GM
■PC2 推奨:自由
・使命:【PC1に記憶を取り戻させる】
・導入:
あなたはこの病院の医師である。何らかの理由で隠れ潜む忍者であったあなたは、同情か仁愛か気紛れか、数か月前にPC1を匿い、その主治医をつとめてきた。
体の傷が癒えたというのに、PC1は何らかのショックで起きた記憶障害に悩んでいる。
あなたの【使命】はPC1に記憶を取り戻させることだ。
GM
これこのようになります。
PC2、紹介していきます。
須磨 梓
……何から話しましょうか。あまりこういった自己紹介などしないもので……
須磨 梓
医者をしています。病院の……あまり外から人も来ない、辺鄙な山奥の病院です。
須磨 梓
みな、よい人ですよ。お世話になっています。看護師さんも、患者さんも……
須磨 梓
http://character-sheets.appspot.com/shinobigami/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEYjOvwxQQM
GM
■PC1 推奨:自由
・使命:【記憶を取り戻す】
・導入:
あなたは数か月前PC2に救われ、この病院に入院している患者である。
何か大きな罪を犯したのに、それが何なのか思い出せない。
何らかのショックによる一時的な記憶障害だろうと医師は言う。
あなたの【使命】は記憶を取り戻すことである。
秋絶 未緒
この病院でお世話になっている入院患者です。名前以外のことは…正直思い出せないことが多くて。
秋絶 未緒
でも梓先生は良くしてくれているし不安はそんなに無いかな。
秋絶 未緒
目下の目標は記憶を取り戻すこと。先生の言うことをよく聞いて、俺なりに頑張ってみるよ。
秋絶 未緒
…タバコはやめろって?いやあ、ハハハ。
秋絶 未緒
https://character-sheets.appspot.com/shinobigami/edit.html?key=ahVzfmNoYXJhY3Rlci1zaGVldHMtbXByFwsSDUNoYXJhY3RlckRhdGEY7rmk1gQM
GM
ではこの二人で今回シノビガミ「出口なし」、やっていきましょう。
検めまして、よろしくお願いします!
GM
とある地方の山中。ぽつりと建つ古びた木造の病院の入院病棟、2階の203号室。
ベッドに腰掛けた患者の傍らに、ひとりの医師が腰掛けて話を聞いている。
患者は言う。何か大きな罪を犯したのに、それが何なのか思い出せない。
静かな病室で、カウンセリングは続く。
病室の外に人影はない。長い廊下を見渡しても、階下に降りたとしても。
生きて動く者は一人もいない。
ただ、203号室から、話し声がぽつぽつと無人の廊下に漏れ聞こえている。
(――数か月前、忍務の帰途で大怪我を追った忍者をこの病院の医師の1人が保護した。
隠れ潜む忍者であったその医師は、同情か仁愛か気紛れか、傷ついた忍者が身元を隠して心身を癒せるように尽力した。
病院の人々は患者をあたたかく遇し、忍者は生まれて初めて味わうような静かで安らかな日々を過ごした。
その束の間の静穏が、壊れる日までは)
その日壊れたものは、ほんとうは何だったのだろう。
真実は何処に?
――さあ、先生。あなたの患者が待っています。
須磨 梓
2d6 (2D6) > 6[1,5] > 6
GM
04~05:古い木造の入院病棟、203号室。ひどく静かだ。会話の間に落ちる静寂が胸に刺さるほどに
GM
夏の名残の風が薄色のカーテンを揺らし、あなたの頬を撫でる。
GM
涼しさよりも生ぬるさを感じさせるゆるやかな風。
GM
行き場なく吹き溜まる空気の只中にあなたは医者を待つ。
GM
あなたの呟きに応えるものはない。
静寂に包まれた木造建築の一室に、今はたったひとり。
秋絶 未緒
立ち上がり、窓辺から外を見上げている。
GM
日に透かされた木々の葉は青々しさを失いながらも、未だその葉を落とす気配はない。
秋絶 未緒
「…秋が来るには少し早いな。こう言う季節のことはなんと言うんだったかな」
GM
一歩一歩。踏みしめるような歩き方をする。このリズムにももう慣れた。
GM
これ以外を聞かなくなってより、どれほどの時間が経ったものか。
須磨 梓
しっかりと返事を待ってから、扉が開かれる。
須磨 梓
四角四面のまっすぐな眼差しがあなたを捉えて、
須磨 梓
バインダーを片手に、あなたの隣へと歩を進める。
須磨 梓
椅子を引っ張り出して腰を下ろす。
脚を組むことはしない。行儀正しく膝頭を揃える。
秋絶 未緒
座るあずさを眺めニコニコと笑っている。緊張感はない。
秋絶 未緒
「そうですねえ、はい。何も変わらないかなあ。」
須磨 梓
薄い身体に、少し持て余すような白衣のサイズ。
秋絶 未緒
人好きする笑みで、なんでも無いように。
須磨 梓
「そうなりますと……」視線を落として考え込む。
須磨 梓
「記憶の方も相変わらず、ということですか」
秋絶 未緒
「そうですね。俺には何も変わりがありません。」
秋絶 未緒
「まあ特に困ることもないんですがね。」
須磨 梓
「いつまでもずっと病院暮らしだなんて……」
須磨 梓
「何か、目標とかないんですか? 退院してしたいことだとか」
須磨 梓
「このように、患者さんのご快復に努めておりますよ」
秋絶 未緒
「人の話を聞くのも記憶のヒントになりそうでさ」
秋絶 未緒
「俺は正直、思い出せないからやりたいことってわからなくて」
秋絶 未緒
「そうそう。何かのきっかけで連鎖的にってことがあるでしょう?」
秋絶 未緒
「だから、梓先生の話を今日は聞いてみたくてね」
須磨 梓
*メインフェイズ第一サイクル第一シーン、梓の手番。
未緒に戦闘を仕掛けます。
GM
◆メインフェイズ第一サイクル第一シーン
行動:須磨 梓
須磨 梓
BT 戦場表を振ります。 戦場表(2) > 水中:海や川や、プール、血の池地獄など。この戦場では、回避判定に-2の修正がつく。
GM
戦場は水中。上記のように回避判定に-2の修正です。
GM
メインフェイズの戦闘シーンは参加キャラクターの人数でラウンドが決まります。
今回は二人なので2ラウンド。2ラウンドの間に生命力を1点でも失った方が脱落となります。
最後まで残った側が勝者。
GM
どちらも生命力を失わずに終わり、脱落がない場合は勝者なしとなります。
[ 須磨 梓 ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。
[ 秋絶 未緒 ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。
須磨 梓
2D6>=5 (判定:潜伏術) (2D6>=5) > 12[6,6] > 12 > スペシャル(【生命力】1点か変調一つを回復)
須磨 梓
1d6 ダメージダイス♥ (1D6) > 3
秋絶 未緒
2D6-2>=7 (判定:医術) (2D6-2>=7) > 2[1,1]-2 > 0 > ファンブル
須磨 梓
接近戦ダメージなので分野ランダムです。振ります。
須磨 梓
謀術が被ったので体術と謀術とあと1分野好きなところをどうぞ。
[ 秋絶 未緒 ] 体術 : 1 → 0
[ 秋絶 未緒 ] 謀術 : 1 → 0
[ 秋絶 未緒 ] 戦術 : 1 → 0
須磨 梓
その場に在るものにまとわりつき、その身を縛るような不快感。
須磨 梓
梓もそれを感じている。その上で、確かな意思をもって振り切る。
秋絶 未緒
「お医者さんが患者を殴るって、いいの?」
秋絶 未緒
笑ってはいるが、結構痛そう。眉根を寄せている。
秋絶 未緒
いつもの穏やかな笑みは、剣呑な光を宿した。
須磨 梓
「本当にそんなふうには、思っていないくせに」
須磨 梓
*ダメージを受け、未緒は脱落。梓が勝者となります。
須磨 梓
*プライズ『記憶』を未緒へと譲渡します。
GM
【秘密:『記憶』】
このプライズの真の名称は『罪』である。下記文中の「あなた」はその時点でのこのプライズの持ち主を指す。
このプライズを手に入れたタイミング(配布時を含む)が訪れるたび、持ち主は下の「」内の文章中の、任意の一つの[ ]の中を消して好きに書き換えてよい。この時、書き換えた[ ]についている番号を消去すること。番号の消えた[ ]内は以降上書きされない。
「あなたは(1)[3日前]、(2)[あなたの所在を突き止めた追手が迫っている事を知り、あなたの情報を知る者を消す]ために、この病院の人々を全て殺した。あなたは(3)[慣れた手際で、人形のように首を落として]彼らを殺した。
目の前の相手だけは殺さなかった。[かつて失った大切な人とその姿を重ねてしまっていた]からだ。記憶の混乱の治療にはもっと時間を掛けたかったが、今日までが限界だった。あなたは(5)[痕跡を消すため、既に病棟の下階に火を放った]。
これこそが、これだけが、(6)[ 真実 ]である。」
GM
◆メインフェイズ第一サイクル第二シーン
行動:秋絶 未緒
須磨 梓
あなたに傷を負わせた凶器を手の内のままに、
秋絶 未緒
「どういったつもりで?俺はバイオレンスにされて喜ぶ趣味じゃ無いなあ」
須磨 梓
「あなたは、あくまでそのようにするのね」
秋絶 未緒
2D6>=5 (判定:結界術) (2D6>=5) > 2[1,1] > 2 > ファンブル
[ 秋絶 未緒 ] 忍具 : 2 → 1
秋絶 未緒
2D6>=5 (判定:結界術) (2D6>=5) > 6[1,5] > 6 > 成功
GM
【秘密:須磨 梓】
あなたには分かっている。罪を犯したのは実は彼ではない。あなただ。
PC1は、あなたが病院の人々を殺戮したショックからか記憶に混乱をきたしている。事件の記憶の中の犯人、つまりあなたを、自分自身と取り違えてしまっているのだ。
主治医として、彼が自ら思い出せるよう少しずつカウンセリングを続けていたが、タイムリミットが迫っている。
あなたは決断した。彼の記憶を修正し、思い出させねばならない。もう手段は選ばない。彼に憎まれ追われることになろうとも、それがあなたへの罰となり贖罪の手段となるだろう。
あなたの【本当の使命】は、あなたからPC1にプライズを渡し、かつ最終的なプライズの所持者となることだ。
須磨 梓
眼差しに迷いはなく、惑いはなく、躊躇いはなく。
秋絶 未緒
「君が一番わかっているんじゃないのかな?梓ちゃん」
秋絶 未緒
「君は、先生なんて呼ばれる人じゃ無いだろう?」
秋絶 未緒
カウンセリングをする医師のような、穏やかな口調で応える。
須磨 梓
寝入り話に応える母親にすら遠い、硬い声音で続ける。
須磨 梓
「人の波に紛れて、その背を窺うような生き方ばかりをしてきました」
秋絶 未緒
真剣な顔で聞く。
相手の懐に入るための、傾聴の姿勢。
須磨 梓
「誰も私に気付かない。誰も私を振り返らない」
須磨 梓
「申し上げた方が、よろしいでしょうか?」
秋絶 未緒
「…ゆっくりと、と言うわけにはいかないだろうからね。お互い」
須磨 梓
強張った真顔のままに、あなたを見返している。
須磨 梓
まとわりつくような空気の生ぬるさは、言葉のひとつひとつ、その輪郭をも滲ませていくようで。
秋絶 未緒
「君がいつか話してくれるまで待つよ、なんてことも言えないな。」
須磨 梓
浮かべてみせた笑みは、結局のところ、作ったものだ。
秋絶 未緒
あえて直接的な言葉を避けている。
話してとも、話すなとも言えない。
須磨 梓
「仕事をするのには、都合がいいでしょう?」
須磨 梓
「あなたの記憶を取り戻すことこそが、私の目標です」
須磨 梓
「あなたのお話を、聞かせていただけますか?」
須磨 梓
「はい。それだけでなくとも、構いませんが」
須磨 梓
唇に笑みをたたえてあなたを見つめる。
医者となった女の、医者としての笑み。
須磨 梓
「この入院病棟に閉じ込められていても、構わないと?」
須磨 梓
それを見て対照に、思い出したように、笑み。
秋絶 未緒
「俺にはやらなければならないことがある。たとえやりたいことがなくても」
秋絶 未緒
「だから梓先生に返す答えはこう。ここを出てやりたいことはない。俺の記憶はどうでもいい。そして、俺はここを出ていくけれど、それは今ではない」
秋絶 未緒
「…今はまだ、君を置いていけない、梓ちゃん」
須磨 梓
「記憶はどうでもいい、などと言われてしまっては」
須磨 梓
あくまで医者の立場からそれを語ってみせる。
秋絶 未緒
ー知っている。彼女の秘密を知っている。彼女が「本気で」そう思っていることを知っている
秋絶 未緒
ー「先生」を取り去る。敬語を取り去る。
秋絶 未緒
まるで、己の方が正常なのだ、と言う態度を、男はもう崩さない。
秋絶 未緒
「俺の記憶はね、いいんだよ。君が気にすることではないんだ」
秋絶 未緒
「君には、俺が意地を張っている難しい患者に見えているんだろうね」
秋絶 未緒
「病院で迷子になった、小さな患者さんに見えるよ。梓ちゃん」
須磨 梓
訊くべきことでないことを訊いた。
医者であれば。医者の訊く必要のないことを。
須磨 梓
「治療が足りていないということになるのでしょうね」
秋絶 未緒
梓の様子を見つめている。具に、見逃さぬように
秋絶 未緒
そして理解する、自分の言葉は彼女に届いていない
秋絶 未緒
「…伝わっていないかな。やっぱり免許があってもこう言うのは難しいね」
秋絶 未緒
「俺はね、君の真摯な気持ちを疑っていないよ。その上で、今君が考えるべきなのは俺のことじゃない」
秋絶 未緒
「梓ちゃん、君自身のことを見つめて。君は君の記憶と向き合うべきだ」
秋絶 未緒
「もう、俺の中に君を見る時間はおしまいだよ」
秋絶 未緒
彼女は信じ込んでいるのだから、己こそが正しいと。目を覚まさせねばならない、と思う。
須磨 梓
笑みを零す。どこか気の抜けた、作ったものと違う。
須磨 梓
「私には特別、善い人でいてくれるのかしら」
秋絶 未緒
「…そうだね、この病院での俺は、善い人間であった、と思うよ」
須磨 梓
「私が知るのは、この病院でのあなたです」
須磨 梓
「あなたの中に自分を見ることなど、できませんよ」
GM
◆メインフェイズ第二サイクル第一シーン
行動:須磨梓
須磨 梓
*未緒に戦闘を仕掛けます。
戦場表は振りません。
[ 秋絶 未緒 ] がダイスシンボルを公開。出目は 6 です。
[ 須磨 梓 ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。
秋絶 未緒
■奥義
《クリティカルヒット》
指定特技 :遊芸
エフェクト:1人選んで4点減少
効果・演出:
秋絶 未緒
RCT ランダム分野表(6) > 妖術
秋絶 未緒
RCT ランダム分野表(5) > 戦術
秋絶 未緒
RCT ランダム分野表(2) > 体術
秋絶 未緒
RCT ランダム分野表(1) > 器術
[ 須磨 梓 ] 器術 : 1 → 0
[ 須磨 梓 ] 体術 : 1 → 0
[ 須磨 梓 ] 戦術 : 1 → 0
[ 須磨 梓 ] 妖術 : 1 → 0
GM
*梓は脱落し、勝者は未緒。
戦果の宣言をどうぞ。
秋絶 未緒
「あなたは(1)[3日前]、[これ以上は苦しか残っていない生から解放する]ために、この病院の人々を全て殺した。あなたは(3)[慣れた手際で、人形のように首を落として]彼らを殺した。
目の前の相手だけは殺さなかった。[かつて失った大切な人とその姿を重ねてしまっていた]からだ。記憶の混乱の治療にはもっと時間を掛けたかったが、今日までが限界だった。あなたは(5)[痕跡を消すため、既に病棟の下階に火を放った]。
これこそが、これだけが、(6)[ 真実 ]である。」
秋絶 未緒
目を逸らせないように、微弱な結界で誘導をして
須磨 梓
距離を詰めると実感する。
女の上背はあなたよりも低く、体躯はあなたよりも細い。
秋絶 未緒
「いや、君は君を見ていない。そして俺も見ていない」
秋絶 未緒
的確に、彼女が一番いわれたくないであろうことを
秋絶 未緒
彼女に、矢のように浴びせる。元々自分はそれが一番得意だった。
秋絶 未緒
術と言葉で、相手を惑わせる。従わせる。
秋絶 未緒
「俺は俺だよ。君が君でしかないように」
秋絶 未緒
「俺は見えている。現実が、すべきことが。」
秋絶 未緒
「…ねえ、梓先生。お医者さんごっこはもう終わりにしよう」
GM
◆メインフェイズ第二サイクル第二シーン
行動:秋絶 未緒
秋絶 未緒
「…君には、俺がまだ記憶のない可哀想な患者に見えている?」
秋絶 未緒
2D6>=5 (判定:登術) (2D6>=5) > 7[3,4] > 7 > 成功
[ 秋絶 未緒 ] 謀術 : 0 → 1
須磨 梓
それを覆い隠すことすら叶わなくなっている。
秋絶 未緒
「…そう。思い出すんだよ。本当に正しいことを」
須磨 梓
それに身を委ねてしまえば楽になれる。そう思ってしまう。
経験則は、そのように自分を導いてしまう。
須磨 梓
それではいけないということも、知っている。
須磨 梓
声は震える。踏みしめた足元は軋み音を立てる。
須磨 梓
何もかもが不確かであることを理解している。
須磨 梓
笑みを作るのだって、本当のところは真似なのだけれど。
秋絶 未緒
震える肩が、脚が、声が、それを物語っている。
秋絶 未緒
救わねばならない、それは男の最後の使命感だった。
この病院に己が救えるものは、もはや彼女しかいないのだから。
秋絶 未緒
このまま彼女に、罪を背負わせてはいけない。
GM
窓より吹き込む風は未だぬるく、行き先もなく、
GM
重い沈黙の支配する、この出口のない部屋にわだかまる。
[ 須磨 梓 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
[ 秋絶 未緒 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
秋絶 未緒
2D6>=5 (判定:登術) (2D6>=5) > 9[4,5] > 9 > 成功
秋絶 未緒
2D6>=5 (判定:遊芸) (2D6>=5) > 7[2,5] > 7 > 成功
須磨 梓
2D6>=7 (判定:隠形術) (2D6>=7) > 9[4,5] > 9 > 成功
須磨 梓
2D6>=5 (判定:潜伏術) (2D6>=5) > 8[2,6] > 8 > 成功
秋絶 未緒
2D6>=7 (判定:医術) (2D6>=7) > 9[3,6] > 9 > 成功
須磨 梓
2D6>=5 (判定:隠形術) (2D6>=5) > 7[3,4] > 7 > 成功
GM
雑踏ではファンブル値が常に+1されます。
これは全員に適用です。
[ 須磨 梓 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
[ 秋絶 未緒 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
須磨 梓
2D6>=5 (判定:潜伏術) (2D6>=5) > 8[2,6] > 8 > 成功
秋絶 未緒
2D6>=7 (判定:医術) (2D6>=7) > 5[1,4] > 5 > 失敗
須磨 梓
戦場が雑踏なので、接近戦ダメージが2点です。
[ 秋絶 未緒 ] 忍術 : 1 → 0
[ 秋絶 未緒 ] 謀術 : 1 → 0
須磨 梓
2D6>=7 (判定:隠形術) (2D6>=7) > 5[2,3] > 5 > 失敗
[ 須磨 梓 ] 忍術 : 1 → 0
[ 須磨 梓 ] 謀術 : 1 → 0
須磨 梓
■奥義
《迦陵頻伽》
指定特技 :言霊術
エフェクト:不死身
須磨 梓
1d6-1 回復量を出します。 (1D6-1) > 6[6]-1 > 5
[ 須磨 梓 ] 器術 : 0 → 1
[ 須磨 梓 ] 体術 : 0 → 1
[ 須磨 梓 ] 忍術 : 0 → 1
[ 須磨 梓 ] 戦術 : 0 → 1
[ 須磨 梓 ] 妖術 : 0 → 1
[ 秋絶 未緒 ] 謀術 : 0 → 1
[ 秋絶 未緒 ] 謀術 : 1 → 2
[ 秋絶 未緒 ] 謀術 : 2 → 1
須磨 梓
「……その情で、何かを過ってはいないか」
須磨 梓
「自信を持って、宣言することができますか?」
秋絶 未緒
そんなことはない、と言いかけて、揺らぐ。
秋絶 未緒
あの子のことを思い出さないと、胸を張って言える?
秋絶 未緒
雑踏のような混沌の中に、確かに見つめていたはずの梓の姿を見失う。
秋絶 未緒
「じゃあきっと、その人も善い人間じゃなかったね」
須磨 梓
女の矮躯に一撃が叩き込まれ、一瞬、僅かにその体は力を失う。
須磨 梓
一撃の痛みに身を折りながらも、声は確かだ。
須磨 梓
声を吐く。言葉を吐く。
自らを鼓舞する言霊を紡ぎあげる。
須磨 梓
「あなたを見、あなたを視、あなたを診る」
須磨 梓
「そのためだけに、今なおこの場に留まっている!」
秋絶 未緒
「君には見えていない。現実が。真実が。」
秋絶 未緒
「子供の遊びに付き合えるのはここまでだ」
[ 須磨 梓 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
[ 秋絶 未緒 ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。
[ 秋絶 未緒 ] 忍具 : 1 → 0
須磨 梓
【秘密:PC2】
あなたには分かっている。罪を犯したのは実は彼ではない。あなただ。
PC1は、あなたが病院の人々を殺戮したショックからか記憶に混乱をきたしている。事件の記憶の中の犯人、つまりあなたを、自分自身と取り違えてしまっているのだ。
主治医として、彼が自ら思い出せるよう少しずつカウンセリングを続けていたが、タイムリミットが迫っている。
あなたは決断した。彼の記憶を修正し、思い出させねばならない。もう手段は選ばない。彼に憎まれ追われることになろうとも、それがあなたへの罰となり贖罪の手段となるだろう。
あなたの【本当の使命】は、あなたからPC1にプライズを渡し、かつ最終的なプライズの所持者となることだ。
須磨 梓
自分の言うことも、彼の言うことも、何もかも噛み合わない。
全ては平行線に終わる。
須磨 梓
ならば従ってしまえばいい、と囁く声がある。
この人に従ってしまえばいい。この人に手を引かれるままにゆけばいい。
須磨 梓
ほんの一瞬。連れ出された先で見たものを。
須磨 梓
もしかしたら、この人も見せてくれるかもしれない、なんて、
須磨 梓
彼が犯したという罪。私が犯したという罪。
須磨 梓
平行線にある以上は、押し付けて生きるやり方はしたくない。
須磨 梓
あなたは子供の遊びと言うけれど、私は至って本気だから、
須磨 梓
あなたからその笑顔が消えてしまったことも、
須磨 梓
私にとっては、どうしようもなく悲しいことなのです。
須磨 梓
回想シーン、+3を乗せて奥義破りします。
須磨 梓
2D6+3>=7 (判定:隠形術) (2D6+3>=7) > 8[2,6]+3 > 11 > 成功
須磨 梓
2D6>=5 (判定:潜伏術) (2D6>=5) > 10[5,5] > 10 > 成功
秋絶 未緒
2D6>=7 (判定:医術) (2D6>=7) > 7[3,4] > 7 > 成功
[ 須磨 梓 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
[ 秋絶 未緒 ] がダイスシンボルを公開。出目は 2 です。
須磨 梓
2D6>=5 (判定:潜伏術) (2D6>=5) > 7[1,6] > 7 > 成功
秋絶 未緒
2D6>=7 (判定:医術) (2D6>=7) > 5[2,3] > 5 > 失敗
[ 秋絶 未緒 ] 器術 : 1 → 0
[ 秋絶 未緒 ] 妖術 : 1 → 0
須磨 梓
2D6>=7 (判定:隠形術) (2D6>=7) > 7[1,6] > 7 > 成功
須磨 梓
それでも彼女にとっては胸を張れる武装のひとつだ。
須磨 梓
「それを保証するものは何もありませんね」
須磨 梓
「あなたの正気を保証するものもまた、ありません」
須磨 梓
「だって――みんな、死んでしまったのですもの」
秋絶 未緒
ここにはもう、生きているものはいない。
秋絶 未緒
それでも、己が正しいと信じたもののために。
秋絶 未緒
ー彼女が、あんなふうに作った顔をせず笑える世界は、正しいはずだ。
秋絶 未緒
「それでも俺は、俺の主張を変えることはないよ」
秋絶 未緒
2D6>=5 (判定:医術) (2D6>=5) > 7[1,6] > 7 > 成功
GM
了解しました。
以降梓は影薙を使うたびに接近戦ダメージを1点受けます。
シーンに対して使用される忍法なので分野ダイスはGMが振ります。
[ 須磨 梓 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
[ 秋絶 未緒 ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。
須磨 梓
2D6>=7 (判定:隠形術) (2D6>=7) > 9[4,5] > 9 > 成功
須磨 梓
2D6>=5 (判定:潜伏術) (2D6>=5) > 10[4,6] > 10 > 成功
秋絶 未緒
2D6>=7 (判定:医術) (2D6>=7) > 6[2,4] > 6 > 失敗
[ 須磨 梓 ] 忍具 : 2 → 1
GM
【秘密:PC1】
実はあなたこそがこの病院の医師である。
あなたはある理由(PLの任意)からこの病院の人々を殺した。その場に居合わせたショックからか、PC2は記憶に混乱をきたした。PC2の中で、匿われた忍者であるPC2と、その主治医であるあなたが逆転してしまっているのだ。
あなたが患者を演じているのは治療の手段だった。ごく僅かずつ事件の情報を伝えることで、PC2の状態を探っていたのだ。
そして判断し、決断した。PC2の記憶を修正し、思い出させねばならない。もう手段は選ばない。PC2に憎まれ追われることになろうとも、それがあなたへの罰となり贖罪の手段となるだろう。
あなたの【本当の使命】は、あなたからPC2にプライズを渡し、かつ最終的なプライズの所持者となることだ。
秋絶 未緒
流石にダメージを受けすぎた、体はもうボロボロだ。
秋絶 未緒
似ていたから。ぎこちない笑みしか作れない、とても器用なんて言えない、目の前の女の子が。
秋絶 未緒
その子がふと溢した笑みが、妹に似ていたから。
秋絶 未緒
ああ、思えば彼女にはたくさんの嘘をついた。
秋絶 未緒
彼女に言った本当のことは「自分にはやりたいことはない」、それだけ。
秋絶 未緒
やりたいことなんてない。やるべきだから、やれといわれたからそうしてきたことだけ。
秋絶 未緒
そんな自分の人生に、もう何の感慨も残っちゃいない。
秋絶 未緒
俺は、俺はそれだけが望みで、それがやりたくて、今この道にいるんだ。
秋絶 未緒
…だから、まだ倒れるわけにはいかないんだ。
秋絶 未緒
2D6+3>=7 (判定:医術) (2D6+3>=7) > 9[3,6]+3 > 12 > 成功
[ 須磨 梓 ] 忍術 : 1 → 0
須磨 梓
禁術に縛られた身体が、致命的な一打を受ける。
[ 須磨 梓 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
[ 秋絶 未緒 ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。
須磨 梓
2D6>=7 (判定:潜伏術) (2D6>=7) > 6[1,5] > 6 > 失敗
須磨 梓
■奥義
《迦陵頻伽》
指定特技 :言霊術
エフェクト:不死身
須磨 梓
1D6-2 2回めなので回復量-2 (1D6-2) > 1[1]-2 > -1
須磨 梓
*ダメージを受ける前に兵糧丸を1個食べます
[ 須磨 梓 ] 忍術 : 0 → 1
[ 須磨 梓 ] 忍具 : 1 → 0
秋絶 未緒
RCT ランダム分野表(6) > 妖術
秋絶 未緒
RCT ランダム分野表(4) > 謀術
秋絶 未緒
RCT ランダム分野表(6) > 妖術
秋絶 未緒
RCT ランダム分野表(4) > 謀術
[ 須磨 梓 ] 妖術 : 1 → 0
[ 須磨 梓 ] 戦術 : 1 → 0
[ 須磨 梓 ] 忍術 : 1 → 0
[ 須磨 梓 ] 体術 : 1 → 0
[ 須磨 梓 ] 忍術 : 1 → 0
秋絶 未緒
「君はいつだって真剣だった。真摯に、俺と向き合おうとしてくれた」
秋絶 未緒
「…だけど、君のその気持ちを踏み躙ろうと」
秋絶 未緒
「君が、君みたいな子供が笑っていること」
秋絶 未緒
「そのためなら、俺みたいな大人が働かなきゃね」
秋絶 未緒
「俺が唯一張り通したいものは、そのくらいだよ」
須磨 梓
「もっと悪い生き方をする人だと、思っていました」
秋絶 未緒
「現にこうして女の子を殴ってるしね。他にもまあ色々と」
秋絶 未緒
「それでもまあ、初心ってやつはあるんだよ。俺みたいなのにでも」
秋絶 未緒
「『悪い生き方』なんて、する必要がないだろ」
須磨 梓
「……あなたの言うことが正しければ、そうかもしれません」
秋絶 未緒
「いいよ、俺たちは互いに譲れないんだ。己の正しさも、己の過ちも。」
秋絶 未緒
「俺は善人じゃないから、誰もが納得するハッピーエンドは描けそうになくてね。…だから、これで良いんだろう。」
須磨 梓
「きっと――その道がこそ、正しいのでしょう」
須磨 梓
2D6>=5 (判定:縄術) (2D6>=5) > 7[1,6] > 7 > 成功
秋絶 未緒
2D6>=10 (判定:遊芸) (2D6>=10) > 8[4,4] > 8 > 失敗
秋絶 未緒
生存るか滅亡るかダイスに決めてもらいます
秋絶 未緒
choice[死亡,気絶] (choice[死亡,気絶]) > 気絶
須磨 梓
……ここに至るまで、一度も使うことのなかった攻撃手段。
須磨 梓
指を引けば、黒い糸が未緒の身体を絡め取った。
須磨 梓
決して気取られぬことのなきように。
密かに部屋に張り巡らせていた、女の武器。
須磨 梓
それがあなたの身体を戒め、封じてみせる。
秋絶 未緒
意識の埒外からの攻撃に、咄嗟に反応できない
須磨 梓
「あなたを、もっともっと、悪い人だと思っていました」
須磨 梓
「”ごっこ遊び”に、付き合ってくださったあなた」
秋絶 未緒
兄、と言う呼称が、ひどく懐かしかったから
須磨 梓
「もう少し、付き合ってくれるのかしら?」
須磨 梓
【秘密:『記憶』】
このプライズの真の名称は『罪』である。下記文中の「あなた」はその時点でのこのプライズの持ち主を指す。
このプライズを手に入れたタイミング(配布時を含む)が訪れるたび、持ち主は下の「」内の文章中の、任意の一つの[ ]の中を消して好きに書き換えてよい。この時、書き換えた[ ]についている番号を消去すること。番号の消えた[ ]内は以降上書きされない。
「あなたは(1)[3日前]、[これ以上は苦しか残っていない生から解放する]ために、この病院の人々を全て殺した。あなたは(3)[慣れた手際で、人形のように首を落として]彼らを殺した。
目の前の相手だけは殺さなかった。[かつて失った大切な人とその姿を重ねてしまっていた]からだ。記憶の混乱の治療にはもっと時間を掛けたかったが、今日までが限界だった。あなたは[自らもまた病魔に冒されており、その苦しみからの解放を目の前の相手に望んでしまっている]。
これこそが、これだけが、(6)[ 真実 ]である。」
須磨 梓
縛られたままに、あなたの意識に靄がかかっていく。
須磨 梓
「わがままを言ってしまって、ごめんなさい」
須磨 梓
「でも、あなたがそれを目標としてくれるのなら」
須磨 梓
「それを、やりたいと思ってくれるのなら」
須磨 梓
女は去る。縛り付けたあなたをそのままに。
須磨 梓
*梓→未緒に、「狂信」の感情を取ります。
秋絶 未緒
己と向き合い続けてくれた、医者の女の笑顔だった。
秋絶 未緒
ああ、もう止まってしまいたかったのに。
秋絶 未緒
己が背負えるものは全て背負って、そのまま苦界から去ってしまいたかったのに。
秋絶 未緒
女の笑顔は、止まることを赦してくれそうにないらしい。
秋絶 未緒
目が覚めたら、きっとまたいつもの日々。
秋絶 未緒
汚れた仕事に汚れた世界、何より汚れた俺自身。やりたいこともなく、ただ「平和のために」をお題目に泥水を啜り続けるだけ。
秋絶 未緒
汚い世界の片隅で雑踏に紛れて泣いている、迷子の少女が居やしないかと。
秋絶 未緒
そして、そんな少女に、当たり前のように温かな手が差し伸べられるようになる
須磨 梓
意識を失った男を、黒糸が縛り繋ぎ止めている。
須磨 梓
男の生きざまを縛ることはやめぬことだろう。