メインフェイズ サイクル1-2
行動:夜高ミツル
夜高ミツル:えーっとじゃあ 大亮さんがいなくなって探してたけど、連絡が取れるようになったので夜高ミツル:一旦公園に集合みたいな感じですかね
GM:OK
GM:あ、これは余談なんですが
GM:街を探し回ってるとですね
GM:ところどころに、小さな屋根のあるスポットが見受けられたりします。
GM:人間の腰くらいの高さの屋根。
糸賀大亮:低い
夜高ミツル:低い
乾咲フラン:道路脇のお地蔵さん置いてあるスポットみたいな?
GM:で、野良猫とかがそこにたむろしてますね。
夜高ミツル:かわいいね
GM:余談でした。
糸賀大亮:ああ~
乾咲フラン:かわいいね
忽亡ゆかり:いぬごや?
GM:フリー犬小屋 野良猫用
糸賀大亮:彩花ちゃん猫好きだからな
糸賀大亮:猫のLINE送ってきてたから……
GM:猫が寒いのはかわいそうだからね
忽亡ゆかり:くそう いちいち世界観がかわいいな
乾咲フラン:つらい
夜高ミツル:やさしいねえ
忽亡ゆかり:きっと魔女もいいやつなんだろうな~
GM:魔女はファンシー。
糸賀大亮:えーん
GM:まあそんな感じで見かけてていいです。集合しちゃお。
GM:どこに集まる? ST振ります?
GM:お店とかは普通に開いてますよ。
夜高ミツル:振ってみるか
夜高ミツル:ST
BloodMoon : シーン表(5) → 豪華な調度が揃えられた室内。くつろぎの空間を演出。
糸賀大亮:フランさんちじゃん
夜高ミツル:乾咲家か????
乾咲フラン:帰るな
乾咲フラン:意外と近いのかもしれない
GM:街中の豪邸。
GM:落ち着ける場所ではあるな……
夜高ミツル:俺たちは落ち着かないよお~
糸賀大亮:まあ全員場所分かってるし、集まりやすくはある
GM:公園じゃ話せないこともあるしな。
GM:いいんじゃないですか。
夜高ミツル:そうね~ 意外と近かったことになりますか?
乾咲フラン:近い近い(適当な発言で上がる乾咲家の価値)
乾咲フラン:じゃあ高デニールのタイツを履いた美メイドたちが出迎えます
夜高ミツル:防寒対策だ
糸賀大亮:あったかそう
忽亡ゆかり:真城くんにまかせてティータイムだ
GM:今もどこかで街が壊れている
糸賀大亮:どごーん どがーん
忽亡ゆかり:真城も流血する
GM:ではそんな感じで、乾咲家の客間かしら。
乾咲フラン:オウイエー
夜高ミツル:のりこめ~
GM:ふかふかの絨毯が敷き詰められた客間。
GM:照明もなんか……キラキラしてる。シャンデリアで。してそうだよね。
乾咲フラン:してるだろうな……
GM:めっちゃ座り心地のよいソファに座ってるんですか?
GM:大亮さんが???
糸賀大亮:ゴージャスで美しい室内空間
夜高ミツル:輝いてる……
GM:ふかふかの……腰の沈む……ソファに???
GM:いや、みんなそうだが……
乾咲フラン:大亮さんの後ろには豪華な花瓶もある
GM:美しい花が活けられている……
糸賀大亮:えっ俺雪に降られてちょっと湿ってるけど…
糸賀大亮:大丈夫かな……
GM:湿り大亮
乾咲フラン:美メイドが拭いてくれました(確定ロール)
GM:メイドは気が利くな~
糸賀大亮:そういうことを気にすることもなく、俺は考え事に沈んでいるわけですが(いつもの大亮)
夜高ミツル:コートとかも美メイドが脱がせてくれるんだろうな……
乾咲フラン:スッ……と来てポポポポって拭かれる大亮さん……
忽亡ゆかり:考えながらメイドに拭かれる糸賀さん……
糸賀大亮:無言でうわの空で拭かれる男
GM:犬じゃん
乾咲フラン:犬
糸賀大亮:無抵抗
GM:このあと犬とやりあうからって……
糸賀大亮:犬vs犬になってしまう 人間に戻らねば
GM:人間に戻って喋ってください
乾咲フラン:同じ土俵で戦うな
糸賀大亮:でも今喋ろうとしても三点リーダがあふれ出しちゃう 座ってます
乾咲フラン:ではフランは窓際に立って外を見ています。
乾咲フラン:夜高くんと目が合わせらんねえってわけじゃないけど真城の事を考えているので……
GM:雪は止まらず降り続いていますね。
GM:ミツルくんの手番だしミツルくんがんばれ(無責任な投げ)
夜高ミツル:はい
夜高ミツル:「糸賀さん、その……大丈夫でしたか……?」大亮の方を見て。
糸賀大亮:「……ああ」沈黙ののち、小さく頷く。
夜高ミツル:「急にいなくなって、探してまわりはしたんですけど……すみません、見つけられなくて」
糸賀大亮:頷いて、すぐに視線を逸らす。「…いや」
糸賀大亮:「こちらは、大丈夫だった。……悪い」
乾咲フラン:「……」窓の外を見たまま、大亮が魔女に接触されただろう事を察します。
夜高ミツル:「……魔女と、会ったんですよね」
糸賀大亮:「…………ああ」
忽亡ゆかり:「!」
夜高ミツル:「何があったか、とか聞いても……」
糸賀大亮:「……問題は」
糸賀大亮:「起こっていない。……少なくとも、この前みたいなことは」
夜高ミツル:「……そうですか」
糸賀大亮:俯く。「……そっちは、なにか見たか」
夜高ミツル:フランたちに視線を移す
忽亡ゆかり:「……」フランの方を見る
乾咲フラン:「……」本当か?と責めることはできない。言いたくないことは誰にもあるから。
乾咲フラン:「ああ、マシロと魔女が戦闘しているところに遭遇したよ。」振り返って窓際に凭れながら。
乾咲フラン:「魔女にいかばかりかの出血を強いる事に成功したが……」
乾咲フラン:「マシロも魔女の攻撃を受けてしまってな……」
夜高ミツル:「……!」
乾咲フラン:「ああ、といっても命に別状とか、動けなくなるほどではないよ。」
糸賀大亮:「……その真城は、合流しないか」
乾咲フラン:「……だろうな、少なくとも、今は。」
忽亡ゆかり:「今は魔女を食い止めてる」
夜高ミツル:「……合流しないってことは、まぁ大丈夫って……少なくともあいつはそう言ったんでしょうね」
糸賀大亮:「……そうか」
糸賀大亮:「こっちものんびりとは……していられない」
乾咲フラン:「しかしこの雪、どんどん積もるな。このままでは都市機能が麻痺するまで……。」また窓の外を見る。
GM:テレビやスマートフォンを見ても、今回の雪を異常気象として捉えた報道はほとんど見受けられない。
GM:多発する交通事故だとか、積雪の重みに耐えられずに壊れたガレージの話だとか、そういう報道はありますね。
GM:救急車のサイレンも定期的に聞こえてくる。
夜高ミツル:「そうですね……と言っても、糸賀さんを探しながら街を見てても、支配力のなんかとかは見当たらなくて」
糸賀大亮:「……ひとつはたぶん、あの相談所だろう」
乾咲フラン:「やってみるか?ときめき相談室。」
糸賀大亮:ときめき=恋愛 メモリアル
乾咲フラン:窓の外では美メイドたちが雪かきをしています。
糸賀大亮:「……恋愛相談じゃなきゃいけないってわけではないと思うが……」
忽亡ゆかり:「……しかし、その、あちらの思惑通りにというのは……」
忽亡ゆかり:乗り気ではない素振り。一つは言った通りの理由。そしてもう一つは
忽亡ゆかり:「……」自分が、魔女に指名されていたこと。
GM:されていましたね。
糸賀大亮:されてたな。
乾咲フラン:ドキドキだね
GM:ハイドレンジアはゆかりを見て、後で話をしよう、と言っていた。
GM:ゆかりの言動を訝しむような表情も浮かべていた。
夜高ミツル:「……あー、野良猫用の休憩所みたいなのがあちこちにできてたくらいですかね。このくらいのちっさいやつ」
乾咲フラン:「猫か……」
糸賀大亮:「……彩花ちゃん、猫好きなんだ」
乾咲フラン:「……魔女の行動原理に、そのアヤカちゃんがあるのかもしれないな。」
夜高ミツル:「……」ネコが好きだから、寒くないように。そういうの知りたくなかったな……。
糸賀大亮:「…………」
GM:しかし一方で、あの休憩所が魔女のリソース源であることは誰の目にも明らかだった。
糸賀大亮:「ハイドレンジアは彼女のために行動している。要ではあるはずだ」
夜高ミツル:「罠かも、しれないけど……今は行ってみるしかないんじゃないですか?」
夜高ミツル:「ちょうど4人集まってますし……全員で来いって話でしたよね」
忽亡ゆかり:フランの言葉が頭をよぎる。
忽亡ゆかり:「……晒さなくても、勝手に暴くのが魔女か……」
GM:実際、フランが馬脚を現すでもなく、魔女は彼の背徳を唆した。
GM:その様子もゆかりは目の当たりにしていたはずだ。
忽亡ゆかり:「……っ」
忽亡ゆかり:「……わかりました。行ってみましょう」
乾咲フラン:「相談内容を聞かれたくないならホラ、私耳を塞いでおくから。」そういうことじゃないと解ってはいるが。
GM:やさしさ。
夜高ミツル:「気ぃ重いですよね~……」
乾咲フラン:空気が、重いから……
糸賀大亮:「……真摯には聞いてくれる、と思う」
糸賀大亮:そういうことじゃない。
GM:そういうことじゃねえな……。
GM:一応交流としてはミツルくんと大亮さんなんですっけ。なんかもうちょっと喋りたいですね。
夜高ミツル:あっじゃあちょっと振りましょう
乾咲フラン:大亮さんの心を開けるかな?
乾咲フラン:濡れた野良犬のような大亮さんの心を
GM:ちなみに相談所、一人一回だから
GM:一回で全部の幸福と背徳について喋り倒すつもりの覚悟をお願いしますね
GM:まあ重要度低いなってやつにはそこまで触れなくていいかもしれないが……
乾咲フラン:ヒヒヒーン
GM:背徳についても喋ってもらうぜえ~!?
GM:当たり前だよなあ~幸福だからなあ~~!!
乾咲フラン:会ったばかりの女子高生に……言えるかよ……!!!!(背徳2つ)
GM:がんばれ?がんばれフランさん?
夜高ミツル:「糸賀さんは、あの子と仲良い?んですよね」
糸賀大亮:「……ああ」
夜高ミツル:「こう……あの子がどういう話が好きとか、あります?」
糸賀大亮:「…………どういう話が、というか」
糸賀大亮:「そもそも、ああいうことがしたい、らしかった」
糸賀大亮:「胡桃ちゃん……ハイドレンジアの話では」
夜高ミツル:「ああいう……人の話を聞く?」
糸賀大亮:「……人の悩みとか」
糸賀大亮:「そうだ」
糸賀大亮:「相談とか……ただ、彼女はあまり学校にも、行けないし」
糸賀大亮:「入院がちの彼女に、相談を、というのもあまり」
糸賀大亮:「……なかったんじゃないか」
夜高ミツル:「まあ、そうですよね……」
糸賀大亮:「だから、まあ、相談ごとを持ちかければ……」
糸賀大亮:「喜んではくれる……はずだ」
忽亡ゆかり:「……なるほど……」
夜高ミツル:「相談事か~……」
糸賀大亮:「……元気な子なんだ」
糸賀大亮:「人のこともよく見てる」
糸賀大亮:「ただ、病気がちなだけで、だから……」
糸賀大亮:「……」
乾咲フラン:「そっか……」
夜高ミツル:「そういえば、今は大丈夫なんですか?」
夜高ミツル:「あそこだけ妙に暖かくはありましたけど……それでもこの雪ですし」
夜高ミツル:「ずっとあそこに座ってるってのも良くないんじゃ」
糸賀大亮:「…………胡桃ちゃんは」
糸賀大亮:「…………」
糸賀大亮:「……助けたかったんだろう、彩花ちゃんを」
糸賀大亮:「だから、大丈夫だ……」
糸賀大亮:俯いている。
糸賀大亮:「…………」
夜高ミツル:「あー……魔女ならそういうこともできる、のか……」
糸賀大亮:「…………これは、」
糸賀大亮:「ここだけの話にして欲しいんだが」
夜高ミツル:「……?」
糸賀大亮:秘密の話をします。
糸賀大亮:「…………彩花ちゃんは、助からない病気だったんだ」
忽亡ゆかり:「え」
夜高ミツル:「……!」
糸賀大亮:「余命は、もう一年もなかった」
乾咲フラン:「……そうか。だから……」
糸賀大亮:「本当ならそもそも、暖かろうが寒かろうが、あんなところで元気にしていられる体調じゃない」
糸賀大亮:「……だから、朝に彼女を見た時、何が起こってるかは、何となく分かった」
夜高ミツル:「……そう、だったんですね」
糸賀大亮:「…………だから、」
糸賀大亮:「あそこで彼女がああしているのは、俺の願いでもある」
忽亡ゆかり:「……」
夜高ミツル:「! 糸賀さん……」
乾咲フラン:「糸賀クン……」
糸賀大亮:「…………」
夜高ミツル:魔女の力に頼っての結果を良かったとも言えないし、かと言って責める気にもならない。
糸賀大亮:……責められるべきは、むしろこの後の行いかもしれない。狩人としては、責められることではないが。
夜高ミツル:大亮さんに交流を試みます
GM:AST 了解でーす 特技
BloodMoon : ランダム全特技表(2,8) → 頭部8:閃く
夜高ミツル:テンション上げたい人援護してください
乾咲フラン:フランは援護しようか
忽亡ゆかり:う~~~~、次人脈いくんよな~~~~~~
GM:人脈狩猟いきますね~
忽亡ゆかり:え、ん、ご……します……!
夜高ミツル:じゃあ援護二人と行動力で+3ね
GM:YES
夜高ミツル:2D6+3>=7 (判定:騙す)
BloodMoon : (2D6+3>=7) → 9[3,6]+3 → 12 → 成功
夜高ミツル:よっしゃ!!!!
夜高ミツル:俺の勝ち
糸賀大亮:騙された
GM:忽亡ゆかりのテンションが3増加!(テンション:7->10)
GM:乾咲フランのテンションが3増加!(テンション:0->3)
GM:忽亡ゆかりは激情を獲得!(激情:0->1)
糸賀大亮:騙されます
夜高ミツル:関係は心配で……
夜高ミツル:心配しています
乾咲フラン:高校生に心配される大学生
糸賀大亮:関係は罪悪感かな…
糸賀大亮:大亮からの〈情けない先輩ですまない〉
GM:daisuke……
乾咲フラン:大亮さん……
夜高ミツル:「……糸賀さんの、願いもあったとしても」
夜高ミツル:「魔女なら、彼女の病気を治すのは一人でできたんじゃないですか? 実際、朝に皆川さんに会った時点で元気そうだったんですし」
夜高ミツル:「だから……なんていうか……あんまり気にしないでっていうか……」
糸賀大亮:「……それでも」
糸賀大亮:「………あれを願ったのは、俺なんだ」
糸賀大亮:と言ってから、いや、とすぐにかぶりを振る。
糸賀大亮:「違う。心配は、しなくていい。……大丈夫だ」
夜高ミツル:「……魔女のせいですよ」
糸賀大亮:「俺は、狩人だ。吸血鬼を狩ってきたし、魔女も同じように、狩るだろう」
糸賀大亮:「でも、……悪い」
糸賀大亮:「あれは魔女で、もう人間じゃない。もう人間に、戻ることはない」
糸賀大亮:「そう分かっていても」
糸賀大亮:「そう思っていても、あそこに」
糸賀大亮:「友達の病気を治したくて、友達のために何かしようとしていた女の子がいたことは」
糸賀大亮:「……知っていてほしかったんだ」
夜高ミツル:「糸賀さん……」
糸賀大亮:「やりづらくさせて、すまない」
乾咲フラン:「うん……ま、覚えておいてあげよう」
夜高ミツル:「……いえ。一番やりづらいのは糸賀さんですから」
夜高ミツル:やりづれえな~とは実際思ってるけど、まぁ結構朝から思ってた
夜高ミツル:「……行きましょうか、皆川さんの所」
糸賀大亮:「ああ」
夜高ミツル:知っている人間が、人間でなくなること。倒すべき相手になること。
夜高ミツル:それがどういうことか、ミツルも知っている。
夜高ミツル:頼ってくれなんて言えるほど、まだ自分は強くないだろうけど、少しくらい糸賀の負担を軽くできるといいと思った。
忽亡ゆかり:「……狩人は」
忽亡ゆかり:「正義の味方ではない。処理する相手は悪とは限らない」
忽亡ゆかり:「そう考えるようにしてるんですが……たまに、やりきれなくなりますね」
夜高ミツル:「……共存できないから、狩る」
夜高ミツル:入院中ゆかりと話したことを思い出す
糸賀大亮:「…………そう思い込むだけだ」
糸賀大亮:「そうやって、自分を騙さないと、やっていられない……」
行動:忽亡ゆかり
GM:ゆかりさんは何しましょう。忽亡ゆかり:人脈削り(悩み相談)を……
GM:イエーイ。
乾咲フラン:人脈に悩みが…
GM:では公園ですが。
皆川彩花:います。
夜高ミツル:かわいいね~
『愛犬の』サクラ:いぬもいます。
忽亡ゆかり:いた……
糸賀大亮:いぬだね~
『愛犬の』サクラ:撫でられています。
忽亡ゆかり:いた……
夜高ミツル:ふかふかだねえ
糸賀大亮:かわいい空間だねえ~
『愛犬の』サクラ:しっぽを振っています。
乾咲フラン:フパフパのカン
糸賀大亮:いぬだなあ
皆川彩花:「雪、どんどん積もるね~」
皆川彩花:「こんなの初めて見たな。写真とかテレビみたい」
皆川彩花:サクラに話しかけています。
皆川彩花:「サクラも初めて? だよねえ」
皆川彩花:「おそろいだねえ」
乾咲フラン:「まるで東北地方だね~」雪を丸めています。
夜高ミツル:この空間にいると戦意が削がれるというか……まあ実際彼女と戦いにきたわけでもないけど……
糸賀大亮:俺はここに来ると、ああ~彩花ちゃん治ってよかったな~とじーんとしてしまうのでよくない
忽亡ゆかり:「…………」どよーんとした表情
夜高ミツル:「……誰から行きます?」一同を見回して
糸賀大亮:良い 良くない いや、いいんだが…良くない
忽亡ゆかり:「……私でしょ…………?」
糸賀大亮:「……頼んだ」
皆川彩花:「?」
皆川彩花:どよーんとした様子のゆかりを目に留めて、首をかしげる。
皆川彩花:「お姉さん、どうかしたんですか?」
忽亡ゆかり:「おえー……」
忽亡ゆかり:「あ、えっと。その」
忽亡ゆかり:「……悩み相談に……」
皆川彩花:手元のチラシを隣に避けて、ちょっとうきうきとゆかりを見ています。
皆川彩花:「はい!」
皆川彩花:ぱっ、と笑顔になる。
皆川彩花:「なんでしょう!」
忽亡ゆかり:言ってから頭を抱える。いいのか?これは高校生に相談していい話なのか?
皆川彩花:それから真顔に戻って、
皆川彩花:「あ、えっと、ごめんなさい」
皆川彩花:「悩んでるのに、嬉しそうにしたら、良くないですよね」
忽亡ゆかり:「……はい、その……」
皆川彩花:「お姉さん、お名前は?」
夜高ミツル:二人から少し離れた所で立ってる。立ち聞きみたいだな……
乾咲フラン:雪だるまを作って聞いてないフリをしておきます。
忽亡ゆかり:「忽亡ゆかりです」
皆川彩花:「忽亡ゆかりさん」
皆川彩花:「あ、私は皆川彩花です。八崎高校の二年生です」
皆川彩花:「よろしくお願いします」
皆川彩花:頭を下げた。
忽亡ゆかり:「あ、どうも」ぺこり
皆川彩花:「ゆかりさんのお悩みはなんですか?」
忽亡ゆかり:「……っ」意を決して、口を開く。
忽亡ゆかり:重い口調で紡がれた言葉は。
忽亡ゆかり:「…………彼氏が出来ないんです」
忽亡ゆかり:かれしができないんです。
皆川彩花:「かれしが」
夜高ミツル:ゆかり…………
乾咲フラン:相談しようと思った事かぶったわ……
夜高ミツル:恋人ができないハンターたち
皆川彩花:女子高生にはなんぼでもしていいのでは?
乾咲フラン:恋人が去ったハンターなど いろいろなソロハンター
皆川彩花:女子高生だし……いいんじゃない?
夜高ミツル:女子高生そういう話聞きたいでしょ
忽亡ゆかり:「告白された事は、あるんです。その中には結構いい人とかも居たりして!」
皆川彩花:「ふんふん」
皆川彩花:「出会いがないとかじゃないんですね」
忽亡ゆかり:「でも、その、まあ、あんまり好かれるタイプではないかも……いや、違くて」
皆川彩花:「?」
忽亡ゆかり:「危ない仕事をしててですね」
忽亡ゆかり:「そういう縁は無いほうがいいなと、思うのです」
忽亡ゆかり:「それで断ってしまって……」
皆川彩花:「ああー……」
皆川彩花:「できない、っていうより」
皆川彩花:「作りたくないんだけど、作りたくないのが、なんていうか、うーんと……」
皆川彩花:「……作りたくないせいで」
皆川彩花:「……寂しい、みたいな……?」
忽亡ゆかり:「……いえ、その…………」心臓がばくばく鳴る。女子高生相手にすさまじい緊張。手には汗。
忽亡ゆかり:「はい、それは。でも、その」
皆川彩花:頷いている。
忽亡ゆかり:「それは別にいいんです。それには理由があって、仕方ないことなので」
皆川彩花:「……いいんですか?」
忽亡ゆかり:「でもその…………いえ……あー…………」
皆川彩花:彩花はゆかりの顔をじっと見て、その続きを待っている。
忽亡ゆかり:「ほ、ほんっ」
忽亡ゆかり:「本当は、本命がいて」顔を隠す
皆川彩花:「本命」
忽亡ゆかり:「でも、むす、結ばれないというか、結ばれてはいけない相手というか……」だんだんと消え入りそうな声へ
皆川彩花:「本命!」
皆川彩花:ぱっと笑った。
忽亡ゆかり:「…………」そこからは言葉は続かない。
糸賀大亮:本命……ってなっちゃうよ
夜高ミツル:本命がね~~
夜高ミツル:一体誰なのかなあ
乾咲フラン:オイオイオ~~~~
糸賀大亮:いや~全く見当もつかないな~
糸賀大亮:大亮は「これは俺が聞いていい話なのか…?」って思ってる(無限の途中)
皆川彩花:ちゃんと同席しろってチラシに書いてあんだろ!
夜高ミツル:聞いていい話ではない気がするが聞かないわけにもいかない気まずさ
糸賀大亮:ただただ同席している
皆川彩花:お悩み相談としては結ばれてはいけない理由を訊くべきところなのだろうが、
皆川彩花:先にそちらを訊いてしまう女子高生である。
乾咲フラン:「禁断の恋……ロマンだね」雪玉を作りながら所在なさげな2人の狩人に向かって。
夜高ミツル:「や、やめましょうよそういうの……」フランに小声で抗議する
糸賀大亮:「…………」雪だるまを作っている。
忽亡ゆかり:「……す、素直で優しくて可愛くて……」たどたどしい。しかも主観的で情報がない。普段ならいいところなんていくらでも具体的に言えるのに。
皆川彩花:「うんうん」
忽亡ゆかり:「…………いい子なんですが」
皆川彩花:「年下ですか!」
忽亡ゆかり:「…………み、未成年……です……」ずっと顔は隠したまま
皆川彩花:「未成年」
皆川彩花:「……禁断だ……!」
忽亡ゆかり:「しにたい」
皆川彩花:「あ、でも、ほら」
皆川彩花:「待ってもらうとか、そういうのも、あっ違う」
乾咲フラン:「なるほどな……可愛いという部分から年下という可能性を読み取ったのか……」フッと笑って小声で雪だるまに話しかける。ミツルくんに怒られる。
夜高ミツル:なるべく話を頭の外へ追いやりつつ、スマホでニュースとか調べたりしてる
糸賀大亮:何を聞いているんだ俺はという顔をしながら、雪を拾って作った雪玉にくっつけたりなどして、より完璧な球を目指しています。
皆川彩花:「ゆかりさんの方がお姉さんだから、ゆかりさんが待つ側、ですね」
忽亡ゆかり:「」
忽亡ゆかり:ダメージが入る
忽亡ゆかり:結ばれない理由は年の差などではない。
皆川彩花:「?」
忽亡ゆかり:弟好きを恥じるつもりはないが、その感情が家族愛に留まらないとなると話は別だ。
忽亡ゆかり:しかしこの悩み相談には色々なものが懸かっている。自分の奥底の本心を、一番深い秘密を吐露しなければならない。そして後ろの仲間たちにはきっとそれが聴こえている。
皆川彩花:「……ゆかり、さん?」
乾咲フラン:正しい力の入れ方で雪を圧縮して氷にしています。ここでウキウキしているのがゆかりさんにバレたら刺されそうだなと思いながら。
忽亡ゆかり:「……親等が」
皆川彩花:「しんとう」
忽亡ゆかり:「親等が…………………………」言える言葉はそれが限界だった
乾咲フラン:力の入れ方を誤って氷が粉砕されます。
皆川彩花:「?」
皆川彩花:「???」
皆川彩花:「…………」
皆川彩花:「!」
皆川彩花:ふわっと理解した。たぶん。
忽亡ゆかり:「しにたい」
皆川彩花:禁断だ、と繰り返そうとした口を手袋で覆う。
夜高ミツル:しんとう。しんとう……親等?
夜高ミツル:スマホを取り落とす。
乾咲フラン:大亮を見る。ミツルくんを見る。 「フー雪だるまには困らない雪の量だ」雪だるまをショリショリ撫でます。
夜高ミツル:慌てて雪に埋まりかけたそれを取り上げる。
糸賀大亮:同じところに雪を盛り過ぎて形が歪になっている。無心になろうとしている。
皆川彩花:女の人が女子高生に禁断の恋愛相談してる後ろで雪だるま作ってる男三人なんなんだよ
糸賀大亮:シュールすぎる
夜高ミツル:口挟むわけにもいかないし……
夜高ミツル:立ち去ることもできないし……
糸賀大亮:大亮はこれからこの人が弟と電話するタイミングがこれから来たら、
糸賀大亮:どういう顔して聞けばいいのかということを考えています。
乾咲フラン:雪だるまに現れるいろいろな心
皆川彩花:「……えーと、ううんと」
皆川彩花:「うーん」
皆川彩花:考え込んでいる。
皆川彩花:「……あの、あのう」
皆川彩花:「……仲は、よいですか?」
皆川彩花:「そのひとと」
忽亡ゆかり:「……はい…………」
皆川彩花:「なかよし!」
夜高ミツル:スマホについた雪を払って、ポケットにしまう。俺も雪だるま作るか……。
皆川彩花:「それはよかった。うん。なかよしは、よいですね」
皆川彩花:なんせ仲が良いのだから。
忽亡ゆかり:「……はい………………………………」震え声
皆川彩花:「その、…………」
皆川彩花:「……そういう話とかは、してます、か?」
皆川彩花:「ぜんぜんです?」
忽亡ゆかり:「…………………………万一にでも、きず、つけるわけには、いかないので…………………………」
皆川彩花:「…………」
乾咲フラン:雪だるまをショリショリする手が止まっている。
皆川彩花:「大切、なんですね」
忽亡ゆかり:「はい…………」
皆川彩花:「ええと」
皆川彩花:「今日、ここでこういうことしてるのも」
皆川彩花:「その人のため、みたいなところ」
皆川彩花:「あったりはしますか?」
忽亡ゆかり:「……はい」
皆川彩花:「お疲れ様です」
皆川彩花:ぺこりと頭を下げた。
皆川彩花:ずれた帽子を直す。
皆川彩花:「その人のために、いっぱいがんばってるんですよね」
忽亡ゆかり:「そう……です……」
皆川彩花:「私も、誰かのためにがんばる人のこと、いっぱい見てきたので」
皆川彩花:「なんとなくわかるんです」
皆川彩花:「いや、私なんかが分かるなんて言っていいのかわからないけど、ええと」
皆川彩花:「私はあんまり、その、……がんばれない、から」
忽亡ゆかり:「……っ」はっと顔を上げる
皆川彩花:「私、だから、がんばる人のこと、好きです」
皆川彩花:「好きだし、そのがんばりがちゃんと報われてほしいなって、思うし」
皆川彩花:「……心配、にもなったり、するし」
皆川彩花:「がんばりすぎないでほしい、とも、思っちゃうけど……」
皆川彩花:「…………」
皆川彩花:俯いてしまった。考え込んでいる。
忽亡ゆかり:「……」
忽亡ゆかり:「そうでした」
皆川彩花:「?」顔を上げる。
忽亡ゆかり:「私は、頑張ります。頑張れます。これまでも、これからも」
忽亡ゆかり:「だから、きっと、悩みと言っても、この事をどうしたいこうしたいという話ではなくて」
皆川彩花:「!」
忽亡ゆかり:「……吐き出して、こういう言葉をかけてもらいたかったのかもしれません」
皆川彩花:「……それは、えっと」
皆川彩花:「そんな感じで、いい感じになったなら……」
皆川彩花:「すごく、嬉しいです!」
皆川彩花:寒さで赤らんだ顔を綻ばせる。
忽亡ゆかり:「……はい」
忽亡ゆかり:「ありがとうございます、彩花ちゃん」
忽亡ゆかり:結局、最後まで敬語のままになってしまった。
忽亡ゆかり:けれど、自分は弱い存在で、彼女は言葉を与えてくれる存在だったから、きっとこれが正しいのだ。
皆川彩花:「こちらこそ、ありがとうございました」
皆川彩花:「あのね、……あの、ゆかりさん」
忽亡ゆかり:「……ん?」
皆川彩花:「私はね、ほんとうに」
皆川彩花:「本当に応援、してますから!」
皆川彩花:「私もその、えっと、…………」
皆川彩花:「…………」
皆川彩花:「……き、……」
皆川彩花:「きんだん、では、たぶん……わかんない、けど…………」
皆川彩花:マフラーに顔をうずめてもごもごとしている。
忽亡ゆかり:「……?」
夜高ミツル:お~~?
忽亡ゆかり:おっと?
糸賀大亮:……
乾咲フラン:おやおや?
皆川彩花:「分かるなんて言ったらやっぱ、たぶん、だめなんです、けど」
皆川彩花:「あの、…………」
皆川彩花:「応援! してますっ!!」
忽亡ゆかり:「……」
皆川彩花:ぐっと両の拳を握りしめた。
忽亡ゆかり:「じゃ、私も」
忽亡ゆかり:「応援してます」
皆川彩花:「……!」瞠目して、
皆川彩花:「はい! ……ありがとうございます!」
乾咲フラン:「…………」私も応援してるぞ!と言うところだったが「いやあいい雪だるまが出来たな」耐える事ができた。
忽亡ゆかり:ぺこりと一礼して、その場を後に。
夜高ミツル:皆川さんすごいな……って思っている。自分ではああいう言葉はかけられないだろう。
夜高ミツル:雪だるまを作りながら思っていた。
GM:ゆかりが振り返ると、妙な形の雪だるまができていますね。
GM:妙な形の……妙な形の……妙な形の。
糸賀大亮:結局雪だるまはできておらず、一段目だけのめちゃくちゃな雪玉になってる
糸賀大亮:そこに額をくっつけている。
忽亡ゆかり:男性陣の元へ帰ってきたときには、晴れやかな笑顔──ではなく。
忽亡ゆかり:「聴こえてました?」
忽亡ゆかり:呪詛のような声で、暗い目をしていた
夜高ミツル:「………………」
乾咲フラン:「まあな…………」周りに人、いないし……
夜高ミツル:「…………すみません」
糸賀大亮:「……………」
『愛犬の』サクラ:「ワン!」
糸賀大亮:いぬ
『愛犬の』サクラ:番犬とばかりに控えてます。彩花の隣に。
乾咲フラン:いぬだねえ
糸賀大亮:犬に目を向けている。
忽亡ゆかり:「うおーーーー!!!!」パンチで雪だるまを粉砕する!一つ、また一つ!
乾咲フラン:「ああーっ」
糸賀大亮:ああーっ
夜高ミツル:あっ
忽亡ゆかり:「俺を……殺せ……」
乾咲フラン:「まあまあ!禁断の恋……人にはそういうのもあるよな!!」慰めになっていない。
忽亡ゆかり:「うるせえ~~~~~~~~~!」
糸賀大亮:よくあんな相談できるな、俺には真似できない、と内心思っているが
糸賀大亮:言ったら殴られそうなので言いません
乾咲フラン:「大丈夫大丈夫!」ネッ!って感じで見るが、聞かれたゆかりは何も大丈夫ではないんだよな。
夜高ミツル:「順番……順番なので……ほら……」
忽亡ゆかり:「お前ら~~~~俺を殺せ~~~~~~~~!おれはだめなにんげんなんだあ~~~~!」
夜高ミツル:「俺達も相談するので……」
乾咲フラン:「ホラあの子も応援しているぞ」
皆川彩花:ちょこんと座ってにこにこ笑ってます。
皆川彩花:「そうだそうだ」
皆川彩花:花形ハンマーを手に取って、
皆川彩花:並べていたくるみの、一つをぱこん! と砕く。
夜高ミツル:判定をしていなかったな
GM:あっ。そうだった。
GM:判定完全に忘れてたわ。
乾咲フラン:判定してなかった笑った
GM:してください。
GM:人脈だったね。
忽亡ゆかり:し、します……人脈ですね……
糸賀大亮:これ失敗したら相談損になるのか
夜高ミツル:ひひひ
糸賀大亮:援護します
糸賀大亮:雪だるまを作って援護していた
GM:そんな援護ある?
夜高ミツル:私も援護しとこっかな 激情ほしい
忽亡ゆかり:ありがとう……ありがとう……
GM:ではどうぞ。
忽亡ゆかり:2D6+2>=6 (判定:捕らえる)
BloodMoon : (2D6+2>=6) → 7[2,5]+2 → 9 → 成功
皆川彩花:捕らえたねえ。
皆川彩花:おめでとうございます。
糸賀大亮:よかった 彩花ちゃんの心を掴んだ
乾咲フラン:やったね
夜高ミツル:魔女の追加行動があるから激情あるにこしたことはない
忽亡ゆかり:これだけ人権捨ててつかめなかったら
忽亡ゆかり:もう終わりです
夜高ミツル:よかったよかった
皆川彩花:それでは、くるみの実は砕かれました。
忽亡ゆかり:私の心も砕かれました。
糸賀大亮:ゆかりさん……
忽亡ゆかり:「うう……」声が震えている。泣きそうなほどに。いやちょっと泣いてる。
GM:南無三。
乾咲フラン:かわいそう
GM:支配力:皆川彩花 4→3
GM:糸賀大亮のテンションが3増加!(テンション:5->8)
GM:夜高ミツルのテンションが3増加!(テンション:7->10)
GM:夜高ミツルは激情を獲得!(激情:0->1)
行動:糸賀大亮
GM:犬を……つれていくんですか……?糸賀大亮:犬を見つめています。
『愛犬の』サクラ:ハイドレンジアに言いつけられているのか。
『愛犬の』サクラ:彩花の隣にちょこんと座っている。
『愛犬の』サクラ:笑ってるみたいな顔してるフカフカの柴犬。
『愛犬の』サクラ:大亮に見つめられて、黒いつぶらな瞳で見つめ返す。
糸賀大亮:犬だな……
皆川彩花:「大亮さん、どうかした?」
皆川彩花:気にかかったのか、彩花が問う。
糸賀大亮:「……いや、元気そうだなと……」と彩花に誤魔化しつつ、
皆川彩花:「うん。雪が好きみたいで、嬉しそうだねえ」
皆川彩花:よーしよしよしとわしゃわしゃしてあげている。
乾咲フラン:「……そういえば、フォロワーというのは何も人間とは限らないんだよな……」不自然にずっと居る柴犬を見て。
糸賀大亮:「……ハイドレンジアの飼ってる犬だ。その可能性はある」とフランに小声で言う。
『愛犬の』サクラ:彩花にわしゃわしゃされてしっぽを振っています。
『愛犬の』サクラ:桃色の首輪をしている。
糸賀大亮:体に積もった雪を払って、──さっきまで無心で雪だるま作ってたので──サクラの方に近づいていく。
皆川彩花:「よかったねー。ここはあったかいし、雪も降ってるし、すてきだねえ」
皆川彩花:彩花がサクラに語りかけています。
乾咲フラン:犬に近づく大亮が、散歩中の犬が接近したシーンにダブって見えます。
夜高ミツル:「……」見守っている
糸賀大亮:いったん……彼女から引きはがして、クラブとかに任せようかな、と思っている。
皆川彩花:思っていますか。
糸賀大亮:そのための言い訳を考えている。フランの考えていることには、気づきません。当然ながら…
糸賀大亮:とりあえず、二人の傍に近づいてきた。考えていない。
皆川彩花:彩花は何も知らずにサクラをかわいがっていますが、近づいてきた大亮を見る。
皆川彩花:「大亮さんも、なにか相談しますか?」
糸賀大亮:「……いや、その前に…………」目を泳がせた。
糸賀大亮:ひざまずいて、サクラを覗き込む。
『愛犬の』サクラ:「わう?」
糸賀大亮:そっと手を伸ばす。
『愛犬の』サクラ:伸ばされた手をふんふんと嗅いでます。
糸賀大亮:嗅がれている……
『愛犬の』サクラ:犬なので。
『愛犬の』サクラ:軍手の匂いがすごいだろうな……
『愛犬の』サクラ:暫く嗅いでから、よくわかんない! みたいな顔で大亮を見上げる。
糸賀大亮:さっきまで雪だるま作ってたしな…
糸賀大亮:削った杭の臭いもする
『愛犬の』サクラ:よくわかんないえがおしてます。
乾咲フラン:いぬはかわいいね
糸賀大亮:笑顔だ。柴犬は笑っているように見える。
忽亡ゆかり:なんてやりづらい敵だ……(敵とは……?敵ってなんだ……?)
夜高ミツル:暴力が通用しない世界、つらいな
夜高ミツル:いや、犬を暴力で排除したいわけではないんだけど……
乾咲フラン:したくねえよな……PLがよ……
糸賀大亮:「そろそろ、散歩に行きたいんじゃないか」
糸賀大亮:と、ごく真面目な顔でサクラに話しかけます。
皆川彩花:「ん」
糸賀大亮:いやサクラに話しかけてどうする。彩花ちゃんに話しかけます。
『愛犬の』サクラ:「ワン!」
『愛犬の』サクラ:サクラも答えちゃうぞ。
皆川彩花:「そっか、サクラ、そうだね」
糸賀大亮:応えた。
乾咲フラン:いぬだねぇ
皆川彩花:「さっきは相談の間に、どこか行っちゃってびっくりしたけど……」
糸賀大亮:「……彩花ちゃんは相談所があるし、」
糸賀大亮:「代わりに行ってこよう」ぎこちなく言う。
皆川彩花:じゃあここらで判定しましょうか。
GM:一応何の判定か宣言してね。
糸賀大亮:えーと前哨戦でフォロワーのサクラを……排除……攻撃…?
糸賀大亮:攻撃……?!
GM:排除でいいんじゃないかな!!
糸賀大亮:排除します。
GM:はーい では特技が。
GM:AST
BloodMoon : ランダム全特技表(5,3) → 脚部3:迫る
乾咲フラン:援護しようか
乾咲フラン:いぬに……迫る!
夜高ミツル:迫ってるねえ
GM:えっ特技蹴る……?
GM:雪を蹴るんだ! 大亮!
乾咲フラン:いぬをけらないで DON'T KICK INU
夜高ミツル:地面を蹴って散歩に駆け出そう
糸賀大亮:一緒に走って地を蹴りたいと思っています(面接)
GM:ひひひひひ
GM:どうぞ
BloodMoon : (2D6+3>=6) → 8[3,5]+3 → 11 → 成功
乾咲フラン:ウッキウキで散歩いけ
夜高ミツル:今日出目高いねえ
乾咲フラン:犬ゴール
糸賀大亮:犬とゴールに向かって走るよ
GM:ではサクラが排除されます。バイバイ俺の上位吸血コウモリ……
夜高ミツル:ゴーゴー
皆川彩花:「うーん……じゃあ」
皆川彩花:「大亮さん、お願いできますか?」
糸賀大亮:「ああ、……」と、多少ほっとして、頷く。「任せてくれ」
皆川彩花:「胡桃ちゃんもね、なんだか忙しそうだから」
糸賀大亮:「…………そうだな」
皆川彩花:「よろしくお願いします!」
皆川彩花:って頭下げた。
夜高ミツル:説得に成功した様子を見て、胸を撫で下ろす。自分も行っても変に思われるだけだし……見守るしかなかった……
糸賀大亮:「相談は、散歩の後にするよ」
皆川彩花:「はーい!」
皆川彩花:期待が高まる音がしたぞ!
『愛犬の』サクラ:というわけで、サクラのリードが大亮に渡されます。
糸賀大亮:受け取りました。
乾咲フラン:「大亮。これを持っていけ。」いぬをつれていく大亮にこっそりと骨ガムを渡します。(援護)
糸賀大亮:何故そんなに用意がいい……美しいからか……?と思いながら、
糸賀大亮:シリアスに頷いて骨ガムを受け取ります。
『愛犬の』サクラ:「わん!」
乾咲フラン:さっきこう雪だるま作ってる間にね、犬がいるから……美メイドに骨ガムを用意してもらったりね……したんじゃないですか
GM:美メイドすごいな……
夜高ミツル:援護最高
GM:骨ガム持ってる
夜高ミツル:美しいと備えもいい
忽亡ゆかり:だめな大人もそろそろ立ち直らなければ……
GM:ゆかりさんずっと撃沈してたんだな……
GM:(するわな…………………)
夜高ミツル:俺たちも恥ずかしい相談するからさ……
糸賀大亮:これあとで彩花ちゃんにどう言い訳するか考えとかないとな。
GM:がんばれがんばれ。
GM:ではそんな感じで、サクラは大亮についていきました。
乾咲フラン:ワンーワン
GM:笑顔のまま……連れて行かれ……骨ガムを渡され……
GM:そのままクラブへと…………
GM:ドナドナド~ナ~ド~ナ~
夜高ミツル:クウーン……
GM:サクラをつ~れ~て~
糸賀大亮:(柴犬を散歩させる大亮のスチル)
GM:ドナドナド~ナ~ド~ナ~
糸賀大亮:(引き渡されるサクラのスチル)
GM:だいすけが~ゆ~く~
GM:お疲れ様でした。
GM:では魔女の追加行動ですね。
乾咲フラン:(嘔吐)
糸賀大亮:はい……
夜高ミツル:イヒイ~
行動:ハイドレンジア ex1
GM:大亮さんを見送ったのかな。全員で行く?GM:全員で行っちゃおうかもう。
糸賀大亮:のほうがいいな
夜高ミツル:ぞろぞろ
夜高ミツル:一人にさせるのもよくないし
糸賀大亮:結局相談には全員で行くし
糸賀大亮:いちいち合流しなおすこともない
乾咲フラン:皆で犬を可愛がろう
GM:ではぞろぞろと雪の外道を歩く狩人たちですが。
GM:クラブ帰りですね。サクラは……引き渡された……
忽亡ゆかり:暗い顔でついていく。若干いじけも入ってる
GM:フカフカの柴犬はクラブに引き渡された。
糸賀大亮:大人しくふかふかでいるんだぞ。
夜高ミツル:犬と戦うことにならなくてよかった……
GM:で、そう、雪道をゆく狩人たちですが、
GM:足元に気を払っていたはずが、まあ慣れぬ雪ですので。
GM:ずるりと足を取られて転ぶ。
GM:ミツルくんが。
夜高ミツル:やだ~~~
夜高ミツル:はい
夜高ミツル:転びました
GM:そうして転んだミツルくんが顔を上げると、
GM:そこは、暗闇に沈んだリビングだった。
GM:あなたはそのリビングに見覚えがある。
夜高ミツル:「こ、こは……」
GM:懐かしいその内装を、忘れるはずもない。
GM:あなたが昔、家族と暮らしていた家だ。
夜高ミツル:「なんで……」
夜高ミツル:辺りを見回す。
夜高ミツル:間違えるはずもない。記憶と違わぬ、自分の生家。
GM:そうして周囲を見回すと、
GM:今まで一緒にいた狩人の姿は見当たらない、その代わりに、
真城朔:真城朔が、全身を血に濡らして横たわっていた。
夜高ミツル:「……真城!」
GM:駆け寄ろうとする寸前に、あなたは気付く。
GM:真城朔が倒れているのは、
GM:五年前、吸血鬼に襲われた家族が倒れていた場所だ。
GM:そして。
GM:真城を見下ろして、立つ人影がある。
GM:その人影は、あなたの声に振り向いた。
夜高ミツル:「……!」
夜高ミツル:5年前の事件のあと、生家は引き払った。このリビングの内装も、今はもうないものだ。
夜高ミツル:なんでここに、俺が。真城が。
夜高めぐる:「……あれ。ミツじゃん」
夜高ミツル:……姉が。
夜高ミツル:「……め……ぐる……」
夜高めぐる:横たわる真城を見下ろし立っていたのは、夜高の姉だった。
糸賀大亮:かわいい
糸賀大亮:姉……
忽亡ゆかり:フェッ
乾咲フラン:かわいい
忽亡ゆかり:こんな いいのか こんなにかわいくて こんなに こんなにかわいいのにか?
忽亡ゆかり:あかんて
夜高めぐる:「相変わらずどんくさいねえ」
夜高ミツル:掠れた声で、姉の名を呼ぶ。こんな所にいるはずない。めぐるは死んだのに。
夜高ミツル:「……な、んで、お前……」
真城朔:めぐるの足元には、真城が横たわっている。今もなお、血を流して。
真城朔:「っ、……」
真城朔:びくりと一瞬だけ身動ぎをしたが、すぐにまた動かなくなる。
夜高ミツル:めぐるは、魔女が見せる幻なのか? それなら真城は?
夜高めぐる:「なんでって、ここウチじゃん」
夜高めぐる:「何もおかしなことないでしょ?」
夜高めぐる:「あ、でも」
夜高めぐる:「あたしはあんたに、なんでって訊かなきゃダメだったな」
夜高ミツル:「……な、にを」
夜高ミツル:問い返す声が震える。
夜高めぐる:めぐるはす、と目を細めて、
夜高めぐる:――その瞳が、赤く染まる。
夜高めぐる:「なんで、あんたはこいつと一緒にいるの?」
夜高ミツル:「……!!」
夜高めぐる:「分かってるよね、ミツはさ」
夜高ミツル:「なんで、って……」
夜高めぐる:「あたしたち、なんで死んだんだっけ?」
夜高ミツル:「それは……」
夜高めぐる:赤い瞳が、ミツルを射抜く。
夜高ミツル:「……吸血鬼、の……」
夜高ミツル:その瞳から、目を逸らせない。
夜高めぐる:「うんうん」
夜高めぐる:「何? 早く言いなよ」
夜高ミツル:「吸血鬼の、せいで……」
夜高めぐる:「そうだね」
夜高ミツル:分かっている。めぐるが求めているのはこんな回答じゃない。
夜高めぐる:「で、その吸血鬼は?」
夜高めぐる:「あんたさー、分かってんのに言わないのよくないよ」
夜高ミツル:「…………っ」
夜高めぐる:「いっつもそうじゃん」
夜高めぐる:「グズグズばっかしてさあ」
糸賀大亮:暴君めの姉かわいいな…
忽亡ゆかり:弟属性のある男子高校生は護りたくなっちまうんだ、本能的によ
夜高めぐる:私は楽しいよ
乾咲フラン:興奮してきたな
糸賀大亮:ろくに言い返せないミツルくんかわいいね
見学の水面:大亮さんが犬と走っていった次のシーンでの破壊。
乾咲フラン:落差
糸賀大亮:みんなで犬をかわいがったのに
夜高ミツル:「……真城、の……」
夜高めぐる:「うん」
夜高ミツル:「真城、の……母親に……殺された……」
夜高めぐる:「ほら」
夜高めぐる:「分かってんじゃん」
夜高めぐる:「……だからさ」
夜高ミツル:「……っ」
夜高めぐる:めぐるの爪先が、足元の真城をつつく。
夜高ミツル:わかってる。ずっと分かってた。それなのに、目を逸してきた。
夜高ミツル:今あるものを失うのが怖かったから。
夜高めぐる:「それが分かってんのに、なんで?」
夜高めぐる:血の匂いがする。真城の血の匂いだ。
夜高めぐる:五年前とは、違う。
夜高ミツル:「…………だって、真城の、せいじゃ……親が、やったことは……」
夜高ミツル:言葉は上滑りする。
夜高めぐる:「いやいや誤魔化すなって」
夜高めぐる:「言ってたでしょうが」
夜高めぐる:「自分のせいでそうなったってさ」
夜高めぐる:「聞いてんのわかってんだから、適当言うなってんの」
夜高ミツル:「…………」
夜高ミツル:「でも、真城が」
夜高ミツル:「真城が殺させた、わけじゃ、ない……」
夜高めぐる:「…………」
夜高ミツル:言い訳を重ねる。……めぐるにこんなことを言ったって、どうしようもないのに。
夜高めぐる:「そんだけ?」
夜高ミツル:「……」
夜高ミツル:「……俺は、」
夜高ミツル:「……俺が、嫌だったから……周りのやつが、いなくなるのが……」
夜高めぐる:「ほうほう」
夜高ミツル:そう絞り出す声だけでなく、その身体も震えている。
夜高めぐる:「そっかー、そうかあ、ミツはそっかー」
夜高めぐる:「新しい友達作るよりも」
夜高ミツル:「……ごめん…………」
夜高めぐる:「あたしら死んだ理由になる、こいつの方がねー」
夜高めぐる:「ま、別にいいけど」
夜高めぐる:「あんた根暗だもんね」
夜高ミツル:「ごめん……めぐる……」
夜高めぐる:「友達作るのとか昔からすっげー下手だったじゃん?」
夜高めぐる:「いいよいいよ、あんたの好きにしなよ」
夜高めぐる:「あたしも」
夜高めぐる:「あたしの好きに、するから」
夜高ミツル:「…………好きに?」
夜高めぐる:そう言うと、めぐるは倒れている真城に覆い被さる。
夜高めぐる:襟首を掴んで引き上げて、首元をあらわにすると、
夜高ミツル:「……っ、めぐる、やめ……っ」
夜高めぐる:大きく口を開いて、その首筋に牙を立てた。
糸賀大亮:ミツルくんの恐れているのがNTRということが悟られてしまっている
乾咲フラン:あ~っ!また真城がエッチな目に!
乾咲フラン:どうしてPC1はNTRが発生しまくるんですか?
忽亡ゆかり:姉が吸血を…………
真城朔:「…………っ」
真城朔:真城が息を詰める。びくり、と身を跳ねさせて、めぐるの肩を掴むが。
夜高めぐる:めぐるはお構いなしに、その血を啜り続ける。
夜高めぐる:このままでは。
夜高めぐる:このままではどうなるか、あなたはよく、知っている。
夜高ミツル:「……めぐる!」
夜高めぐる:めぐるはあなたに背を向けている。
夜高めぐる:愚図の弟に邪魔などできるはずがないと高を括る、
夜高めぐる:その背中はいっそ無防備ですらあり。
夜高めぐる:そして。
夜高めぐる:今のあなたの手には、武器がある。
夜高ミツル:なんでめぐるが吸血鬼に?
夜高ミツル:いや、なんでというならそもそもここにいるのがおかしいんだ。
夜高ミツル:考えている余裕はない。
夜高ミツル:止めなければ。
真城朔:「……あ、ぅく…………ッ」
真城朔:「は、……あ」
真城朔:吐息混じりの悲鳴。
真城朔:血を啜られる音。
夜高ミツル:武器がある。鞘から刀を抜く。吸血鬼に効くのはよく知っている。
夜高ミツル:そう、吸血鬼だ。ならば、殺さなければ。それが姉でも。
GM:殺さなければならない。
夜高ミツル:汗ばんだ手で、刀を握り直す。
GM:めぐるの背中が、真城に被っている。
GM:よく知る背中。ずっと見てきた背中。
GM:忘れようとしてきた、背中。
GM:あなたは、その背中を。
GM:夜高ミツルの幸福『背徳:家族の思い出』を、破壊します。
夜高ミツル:背中は向けられたままで、ミツルが武器を取っているのに気づかれた様子もない。
夜高ミツル:中学3年生から変わらない、姉の小さな背中。
GM:血を啜る音ばかりは禍々しく、けれど目に映るその姿は変わらず。
夜高ミツル:無防備だ。きっと簡単に斬れてしまう。
夜高ミツル:……そうすれば、もうあんな風に責められることもない。
GM:全て葬ってしまえばいい。
GM:失ったものを過去に捨てて、今、隣にいる存在の手を、あなたは取った。
GM:これも同じことだ。
夜高ミツル:刀を振り上げる。
GM:そうしてさえ、めぐるはあなたを一瞥すらしない。
夜高ミツル:いつもそうだ。そうやって姉は自分をバカにして。グズだ、どんくさいだのと。
夜高ミツル:負けロール楽しいな
夜高ミツル:斬っちゃいそうになる
GM:私はこの調子で自殺を成し遂げた。
乾咲フラン:わかるよ
BloodMoon : ランダム全特技表(6,8) → 環境8:捕らえる
GM:ではミツルくんを捕らえてください。
乾咲フラン:援護します
夜高ミツル:この刀を振り下ろせば、全て終わる。吸血鬼は殺さなければ。そもそも姉がこうやって生きて話していることがおかしいんだ。あるべき状態に戻す、それだけ。
GM:それだけで。
GM:全てが、事足りる。
BloodMoon : (2D6+2>=5) → 5[1,4]+2 → 7 → 成功
GM:まあ切るだけ切るか
GM:フォロワー『兄想いの』野嶋優香、犯罪者です。
GM:振り直してね。
夜高ミツル:犯罪者の妹め!!
乾咲フラン:淫売の子!
忽亡ゆかり:援護の+1ってまだ乗るんでしたっけ
GM:のります!
GM:そのままふってOK。
忽亡ゆかり:ありがてえな
BloodMoon : (2D6+2>=5) → 3[1,2]+2 → 5 → 成功
忽亡ゆかり:ね
GM:援護してよかったね!?
夜高ミツル:こえ~~~~
忽亡ゆかり:撫で下ろし
夜高ミツル:よかったよかった
忽亡ゆかり:フランさんありがとう、命を救われた
GM:ではミツルくんを捕らえてくれていいです。
糸賀大亮:よかった……
GM:なんか……飛び込んできてほしい。
GM:飛び込んでこれます。状況は後で説明する。
糸賀大亮:夜高家のリビングにゆかりさんが
忽亡ゆかり:ム!了解
夜高ミツル:姉に、吸血鬼の背中に刀を、振り下ろそうと。
GM:その刃が、少女の身体を両断する、
GM:寸前に。
忽亡ゆかり:刀を持つ腕を、後ろから
忽亡ゆかり:掴んで止める。
夜高ミツル:「……!?」
夜高ミツル:腕が止まる。
GM:目の前の姉と真城の姿が、掻き消える。
GM:ミツルを取り囲み、封じ込めていた、桃色の紫陽花の装飾花がはらりと散る。
GM:周囲には、先ほどまで共にいた狩人たちの姿。
夜高ミツル:刺すような寒気に身体が震える。
GM:突然に花の魔法陣に閉じ込められたミツルを引き戻したのが、
夜高ミツル:「俺……は……」
GM:ゆかりの腕だった。
見学の水面:危なかったねえ
乾咲フラン:ひゅ~~~~
糸賀大亮:手汗がすごい
見学の水面:殺さずには済んだけど殺そうとした事実は残るんだな~
夜高ミツル:吸血鬼だし……
糸賀大亮:魔女に心の柔らかいところを撫でられている
GM:人が通ると……ヤバいぞ!
忽亡ゆかり:「……よし」
夜高ミツル:「……めぐる? 真城は?」
糸賀大亮:隠せ隠せ
夜高ミツル:辺りを見回す。
GM:いませんね。どちらも。
GM:今なお降り積もる雪ばかり。
夜高ミツル:生家のリビングではない。普通の住宅街。
乾咲フラン:「…………魔女に幻覚を見せられたか。」
忽亡ゆかり:「刀」
忽亡ゆかり:「ここは外だよ」
夜高ミツル:「……はい」
夜高ミツル:慌てて、刀を鞘に収めてコートの下に。
糸賀大亮:「……大丈夫か」
夜高ミツル:「…………幻覚」
夜高ミツル:凍てつく寒さの中でも、まだ冷や汗が止まらない。
夜高ミツル:「……止めてもらえたので、なんとか……」
夜高ミツル:誤魔化すように笑う。
GM:あなたの瞼の裏には、
GM:未だに姉と、横たわる真城の姿が残っている。
GM:胸の中には、抱いた殺意が。
GM:それは紛れもなく、ミツル自身のものだ。
GM:他の誰のものでもない、自分自身の。
夜高ミツル:斬る前に止めてもらえたとは言え
夜高ミツル:幻とは言え、自分が姉に刀を向けたのは紛れもない事実だ。
忽亡ゆかり:「……めぐるさんっていうのは?」
夜高ミツル:「……姉です」
夜高ミツル:「5年前に、死んだ……」
夜高ミツル:「ここにいるわけなかった……」
夜高ミツル:額の汗を拭う。
乾咲フラン:真城の関わりを思い起こす。
糸賀大亮:「……」
糸賀大亮:趣味の悪い幻覚だ、と思う。
糸賀大亮:……魔女の見せる幻覚だ。
忽亡ゆかり:「…………」
忽亡ゆかり:「お姉さんを、斬ろうとしたの?」
忽亡ゆかり:不必要な問いかけ。
糸賀大亮:「おい……」
夜高ミツル:「……吸血鬼になってた」
忽亡ゆかり:「っ」
夜高ミツル:「真城を襲ってて、止めないとって思って……俺は……」
夜高ミツル:自分の掌を見る。さっきまで刀を握っていた手。
忽亡ゆかり:「……っ」
夜高ミツル:「……忽亡さんに止めてもらえなかったら、斬ってました」
忽亡ゆかり:何かを言いかけては止まる。
夜高ミツル:「ありがとう、ございます……」
夜高ミツル:軽く頭を下げる。
忽亡ゆかり:「……ううん。いいの」
夜高ミツル:本当の吸血鬼なら、止めてもらえて良かったなんて言ってはいけないけど、幻なら。
夜高ミツル:斬ってしまわなくてよかった。
忽亡ゆかり:「……お姉さんのこと、大事?」
夜高ミツル:「……はい」
夜高ミツル:「よくバカにされたけど、口では色々言いつつも面倒見てくれて……」
忽亡ゆかり:「……」
忽亡ゆかり:「止められて良かった」
夜高ミツル:さっきの幻のせいもあってか、ありありと思い出せる。5年前まで、自分の日常だった日々。
夜高ミツル:「……はい。ありがとうございます。本当に」
忽亡ゆかり:「……うん」
夜高ミツル:胸を刺す罪悪感。家族の死と向き合わずにいたこと。忘れようとしていたこと。
夜高ミツル:今、真城と共に過ごしていること。
夜高ミツル:そして、姉の幻影を斬り殺そうとしたこと。
夜高ミツル:もう忘れてはいけない。目を逸らしてはいけない。
夜高ミツル:向き合わなければ。
GM:乾咲フランのテンションが3増加!(テンション:6->9)
GM:1d6
BloodMoon : (1D6) → 1
GM:積雪27センチくらいか。
GM:あとミツルくん→ゆかりさんへの感情深度が2に増加ですね。