おくちがくさくっちゃだいなしだわ!」
ヲトメ
「このあいだの公爵家のひとなんて、あたしの手にキスをしてくれたけれど、たばこのにおいがしたのよ」
リュール
「俺の愛するエヴリーヌの手の甲に、煙草臭い唇で触れるだなど……」
ヲトメ
クロノスはなんのにおいもしなくてすてきだわ!
ヲトメ
2d6+5>=7 (2D6+5>=7) > 5[1,4]+5 > 10 > 成功
クロノス
2d6+5>=10 脅威度(かけひき) (2D6+5>=10) > 6[5,1]+5 > 11 > 成功
ヲトメ
2d6+5>=11 (2D6+5>=11) > 7[6,1]+5 > 12 > 成功
クロノス
2d6+5>=12 脅威度(かけひき) (2D6+5>=12) > 7[5,2]+5 > 12 > 成功
クロノス
「エヴリーヌともなると公爵家の人からキスされて大変ですね~!」
ヲトメ
「そういうエヴリーヌこそ、褒められてたじゃないの」
ヲトメ
「王子リュールのかたわらにエヴリーヌありって!あなたのことよ」
リュール
「エヴリーヌは、そう、美しくて気立てのよいだけではなくて……」
リュール
視線はクロノスの方に向く。
けれど、ヲトメを追ってのもの。
クロノス
「そうでしたか? 頼りになって賢くて、それでいて美しい……」
クロノス
「あなたが姫でありエヴリーヌなのでは!」
クロノス
エフェクトをかけたりしています。きらきら。
ヲトメ
「たよりになって、かしこくて、うつくしい……」
ヲトメ
「……あ!そうやってまたあたしをのせようとしているのね?」
リュール
「もっと胸を張ってくれ給えよ、俺の愛する姫」
ヲトメ
「……もう。今日はちょっとエヴリーヌはよしとこうとおもったのに」
[ ヲトメ ] 情緒 : 0 → 1
リュール
「次はどんな角度から飛び出して来るやら、俺の胸は弾むばかりだよ!」
ヲトメ
*hJ クロノスにアピールしちゃおうかしら!
リュール
2D6+5>=7 なにもないので振ります 脅威度5 (2D6+5>=7) > 7[6,1]+5 > 12 > 成功
ヲトメ
2D6+5>=12 (2D6+5>=12) > 10[4,6]+5 > 15 > 成功
[ クロノス ] 情緒 : 0 → 1
ヲトメ
10.市中で暴れる三月兎の亡者と裁判を行うハメに。どうやら、『神聖堕落戦線』なる過激派組織が関わっていたらしい……。
ヲトメ
「まえにリヨンにおとずれたときに、いたあのかたがたのことおぼえてる?」
GM
堕落の国を取り巻く現状を神=原初のアリスの思召と考えている過激派集団が、リヨンの近辺で活動していました。
GM
大地が腐敗したり、末裔が亡者に変わったりとか、そういう有様を肯定して、逆に救世を目指す救世主を敵とみなしています。
リュール
「俺たちが打ち倒したのも彼らではなく魔女だったからな……」
GM
先程話題に上がった反対側のキノコを悪用して、亡者を作ったりしていたりもしました。
ヲトメ
「あたしたち、けっこう旅してるじゃない?」
ヲトメ
「それでも堕落の国は、きたないままだもの」
リュール
「そうだね、エヴリーヌ。随分と長い旅を歩んできたけれど」
ヲトメ
「イヤになっちゃうひとがいてもおかしくないわ」
GM
終わりの国なんで、終わりの結社や終わりの思想がはびこっているというわけですね。
ヲトメ
「あたしのように、夢と希望をもちつづけるなんてむずかしいものね」
ヲトメ
「でも、ほんとに神さまがいたとしたら……」
リュール
「君がいてくれなければどうなっていたか……」
ヲトメ
「なんていって、ひとびとを救うのかしら……?」
クロノス
「えー、なんでしょう。かみさまでしょ~……」
クロノス
「まずはみんなの不安を落ち着かせたり?」
クロノス
そんなものでよくならないことは知っている。
リュール
「やり口としては、為政者のそれに近しいな」
クロノス
たった一言で全ての人間を納得させることなど。
ヲトメ
「ぎゃくに、せんせーたちをやっつけちゃった神さまみたいなひとがいたら」
ヲトメ
「みんなアントワーヌよりそっちにいっちゃわないかしら……」
クロノス
「結局人間って派手でわかりやすいものに惹かれがちですから」
リュール
「救世主とてそのシンボルのようなものだからな」
ヲトメ
「リヨンがほしい!ってひとはたくさんいるとおもうの」
クロノス
「戦いで世界を変えよう! って戦ってる人を見たら、何もしていないように見えるアントワーヌよりいいことをしているかもって思うかも」
リュール
「エヴリーヌもリヨンのことは気に入っていたものね」
リュール
「アントワーヌにも、派手なことをしてみせるのが得意な救世主という印象はなかったしな……」
ヲトメ
「あたしが知ってるひとのなかで、クロノスがいちばん神さまにちかいから」
ヲトメ
「きっと、クロノスがアンブローズをあやしいというなら」
リュール
「クロノスだって、アンブローズを悪者だと断言したわけじゃあないんだ」
リュール
「そうかもしれない、という懸念を口にしただけ」
リュール
「それをそう鵜呑みにされてしまっては、エヴリーヌ」
リュール
「クロノスも迂闊なことを口にできなくなってしまうよ」
クロノス
「そうですねえ、実際のところ怪しいだけかもしれないし、わかんないです」
クロノス
「怪しいって意味だとあの……なんか……偏った団体もかなり怪しいですからね」
リュール
「アンブローズは怪しい言動で人を煙に巻くのを好む男だったし……」
リュール
なんか……純粋に怪しいというだけよりも……性格がかなりそうだったというか……
ヲトメ
「でも、そうね……アントワーヌが信頼していたのだし……」
リュール
1d12 同じなので振り直します (1D12) > 3
リュール
4.研究区画。キノコや亡者植物や亡者肉を栽培・培養する試みが行われていた。
リュール
2d6+5>=7 (2D6+5>=7) > 5[2,3]+5 > 10 > 成功
リュール
「アンブローズはキノコを民の生活に役立てる研究にも関わっていた」
リュール
「見せてもらったろう? あの研究施設を」
GM
アンブローズは森の賢者と呼ばれるイモムシの末裔なので、キノコの知識ももちろんあります。
GM
イモムシの末裔はあまり表舞台には出てきたがらない傾向にありますが、そこはアントワーヌとの縁によって実現したものなのでしょう。
リュール
「俺には理解できないものも多かったが……」
クロノス
「すごかったですね~、技術と知識の結晶って感じで」
リュール
「彼らなりに懸命に取り組んだものであることは伝わってきた」
リュール
クロノスの言う通り、まさに技術と知識の結晶。
ヲトメ
「もっとおいしいものをつくったらよかったのに」
クロノス
「あの亡者肉はけっこう良さそうなんですけどね~」
リュール
「きのこほどは大量生産に向かないだろうからなあ」
リュール
「美味しいものを作るのは大変なことなのさ」
ヲトメ
「おいしくなければひとはついてこなくてよ」
リュール
「リヨンは今このようになっているかもしれない、と?」
クロノス
「五感にアプローチするのは手っ取り早い」
クロノス
「でも安定したら、それに慣れてしまうんでしょうね」
リュール
「こんな国で、してやれることは限られていて」
リュール
「何もかもを叶えてやることのできない俺は」
ヲトメ
「あたしはこうみえてあまり望まないたちなの」
リュール
「そんなことは君に願われるまでもなく、いつでも心底思っている」
リュール
「他ならぬ俺、第一王子リュールが保証しよう」
[ ヲトメ ] 情緒 : 1 → 2
かけひき ラウンド2
クロノス
ヲトメ
リュール
クロノス
>7.工場。掘削機や浄水器など、アントワーヌの出身地のさまざまな機械が再現・開発されている。
GM
アントワーヌが末裔と協力して、いろいろと作ってたみたいですね。
クロノス
「技術と知識の結晶といえば、あの工場もすごかったですね」
リュール
「なにやら鉄くれの塊が大仰に動き回っていたな」
クロノス
「さすがのボクも結構アレで住みたくなっちゃったもん」
リュール
「まともな水を安定供給出来る環境を整えた、というだけで」
リュール
「あのアントワーヌという救世主の功績は目覚ましいものであるはずだが……」
クロノス
ボクだって元の世界で水をありがたがることなんてなかったし。
リュール
「エヴリーヌだって、いつでもきれいな風呂に入れる」
クロノス
「まあ~水そのものもすごいですが、あの技術を再現したところがかなり、かなりですねえ」
クロノス
「ああいうのある世界で暮らしてても、再現してみろって言われてそう簡単にできるものではないし」
リュール
「俺も多少説明を受けはしたが、さっぱり理解できなかったからな……」
リュール
「元の世界で馴染みがあれば或いは、と思ったが、やはりそう簡単にはいかないか」
GM
本当に並大抵の話ではないので、心の疵の力が関係しているという想像はできるかもしれません。
クロノス
「かつてはとくに仕組みとかわからず恩恵にあずかってました」
ヲトメ
「アントワーヌも、たくさんうらやましがられたりしたのかしら……」
ヲトメ
クロノスをじいっとみながら。
たまにリュールをみる。
クロノス
王子って産まれSSRみたいなもんなんじゃないか?
クロノス
「王子様ってなんかそういう、産まれから来る特殊な技能持ってたりするのかなあって」
クロノス
「ボクたちがアントワーヌの立場だったらどんな施設作れるかなあ」
リュール
「俺の場合、特別そういった”奇跡の力”のようなものを授かることはなかったが……」
リュール
「ただ、生まれと立場そのものが特殊であることに違いはないから」
リュール
楽しそうな愛するひとを見て、よかったなあ、と笑います。
リュール
「それによって得られる知識や権力は、紛れもない特殊技能であると言えるだろうな」
リュール
「それは、この国に来てますます実感した」
リュール
「シンプルにそれどころじゃないからな……」
リュール
「そういう意味では、アントワーヌもまた高等教育を受けた救世主であるのだろうな」
クロノス
「高等教育、懐かしい響きです。ああそろそろ高等教育が受けたくなってきた……」
クロノス
「リュールも元の世界に帰ったら高等教育受け放題ですか」
クロノス
2d6+5>=7 脅威度(かけひき) (2D6+5>=7) > 11[6,5]+5 > 16 > 成功
[ リュール ] 情緒 : 0 → 1
リュール
「王として国を治めるためには、学ばねばならぬことが多すぎる」
リュール
「……まあ、それそのものが酷く恵まれた立場であることは理解しているが……」
リュール
「一刻も早く、国へと帰らなければならないな」
リュール
*ヲトメさんは何もできないみたいなので 俺の手番だけやります
リュール
いかなる思考がこの愛を成り立たせているか。
リュール
正しく認識できるだけの才覚を、この男は、最早併せ持たない。
かけひき ラウンド3
クロノス
ヲトメ
リュール
クロノス
*これは………………パスですね!!!!!
ヲトメ
*hJ こんどはリュールにアピールしちゃおっと
クロノス
2d6+5>=7 脅威度(かけひき) (2D6+5>=7) > 9[3,6]+5 > 14 > 成功
リュール
2d6+5+1>=14 (2D6+5+1>=14) > 6[1,5]+5+1 > 12 > 失敗
ヲトメ
2d6+5>=7 (2D6+5>=7) > 8[3,5]+5 > 13 > 成功
[ リュール ] 情緒 : 1 → 2
リュール
*そこからアピールが通って情緒1上昇し、
[ リュール ] 情緒 : 2 → 3
ヲトメ
頭の上からちいさなからだをおりまげて眼前にちかづいてのぞきこむ。
リュール
だって、ほら、そこにいるのはエヴリーヌで。
ヲトメ
「ひざをつくときはあらかじめいいなさいな!」
リュール
歩くよ、とヲトメに声をかけてから、歩み出します。
リュール
がっくりと肩を落としつつ、それでも前に進みます。
リュール
この世界は堕落の国。エヴリーヌはおらず、自分の守るべき国もない。
リュール
それでも前に進まなければならないのです。
リュール
その末に再会を望む、愛すべき姫がいるのですから。
GM
そうこうしている間に、フルヴィエール山周縁の街、リヨンの輪郭が見えてきます。