■あとがき
ログの編集、及びPC2/フィンヴェナハを担当しましたボノと申します。
「傷痕」リプレイお読み頂きありがとうございました。
とある山里を舞台とした不遜なる怪物と流浪のマタギの物語、お楽しみ頂けたなら最上の思いです。
GMはシナリオ作者である蘇芳さんが直々に務めて下さりました。
当初4~5時間程度を予定していた当セッションでしたが、PLがロールに熱中したため更に3時間以上の延長となった際も快く引き受けて下さりました。
また、そうしてロールに熱中することが出来た要因もまた、GMの柔軟な受け入れ姿勢に拠る所が非常に大きかったです。
シナリオのギミックに対しても、最後の最後まで驚かされてしまいした。
GM自身もシナリオを楽しんでいることが良く分かるセッションで、お陰で最後まで伸び伸びとロールすることが出来ました。
素敵なセッションをありがとうございました。
PC1/花冠さんを担当したのは鳥野さかなさん。
こちらのセッションにお誘いして下さったのもさかなさんでした。
当セッションにおいて、ロール心に大きく火か付いたのも、ひとえにさかなさんのテンポ良い掛け合いあってのものだと思っております。
一見すると感情の起伏の無い、冷徹なマタギ。
しかし、その裏側にある優しさと彼自身の過去の傷痕は、フィンと花冠さんの物語をより深く絡めて行くこととなりました。
ある種の諦観めいた花冠さんの生き方に、意欲旺盛なフィンが付き添うことになるのもまた、物語の妙なるものです。
ありがとうございました。
シノビガミにおいて、割り当てられた【秘密】はシナリオの根幹を左右する非常に面白いシステムですが、
その【秘密】に対するプレイヤー各々の解釈とその行使もまた、無限の拡がりを持つ醍醐味の一つだと思います。
そういった意味において、当セッションも懐の深い、素敵なものとなったのでは無いかと感じました。
大変に楽しかったです。
リプレイ化に当たっては、さかなさんの多大な助力を頂きました。
更に言うなら、私自身は大枠を作ったのみで、リプレイ編集その他整形までほぼ一人で成し遂げて下さりました。
全く頭の上がらない思いであります。
本当にありがとうございました。
最後に、シノビガミという素敵なシステムを作成し、提供して下った冒険企画局様、
セッションにおいて、大変有用で扱い易い『キャラクターシート倉庫』を公開して下さっているMASASHIGEさん、
加えて、最後まで文章を読んで下さった皆さんへ、感謝の念に堪えません。
ありがとうございました!
2013年6月某日 ボノ
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