第3サイクル第1シーン


【GM】 09月30日早朝、清陵学園――PCは全員、私立高校、清陵学園の生徒です。
今日、9月30日は文化祭前日。授業はなく、NPC2人を含めた皆さんは、朝から『軽音部』の部室へ直行することになります。
シーンは6人が登校し、部室に集まったシーンです。最後にやってきた依理をカオルの声が出迎えます。

【水波カオル】 「ああ、来た来た。えりちゃんおはよう!」

【室戸 健司】 「遅いぞ、何回電話かけたと思ってるんだ?」出しっぱなしの携帯を手で軽く掲げて、扉を開ける依理に示して見せて。

【檻姫 大輔】 今日は朝から元気です。顔は元気じゃあありませんが、ギターを弾きまくってます。

【鏡月 奏】 「………………」緊張、というよりは不思議そうな顔です。時折、真琴やカオル、健司をちらちらと見ています。

【黒井 依理】 「……おはようございます。」と、声は少しばかり精彩を欠き始める。
健司に対しては、「うーんなんか最近夢見が悪くって……」
「ほら、あるじゃないですか。携帯鳴ってても夢なんだかそうじゃないんだか分かんない時って!」と、弁解じみた。

【鏡月 奏】 「…………」水を差し出すことも、依理の言葉に反応することもありません。
ただただぼんやりと、何かを思い詰めるような表情。

【室戸 健司】 「夢見、なあ。確かに最近、僕もそんなに良いとは言えないんだけど。」
「……まあ、明日はちゃんと起きてくれよ?当日に遅刻されたりなんてしたら困るからな!」
状況に感じる違和感は悟らせない。あくまで、何事もなかったかのように。
フレーバー沈黙:5

【健司ダイス】 (2D6 → 4 + 1 = 5)

【室戸 健司】 この人やっぱり沈黙下手じゃない?

【黒井 依理】 社会戦もギリギリだったしやっぱり公安向いてn

【室戸 健司】 育ちは御斎!!11

【鏡月 奏】 奏ちゃんは騙せたよ。健司君も変わりないよなあ。夢だったのかなあ、と。

【水波カオル】 「あれ、不調かい?えりちゃんでも緊張とかするんだねえ。」
で、珍しく初っ端から真面目に練習してる大輔に、感心したようにうんうんと。

【諸星 真琴】 学園祭のパンフレットを眺めながら、でも包帯の量も増えてたりして物凄く痛々しそうな外見です。
「でも、ちゃんと起きなきゃ駄目だよー?ぐっすり眠れないと健康にも悪いって言うじゃん!」

【黒井 依理】 「うーうー……気をつけます。早寝しても夢見が悪いんじゃ意味がない気もするんですけど……」
「ていうか、緊張じゃないですよこんなのは! なんか悪い悪霊が取り憑いてるんですーきっと!」

【檻姫 大輔】 「……。」ぴた、と手を止めて。
「……はあ。」大きくため息をつくと、どこからか取り出した紙で飛行機を作る。

【鏡月 奏】 「……」紙飛行機に、あ、と目を止めます。
記憶違いでなければ「昨日」それを見たことがある。役に立たなかったけど(…)

【室戸 健司】 「悪霊、ねえ……自殺した女子生徒の霊が、くらいなら僕も聞いたことはあるけど……」

【黒井 依理】 「……真琴ちゃんは真琴ちゃんで人に健康どうこう言えそうにないように見えるんだけど……。」ジト目。

【諸星 真琴】 むすー、と頬を膨らませながら。「……そう!聞いてくださいよぅ!」
「朝起きたら何でか知らないけどこんなんなってて!身体どころかなぜか心もズキズキするし訳がわかりませんよぅ!」

【鏡月 奏】 「…………」基本ぼんやりと。話しかけられなければ返答もしませんよ。

【水波カオル】 「まこちゃんは、自分の心配した方がいいと思うなあ;」

第3サイクル第2シーン シーンプレイヤー:諸星 真琴(SM)


【諸星 真琴】 では、シーン表をば。

【真琴ダイス】 [学校:校庭。体操服姿の生徒たちが走っている。](2D6 → 2 + 4 = 6)

【黒井 依理】 初めて渡り廊下以外が出た。

【GM】 称号:渡り廊下の主。

【諸星 真琴】 うーん・・・登場人物は真琴だけでいいや。痛む身体をずりずりと引き摺って校庭の片隅。
「っふっふ~……いやぁ、『偶然』いい噂を聞いてしまいましたよぅ!あの女たらしで知られる檻姫センパイの秘密を!」
と、手帳をパラパラとめくり……なけなしの「調査術」で大輔のパーソナルを抜きます! 判定値5。

【真琴ダイス】 [(2D6 → 4 + 5 = 9)

【諸星 真琴】 と、ゆー訳で大輔くんの好きな人は誰なんでしょうね?

【GM】 あんたは大怪我しててもブレないっすねえ。では、大輔のパーソナル秘密が公開情報になります。

【GM】 大輔の【告白】相手は――「黒井 依理」です。


【諸星 真琴】 ……あっるぇ?確か大輔って……

【GM】 大輔は依理に愛情を、あっるぇー、もう抱いてるよー?(・з・)

【鏡月 奏】 三角関係の予感(……)

【黒井 依理】 こっちからは愛情じゃないなあ。

【鏡月 奏】 残念だったねえ(…)

【檻姫 大輔】 だからッ!抜かれても!痛くねえええええええWRYYYYYY!!!!!
つーか真琴ちゃん感謝するねぼく。

【黒井 依理】 ……おお、なんかこの流れは。

【諸星 真琴】 手帳にガリガリと書き込みながら、
「檻姫センパイは依理ちゃんが好き……っと!意外とスミに置けないですねぇ~。」によによ。

第3サイクル第3シーン シーンプレイヤー:檻姫 大輔(PC2)


【檻姫 大輔】 じゃあ、学校でいくね。

【大輔ダイス】 [学校:誰もいない体育館。バスケットボールがころころと転がっている。](2D6 → 3 + 1 = 4)

【鏡月 奏】 3つ目の怪談か…

【GM】 どんどん増えるな怪談。

【黒井 依理】 セッション中に7つまで揃えばいいな。

【檻姫 大輔】 依理ちゃんおいで。体育館の前を歩いていた貴女は急に飛んできた紙飛行機に気づきます。
体育館の中へ誘うように飛んでいくので追っておいで。

【SM】 告るんか。告るんか!

【黒井 依理】 制服姿で歩いていますよ、目の端に紙飛行機を認めれば。
「……へえ。センパイにしては乙な誘いじゃあありませんか?」と、見覚えのあるそれを追いますよ。

【檻姫 大輔】 体育館の中に入るとそこには大量の紙飛行機が飛んでいます。だいたい15個ほどですかね。
とても幻想的、というか不思議な光景をしています。その体育館の中央、跳び箱に腰かける大輔君。

【SM】 うわぁ……普通にカッコよく見えてしまったウチは檻姫病に感染したか?

【黒井 依理】 「檻姫センパイ、何してるんですか?」舞い飛ぶ紙飛行機にも惑わされず、視線はただ一人、彼を捉える。
「明日は学園祭ですよ。練習しないと。センパイのギターソロ、楽しみにしてるんですからね? 私。」

【檻姫 大輔】 「……あのさ、依理ちゃん。」飛び回る紙飛行機を一つ取って。
「今日が「三回目」だって気づいてる?」紙飛行機を見ながらぼそぼそ。体育館なので割と聞こえやすいですね。

【黒井 依理】 「………。」一度、言い澱むように口を閉じた。それから。
「……暗黙の了解かと思ってましたよ、全く。」肩を竦める。それは遠まわしな肯定だ。

【檻姫 大輔】 「…んでさ。」がさがさと紙飛行機を開いて一枚の紙に戻す。「……昨日…いや、二回目の今日、かな。」
「『学園に危機が迫ってる』って。まあこれがそうなんだけど。」がさがさ、折り直してまた体育館に飛ばす。
「…俺な。みんなを守りたいって言ったけどさ。」跳び箱をぴょんと降りて。

【黒井 依理】 「ええ。「みんな」を守りたい、そう仰っていました。……何か、お心変わりでも?」
首を傾ぐ、長い髪が揺れる。細めた瞳もまた、光を宿して揺らめいた。

【檻姫 大輔】 「……俺が一番に守りたいのは、依理ちゃん。君なんだ。」
戦闘を仕掛けます。

【SM】 守りたいとゆーのに攻撃仕掛けるんか。

【GM】 え、ドラマシーンじゃなかったのかよwww 乱入する方はどうぞ。

【鏡月 奏】 ハァ!?; ……依理ちゃん。どうする。乱入するかい?

【黒井 依理】 言葉と行動が合ってねェーッ!! 仕掛けられます。乱入はいらない。
細めた瞳を、そのまま閉じる。「……光栄ですよ。」

【鏡月 奏】 解った。じゃあ見守るよ。

【檻姫 大輔】 みんなやさしい!(…)

【黒井 依理】 まあ大輔のパーソナルが抜かれた時点で予測してた。

【GM】 健司さんはどうしますか?

【室戸 健司】 乗った。仕掛けてやる、特技をくれ。

【檻姫 大輔】 うげ。まじかよ。

【健司乱入特技ダイス】 [特技:謀術](1D6 → 4 = 4)|[謀術:詐術](2D6 → 2 + 4 = 6)

【SM】 いい所がでましたねぇ。

【GM】 ここで謀術だァー!

【室戸 健司】 調査術6。ストーカー化が進行してるって?そんなツッコミはいらん!

【黒井 依理】 ストーカーこわぁい。

【健司ダイス】 (2D6 → 5 + 1 = 6)

【檻姫 大輔】 ちい、まじかよ!;

【黒井 依理】 んー、じゃあ奏ちゃん来てくれないかな。

【鏡月 奏】 おお。なら仕掛けるよ。感情あるから乱入できる。
ちなみに私は健司落としたら脱落するよ。

【SM】 一方的に殴りたいが為だコレ!

【檻姫 大輔】 ああ、絶対そうだ(…)

【GM】 では健司と奏が乱入します。

【鏡月 奏】 「……正直。、私も3日目とか、昨夜のこととか、色々聞きたいことはあるし、檻姫君にも言いたいことは山ほどあるけど。」
「何にしても健司君。それは、ダメ」
怒った顔で依理の隣に立ちますよ。

【室戸 健司】 「……まあ、僕も無粋だと思わない訳じゃあないんだけどね。」
いけしゃあしゃあとそんな台詞を吐いて、体育館の入り口に立ちます。

【檻姫 大輔】 「…人の恋路を邪魔するやつはなんとやら…って言葉知ってます?」
健司を敵意の籠る目線で見ている。紙飛行機はだんだんと高度を下げて飛んでいるように見えるが…

【室戸 健司】 「勿論。……ああ、僕はその言葉、そっくり君に返してもいいんだけどな。」なんて困り顔。
張り付いたような笑いを浮かべて。

【黒井 依理】 奏の言葉に頷いてから「……あらあら、みんな来ちゃいましたね?」ゆらり、檻姫を振り返ります。

【鏡月 奏】 で、影分身。判定値5

【奏ダイス】 (2D6 → 5 + 3 = 8)

奏は影分身の結果、4を選択。

戦闘参加:大輔、依理、奏、健司 逆凪:なし 脱落:なし
プロット 死地
  大輔       依理、奏   健司  


プロット6:健司


【鏡月 奏】 「……依理ちゃん。檻姫君は、依理ちゃんに任せるよ。どうするかは依理ちゃんが決めて。」

【黒井 依理】 「ああ、分かった。……世話を掛けるね。」
目を細めるとだらり、手を下ろしますよ。そこには何も握られていないように見える。

【鏡月 奏】 「良いよ。……にしてもやっぱりモテモテだったね。依理ちゃん」

【黒井 依理】 「なぁに、君には負けるさ。」ぱちん、奏にひとつウィンクをして。
その言葉は裏付けのないものでは決してない。

【室戸 健司】 奏へ使役術、ついでに揺らしもおまけしてあげよう。鳥獣術は5。

【健司ダイス】 (2D6 → 4 + 4 = 8)

【黒井 依理】 奏に感情修正+1。

【鏡月 奏】 生存術9かー。感情修正ありがとう。頑張ってみる

【奏ダイス】 (2D6 → 1 + 6 + (1) = 8)

【鏡月 奏】 1足りない。忍具も使えないからこれで脱落だな。ブチ殺してやる

【檻姫 大輔】 そーちゃんの殺意がやばい。

【黒井 依理】 あああああ、どんどんそーちゃんに殺気が、殺気が。

【GM】 射撃戦ダメージ2点と集団戦ダメージ1点で脱落です。ダメージ内容を決定して下さい。

【鏡月 奏】 頑健と体術を潰すよ。

【室戸 健司】 変調はっと。

【健司ダイス】 [変調:マヒ](1D6 → 2 = 2)
【健司ダイス】 (1D6 → 3 = 3)

【室戸 健司】 じゃ、上から三番目の特技を。

【鏡月 奏】 有難う。よりにもよって生存術が潰れたよ。

【檻姫 大輔】 う、わあ……そーちゃんの殺意がやばくてウボァー

【SM】 接近戦攻撃が……

【室戸 健司】 もはや指笛すら必要無かった。
跳び箱の一番上の段を吹っ飛ばして中から飛び出してきた忍犬は、一目散に奏へ飛びかかる。
「……済まない。ダメ、で止まるなら僕がここに居ないこと、分かるよな?」

【鏡月 奏】 犬に突き飛ばされて、ぐっ、と。健司を睨みます。「…………覚えて、おきなよ…!;」

戦闘参加:大輔、依理、健司 逆凪:なし 脱落:奏
プロット 死地
  大輔       依理   健司  


プロット4:依理


【黒井 依理】 「……もう、無粋の極みですよ? 室戸センパイったら。」
「私たちの大切な、愛しい愛しいボーカルを――そんな風に、手荒に扱うなんて!」
声を張ると、だらり下げていた腕を振り抜いた。

【黒井 依理】 奥義「驟雨」、効果は範囲攻撃、対象は健司。
指先の煌きに合わせて、縦横無尽に放たれた針が健司へと降り注ぐ!

【檻姫 大輔】 うおおおお、傍観してるだけになってしまった……。

【GM】 おおう。見切り判定をする方はどうぞ。健司は射撃戦2点を受けて脱落です。

【鏡月 奏】 あ、丁度良いな。大輔が絶対防御しない限り喰らうよね?
もし喰らうなら、よければ隣に吹き飛ばされて欲しいな。

【室戸 健司】 「忘れるわけ、ないだろう。」張り付いたような笑みはふっと消えて、真摯とも言うべき真顔に。
突き刺さる針のもたらす苦痛に顔を歪めるも、悲鳴は決して漏らさない。
見切り?どうせなのでやっちゃおう、対人術8。

【檻姫 大輔】 …一応見切って、おこうかなあ。相手がどんな秘密持ってるかわかんないし…
ごめんね!身体操術7

【健司ダイス】 (2D6 → 6 + 3 = 9)
【大輔ダイス】 (2D6 → 6 + 2 = 8)

【GM】 健司と大輔が見切り成功ですね。

【黒井 依理】 やん。隠し特技「針術」ですね。
で、こっちが吹き飛ばそうか。ついでに健司くんを体育館の地面に磔にするように針が彼の服を穿つ。

【室戸 健司】 潰すのは忍術と妖術、針の勢いに吹っ飛ばされて奏の隣へ。

【鏡月 奏】 驚いた顔で依理を見つつ、隣の健司に声をかけるよ。「…やあ。お隣さん。気分はどう?」(…)

【室戸 健司】 「割に良い具合だよ。」動けない身体を無理に動かそうとする気もない。
色々やらかした割に、晴れやかな、しかし何かを諦めた声だ。

戦闘参加:大輔、依理 逆凪:なし 脱落:奏、健司
プロット 死地
  大輔       依理      


プロット1:大輔


未だ高速機動にある二人を他所に、脱落した二人はどこかのんびりと話を続ける。


【鏡月 奏】 「……知ってた? 依理ちゃん、健司君の事が好きだったんだよ?」過去形(……)
戦闘中の2人には聞こえないよう、声を潜めて。

【室戸 健司】 「知ってるさ。」笑い顔は、潜む悲しみを隠さない。こちらも、聞かせない意図はないにしても小さな声で。
「知らなきゃ、しないさ。こんな事なんか。」

【鏡月 奏】 「…………やっぱりアレ、聞いてたんだ。1日目の」じとっ。

【室戸 健司】 なぁんだ、と間の抜けた声を上げる。
「知ってたのか。バレないようにするの、頑張ったんだけどな。……聞いたよ。だからこうしたんだ。」

【鏡月 奏】 「ううん。依理ちゃんがあんなこと言うの聞いたの、あの時だけだったし。」
「……依理ちゃんは気付いてたんじゃないかな」で、依理を見て。

【黒井 依理】 「檻姫センパイのえっちー。」見切られたことを悟るや、くすくす笑って彼から身を引きますよ。

【檻姫 大輔】 「……、やるねえ、俺が守る必要ねえんじゃねえの、依理ちゃん。」くくく、と笑いながら。
パスしまーす。

【黒井 依理】 「そんなに守られなきゃいけないようなか弱い女の子に見えてましたか?」掌を翳して首を傾げますよ。
それから見せたのは、とびきりの笑顔。「だったら、大成功ですねっ!」

【檻姫 大輔】 「……。」笑顔に負けた。ぽた、と周りの紙飛行機が全部落ちて、右の手のひらで口元を隠す。
「…それ、反則、じゃね。」頬は若干赤い、ような。

【黒井 依理】 「でも、私、」ぽんと掌を打った。笑顔を保ったまま、下から大輔を覗き込むように見遣って。
「そんな風に素直に転がされてくれる檻姫センパイのこと、好きですよ。」
脱落を宣言します。

【GM】 OK。勝者は大輔です。戦果を選んで下さい。

【SM】 おおおおおおおおおおおおおっ!!

【檻姫 大輔】 「…じゃ、じゃあ、明日の文化祭、俺と回ってくれる?」
その前に事件を解決しなきゃならないけど、と。
依理ちゃんに感情「愛情」を抱かせるよ

【黒井 依理】 「明日、そうですね……。」頬に指先を当てて、考える仕草で勿体付けてから。
「センパイがカッコよくギターソロ決めてくれるんなら、是非!」とな、こくり頷きますよ。

【檻姫 大輔】 「へ、へっ、当たり前だろバッチリ決めてやんよ!」にへら、と笑って。

【鏡月 奏】 「……ご愁傷様、健司君。この傷のことは水に流してあげる」

【室戸 健司】 やはりどこか自嘲的な笑みを浮かべたまま。視線は天井、奏も依理も大輔も見ずに。
「自分で選んだんだ。ご愁傷様、も何も無いよ。……ま、水に流して貰えるっていうんなら、それはそれでいいけどね。」

【鏡月 奏】 健司の肩をぽん、と叩きながら、「…さ、戻って残念会しよ。付き合ってあげる」(…)

【GM】 依理が大輔に「愛情」を抱きます。
大輔が告白の功績点獲得条件を満たした為、プライズ「文化祭の思い出」を獲得します。
依理さんの方は対象が健司君なので、条件を満たしたことにはならないんですね、これが。

【檻姫 大輔】 やったにゃ。

【黒井 依理】 なんですよね。
まあ大輔くんも纏めて潰して無理矢理健司くんに愛情抱かせることも考えたんですが、なんか可哀想ですしまあいいです(……)

【檻姫 大輔】 ひでえwwwwww まあでも告白の相手が相手だしねえ…

【鏡月 奏】 マジ魔性の女。怖いよー(…)

【SM】 この多羅尾めっ!(注:褒め言葉です)

【GM】 では、秘密をお送りします。


【GM】 ああ、あと、ラウンド終了時の処理として、奏は変調回復を行っていいですよ。

【鏡月 奏】 ありがとう。じゃあ、マヒから。隠形術で7。
2ターン目だからできるんじゃないかなと思いつつ、判定!

【奏ダイス】 (2D6 → 6 + 5 = 11)

【SM】 良かったね……

【鏡月 奏】 よかった。マヒは治った。じゃあ、故障。生存術から8!

【奏ダイス】 (2D6 → 6 + 5 = 11)

【鏡月 奏】 何事だよ。

【黒井 依理】 調子よすぎだろう。

【室戸 健司】 後で回避判定をシクるまで把握。

第3サイクル第4シーン シーンプレイヤー:室戸 健司(PC3)


【室戸 健司】 シーン振ります。

【健司ダイス】 [学校:校舎の屋上。一陣の風が吹き、衣服をたなびかせる。] (2D6 → 4 + 1 = 5)

【室戸 健司】 あ、いいや。残念会断って黄昏れてよう。

【鏡月 奏】 じゃあ、ココアを奢ってやろう。

【室戸 健司】 それは貰おう。ココア持ってるけど、開けてはいない。 設営の進む外の光景を、ぼうっと眺めてる。

【黒井 依理】 哀愁漂う図。

【室戸 健司】 そもそも自分の足取りに気付いているのか、その目に何か映っているのか否か?
その頭の中はおそらく彼女でいっぱいだよ。 記憶術で内偵、依理の秘密を抜く。

【SM】 メッチャ哀愁漂ってるなぁ。

【黒井 依理】 かわいそうになってきた。

【室戸 健司】 このまま楽園でも最大の被害者になる気がしてきた。 はあ、と溜息。

【GM】 情報共有は……ありませんね?では、依理の通常秘密を送ります。

【鏡月 奏】 健司君。昨夜の傷は水に流してないから、代わりにその秘密をちょうだい?(←)

【室戸 健司】 流してないなら君に送るのは社会戦だが、如何だろう。

【鏡月 奏】 クリティカルヒットのプレゼントとどちらがいい?

【室戸 健司】 撃たれたら死ぬわあ……。

【黒井 依理】 結局仲悪いwwwww

【SM】 この二人仲悪すぎだよぉ!

【GM】 送りました。この流れいいわあ。

【室戸 健司】 ……分かった。この秘密、「文化祭の思い出」の秘密と交換なら手を打とう。

【鏡月 奏】 よーし。それなら…………大輔君の居所持ってたよね、私?
……うん。持ってた持ってた。よし、これでOK(…)

【檻姫 大輔】 俺仕掛けられるんかーい★……、……え゛?

【SM】 大輔くん逃げてー!

【室戸 健司】 「……ッ!?」記憶の奥底に引っ掛かる何か。
それを完全に思い出した瞬間に、ぼんやりしていた瞳がはっと力を取り戻す。
彼は弾かれたように屋上の柵から離れ、階下への階段を走り抜ける。

第3サイクル第5シーン シーンプレイヤー:水波 カオル(GM)


【水波カオル】 ではカオルのシーン。ドラマシーンです。

【カオルダイス】 [日常:みんなで食卓を囲むことになる。鍋にしようか? それとも焼き肉? お好み焼きなんかもい~な~♪](2D6 → 5 + 3 = 8)

【水波カオル】 よしきた、みんなー、部室でご飯にしようぜー。

【檻姫 大輔】 お昼ごはんですかね。

【室戸 健司】 前回シーンからは時間も経って落ち着いてるんじゃないかな。平和的に買い出しから帰ってきたりしてる。

【水波カオル】 屋台を出す連中から首尾よく試作品をもらってこよう。文化祭にありそうな食べ物なら好きにどうぞ。

【諸星 真琴】 流石部長!皆が体育館で激闘を繰り広げてる間に……

【鏡月 奏】 クレープの試作品を3つ持って行くよ。
健司君はそっとしておきたいし、2人は爆発すればいいし、真琴とカオルと3人で食べようと思って。

【水波カオル】 「しかし皆してどこへ行ってたんだい?運ぶの手伝ってくれたら良かったのに。」(……)

【諸星 真琴】 「水波センパイ、一人で楽器運ぶの頑張ってたんですよぅ?ボクはここから動くなって……」

【鏡月 奏】 「男の醜い争いがあって、女の怖さを体感してたんだよ」(……)

【水波カオル】 「なあにそれー。」奏の言葉にくすすっと笑いますよ。

【檻姫 大輔】 じゃあ大輔君は、焼きそば!
「…さっきはあんなことになったけどよォ、なるべく穏便に済ませたいわけだ」もっちゃもっちゃ。
「…できればめんどくせえことしたくねえなあ。」

【黒井 依理】 地味に大輔の隣に座ってるのはまあお察しください。お好み焼きもぐもぐしつつ目線はクレープに向く。
「そんなこと言ってー、明日の本番大丈夫なんですか? ギターソロ。」足組んで。

【檻姫 大輔】 「あぁ、そんならバッチリ。ギターソロほどの見せ場他にゃねーだろ、一番練習してるぜ。」もしょもしょ。

【黒井 依理】 「じゃ、期待してていいんですね?」と小首傾げて大輔見上げる。

【檻姫 大輔】 「ああ、期待していいぜ。見とれてリズム狂わないようにしろよなー。」けらけらと笑う。

【室戸 健司】 女子集団の漫研がホットケーキ焼いてたので貰って来てる。やたらいっぱい。

【鏡月 奏】 「はい、真琴さん。わらび餅。分けてもらってきたよ」はい、と差し出すよ。

【諸星 真琴】 「奏ちゃんありがとー!」差し出され、クレープに続いて食べ始め。もっちもっち

【黒井 依理】 「そーちゃーん、私の分はー?」聞いてみるよ。挙手っ。

【鏡月 奏】 「檻姫先輩に貰ったらいいんじゃないですか?」(……)

【黒井 依理】 「……そ、そーちゃんが急に冷たく……。」

【鏡月 奏】 くすっと笑って「冗談だよ、依理ちゃん」
はい、とわらび餅を渡して「檻姫君、と仲良く食べてくださいね」

【室戸 健司】 「……ちょっと貰い過ぎちゃったんだけど、良ければみんなで食べないか?」
言って奏と大輔へ差し出すホットケーキの箱に仕込んだメモ、そこに秘密が書いてある。

この場の情報交換にて、カオル、依理、奏、プライズの秘密が公開情報とされる。


NPC1:水波 カオル
【使命】:みんなで楽しい時間を過ごす
【秘密】:実はあなたはラノベや漫画が大好きだ。
そんな物語に登場する楽しげで幸せそうな主人公達にものすごく憧れている。
自分でも、そんな楽しい時間を過ごそうと思い、仲間を集めて軽音部を作った。

PC4 黒井 依理
【使命】:部活メンバーの好きな人が誰かを調べる
【秘密】:実はあなたは死んでいる。
今、あなたは生きているが、なぜか、死ぬ前のことが、あまり記憶に残っていない。
ただ「月読(つくよみ)」と呼ばれる人物に殺されたことだけは覚えている。
あなたの【本当の使命】は「月読」が誰かを捜すことである。
【追加の使命】:エンディング終了時にあなたが以下の条件を全て満たしていた場合、あなたは追加で功績点1点を得る。
・表の【使命】を達成していること。具体的には4人以上のパーソナル秘密が開いていること。
・シナリオ終了時に生き返っていること。

PC1 鏡月 奏
【使命】:文化祭を無事終わらせる
【秘密】:実は、あなたは水波カオルの幼なじみだ。
あなたは幼い頃、ふざけてカオルと結婚の約束をしている。
そのときカオルは、あなたに「『ずっといっしょだよ』と言っててプロポーズしてね」と告げている。

プライズ:文化祭の思い出
【秘密】:現在、君たちは忍法「時檻」によって閉じた時間の中に閉じ込められ、「楽しい学園生活を送る学生たち」という偽の記憶を擦り込められている。
時間を先に進めるためには、「時檻」を解除しなければならない。
「時檻」は4サイクル目が終了するまでに、術者の設定した「合言葉」を術者に向かって伝えることで解除される。解除されるとクライマックスフェイズになる。
「時檻」を解除したものは、クライマックスフェイズの終了時までに、1つだけ自分の望みを叶えることができる。

【鏡月 奏】 ………………そうか。そういう、ことか。

【檻姫 大輔】 …なるほど……なるほど。

【水波カオル】 カオルはここで公開された全ての秘密を聞いてません。楽しそうに団子をつまんでますよ。

【黒井 依理】 「わーい、ありがとうそーちゃん! 大好き!」
めそめそしかけてたのを顔上げて、わらびもちを受け取って笑う。その顔色は、死者とはとても思えないようなそれだ。

【室戸 健司】 持ち込んだホットケーキを食べつつ、やっぱり依理の方を気にしている。
自分の記憶が確かなのか、見れば見るほど疑わしくなるけれど、本当なのだろう。

【鏡月 奏】 秘密をお互いに得て、「…………。……そっか。そういうことだったんだね」ぽつり、と寂しそうに呟きます。

【黒井 依理】 嬉しそうにパッケージを開けて、わらびもちにつまようじを刺しますよ。もぐもぐ美味しげ。
「檻姫センパイも如何ですか?」って、笑ってから、奏の呟きが耳に入る。「……そーちゃん。」

【鏡月 奏】 「うん。解ってる。……変だとは思ってたんだ。鞍馬に、比良坂に、御斎に、ハグレモノ。」
「……みんな、当たり前みたいに同じ所にいて、同じことを、飽きもせずにずっと続けてきたけど…。そんな幸せ、あるわけないんだって…。」

【室戸 健司】 「……全部が、仮想か。」ふう、と息を吐き、空になった容器を床に置く。
「確かに、仇敵に恋情、なんか――。」

【檻姫 大輔】 「……、依理、」ちゃん、と。呟いて「……あぁ。」わらびもちをもらう。もぐもぐと食べる。
「……そっ、か。」もぐもぐ。何か言いたそうだがなにも言えない。

【黒井 依理】 「おいしいでしょう。」大輔にそう言うと、腰を上げた。
奏の方へと近寄り、わらびもちを彼女の口の中へと突っ込もうとしますよ。

【鏡月 奏】 「むぐ!?;」押し込まれて。

【室戸 健司】 奏と依理を見ながら、何をしているのかと目を瞬かせ、「……依理?」

【黒井 依理】 押し込めてから奏の顔を覗き込むよ。首を傾ける。
「そーちゃん。わらびもち、美味しいかい?」

【鏡月 奏】 「…………」ごくん、と飲んで。しばらく俯きながら「……わかんない。」

【黒井 依理】 「そっか。私は美味しいよ。」ぽんぽん、奏の頭を撫でてやってから。
「美味しかった。この学校で、部室で過ごしてて、食べる全部が美味しかった。」
「……それと、全部が楽しかった。」奏に語りかけながら、ちらり、健司を振り返りますよ。穏やかな笑み。

【水波カオル】 「あ、えりちゃんなにやってんの。そーちゃん困ってるじゃないー。」
その手には奏の持ってきてくれたクレープがありますよ。

【鏡月 奏】 「……ご、ごめん…!」顔を隠して、外に飛び出します。
カオルの顔を見て、彼が術者――月読である可能性が高いことを思い出してしまって。混乱しきってしまいました。
結界を解除する方法は知っている。けれどその時、きっと殺し合いが始まるのでしょう。そんなのは、嫌だったから。

【鏡月 奏】 何より、けれど避けられないことも、避けてはいけないことも理解して、納得してしまった、忍びとしての自分が嫌だったから。

【黒井 依理】 出ていく彼女を見送りますよ。それからおどけたように、カオルを向きます。
「……水波センパイこそ、そーちゃんを困らせる何かをしたんじゃありません?」

【室戸 健司】 「……、…………。」死んでいるはずの彼女が、一番に穏やかだ。
その穏やかすぎる顔を見ていられなくて、奏の後ろ姿すら追わずに、視線は膝の上へと落ちる。

【諸星 真琴】 出て行く奏の姿を認め、きょとんと首を傾げます。「奏ちゃん、どうしたんだろ……?」

【水波カオル】 「あれ?」出て行く奏を目で追い、次いで立ち上がりますよ。そして依理の方を見ます。
「あー、そうなのかな。」 ちょっと弱ったような表情で頭を掻いて。
「ごめん、ちょっと抜けるね。悪いけど練習までには片付けといてよ。」と奏を追いかけます。

【黒井 依理】 「もー、あんまりそーちゃんいじめないでくださいよ?」
その穏やかさはむしろ死んでいるからこそだ。当たり前のように大輔の隣に戻り、腰掛ける。

【檻姫 大輔】 「…なあ、依理……。」ぽつり、と。声を投げ掛ける。
「…君に、さ。俺、今何ができるかなあ……。」どこか一人言のような。遠い目で天井を見上げている。

【室戸 健司】 大輔と同じ問いを投げかけたくはあったけれど、それを聞くのはもはや自分の役目では、なかった。
視線を落としたまま、もう穏やかな笑みを見上げる力もないだろう。

【黒井 依理】 「……なんでしょうね。」隣の大輔に、軽く身体を傾けて。
「今、私、楽しいんですよ。……楽しいんですけど、このままじゃダメですよねえ。」

【檻姫 大輔】 「でもさ、依理には今しかないわけ、じゃん。」傾けられた体に、依理の方を見る。
「過去には戻れないし、未来は無い。けどこのままじゃダメって……八方塞がり、だなあ。」困ったように軽く笑う。

【黒井 依理】 「八方塞がりっていうか……。」うーん、と立てた指先を顎元に当てて視線を上に、考え込む。
「……そもそも、死んじゃった時点で本当は終わりだったわけでしょう? なら、この今だって本来ある今じゃないんです。」
「ちょっとしたサービスっていうか、ボーナスステージっていうか。だから、それでいいのかもしれません。」

【水波カオル】 カオルの方は記憶術5で奏のパーソナル秘密を抜きます。彼女の行きそうな場所を探し回りますよ。

【カオルダイス】 (2D6 → 1 + 1 = 2)

【諸星 真琴】 カオルさぁーん!

【水波カオル】 くっそ吹いた。駄目男がいるwww

【室戸 健司】 完全に見当違いでしたね。

【黒井 依理】 神通丸持ってないん?

【鏡月 奏】 遁甲符をお持ちの方ァー!!

【水波カオル】 もうダメ男でいい気がするので使いたくない(……)

【鏡月 奏】 私の神通丸あげるから使えよ!!;

【水波カオル】 いいけど。そもそもカオルに渡すってのがどういうことか判ってるよな?

【カオルダイス】 (2D6 → 5 + 2 = 7)

【水波カオル】 結局。午後の練習の時間になるまで、カオルが奏を見つけることはありませんでした。

【GM】 奏の【告白】相手は――「水波カオル」です。


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