「愛は不可侵」 導入
GM:んではGM:ブラッドムーンセッション「あなたへの花」、始めていきましょう。
GM:よろしくお願いします!
夜高ミツル:よろしくおねがいします!!!
乾咲フラン:よろしくおねがいします
忽亡ゆかり:よろしくおねがいします!!!
糸賀大亮:よろしくお願いします……!
キャラクター紹介
GM:いえーい それではGM:最初にPC紹介から行きましょう。よろしくお願いします。
GM:番号順、最初はミツルくんから。
夜高ミツル:PC1の夜高ミツルです 高校3年生
夜高ミツル:数年前に家族を亡くしていて、今は一人暮らしをしています
GM:大変な生い立ち
夜高ミツル:生活費とか諸々稼ぐのにいっぱいバイトをしている のであんまり友だちはいない
真城朔:えっ俺は?
夜高ミツル:学校での貴重な友人が、NPCの真城くんです
夜高ミツル:今言おうとしてた!!
真城朔:えへへ
真城朔:貴重な友人でーす。
夜高ミツル:まあ彼はあんまり学校来てないけど
真城朔:ごめんな~
夜高ミツル:幸福も真城くんですね
夜高ミツル:一般人です バイトを頑張ってます 勉強もそれなり
夜高ミツル:そんな感じで!
GM:ありがとうございました。
GM:では次、PC2ですね。同じ感じで。
糸賀大亮:はーい
糸賀大亮:PC2 糸賀大亮、大学三年……二年? 最近大学行ってない そういう21歳です
糸賀大亮:一年ぐらい前に”目覚め”て吸血鬼が見えるようになり
糸賀大亮:なし崩しに狩人になった学生 前はけっこう明るくて彼女とかもいたんですが
糸賀大亮:命の危機だの襲撃だので追い詰められ、限界になり 彼女にフラれた
GM:フラれてる……
乾咲フラン:かわいそう
糸賀大亮:夜中急に叫びだしたりとかしてたから
GM:心配してくれたのにね、彼女
糸賀大亮:クラブに所属してチームで活動してたんですが
糸賀大亮:彼女に捨てられてそのまま狩りに出たらチームが全滅した
GM:すっごいかわいそう
GM:耐久がね、下がってたんだね
GM:幸福が壊れて……
糸賀大亮:重傷を負って入院したところで、彩花ちゃんに出会いました
皆川彩花:出会いました!
皆川彩花:いえーい
糸賀大亮:入退院を繰り返す病がちな子なんですが、すごくいい子で……
糸賀大亮:護りたい……
皆川彩花:えへへ
糸賀大亮:気持ちが先走った いろいろ話をするうちに仲良くなって
糸賀大亮:彼女の友達ともやり取りするようになって
石原胡桃:はーい
糸賀大亮:彼女が悪くなった時の病状とかをそちらの子に聞いたりしています。幸福は彩花ちゃんですね。
石原胡桃:彩花かわいいからな~
糸賀大亮:チームのみんなをなくしてどん底でしたが、そういう中で彩花ちゃんが救いで
糸賀大亮:護っていきたい、そう思っています(限界) 以上です
GM:(限界)
GM:頑張ってください。頑張りましょうね。よろしくお願いします。
GM:ありがとうございました!
GM:では次……うわっ美しい
GM:PC3 お願いしまーす
乾咲フラン:乾咲フラン 年齢不肖! あまりにも美しすぎる男をやっています。
GM:美しすぎるな……
乾咲フラン:乾咲家は化粧品メーカーをやっており、その他モデルなど"""美"""を排出する家系です
GM:血統書付きの””””美””””
乾咲フラン:一般美ではありましたが数年前、なんやかんやあり吸血鬼を倒す事になり、乾崎家の美コネクションから美麗派に所属する事になりました。
乾咲フラン:戦闘スタイルは美と美しい肉体、つまり格闘技ですね。
乾咲フラン:美しい地位を持ち美しくやっていきます。よろしくね。
乾咲フラン:あと髪の毛の内側が光っています
乾咲フラン:美しいので…
GM:ありがとうございました! 美しかった。
GM:それではラストだ PC4!
GM:お願いしまーす
忽亡ゆかり:はい
忽亡ゆかり:忽亡(くちなし)ゆかり
忽亡ゆかり:24歳会社員、曙光騎士団傘下の商社に務めてます
忽亡ゆかり:こちら側に来た切っ掛けは両親の死で
忽亡ゆかり:二人を殺した存在こそが吸血鬼でした
忽亡ゆかり:といっても家庭環境は最悪で、その離別そのものはショックではなかったのですが
忽亡ゆかり:この歳にして、残されたのは自分と、命より大事な弟の二人だけという状態に
GM:社会人のお姉さんの隠された弱さが
忽亡ゆかり:今、こうしてこの場に立っているのは、恐ろしいからです
GM:あああ~
GM:いいですね
忽亡ゆかり:復讐心や正義感というよりは
忽亡ゆかり:弟を取り巻く環境に恐ろしいものが跋扈しているという事実
忽亡ゆかり:それから目を背けて暮らせるほど神経が太くなかったためです
GM:めちゃめちゃいいですね~~
忽亡ゆかり:つまり、これも仕事の一貫です
忽亡ゆかり:淡々と粛々と、効果的に、常識的に、頑張っていきますので
GM:えらい
忽亡ゆかり:よろしくお願いします
GM:よろしくお願いします!
GM:ではこの4人で
GM:今回「あなたへの花」やっていきましょう。
GM:よろしくお願いします!
乾咲フラン:ワ~
糸賀大亮:よろしくお願いしまーす
夜高ミツル:イェ~イ
忽亡ゆかり:よろしくお願いします
GM:それでは
GM:まずは惨殺シーンから。
惨殺シーン
GM:――夜闇に沈む住宅街に、男の怒号が響く。GM:「数! てめえこんな時間までどこほっつき回ってやがった!」
GM:「…………」
GM:「メシもできてねえし……。買ってきてもねえんだろ? 家出る前に用意しとけよ」
GM:「…………」
GM:「ああ? なんだその目。言いてえことあんなら口に出せよ、おい」
GM:「……学校の。委員会の仕事が」
GM:少女の声を遮るように拳が振るわれる。
GM:殴打の音。勢いのままゴミ箱を巻き込み、少女は床へと倒れ伏す。
GM:ゴミも散乱しますけど割と今更ですね。服だの雑貨だの、ビールの缶だのが床を埋め尽くす室内は、元から見るに堪えない惨状ですね。
GM:荒れ果てた狭いアパートの一室で、少女は自分を殴った父親の姿を見上げる。
GM:その腹部に父親の脚がめり込みます。
GM:「う……っ」
GM:「なめてんのか、お前」
GM:か細くあがる、押し殺された悲鳴。細い体を踏み躙るように脚が振り下ろされる。
乾咲フラン:興奮してきたな
糸賀大亮:ああ~
夜高ミツル:暴力が
糸賀大亮:暴力だ
乾咲フラン:あ~ニコニコしちゃうなPLがよ
忽亡ゆかり:あわわ
GM:繰り返し、繰り返し、詰りながら少女を痛めつける。
GM:「誰のおかげで食えて、高校行けてると思ってんだ? お前は」
GM:身を丸めながら打擲に耐える少女。
GM:彼女は父親の姿を見ていない。
GM:ぼんやりとそちらを向きながら、父親の背の向こうにあるものを見ている。
GM:窓に引かれたカーテン。その隙間から覗く、既に太陽の落ちた夜空を。
GM:遠くに煌めく星々を。
GM:「…………」
GM:「……どこ見てんだ、てめえ」
GM:「こっちは真面目な話してんだよ」
GM:「おい、なんか――」
GM:今度は父親の声を遮るように。
GM:少女の眺める窓が、横一直線に叩き割られた。
GM:ガラスの割れるけたたましい音。降り注ぐ透明な破片。
GM:父親は驚いたように振り返ろうとして――
GM:その首が、ごとんと落ちる。
GM:首は床を転がる。倒れ伏した少女の目の前へと。
GM:驚きに目を瞠った少女の上にぐらりと傾いだ身体が倒れ込み、
GM:噴き上がる鮮血が彼女の全身を汚す。
GM:「…………」
GM:荒れ果てた室内にいつしか立っていた、外套をまとった一人の男の姿。
GM:その男は少女の上に伸し掛かった父親の亡骸を無造作に引き剥がし、床へと転がします。
GM:少女は――父親の血に濡れたまま、気を失っていますね。
GM:その少女を男は抱き上げます。
GM:掌を撫ぜるようにすると彼女の身体を汚した血が綺麗に拭われ、男は少女をソファの上へと横たえる。
GM:その隣に跪き、乱れた髪も整える。すっかり気を失ってしまった少女の横顔を暫し眺めて――
GM:やがて膝を上げようとした男の手を、小さな指が掴む。
GM:「……おにいちゃん」
GM:「だれ?」
GM:小学生ほどの女の子が、男を見上げている。
GM:彼女はソファの影に隠れるようにして、全てを目撃していました。
GM:男はその手を振り払う。
GM:そうして去ろうとしたところを今度は外套を掴まれて、
GM:「……どうして、来てくれたの?」
GM:再び、幼い声でそう問い掛けられる。
GM:男が足を止める。暫しの逡巡ののち、女の子の姿を振り返る。
GM:金色の瞳で彼女と見つめ合ってから――諦めたように、その前に膝を折った。
GM:外套を掴んだ幼い指をやわらかく解きながら、
GM:「グラジオラス」
GM:ためらいがちにその少女の、手を握った。
GM:「――君たちを、助けに来たんだ」
糸賀大亮:グラジオラス
乾咲フラン:ほほ~~ん
乾咲フラン:ハッピーエンドじゃん?(いいえ)
糸賀大亮:めでたしめでたし
夜高ミツル:クソ親が死んで良かったね!
糸賀大亮:今日は枕を高くして眠れそうだぜ
乾咲フラン:いい話だなぁ
導入シーン
GM:このまま導入に入りましょうか。乾咲フラン:おー
GM:イエーイ。
糸賀大亮:いぇーい
GM:まあPC1からいこうかな。普通に。
GM:ミツルくんやろうぜ~。
夜高ミツル:はーい
導入:夜高ミツル
GM:ええーーとGM:普通のシーンだな。まだまだ普通。
夜高ミツル:はい
GM:久しぶりに登校してきた真城と話しましょうか。
GM:昼休みにでも。
夜高ミツル:しよう
真城朔:どこでメシくう?
夜高ミツル:普通に教室でかな
真城朔:じゃあミツの前の席陣どろーっと
真城朔:ってことで
真城朔:「よー」
真城朔:適当なビニール袋をミツルくんの机に置いて、前の席に座ります。
真城朔:不在だったので。勝手に。
真城朔:中身はなんか……購買のパンとお茶ですね。雑。
夜高ミツル:「久しぶりに会った気がするな。いつぶりだっけ?」
夜高ミツル:お弁当を広げつつ
真城朔:「えー? あーと」
真城朔:ちょっと考え込んでから。
真城朔:今年はですねえ
真城朔:なんと4月の始業式から二週間くらいちゃんと出席して
真城朔:一部で結構ざわつかれたんですけど
真城朔:そっからはまあ……まちまちだったんですね。
真城朔:最後に顔見せたのは、そうですね、22日くらいかな。
真城朔:そっからはまたパッタリと来なくなって、本日5/8に久しぶりの。
夜高ミツル:「やっとサボり癖を改める気になったのかと思ったんだけどな」
真城朔:「ちょっと努力したんだぜ」
真城朔:「してたろ?」
真城朔:がさがさ中からパン出しながら。なんか安くてよくわかんない豆パン。
真城朔:「でもやっぱ性に合わねー」
夜高ミツル:「学校来るのってそんなに難しいか~?」
真城朔:「毎日来てるやつらのこと結構尊敬してるよ」
夜高ミツル:適当に前日のおかずとか詰めた感じの弁当を食べています
真城朔:パンを縦に裂いている。
真城朔:特に手袋とかはしてないですね。
真城朔:「毎日弁当作ってんのもすげーなって思ってるし」
夜高ミツル:「自炊した方が安いからなー。面倒ではあるけどさ」
糸賀大亮:手作り弁当だなあ
乾咲フラン:大亮さん何食ってんの…?
糸賀大亮:カップ麺とか……
糸賀大亮:あとたまに贅沢してコンビニ弁当とか……
糸賀大亮:牛丼屋が明るすぎて身の置き所がないみたいな話してた気がする
乾咲フラン:ひどすぎる
糸賀大亮:男子高校生がこんなに可愛い会話をしているのに俺は深夜二時の牛丼屋で所在を失くしている
乾咲フラン:バンドの歌詞か?
糸賀大亮:人間追い詰められるとポエットになっていくから
乾咲フラン:忽亡ハウスはめっちゃ晩ごはんいい感じの作ってそう
忽亡ゆかり:おいしいハンバーグつくるぞ~~
乾咲フラン:弟の好きなもん何でも作りそう…
忽亡ゆかり:世界中の姉は全員、弟の好きなもんなら何でも作れるんですよ
真城朔:「自炊とかしてたら」
真城朔:パン頬張りながら。
夜高ミツル:「真城、なんかよく分かんないもん買ったりしそー」
夜高ミツル:「使いみちわかんない調味料とか」
真城朔:「ガラムマサラとか」
真城朔:「あれ何に使うん」
夜高ミツル:「知らねー」
真城朔:「ミツも知らねーのか」
真城朔:「誰が知ってんだ? じゃあ」
真城朔:料理のことはミツルに訊けば分かると思ってる。
夜高ミツル:「俺もそんな、ガチでやってるわけじゃないしな……醤油とか塩とか、ふつーのあったら十分」
真城朔:「そーいうもんかー」
真城朔:もきゅもきゅ
夜高ミツル:「逆に金かかるじゃん、そういうのに手を出していくとさ」
夜高ミツル:「真城も言ってたけど」
真城朔:ペットボトルのお茶開けてる。
真城朔:「まあなー」
真城朔:「必要最低限で済むならそれが一番いいよな」
真城朔:「何事も」
夜高ミツル:「そうかもなー」
真城朔:「余計なこととかなー」
真城朔:「しない方がいいわ、うん」
夜高ミツル:「……だから学校にも来ない?」
真城朔:パンを詰め込むようにして、お茶で流し込んでから。
真城朔:「……バレた?」
夜高ミツル:「……まぁ、分かるだろ」
夜高ミツル:「いいけどさ、真城がいいなら」
夜高ミツル:「卒業できるくらいには来とけよ?」
真城朔:「はっははー」
真城朔:「まあなんとかするする」
真城朔:「知らねーけど」
夜高ミツル:「不安すぎる……」
真城朔:大丈夫大丈夫ってひらひら掌振ってから
真城朔:その場から腰を上げようとして、
真城朔:まあだいたいこういう時ってタバコ吸いに行くとかなんですけど
真城朔:その前に一度止まって、ミツルを振り返り
真城朔:「……そういえばさ」
夜高ミツル:「ん?」
真城朔:「…………」
真城朔:「最近」
真城朔:「なんか、アレじゃん」
夜高ミツル:おかずの最後の一口を食べて、弁当のふたを閉め
真城朔:少し躊躇いがちに、視線をある生徒の机の方を向ける。
真城朔:二週間前に来なくなった生徒の席。
真城朔:紅谷菖太の。
夜高ミツル:「……どうしたんだろうな、あいつ」
真城朔:「クソ真面目なやつなのになー」
真城朔:言うほどクソ真面目ってほどではないです。真城尺度。
夜高ミツル:心配そうに、彼の机を見つめて
真城朔:紅谷もそうですけど、紅谷以外も結構行方不明が出てますね。街全体で。
真城朔:この学校からも結構出てる。二年の不良グループとか。
夜高ミツル:「真城と比べたら大体のやつは真面目になるだろうな」
真城朔:なので部活も停止状態にあります。
夜高ミツル:「っていうのはともかく……最近なんか、こういうの多いよな」
真城朔:早く帰れってことですね。ことなんですけど、なんか妙に緊張感がない。
真城朔:「なんなんだかなー」
夜高ミツル:「急に学校来なくなって、連絡もつかないみたいな」
真城朔:「俺なら分かるんだけどな」
真城朔:適当なこと言いながら、
真城朔:「……まあ、ミツもあれだ」
真城朔:「あんま余計なことやってないで、早く家帰れよ」
夜高ミツル:「ん」
真城朔:とは言われるんですけど
真城朔:ミツルは今日ちょっとあれですね 担任から声がかかってます。
夜高ミツル:「とは言え、バイトは休めないしな……」
夜高ミツル:「それに今日は先生にもなんか呼ばれてるし」
真城朔:バイトの許可届絡みがどうとかで。
真城朔:新年度でどたばたしててずれ込んだ。
夜高ミツル:なるほど
真城朔:早期帰宅命令が出てる割に妙に緊張感がないのはこういうところですね。
夜高ミツル:「真城もあんまふらふらすんなよ~?」
真城朔:「ええー?」
真城朔:「どうせくだんない用事だろ」>先生
真城朔:「適当にぶっちって早く帰れよ、いいよ死にゃしねえから」
真城朔:「俺はまあ大丈夫ですー」
夜高ミツル:「いや、バイトの届け出絡みだから行かないとヤバい」
真城朔:「えー」
真城朔:「あー」
真城朔:「そっかー」
真城朔:「…………」
真城朔:「……まあ」
真城朔:「終わったらすぐ帰れよ」
夜高ミツル:「まぁ、そうだな。そうするわ」
真城朔:「よろしい」
真城朔:と言って、今度こそ席を立ちますね。
真城朔:多分タバコ行くんですけどなんか声かけます?
夜高ミツル:「お前はまっすぐ帰るのか?」
真城朔:「俺はいつでも真っ直ぐだから大丈夫~」
真城朔:すげえ適当な返事
夜高ミツル:「……まぁ、真城は大丈夫か」
夜高ミツル:あれだけサボってるのになんだかんだ3年まで進級してきてるし
真城朔:「だろ」
真城朔:だからなんとかなるなる、とか適当なことを言いながら、
真城朔:そのまま教室を出ていきます。
夜高ミツル:「程々にな~」
真城朔:「あいよー」
真城朔:そんくらいかな?
夜高ミツル:出ていく真城くんにそんなことを言って
夜高ミツル:そうだね
真城朔:はいはーい
夜高ミツル:残りの昼休みは寝たりしてるでしょう
真城朔:お疲れだ
真城朔:えらいなバイト戦士
真城朔:ではそんな感じで導入を〆ましょう。
GM:ありがとうございました!
導入:糸賀大亮
GM:じゃあ次 次ねGM:大亮さん行きましょうか
糸賀大亮:はい…………
乾咲フラン:来た!限界来た!
GM:大丈夫?
GM:心配しちゃったよ
乾咲フラン:心配が早い
GM:大亮さん生活サイクルどんな感じですか?
GM:結構ぐだぐだじゃねえかなって思ってるんですけど
糸賀大亮:あんま眠れてないですね
GM:割とこう 普通に昼過ぎに起きるみてえな
GM:かわいそうにな
糸賀大亮:不規則 不定期
糸賀大亮:魘されるし
GM:オッケー
GM:じゃあそんな感じで行きましょう。
GM:よろしくお願いしまーす。
糸賀大亮:よろしくお願いします。
GM:2D6+36
BloodMoon : (2D6+36) → 2[1,1]+36 → 38
GM:びっくりしちゃったな。
GM:38ダメージですね。
GM:えーと
GM:余裕6引いて32ね
乾咲フラン:ヒヒヒヒヒ
GM:大亮さんは幸福が一個壊れてるので、耐久力が5で
糸賀大亮:アアア
GM:6個の部位ダメージですね。
GM:振ります。
GM:BRT
BloodMoon : 身体部位決定表(7) → 《攻撃したキャラクターの任意》
GM:BRT
BloodMoon : 身体部位決定表(7) → 《攻撃したキャラクターの任意》
GM:BRT
BloodMoon : 身体部位決定表(3) → 《利き腕》
GM:BRT
BloodMoon : 身体部位決定表(6) → 《感覚器》
GM:BRT
BloodMoon : 身体部位決定表(6) → 《感覚器》
GM:BRT
BloodMoon : 身体部位決定表(6) → 《感覚器》
GM:心臓、利き脚、口、逆腕もらいます。
糸賀大亮:ぐちゃぐちゃだ
GM:再起判定を。幸福1コと身体部位6コなので
GM:1D6で8以上出たら成功ですね。
糸賀大亮:ヒヒヒヒ
糸賀大亮:1d6>=8
BloodMoon : (1D6>=8) → 6 → 失敗
GM:無力化ですね。
糸賀大亮:頑張ってる
乾咲フラン:急にエッチシーンから入った
乾咲フラン:あまりにも執拗に破壊される感覚器
忽亡ゆかり:そんな・・・
夜高ミツル:すごいことになっちゃったぞ
夜高ミツル:1D6で8以上出たら成功
夜高ミツル:???
糸賀大亮:上の空だったわけじゃないんだ そんなつもりはなかったんだ…
GM:あまりにも無造作に振るわれた、血の爪の一撃。
GM:しかしそれは人間の脆い身体には過ぎた凶器でした。
糸賀大亮:追い払ったつもりだった すっかり忘れて切り替えて、 狩りに打ち込まないと
糸賀大亮:あっさり死ぬこともあるなんて分かってたはずなんだ
GM:一陣の旋風が通り過ぎた時、あなたの全身はずたずたになっている。
GM:杭を持つ腕には力が入らず。
GM:目の前は真っ赤に霞み。
糸賀大亮:ぼろくずのように吹き飛ばされて、何度も地面を跳ねて転がる
GM:起き上がることも叶わない。ただモンスターの強大な気配が近づいてくる。
糸賀大亮:痛みは麻痺しているのか それともメチャクチャに痛いのか それも分からない
GM:アスファルトの道路を夥しい血が汚す。
糸賀大亮:頭が動かない 逃げないと、と咄嗟に思うが、体も動かない
糸賀大亮:無理だ。
GM:横たわるあなたへと、追撃の爪を――
GM:「――糸賀!!」
GM:割って入った影が、その爪を遮る。
GM:何かが引き裂かれる音。
糸賀大亮:あっ
GM:ぼたぼたと血が落ちる。
糸賀大亮:待て、と
GM:遅れてへし折られた長銃を持った腕が。
糸賀大亮:言おうとするが、声も出なかった
GM:その影は一撃を受けて、しかしあなたとは違い吹き飛ばされることはなく、
糸賀大亮:だめだ、待ってくれ、やめてくれ
GM:その場に立ち続けている。
GM:血を流しながらも、その場に立っている。
GM:「トクさん!」
糸賀大亮:どうして
GM:「くそ、こいつ――動くな! このッ」
GM:「大亮くん、……大亮くん!」
糸賀大亮:立てない、だめだ
GM:モンスターへと槍が振るわれる。その体を貫く。
GM:立てないあなたの身体を、仲間が引きずり上げる
糸賀大亮:力を失っていて、相当に重いはずなのに
GM:あなたの瞼の裏からはその影が離れない。
GM:吸血鬼の影ではない。
GM:あなたを庇って、仁王立ちになったその影が。
糸賀大亮:トクさん……
GM:引き起こされて、遠くへと逃がされるその時でさえも。
GM:その姿のことを、忘れられないまま――
糸賀大亮:その姿を思い出すたび、後悔が胸に満ちる
糸賀大亮:狩りに、いかなきゃよかったんじゃないか
糸賀大亮:いや、俺がいなかったら、結局同じことだったんじゃないか
糸賀大亮:ぐるぐると、頭を回っている でも何をどう考えたところで、結果は変わらないんだ
糸賀大亮:……最後まで、トクさんは立っていた
糸賀大亮:俺は、何をしていたんだ?
糸賀大亮:目覚める前に、最後に会った彼女の、『ごめんね』という声が耳元で聞こえた
夜高ミツル:なんで導入からじっくり幸福破壊を見せてもらえてるんだ?
乾咲フラン:贅沢な時間だ
忽亡ゆかり:花びらを一枚ずつ千切るかのような丹念な破壊
GM:この限界人楽しいな
糸賀大亮:いきなりトップスピートで限界になってしまった
糸賀大亮:のろのろと目を開けると、天井が目に入った……自分の家だ
GM:今何時くらいかな。
GM:14時くらいでいいかな?
糸賀大亮:はーい。昼過ぎだな。
GM:かなり昼過ぎですね。
GM:まあ珍しいことでもないのではないでしょうか。
糸賀大亮:頭が痛い気がする。体を起こすのも億劫だが、起き上がる。
GM:いつものこと、いつもの部屋、いつもの悪夢。
GM:そうして起き上がったあなたのスマホにいくつか連絡が入ってます。
糸賀大亮:何度も何度も夢に見ている。
糸賀大亮:どうしても、いつまで、と思ってしまうんだが、それを振り払って、スマートフォンに目を落とす。
糸賀大亮:確認しよう。
GM:2件の連絡。
GM:二人って言ったほうがいいかな。
GM:一人目は彩花です。
糸賀大亮:うん……
GM:何やら塀の上で欠伸をしている三毛猫の写真が送られてきてます。
糸賀大亮:猫だ。
皆川彩花:『久しぶりの登校なんですけど』
皆川彩花:『なんか幸先いい感じ!』
GM:ってメッセージが。
GM:8時くらいに来てます。
糸賀大亮:ああ、そっか
GM:今は学校だからね。
糸賀大亮:結構前のメッセージか。うーん。
GM:返信してもいいけど、先にもう一件を確認してもいいかも。
糸賀大亮:そうしよう。
糸賀大亮:文面を考えながらもう一人の方へ。
GM:ではそちらはですね、クラブの狩人からですね。
糸賀大亮:……成る程。
GM:12時過ぎの連絡ですけど、まあ即座の返事期待してないみたいで、
GM:勝手に情報だけ投げ付けられてます。
糸賀大亮:ありがたいな……
GM:曰く、県立八崎高校に血戒が刻まれているという話。
GM:県立八崎高校はですね。
GM:彩花の通ってる高校ですね。
GM:ミツルと真城もですけど。
糸賀大亮:うわ
GM:ここ最近の行方不明とか、殺人事件とか、そのあたりが吸血鬼の仕業だという話は
GM:多分糸賀さんは把握してると思います
糸賀大亮:彩花のメッセージを見て和らいだ気がする頭痛だの胃のムカつきだのが、一気に戻ってくる。
GM:かわいそうに。
GM:で、調べがついたのかなんなのか
GM:一番最初の被害者についても情報が来てますね
GM:冬園理一、という名前のサラリーマンです。
糸賀大亮:サラリーマンね……
GM:アパートに娘二人と暮らしている男です。妻とは数年前に離婚。
GM:周囲の住民からはたいそう評判が悪かったですね。
GM:というのも、まあ、虐待を完全に疑われていたので。そういう音とか声とかも聞こえてた。
GM:児相も動こうとしてたんですけど、まあ世知辛い世の中ですので、まあ。
糸賀大亮:学校とは関係ない……いや、娘の方が八崎高校の生徒だったりするのかな。
GM:姉がそうですね。
GM:姉は最近高校に復帰したばかりです。
GM:それと、
GM:時を同じくして、近くに住む高校生が行方不明になってます。
GM:紅谷菖太という少年ですね。こちらも同じ高校に通っている。
糸賀大亮:前か後かは判断できない感じかな。
GM:えーと
GM:冬園理一が殺されたのが4/23
GM:紅谷菖太が帰宅しなかったのも4/23です。
糸賀大亮:なるほどね、ほとんど同時なのか。
GM:概ねそういうこととして察せられていますね。
GM:まあそのあたりの真実は今狩人に大事なことではなく、
GM:一番大事なことは、県立八崎高校に血戒が刻まれているという情報。
GM:動きますか?
糸賀大亮:動く……しかないな。
糸賀大亮:せっかく彩花ちゃんが学校に復帰してめでたいってのに。
糸賀大亮:おめでとうってメッセージも送りづらいところだ。
GM:ですよね。
GM:あ、じゃあその前に
GM:スマホを確認してると新規メッセージが来ます。
糸賀大亮:お。
GM:石原胡桃から。
糸賀大亮:ああ。
石原胡桃:『糸賀さん』
石原胡桃:『起きてるー?』
石原胡桃:『彩花がさー』
糸賀大亮:『今起きた』
石原胡桃:『あっ起きてた』
石原胡桃:『びっくりした』
石原胡桃:『で、彩花がさ』
糸賀大亮:『うん』
石原胡桃:『久しぶりに来れたからってはしゃいじゃってさー』
石原胡桃:『体育のバレーでさー』
糸賀大亮:『学校』
石原胡桃:『今バテちゃってんだよね』
糸賀大亮:えっ
石原胡桃:『いや、まあ、私も気持ち分かるけどさ』
糸賀大亮:ああ、怪我したとかじゃないのか
石原胡桃:怪我とかではないっぽいですね
石原胡桃:『今度糸賀さんからも言ってあげてよー』
糸賀大亮:『まあまあ』
石原胡桃:『今日は部活ないから』
糸賀大亮:『無理するなって?』
石原胡桃:『うん』
石原胡桃:『保健室に私付き添ってあげられるけどさ』
石原胡桃:『お母さん迎えに来るまで』
糸賀大亮:『ああ』
石原胡桃:『部活休みじゃないと一人じゃん』
石原胡桃:『あの子寂しがり屋なのにさー』
糸賀大亮:『分かった』
糸賀大亮:『言っとくよ』
石原胡桃:『はーい』
石原胡桃:『よろしくおねがいしまーす』
GM:ってことでですね。
GM:まあつまり
GM:親の迎えが来るまでは、いますね。
GM:彩花。
GM:高校に。
糸賀大亮:やめて
乾咲フラン:悲鳴だ
GM:動きますか?
糸賀大亮:動きますよ…………
GM:はっはっは
GM:あとは好きにしてくれていいですよ
糸賀大亮:深呼吸する。嫌な汗が背中に滲む。
糸賀大亮:目を閉じると、背を向けて立っていたあの姿が浮かぶ。
糸賀大亮:どうしようもない。
糸賀大亮:立ち上がって、その辺に転がしていた削りたての杭を拾いに行きます。
糸賀大亮:なんとアウター着っぱなしで寝てるので、そのまま出られる。
糸賀大亮:出る前に、彩花ちゃんへのメッセージ欄を開いて
糸賀大亮:何を送れば一番最適なのか、考える。
糸賀大亮:あんまり時間はないので、『猫かわいいな。胡桃ちゃんから話聞いたから。あんま無理しないように。ゆっくり休んでいて。』と。
糸賀大亮:最適かは分からないけど、保健室から出ないでくれると嬉しい、と思いながら
糸賀大亮:家を出ます。
GM:ありがとうございました。
GM:では……行きましょうか。
GM:美しき導入へ……
導入:乾咲フラン
GM:普段どうしてます?乾咲フラン:自分を美しくしたり、美コネクションと情報をやり取りしたり
GM:美しいな……
乾咲フラン:風呂には日に3度入る事もある
GM:美しすぎる……
GM:じゃあ風呂上がりにしましょうか。美しさ重視で。
乾咲フラン:はい
GM:きらきらしとる。
GM:では風呂上がりの美しいフランさんのもとにですね
GM:メッセージが届きます。えっスマホ持ってるよね?
乾咲フラン:家ではスマートスピーカーの類いでフリーハンドで行きます
GM:なるほどね~
GM:電話のほうがいい?
GM:今連絡来るなら。
乾咲フラン:全裸のとこに人が来てもいいですよ
GM:ひひひひ
乾咲フラン:全裸で鏡の前に立ってます
GM:電話にしちゃおっか
GM:なんか……電話のほうが良さそうだ さっきメッセージやっちゃったしな。
GM:真城から来ます。
GM:電話が。
乾咲フラン:「やぁ、キミか」
真城朔:「久しぶり、おっさん」
真城朔:「……相変わらずっぽいな」
乾咲フラン:「オッサンはあまり美しくないからやめてほしい所だが 許すよ」
真城朔:「はいはい」
真城朔:「気をつけます」
真城朔:「で」
真城朔:「今動ける?」
真城朔:「なんか別案件抱えてないか?」
乾咲フラン:「今のところは、無いよ。表仕事もいつでも都合がつく。なんだい?」
真城朔:「……そっか」
真城朔:声に些かの安堵。それから、
乾咲フラン:別に狩人が裏仕事ってワケでもないが
真城朔:美はオモテウラを超越する
真城朔:「ここ最近街を騒がせてるのがな……」
真城朔:というわけで、
真城朔:まあ概ね、先ほど糸賀が受け取ったような情報を口頭で説明されますね。
乾咲フラン:「なるほどね……」
真城朔:「ちょっとややこしいことになってる」
真城朔:「結構いろんな組織にタレコミ回したんだけどさ」
真城朔:「どんくらい来てくれっかわかんねーから」
乾咲フラン:スマートフォンに会話を切り替えながら全裸で浴場を出る。家の者が両サイドからバスローブを着せる。
乾咲フラン:「では行こう。」
真城朔:「……助かる」
真城朔:「報酬はまあ、適当にあれだ」
真城朔:「あんたの好きそうな遺物は結構見繕ってあるし」
乾咲フラン:「美しいモノがあれば、それでいいよ」
真城朔:「ん」
真城朔:「あー」
真城朔:「あと」
乾咲フラン:「うん?」
真城朔:「今回のヤツ」
真城朔:「吸血鬼も殺してるっぽくてさ」
真城朔:「だから、まあ……結構面倒かも」
乾咲フラン:「へぇ……」
真城朔:「まあ、だから助かるよ」
乾咲フラン:「ああ、私は助けになるとも。」
真城朔:「…………ん」
真城朔:電話越しに頷く気配。
真城朔:特になければ
真城朔:このまま真城は切りますね。
乾咲フラン:では、切りましょう
真城朔:はーい。ぶつっと。
GM:後は……フリーライドで。
GM:美しく好きなことをしていただけたらなと。
乾咲フラン:美麗派コネクションに連絡を取ったりして興奮剤の準備をしたりします(初期アイテム)
GM:美興奮剤が調達された
乾咲フラン:でっかい鏡の前に立ち
「鏡よ鏡、鏡さん……」
乾咲フラン:「この街で一番美しいのは……」
乾咲フラン:「 私!! 」
乾咲フラン:鏡に誰が美しいかを教えたところで、終わります
GM:う、美しい……!!
GM:鏡が圧倒されたところで、終わります。
GM:ありがとうございました。
夜高ミツル:問いかけてない
GM:メチャメチャ笑っちゃった
水面@見学:ヤバい
糸賀大亮:嘘でしょ
夜高ミツル:教えるのやば
夜高ミツル:つえ~~~
乾咲フラン:風呂で全裸でやろうかと思ってました(流れに乗ったので今になった)
忽亡ゆかり:鏡を威圧するな
糸賀大亮:鏡が教育されている
夜高ミツル:鏡も頷いてますねきっと
乾咲フラン:家の者どもも頷いている
導入:忽亡ゆかり
GM:どうしようかな。まあゆかりさんも情報もらうシーンなんですよぶっちゃけ。GM:情報もらうシーンなんですけど、その前にやりたいことあります? 先に情報もらっちゃう?
忽亡ゆかり:あ~~~~
忽亡ゆかり:なるほど……現時点では特にないかも
GM:じゃあ
GM:さらっと情報もらっちゃおっか。
GM:やりとり、はぶいちゃお。
忽亡ゆかり:情報を手に入れた!
GM:ゆかりさんは曙光騎士団のオフィスから出たところで。
GM:だいたい糸賀さんが受け取ったのと同じ情報が得られたところですね。
GM:高校に刻まれた血戒と、一人目の被害者と。
GM:行方不明者と。
GM:あーあとこれは曙光騎士団が独自に掴んでていいな。
忽亡ゆかり:お
GM:高校の不良とかいなくなってるって話ですけど、それ以外の被害者について。
GM:ヤクザの事務所とか、詐欺グループとか狙われてます。
GM:いっぱい死んでます。
忽亡ゆかり:またワルがやられている
GM:このあたりの被害はまあ被害者が被害者だけに隠匿されてるので、クラブにはあんまり回らなくて
GM:不動産に強くてそういうやつらとのつながりの深い曙光騎士団に渡ってるんですね。
GM:で、まあそういう感じで
忽亡ゆかり:なるほど
GM:ゆかりさんも県立八崎高校に向かわれると思うんですが。
GM:途中である狩人に出会います。
忽亡ゆかり:ちなみに
GM:あ、はい
GM:なんでしょう
忽亡ゆかり:高校って
忽亡ゆかり:弟とは関係ないですか?
GM:ないですね。
GM:大丈夫。
忽亡ゆかり:でも
忽亡ゆかり:高校生まで狙われる事件とあっちゃ
忽亡ゆかり:ムシできんな
GM:まあね~
GM:吸血鬼だからね。
GM:いつ誰が狙われるかわかったもんじゃないですよ。
GM:今んとこはなんか……狙いが定まってるけど。
忽亡ゆかり:向かいます 途中で狩人に会います
GM:高校全体ともなるといつどこに矛先行くかわかんない。
GM:ありがとうございます。ではですねー
野嶋浩樹:「……あ、あ? 忽亡、じゃないか」
野嶋浩樹:こちらもスーツの男ハンターですね。シルバーバレット所属の長銃使い。
忽亡ゆかり:おおっ
野嶋浩樹:あんまり強くないんですけど、シルバレが各組織に銃を融通するときの渉外役のようなものを務めておりまして
野嶋浩樹:まあそこそこ顔は知れてるんですけど、強くないですね。
野嶋浩樹:先週の狩りでPTが全滅してます。
野嶋浩樹:吸血鬼は殺したみたいですけど。
糸賀大亮:えっ
糸賀大亮:全滅仲間
糸賀大亮:全滅仲間だ
忽亡ゆかり:命が軽いよ~~!!!!
乾咲フラン:嫌な仲間だな!
夜高ミツル:つらいな
糸賀大亮:こんなところに全滅仲間がいるなんて
野嶋浩樹:でもこいつは怪我せずに帰ってきてますね。
野嶋浩樹:だから今普通にピンピンしてるわけで。
野嶋浩樹:「……どうも。相変わらず、みたいだな」
野嶋浩樹:「……狩りに行くのか」
野嶋浩樹:向かってる方向からどうやら察した様子。
忽亡ゆかり:「ええ。ちょうど、調査したい案件が……。 ……ご存知でした?」
野嶋浩樹:「……まあ。最近じゃあ、この吸血鬼の話題で持ち切りだろ」
野嶋浩樹:「…………」
野嶋浩樹:じ、とゆかりを眺めてから、
野嶋浩樹:「……やめた方がいいと思うぞ」
忽亡ゆかり:「何か知ってるんですか?」
野嶋浩樹:「色々、な」
野嶋浩樹:似合わない薄笑いを浮かべて肩を竦めます。
野嶋浩樹:今までの野嶋を思うと、ちょっと違和感のある雰囲気ですね。
野嶋浩樹:結構……自信のない感じの男だったので。あんまり強くないし。
忽亡ゆかり:「意味深な言い方ですね」
野嶋浩樹:「ろくなことにならないぞ」
野嶋浩樹:「あいつを狩っても」
野嶋浩樹:「……あいつは、他の吸血鬼とは違うんだ」
忽亡ゆかり:「どういう意味ですか?」
野嶋浩樹:「お前、弟がいるんだろ」
野嶋浩樹:「大切な……守りたいやつがいる」
忽亡ゆかり:「!」
野嶋浩樹:「俺もそうだ。妹を守りたい」
野嶋浩樹:野嶋はモンスターが見えるようになってしまった妹を守るためにハンターになった男なんですね。
野嶋浩樹:有名なわけではないけど隠してもいないので、知ってていいです。
野嶋浩樹:あんまり強くないので、本人が守るというよりはシルバレに身を寄せることで妹を守ってもらっている感じですが。
忽亡ゆかり:「…………そうでしたね」
野嶋浩樹:「だから……」
野嶋浩樹:「いずれわかるさ」
野嶋浩樹:そう言って、ゆかりには背を向けます。
忽亡ゆかり:「ちょっ……ええっ」
野嶋浩樹:「でも」
野嶋浩樹:「行かない方がいいって思ってるのは、本当だからな」
野嶋浩樹:「……来てしまったら、そのときは、仕方ないけど……」
野嶋浩樹:ぼそぼそ言いながら去っていきますが
野嶋浩樹:見送ります? なんか呼び止める?
忽亡ゆかり:ぼうぜんと見送る
野嶋浩樹:では野嶋はどっかいきます。
乾咲フラン:お前…フォロワーやろ!!!
夜高ミツル:ちょっと殺してみようよ
忽亡ゆかり:倫理観
乾咲フラン:守りたいものがある兄キャラ、エッチだな~(なんでもスケベに見える病気)
糸賀大亮:ごめん、フォロワーとか言って疑って……
乾咲フラン:まあ俺はまだ疑ってるけど…(最低)
糸賀大亮:怪しすぎるからやむなし
夜高ミツル:怪しすぎて逆に何もないかもしれない
糸賀大亮:こんなに怪しくて何もなかったのか……? って遺体を検分しながら言う狩人たち
乾咲フラン:し、死んでる…!
野嶋浩樹:殺してから
夜高ミツル:あんなに怪しかったから俺たち悪くないよな……
忽亡ゆかり:弟が心配
GM:連絡、しちゃう~?
忽亡ゆかり:「……(なんだあいつ!?)」
忽亡ゆかり:「(言い方が回りくどすぎて全然わからん……。とりあえず、忠告、なんだろうけど……)」
忽亡ゆかり:携帯電話を手に取り、弟へ
忽亡ゆかり:「……」野嶋の言葉が、違和感となって頭の中をぐるぐると駆け巡る
忽亡ゆかり:「あっ……かなた!今どこ?」
GM:今はもう夕方くらいですね。
GM:学校からはもう帰ってる頃かな?
GM:早期帰宅命令は多分全域に出てる。クラブ経由で。
GM:まああの緊張感なのでちょっとゆるいんですが……
忽亡ゆかり:「うん……うん。遅くなってごめん。急用が入って、今日は向かえなさそう」
忽亡ゆかり:「だからお迎えに行けないから……」
忽亡ゆかり:「先に家に帰ってて欲しいんだけど、絶対に友達と一緒に帰ること。まだ学校に友達、残ってる?」
忽亡ゆかり:「そう?良かった……。家に戻ったら戸締まりして、誰も入れちゃダメだからね」
忽亡ゆかり:「いや過保護って……分かってる、分かってるが!」
忽亡ゆかり:「とにかく危ないので!いま大変な時期でしょ? ……よし。わかればよし!」
忽亡ゆかり:「……ごめん、ちょっとピリピリしてた。声が聞けてよかった。おかげでちょっと元気が出た」
忽亡ゆかり:「帰る時間が分かったら連絡します。それじゃあ、また」
忽亡ゆかり:電話を切る
忽亡ゆかり:「……よし」 弟を補給したゆかりは、少し落ち着きを取り戻す
忽亡ゆかり:意味深な言葉は気になるが、あんな忠告を受けたなら、なおの事、それを放置しておくわけにはいかない
忽亡ゆかり:だいたい何がやめた方がいいだ!
忽亡ゆかり:こちとらやめた方がいい仕事しか受けた試しがない!
忽亡ゆかり:言ってることもようわからんし、高校生がターゲットになってるのに放置しておく方がありえない話である
忽亡ゆかり:ひとつ言えるのは、この仕事が本当にクソだということだ!
忽亡ゆかり:クソだということには違いないのだが、そのクソを誰かが引き受けなければ、世にクソが放たれることになるのだ
忽亡ゆかり:貧乏くじだとは思わなくもない。弱点を背負っているのも理解しているし、難儀な性格であるとも思う
忽亡ゆかり:けれど、床の端にホコリが溜まっているのを何日も放置しておくのが耐えられない性分だ
忽亡ゆかり:よし、頭の整理完了!
忽亡ゆかり:「……あー、くそ」 ゆかりは学校へと向かう
GM:まともだな~ゆかりさん
糸賀大亮:本当にまとも
乾咲フラン:ハンターになんてなるもんじゃねえ
GM:一回なると狙われるからね
乾咲フラン:大事な人から狙われてく
GM:自分本人が狙われなくても、モンスターによって失われていく日常がわかっちゃうんですね
GM:あ、これモンスターのせいだわ、ってわかっちゃう。
糸賀大亮:きつい
GM:本当だよ
GM:本来はまだまだ日没には遠いはずが、
GM:しかし今日の太陽は奇妙に傾くのが早い。
GM:長い影の伸びる中を、ゆかりは学校へと向かっていった。