出口なし

GM
それでは
GM
シノビガミセッション『出口なし』
GM
始めていきましょう。
GM
よろしくおねがいします!
掃部関 釦
よろしくお願いします!
蓮水衛
よろしくお願いします。
GM
では導入フェイズの前にPC紹介からやっていきましょう。
GM
■PC1 推奨:自由
・使命:【記憶を取り戻す】
・導入:
あなたは数か月前PC2に救われ、この病院に入院している患者である。
何か大きな罪を犯したのに、それが何なのか思い出せない。
何らかのショックによる一時的な記憶障害だろうと医師は言う。
あなたの【使命】は記憶を取り戻すことである。

GM
ではPC1から紹介をお願いします。
掃部関 釦
掃部関 釦(カモンゼキ ボタン)です。
この病院に入院させていただいてだいぶ長く、ご厄介になっています。
先生にはね~、ほんとにねっ、お世話になってます~!
掃部関 釦
俺にも待ってくれる人がきっといるので、早く思い出さなきゃなあって思ってるんですどねえ……。
GM
なかなかどうしようもないこともある。
GM
まあやっていくしかないですね。やっていきです!
noname
やっていくぞ~!!!
GM
GOGOGO
GM
ではPC2が。
GM
■PC2 推奨:自由
・使命:【PC1に記憶を取り戻させる】
・導入:
あなたはこの病院の医師である。何らかの理由で隠れ潜む忍者であったあなたは、同情か仁愛か気紛れか、数か月前にPC1を匿い、その主治医をつとめてきた。
体の傷が癒えたというのに、PC1は何らかのショックで起きた記憶障害に悩んでいる。
あなたの【使命】はPC1に記憶を取り戻させることだ。
蓮水衛
PC2、蓮水衛。
蓮水衛
医者をしてる。
蓮水衛
年齢的にどうとかは今更だろ。こんな辺境だし、シノビだし。
蓮水衛
麝香会のやばい奴らよりは真っ当に教わってきてると思うけど。
蓮水衛
そんな感じだから、掃部関サンの件には俺なりにどうにかやってきてるんだけど。
蓮水衛
……なかなか芳しくないな。
蓮水衛
別のアプローチについても検討中。
蓮水衛
以上。
GM
こんなノリでPC2をやっていきをします。やるぞ! やるぞ! やるぞ!
GM
よろしくお願いします。
szst
やるぞやるぞやるぞ!!!!!
szst
よろしくおねがいします。さかな味のする男子だ。うれしい。
GM
素直にこういう方向の手癖をします。
szst
まじめでかわいいですね~マモル先生 
蓮水衛
麝香会の奴らと一緒にしないでほしい。
GM
それでは改めましてシノビガミセッション『出口なし』
GM
この二人で始めていきましょう。
GM
よろしくお願いします!
szst
よろしくお願いします!!!
蓮水衛
よろしくお願いします。
掃部関 釦
よろしくお願いします!
GM
では今回導入。
GM
■今回予告
とある地方の山中。ぽつりと建つ古びた木造の病院の入院病棟、2階の203号室。
ベッドに腰掛けた患者の傍らに、ひとりの医師が腰掛けて話を聞いている。
患者は言う。何か大きな罪を犯したのに、それが何なのか思い出せない。
静かな病室で、カウンセリングは続く。

病室の外に人影はない。長い廊下を見渡しても、階下に降りたとしても。
生きて動く者は一人もいない。
ただ、203号室から、話し声がぽつぽつと無人の廊下に漏れ聞こえている。

(――数か月前、忍務の帰途で大怪我を追った忍者をこの病院の医師の1人が保護した。
 隠れ潜む忍者であったその医師は、同情か仁愛か気紛れか、傷ついた忍者が身元を隠して心身を癒せるように尽力した。
 病院の人々は患者をあたたかく遇し、忍者は生まれて初めて味わうような静かで安らかな日々を過ごした。
 その束の間の静穏が、壊れる日までは)

その日壊れたものは、ほんとうは何だったのだろう。
真実は何処に?

――さあ、先生。あなたの患者が待っています。
GM
 
GM
◆導入フェイズ
GM
2D6 (2D6) > 8[4,4] > 8
GM
08~09:古い木造の入院病棟、203号室。2人部屋だがPC1の使っていないベッドは空いている
GM
古い木造の入院病棟、203号室。
GM
細く開かれた窓から吹く柔らかい春の風がカーテンを揺らしている。
GM
外を見れば青々とした新緑、初夏の兆し。呆れるほどに長閑な風景。
GM
戦いに明け暮れる忍びには見慣れぬ平和なさまに、慣れてしまってからどれほど経つか。
GM
一人、あなたは思案にくれる。
掃部関 釦
(………ここに来てどれくらいかな)
掃部関 釦
(毎日。同じ時間に目覚め、同じように過ごし、同じ時間に眠りにつく。呆れるほど長閑に。)
掃部関 釦
はあ~…………今日も平和だねえ……
蓮水衛
はや日常と化した安穏に飽くあなたの耳に、
蓮水衛
同じく日常の足音が届く。
蓮水衛
その足音は軽く、潜むものもなく、決まったリズムで木造の廊下を軋ませて。
蓮水衛
そうして203号室の前で止まる。
蓮水衛
ノックの音。
蓮水衛
「おはようございます」
蓮水衛
これも、平常の通り。
掃部関 釦
「おはようございます」
蓮水衛
「入ります」
蓮水衛
あなたの応答にドアノブを回し、
蓮水衛
少し幼い仏頂面が顔を出す。
蓮水衛
白衣を翻し、手にはバインダー。
蓮水衛
扉を締めて室内に入ると、パイプ椅子を引き出して腰を下ろす。
蓮水衛
無駄のない仕草。
蓮水衛
「お加減は」
蓮水衛
ボールペンを片手にあなたに問う。
掃部関 釦
「先生、こんにちは。俺はいつもと変わりなく~……です」
蓮水衛
「変わりなく」
掃部関 釦
「それがいいことなのかはちょっと……ですけど」
蓮水衛
頷く。
掃部関 釦
相槌を打つ。
蓮水衛
「と、なると、あいも変わらず」
蓮水衛
続きは几帳面な視線で問う。
掃部関 釦
「はぁい。漠然と……、漠然と不安感を覚えながらも糸口も見つからないありさまで……」
蓮水衛
頷いている。
蓮水衛
「捗々しくないようで」
掃部関 釦
「ですねえ……。ずっと先生のご厄介になってますから、いい加減少しは思い出したいなってとこなんですけどぉ……」
蓮水衛
あなたの顔を見ている。
掃部関 釦
「買い物メモに書き忘れたことを思い出すみたいな、頭に引っかかった断片があるので、」
掃部関 釦
「手を伸ばしたり木の枝でつついたりしても、どぉ~~しても! どーしても、落ちてこなくて! 全部が気のせいだったんじゃないかな、いやそんなことないな……みたいなぁ」
掃部関 釦
あなたの白衣を見ている。
蓮水衛
声には出さず、動作だけで相槌を打つ。
蓮水衛
「ひとまず」
蓮水衛
「意欲が見て取れるのは何より」
掃部関 釦
「ひとまず?」
掃部関 釦
相槌を打つ。
蓮水衛
バインダーをサイドテーブルに置く。
蓮水衛
「本人にその気があるかどうか、というのは」
蓮水衛
「それなりに影響を及ぼすので」
蓮水衛
「なので」
蓮水衛
白衣の懐に手を差し入れる。
掃部関 釦
視線で追いかける。
蓮水衛
「一つ、二つ」
蓮水衛
「違うやり方を試してみましょう」
蓮水衛
言葉と共に握り込んだ銃を抜き放ち、
蓮水衛
その銃口を釦へと向けた。
GM
◆メインフェイズ第一サイクル第一シーン
 シーンプレイヤー:蓮水衛
掃部関 釦
ひゅっ、と息を飲む。
蓮水衛
掃部関釦に戦闘を仕掛けます。
蓮水衛
戦場表を使用。
蓮水衛
BT 戦場表(3) > 高所:ビルの谷間や樹上、断崖絶壁など。この戦場でファンブルすると1点のダメージを受ける。
[ 蓮水衛 ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。
[ 掃部関 釦 ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
GM
◆ラウンド1
 プロット5:衛 3:釦
蓮水衛
*【雷火】>釦
蓮水衛
2D6>=5 (判定:砲術) (2D6>=5) > 7[1,6] > 7 > 成功
蓮水衛
砲術から回避判定をどうぞ。
掃部関 釦
(判定:毒術)
2D6-2>=8
掃部関 釦
2D6-2>=8 (2D6-2>=8) > 6[1,5]-2 > 4 > 失敗
蓮水衛
*では釦に射撃戦ダメージが1点。
掃部関 釦
器術を潰します。
[ 掃部関 釦 ] 器術 : 1 → 0
蓮水衛
OK
蓮水衛
では脱落ですね。
GM
では釦が脱落し、衛が残り、勝者となります。
GM
戦果を宣言します。
蓮水衛
*戦果としてプライズを釦に譲渡します。
蓮水衛
銃火。
蓮水衛
平和な風景を撃ち破る戦いのおと。
蓮水衛
いなずまのように騒々しい音が釦の耳を劈いて、
蓮水衛
気付けばその肩口を抉っていた。
掃部関 釦
驚愕に固まる体は即座に反応ができない。
掃部関 釦
熱が灯る。
掃部関 釦
肩が熱い。
蓮水衛
血が溢れる。
蓮水衛
赤い血が散り、釦の入院着を染めていく。
蓮水衛
そのあかさが。
掃部関 釦
歯噛みして、あなたを睨む。
蓮水衛
あざやかなあかに、あなたは覚えがある。
蓮水衛
衛はあなたを見下ろしている。
蓮水衛
そう、あなたは、あの時。
掃部関 釦
「……………ッ」
蓮水衛
■記憶 概要:プライズ
・使命:【】
・設定:
このプライズはPC2が所持している。ハンドアウトと同時に手渡すこと。
・秘密:
このプライズの真の名称は『罪』である。下記文中の「あなた」はその時点でのこのプライズの持ち主を指す。
このプライズを手に入れたタイミング(配布時を含む)が訪れるたび、持ち主は下の「」内の文章中の、任意の一つの[ ]の中を消して好きに書き換えてよい。この時、書き換えた[ ]についている番号を消去すること。番号の消えた[ ]内は以降上書きされない。

「あなたは(1)[3日前]、(2)[あなたの所在を突き止めた追手が迫っている事を知り、あなたの情報を知る者を消す]ために、この病院の人々を全て殺した。あなたは(3)[慣れた手際で、人形のように首を落として]彼らを殺した。
目の前の相手だけは殺さなかった。(4)[境遇を自分と重ねて情が移りすぎてしまっていた]からだ。記憶の混乱の治療にはもっと時間を掛けたかったが、今日までが限界だった。あなたは(5)[痕跡を消すため、既に病棟の下階に火を放った]。
 これこそが、これだけが、(6)[ 真実 ]である。」
GM
◆メインフェイズ第一サイクル第二シーン
 シーンプレイヤー:掃部関 釦
蓮水衛
銃口から立ち昇る煙が風にたなびく。
掃部関 釦
(あかに、見覚えがある)
掃部関 釦
(おれは、私は、これを、ごく最近に、)
掃部関 釦
赤に、固まっていた体がぎこちなくあなたを見上げる。
蓮水衛
「あんたは」
蓮水衛
「勘違いしているんだ」
掃部関 釦
「なにを、」
蓮水衛
「全部」
掃部関 釦
「なにを、言ってるんですか」
蓮水衛
銃口とともに向けられる視線に、ためらいはない。
蓮水衛
そして同時に、
蓮水衛
敵意もない。
蓮水衛
あなたを害しておきながら、あなたを害さんと欲する欲がない。
蓮水衛
「……少しくらいは」
蓮水衛
「思い出せるんじゃないかと、思ったけど」
蓮水衛
違うか、とはまたしても言外に、首を傾げて問いをかける。
掃部関 釦
じんとした熱が体へ広がる。──それでも冷たさを失わない罪が胸中にある。
掃部関 釦
問に困惑している。
蓮水衛
「お変わりはございませんか」とは、他人行儀な主治医の口調。
蓮水衛
「この銃弾が」
蓮水衛
「痛みが」
蓮水衛
「血の赤が」
蓮水衛
「あんたの脳の、どこかしこに」
蓮水衛
「引っ掛かりはしないか」
掃部関 釦
「それは、俺ではなく、」
本当に、と問いかける内なる声。
掃部関 釦
肩をおさえる。
蓮水衛
「…………」
掃部関 釦
視線はあなたへ。
蓮水衛
返されるそれは愚直なまでにまっすぐに。
蓮水衛
迷いのない幼さがあなたを見据えている。
掃部関 釦
「おそらくのところ、私の考えは正しかったのだろう」
蓮水衛
「…………?」
蓮水衛
眉を寄せる。
掃部関 釦
「誤ちは、平和ボケに脳を侵されていたことで」
掃部関 釦
俊敏にベッドから起き上がり、衛さんの銃を奪おうとします。
蓮水衛
その手元を蹴りで跳ね除けて、一歩下がる。
蓮水衛
「思い込みが進んでいますね」
蓮水衛
「――もう一方も、射抜くべきか」
掃部関 釦
蓮水衛に戦闘を仕掛けます。
GM
了解しました。戦場表は?
掃部関 釦
戦場表を使用。
GM
BTをどうぞ。
掃部関 釦
BT 戦場表(1) > 平地:特になし。
掃部関 釦
怯まない。
[ GM ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。
[ 掃部関 釦 ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。
蓮水衛
2d6 (2D6) > 5[2,3] > 5
掃部関 釦
2d6 (2D6) > 5[2,3] > 5
蓮水衛
2d6 (2D6) > 7[3,4] > 7
掃部関 釦
2d6 (2D6) > 5[1,4] > 5
掃部関 釦
*【毒手】>衛
掃部関 釦
2D6>=5 (判定:毒術) (2D6>=5) > 8[2,6] > 8 > 成功
蓮水衛
*回避判定
蓮水衛
2D6>=6 (判定:罠術) (2D6>=6) > 6[2,4] > 6 > 成功
掃部関 釦
撃ち抜かれた肩も、弾かれた手も、じんとする。けれど瞳は愚直にあなたを見つめ、愚鈍に同じ行動を繰り返す。
蓮水衛
その愚直さには共感がある。
掃部関 釦
怒りはない。悲しみがある。痛みがある。
蓮水衛
バヨネット。銃使い。鞍馬の中の異端。
戦いの中に生きる者。
蓮水衛
弾丸のような真直ぐさに生きる男たちは、秘密と思惑の入り組む忍の世界には少し、馴染めない。
蓮水衛
されど生きる場所はそこにしかない。
蓮水衛
愚直な動きを知っている。
蓮水衛
先んじて釦の手首を抑え込むと、床を蹴った。
蓮水衛
*【雷火】>釦
 【痛打】を組み合わせます。
蓮水衛
*【痛打】の判定
蓮水衛
2D6>=5 (判定:壊器術) (2D6>=5) > 5[1,4] > 5 > 成功
蓮水衛
プロット5,ファンブルですね。
蓮水衛
でも逆凪の適用がプロット5の処理が終了する瞬間まで引き伸ばされているので、このまま雷火振ります。
掃部関 釦
ファンブルだ……。
蓮水衛
2D6>=5 (判定:砲術) (2D6>=5) > 12[6,6] > 12 > スペシャル(【生命力】1点か変調一つを回復)
掃部関 釦
すげ~
蓮水衛
……攻撃判定でのスペシャルはダメージが1D6になります。
蓮水衛
1D6  (1D6) > 6
掃部関 釦
特級?
蓮水衛
わからない。
掃部関 釦
あたったら……即死って、こと?
蓮水衛
えーと……メインフェイズで生命力が0になると、その後の自分の手番で好きな分野の生命力を1点回復できます。
掃部関 釦
回避してくれ~!!!
蓮水衛
砲術より回避判定をどうぞ。
掃部関 釦
舌打ちをひとつ。
掃部関 釦
あなたの行動は予想になく、しかし望んでいたものであり。
掃部関 釦
「だから私は応えないといけない……!」
掃部関 釦
2D6>=8 (判定:毒術) (2D6>=8) > 6[1,5] > 6 > 失敗
[ 掃部関 釦 ] 頑健 : 0 → 1
[ 掃部関 釦 ] 忍具 : 1 → 2
[ 掃部関 釦 ] 器術 : 0 → 0
掃部関 釦
神通丸を使います。
[ 掃部関 釦 ] 謀術 : 1 → 1
[ 掃部関 釦 ] 忍具 : 2 → 1
蓮水衛
いいでしょう。振り直しをどうぞ。
掃部関 釦
2D6>=8 (判定:毒術) (2D6>=8) > 8[2,6] > 8 > 成功
掃部関 釦
返し技を使用します。
掃部関 釦
2d>6 (2D6>6) > 11[5,6] > 11 > 成功
蓮水衛
判定をどうぞ!
蓮水衛
衛に射撃戦ダメージ1点ですね。
蓮水衛
忍術を潰し、脱落します。
[ 蓮水衛 ] 忍術 : 1 → 0
蓮水衛
釦の腕を抑え込んだままに、脚を大きく振り上げる。
蓮水衛
上方より体重の乗せた踵落としが、
蓮水衛
あなたの喉を刈る形で振り下ろされる。
蓮水衛
銃剣使いの近接戦闘術。
蓮水衛
単純。故に高い破壊力を発揮する。素直なものだ。
蓮水衛
いまだ年若い少年らしい。
掃部関 釦
首刈りが釦の喉に触れる。
掃部関 釦
途端、体はぐにゃりと曲がり溶けて、感触を返さない。
蓮水衛
「!」
掃部関 釦
幻術。人の目をあざむく幻。
蓮水衛
息を呑む。
掃部関 釦
衛の背後から腕を引っぱり折り曲げる。
蓮水衛
苦痛に、喉で呼吸の詰まる気配。
蓮水衛
もがく。しかし背後を取られては。
掃部関 釦
「すみません……」
場に不釣り合いな謝罪の声はか細い。
GM
衛は脱落、勝者は釦。
戦果の宣言をどうぞ。
掃部関 釦
*戦果としてプライズを衛に譲渡します。
GM
*いいでしょう。
 ではプライズの秘密を開示してください。
掃部関 釦
「穏便にいきたいのですけど……」
掃部関 釦
片手にあなたの相棒。
掃部関 釦
あなたの肩口に当て、引き金を、
掃部関 釦
引かない。
掃部関 釦
■記憶 概要:プライズ
・使命:【】
・設定:
「あなたは(1)[3日前]、[感染性が高い致死の病に感染した患者と舞い込んだ患者を天秤にかけた]ために、この病院の人々を全て殺した。あなたは(3)[慣れた手際で、人形のように首を落として]彼らを殺した。
目の前の相手だけは殺さなかった。(4)[境遇を自分と重ねて情が移りすぎてしまっていた]からだ。記憶の混乱の治療にはもっと時間を掛けたかったが、今日までが限界だった。あなたは(5)[痕跡を消すため、既に病棟の下階に火を放った]。
 これこそが、これだけが、(6)[ 真実 ]である。」
掃部関 釦
引くことはない。
蓮水衛
その隙を甘さと見て取って、
蓮水衛
「……ッ!!」
蓮水衛
ごき、と関節の外れる鈍い音。
蓮水衛
自ら肩を外してあなたの拘束から抜け、
蓮水衛
床を蹴って距離を取る。
掃部関 釦
痛ましい音に表情を歪ませる。
蓮水衛
肩にもう一方の腕を添え、手慣れた仕草で関節を嵌め直す。
掃部関 釦
構えは解かないまま警戒を続ける。
蓮水衛
あなたに戦意のあることを再確認する。
蓮水衛
だからこそ、問う。
蓮水衛
「どういうつもりだ」
掃部関 釦
乾いた息が漏れた。
掃部関 釦
「おれの……、セリフですよ」
掃部関 釦
「ショック療法のつもりでしたか?」
蓮水衛
「…………」
蓮水衛
「実際」
蓮水衛
「今朝よりは多少」
蓮水衛
「ましになっているんじゃあないのか」
掃部関 釦
問いかけは冷静で事態に動揺する様子はない。忍者の端くれだ。
掃部関 釦
「はは……、それは本当に」
蓮水衛
取り繕ったような陽気の皮を剥がして、忍びとしての本質を引きずり出す。
蓮水衛
そのためにこの弾丸はよく効いた。
蓮水衛
「ショック療法万々歳だ」
掃部関 釦
「一人の人間である前に忍びであると、そういうことですか」
蓮水衛
「…………」
蓮水衛
ぐるり、と嵌め直した肩を回してみせる。動作を確認する。
蓮水衛
「そんなことは」
蓮水衛
「答えるまでもない前提だろう」
掃部関 釦
苦笑い。
掃部関 釦
「俺はこう思うんです」
蓮水衛
「…………」
掃部関 釦
「人が先で忍びが後と。そりゃ忍びだから……、って選択が優位となることもありますけど。でも、」
掃部関 釦
「命は等しく重たいものですから」
蓮水衛
僅かに眉を寄せる。
蓮水衛
「命が重たいものだからこそ」
蓮水衛
「忍びとしての生に、意義が生じるのではないか」
蓮水衛
「何も俺たちは」
蓮水衛
「闇雲にこの手を血に染めてきたわけではないだろう」
蓮水衛
或いは。
蓮水衛
そうであることを祈っている。
蓮水衛
そうであったならばどれほど良いかと、心の底から思っている。
掃部関 釦
苦しげな顔は変わらず。傾聴する。
蓮水衛
「必要なことだと」
蓮水衛
「そのための弾丸として、俺の生はある」
掃部関 釦
「先生は、」
掃部関 釦
「帰る場所、あるんですか」
掃部関 釦
場違いな質問かもしれない。
蓮水衛
じろ、と探るような視線を返す。
蓮水衛
「…………」
蓮水衛
「あんたには?」
掃部関 釦
「え」
蓮水衛
「あんたには帰る場所があるのかと訊いている」
掃部関 釦
「覚えていませんよ」
蓮水衛
「…………」
掃部関 釦
「そこまでは思い出せなかったみたいです」
蓮水衛
「そうか」
掃部関 釦
「あるいは、先生が教えてくれたら……なんて」
掃部関 釦
「どうですか? 教える気になりましたか」
掃部関 釦
口調は軽く。吐息はやや荒い。
蓮水衛
「教えてやることは叶わないが」
蓮水衛
「思い出す手伝いなら、してやっていい」
蓮水衛
白衣の袖より掌に拳銃を滑らせて、
蓮水衛
握り込んだそれを、釦へと向けた。
GM
◆メインフェイズ第二サイクル第一シーン
 シーンプレイヤー:蓮水衛
蓮水衛
*釦に戦闘を仕掛けます。
蓮水衛
BT 戦場表を振ります 戦場表(6) > 極地:宇宙や深海、溶岩、魔界など。ラウンドの終わりにGMが1D6を振り、経過ラウンド以下なら全員1点ダメージ。ここから脱落したものは変調表を適用する。
GM
GM
ではでは
GM
シノビガミセッション『出口なし』一日目はこれにて終了といたしましょう。
szst
お疲れ様でした。
GM
次回はサイクル2衛の行動、戦闘シーンよりです。
GM
よろしくお願いしまーす!
szst
よろしくお願いします!
GM
明日21時よりです。がんばりましょう~
szst
お~~!!!!!
GM
*
GM
それでは
GM
シノビガミセッション「出口なし」二日目
GM
始めていきましょう。
GM
よろしくお願いします!
szst
よろしくお願いします!
GM
GM
◆メインフェイズ第二サイクル第一シーン
 シーンプレイヤー:蓮水衛 再開
GM
◆ラウンド1
[ GM ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。
[ szst ] がダイスシンボルを公開。出目は 3 です。
GM
◆ラウンド1
 プロット5:衛 3:釦
蓮水衛
*【雷火】>釦
蓮水衛
2D6>=5 (判定:砲術) (2D6>=5) > 7[1,6] > 7 > 成功
蓮水衛
*-2をつけて砲術より回避判定をどうぞ。
szst
2D6-2>=8 (判定:毒術) (2D6-2>=8) > 4[1,3]-2 > 2 > 失敗
蓮水衛
では命中ですね。射撃戦ダメージ1点が釦に。
蓮水衛
釦は任意の分野を潰してください。
掃部関 釦
戦術を潰します。
[ 掃部関 釦 ] 戦術 : 1 → 0
GM
では極地ですので、変調ダイスのお時間です。
GM
KWT 怪変調表(6) > 呪い:修得している忍法の中からランダムに一つを選び、その忍法を修得していないものとして扱う。この効果は、修得している忍法の数だけ累積する。各サイクルの終了時に、《呪術》で行為判定を行い、成功するとこの変調はすべて無効化される。
GM
Choice(接近戦攻撃,毒手,集団戦攻撃,魔琴,返し技) (choice(接近戦攻撃,毒手,集団戦攻撃,魔琴,返し技)) > 集団戦攻撃
GM
集団戦攻撃に呪いが入りました。
以降呪いを解除するまで釦は集団戦攻撃を使えません。
GM
メインフェイズのサイクル終了ごとに、変調を解除する判定を行えます。
呪いの場合は《呪術》での判定になります。
蓮水衛
先んじる。
蓮水衛
迷いを捨てた猟犬の速さで。
蓮水衛
彼はそれが、正しいものと信じている。
蓮水衛
発砲音。
掃部関 釦
判断が遅れた。
蓮水衛
気付けば、釦の量の肩が血に染まる。
蓮水衛
先程よりも小さな、威力の低い銃弾。
掃部関 釦
痛い。
蓮水衛
それでも痛みは痛みとして、あなたの脳をかき乱す。
掃部関 釦
手加減をされている。
蓮水衛
混濁した記憶が撹拌されて。
蓮水衛
その衝撃が呼び水となり、また新たな真実が拓かれる。
掃部関 釦
正しいと信じていたものがあやふやになる感覚。
蓮水衛
それすらも、今は信じていいかわからない。
蓮水衛
*戦果の宣言。
蓮水衛
*釦にプライズを譲渡します。
蓮水衛
記憶 概要:プライズ
・使命:【】
・設定:
「あなたは[長らくその闘病生活に付き合ってきた医者で、彼らに深い思い入れがあるにも関わらず]、[感染性が高い致死の病に感染した患者と舞い込んだ患者を天秤にかけた]ために、この病院の人々を全て殺した。あなたは(3)[慣れた手際で、人形のように首を落として]彼らを殺した。
目の前の相手だけは殺さなかった。(4)[境遇を自分と重ねて情が移りすぎてしまっていた]からだ。記憶の混乱の治療にはもっと時間を掛けたかったが、今日までが限界だった。あなたは(5)[痕跡を消すため、既に病棟の下階に火を放った]。
 これこそが、これだけが、(6)[ 真実 ]である。」
蓮水衛
(1)を変更。
掃部関 釦
「はは……なんか頭がすっきりした気がします」
掃部関 釦
負け惜しみ。
蓮水衛
「それは何より」
蓮水衛
心の底から。
蓮水衛
「勘違いは正せそうですか」
蓮水衛
医者として問いをかける。
掃部関 釦
「どうかな。どうだろう。正せるものではないような、そんな気すらします」
掃部関 釦
患者として心情を吐露する。
蓮水衛
血を流すあなたの前に立つ。
掃部関 釦
つくづく冷静な人だな。
蓮水衛
検診。
蓮水衛
診るのは身体の傷ではない。
蓮水衛
褪せた色の瞳はあなたの瞳を覗き込んでいる。
掃部関 釦
「今更ですか?」
蓮水衛
「今更だとしても」
掃部関 釦
もっと早くに心配してほしかったな。
掃部関 釦
心配であると信じたい。事実はそうでないとしても。
蓮水衛
「それを正すために尽力する」
蓮水衛
「それが俺の役目だから」
掃部関 釦
「なら俺は、」
掃部関 釦
「あなたと向かい合うことが役目なんでしょうね」
掃部関 釦
患者として
蓮水衛
視線をずらす。
蓮水衛
あなたの瞳ではなく、あなたの表情を診る。
GM
◆メインフェイズ第二サイクル第二シーン
 シーンプレイヤー:掃部関釦
掃部関 釦
*衛に戦闘を仕掛けます。
掃部関 釦
BT 戦場表(5) > 雑踏:人混みや教室、渋滞中の車道など。この戦場では、行為判定のとき、2D6の目がプロット値+1以下だとファンブルする。
[ GM ] がダイスシンボルを公開。出目は 4 です。
[ 掃部関 釦 ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。
GM
◆ラウンド1
 プロット5:釦 4:衛
掃部関 釦
*【魔琴】>衛
GM
*命中判定をどうぞ。
掃部関 釦
2D6>=5 (判定:遊芸) (2D6>=5) > 6[1,5] > 6 > 成功
szst
ふぁんぶる~~~
GM
*ファンブル。逆凪です。
szst
掃部関 釦
「人と話すときは目を合わせましょう」
掃部関 釦
衛の腕を掴み、視線を求める。
蓮水衛
腕を捕まれ、改めて釦を向く。
蓮水衛
「道徳の授業?」
掃部関 釦
肩が痛い。発する熱に頭がくらむ。
掃部関 釦
「はは。そうかもしれません」
蓮水衛
「それこそ今更に思える」
掃部関 釦
「でも。観察しているだけでは伝えたいことは伝わりませんから」
掃部関 釦
「今更なんて、ないんですよ」
掃部関 釦
油断した首へ手を伸ばし、
掃部関 釦
肩の熱に体がついていかない。
蓮水衛
伸べられた手に手が重なる。
蓮水衛
その手を握った。
蓮水衛
*【接近戦攻撃】>釦
掃部関 釦
瞠目。
蓮水衛
2D6>=5 (判定:壊器術) (2D6>=5) > 9[3,6] > 9 > 成功
蓮水衛
逆凪につき、回避判定は不可能。
蓮水衛
接近戦ダメージ1点ですが、
蓮水衛
*【血断】。
蓮水衛
*妖術分野をコストとして支払い、ダメージを1点上昇します。
[ 蓮水衛 ] 妖術 : 1 → 0
蓮水衛
*釦に接近戦ダメージ2点。
蓮水衛
RTT ランダム指定特技表(4,8) > 『謀術』遊芸
蓮水衛
RTT ランダム指定特技表(5,6) > 『戦術』意気
蓮水衛
*戦術分野は既に潰れていますね。
 まだ潰れていない謀術分野と、任意の分野を1つ潰してください。
掃部関 釦
謀術と忍術を潰します。
[ 掃部関 釦 ] 忍術 : 1 → 0
[ 掃部関 釦 ] 謀術 : 1 → 0
蓮水衛
手を引く。
蓮水衛
釦の身体を引き寄せる。
掃部関 釦
引っ張られる。
蓮水衛
ごく近く、表情すらも窺えないくらい、
蓮水衛
鼻先が触れ合うほどの距離で。
蓮水衛
「目を合わせて、お話をして」
掃部関 釦
呆然と、されることを見ている。
掃部関 釦
観察している。
蓮水衛
「そうしたカウンセリングが、あんたに何か効果を上げたか?」
蓮水衛
「あんたはずっと変わらないままだ」
蓮水衛
「思い込みに囚われたまま」
掃部関 釦
「それは……、」
蓮水衛
「ありもしない罪に苛まれている」
掃部関 釦
「……」
掃部関 釦
「この罪は、俺のものです」
掃部関 釦
本当に?
蓮水衛
xxx
蓮水衛
*戦果の宣言。
蓮水衛
*釦からプライズを奪います。
掃部関 釦
*衛にプライズを譲渡します。
掃部関 釦
記憶 概要:プライズ
・使命:【】
・設定:
「あなたは[長らくその闘病生活に付き合ってきた医者で、彼らに深い思い入れがあるにも関わらず]、[感染性が高い致死の病に感染した患者と舞い込んだ患者を天秤にかけた]ために、この病院の人々を全て殺した。あなたは(3)[慣れた手際で、人形のように首を落として]彼らを殺した。
目の前の相手だけは殺さなかった。(4)[境遇を自分と重ねて情が移りすぎてしまっていた]からだ。記憶の混乱の治療にはもっと時間を掛けたかったが、今日までが限界だった。あなたは[忍びであり医師であらねばならない]。
 これこそが、これだけが、(6)[ 真実 ]である。」
 
(5)を変更
蓮水衛
「では」
蓮水衛
「それを正すのが、俺の役目だ」
蓮水衛
釦を投げ飛ばす。
蓮水衛
乱暴な所作に、先程自分で外した関節の軋む音がした。
蓮水衛
構わない。
掃部関 釦
両手を使った受け身を取る。
掃部関 釦
痛い。
掃部関 釦
先生の痛みもまた観察に気づいている。
蓮水衛
見下ろしている。
掃部関 釦
「俺だって」
掃部関 釦
変わっていると言いたい。
掃部関 釦
言えないな。
蓮水衛
視線は真っ直ぐに。
掃部関 釦
「先生のアプローチを変えることに協力、しましたよ」
掃部関 釦
減らず口だな。
蓮水衛
「では」
蓮水衛
「治療が完了するまでは、お付き合い願う」
掃部関 釦
「その後は?」
蓮水衛
「?」
掃部関 釦
「その後はもう会ってくれないんですか」
掃部関 釦
忍びだからな。
蓮水衛
眉を上げる。
蓮水衛
「…………」
蓮水衛
「病状が完治したなら」
蓮水衛
「もう、不要だろう」
掃部関 釦
「それじゃさみしいじゃないですか」
掃部関 釦
「傷だらけを拾って、助けてもらって、そのお礼をしたいんですよ」
掃部関 釦
それに。
掃部関 釦
「先生も。経過観察、気になりませんか」
蓮水衛
「…………」
蓮水衛
ちいさく、息をついて。
蓮水衛
「治療を終わらせてから言え」
掃部関 釦
喉の奥で笑った。
掃部関 釦
「約束ですよ」
掃部関 釦
「指切りげんまんします?」
掃部関 釦
痛む肩を持ち上げてみる。座ったまま。
蓮水衛
またため息。
蓮水衛
けれど手を伸ばした。
掃部関 釦
「はは」今度は声に出して笑った。
蓮水衛
鍛え上げられた硬い皮膚が、あなたの指に小指に絡められる。
掃部関 釦
絡んだ指をゆする。ゆび、きり、げんまん。
掃部関 釦
「うそついたら、針千本、のー、ますっ」
掃部関 釦
指を離す。
蓮水衛
「…………」
蓮水衛
離れていく指を見ていた。
蓮水衛
しばし、沈黙。
蓮水衛
その後に。
蓮水衛
「それでは」
蓮水衛
背中側に腕を回し、銃を抜く。
蓮水衛
「最後まで、お付き合い願いましょう」
掃部関 釦
「はい。こちらこそ!」
掃部関 釦
痛いのは嫌だな。でも、仕方ないな。
掃部関 釦
だからあなたに臨む。
GM
*ではメインフェイズ第二サイクルが終了しますので、
 釦は呪いの回復判定を行いましょう。
GM
*《呪術》の判定をどうぞ。
掃部関 釦
2D6>=5 (判定:遊芸) (2D6>=5) > 7[2,5] > 7 > 成功
掃部関 釦
2D6>=9 (判定:幻術) (2D6>=9) > 6[1,5] > 6 > 失敗
GM
それではクライマックスフェイズに突入しましょう。
GM
◆クライマックスフェイズ
[ GM ] がダイスシンボルを公開。出目は 2 です。
[ 掃部関 釦 ] がダイスシンボルを公開。出目は 5 です。
GM
◆クライマックスフェイズ
 プロット5:釦 2:衛
掃部関 釦
xxx
掃部関 釦
*兵糧丸を使用
掃部関 釦
*生命力1点(謀術)を回復
[ 掃部関 釦 ] 謀術 : 0 → 1
[ 掃部関 釦 ] 忍具 : 1 → 0
掃部関 釦
*【魔琴】>衛
掃部関 釦
2D6>=5 (判定:遊芸) (2D6>=5) > 3[1,2] > 3 > 失敗
掃部関 釦
ふぁんぶる~~
GM
ファンブル、逆凪ですね。
掃部関 釦
見据える瞳はやわらかい。
蓮水衛
少年の頑な眼差しとは相反して。
掃部関 釦
命をかけたやり合いをする気はないのだと理解している。
掃部関 釦
「それでも戦いに投じるのは忍びだからでしょうか」
掃部関 釦
ひとりごちて、回し蹴りを放つ。
蓮水衛
「そうすることで」
蓮水衛
その蹴りを手で受ける。
蓮水衛
「何か一つでも、よくすることができると」
蓮水衛
「そのように信じているから」
掃部関 釦
呻き声ひとつ。足の拘束を解こうと。
蓮水衛
その脚を高く持ち上げ、転ばせる。
掃部関 釦
「よくしたいですね」
掃部関 釦
「ぃでっ!!!!」
掃部関 釦
思いっきり背中をぶった。
蓮水衛
その上に馬乗りになる。
掃部関 釦
両腕で顔をガードする。
蓮水衛
銃口を、
掃部関 釦
判断を間違えたな。
蓮水衛
ガードを掻い潜るようにねじ込んだ。
蓮水衛
*【雷火】>釦
蓮水衛
*【痛打】を組み合わせます。
蓮水衛
2D6>=5 (判定:壊器術) (2D6>=5) > 2[1,1] > 2 > ファンブル
蓮水衛
*神通丸を切ります。
[ 蓮水衛 ] 忍具 : 2 → 1
蓮水衛
2D6>=5 (判定:壊器術) (2D6>=5) > 10[4,6] > 10 > 成功
蓮水衛
*【雷火】の命中判定。
蓮水衛
2D6>=5 (判定:砲術) (2D6>=5) > 5[1,4] > 5 > 成功
蓮水衛
*【血断】。ダメージ1点上昇します。
蓮水衛
*コストとして謀術分野の生命力を支払います。
[ 蓮水衛 ] 謀術 : 1 → 0
蓮水衛
*回想シーンの使用を宣言します。
蓮水衛
ねじ込んだ。手応え。
蓮水衛
あの人のことも、
蓮水衛
こうして殺したのだったか。
蓮水衛
他人に他人を重ねる行為が無為だとはとうに知ったはずだが、
蓮水衛
まあ、でも、これだって。
蓮水衛
少なくとも。
蓮水衛
自分の責任としてしていることだ。
蓮水衛
【秘密:蓮水衛】
あなたには分かっている。罪を犯したのは実は彼ではない。あなただ。
PC1は、あなたが病院の人々を殺戮したショックからか記憶に混乱をきたしている。事件の記憶の中の犯人、つまりあなたを、自分自身と取り違えてしまっているのだ。
主治医として、彼が自ら思い出せるよう少しずつカウンセリングを続けていたが、タイムリミットが迫っている。
あなたは決断した。彼の記憶を修正し、思い出させねばならない。もう手段は選ばない。彼に憎まれ追われることになろうとも、それがあなたへの罰となり贖罪の手段となるだろう。
あなたの【本当の使命】は、あなたからPC1にプライズを渡し、かつ最終的なプライズの所持者となることだ。
蓮水衛
「あんたのせいじゃない」
蓮水衛
「ひとりひとり」
蓮水衛
「俺が銃弾を撃ち込んだ」
蓮水衛
「……あんたの得物じゃあ、ないだろう?」
蓮水衛
*回想シーン効果にて、接近戦ダメージ1点を上乗せ。
蓮水衛
*【雷火】の1点、【痛打】の1点、【血断】の1点と合わせ、
 射撃戦ダメージ3点と接近戦ダメージ1点。
蓮水衛
RTT ランダム指定特技表(4,8) > 『謀術』遊芸
蓮水衛
*謀術と任意3分野へのダメージ。
[ 掃部関 釦 ] 体術 : 1 → 0
[ 掃部関 釦 ] 謀術 : 1 → 0
[ 掃部関 釦 ] 妖術 : 1 → 0
掃部関 釦
*体術、謀術、妖術を潰します。
掃部関 釦
*死亡します。
掃部関 釦
*最後の一撃を使用します。
掃部関 釦
*【魔琴】>衛
掃部関 釦
2D6>=5 (判定:遊芸) (2D6>=5) > 5[2,3] > 5 > 成功
蓮水衛
ファンブルですね。
掃部関 釦
最後の最後までしまらない~~
掃部関 釦
*回想シーンの使用を宣言します。
掃部関 釦
「俺のせいじゃないよ」
掃部関 釦
「それは君のしたことだ」
掃部関 釦
【秘密:掃部関 釦】
実はあなたこそがこの病院の医師である。
あなたはある理由(PLの任意)からこの病院の人々を殺した。その場に居合わせたショックからか、PC2は記憶に混乱をきたした。PC2の中で、匿われた忍者であるPC2と、その主治医であるあなたが逆転してしまっているのだ。
あなたが患者を演じているのは治療の手段だった。ごく僅かずつ事件の情報を伝えることで、PC2の状態を探っていたのだ。
そして判断し、決断した。PC2の記憶を修正し、思い出させねばならない。もう手段は選ばない。PC2に憎まれ追われることになろうとも、それがあなたへの罰となり贖罪の手段となるだろう。
あなたの【本当の使命】は、あなたからPC2にプライズを渡し、かつ最終的なプライズの所持者となることだ。
掃部関 釦
「だけど君を選んだのは俺だ」
掃部関 釦
そうだった、と信じたい。
蓮水衛
「…………」
掃部関 釦
生きてほしいと望んでいる。
掃部関 釦
「君がどんなことをしでかしたとしても」
掃部関 釦
「共に背負いたいと、そう、覚悟している」
掃部関 釦
覚悟している。
掃部関 釦
だけど、
掃部関 釦
「……………ごめん、」
掃部関 釦
なにもできなかったな。
蓮水衛
「何を謝る」
掃部関 釦
その場に倒れ伏す。
掃部関 釦
静かに体勢を崩した体は応えを返さない。
蓮水衛
いらえがない。
蓮水衛
それを確認して、
蓮水衛
彼の息の絶えたことをあらためて、
蓮水衛
銃爪を引いた。
蓮水衛
記憶 概要:プライズ
・使命:【】
・設定:
「あなたは[長らくその闘病生活に付き合ってきた医者で、彼らに深い思い入れがあるにも関わらず]、[感染性が高い致死の病に感染した患者と舞い込んだ患者を天秤にかけた]ために、この病院の人々を全て殺した。あなたは(3)[慣れた手際で、人形のように首を落として]彼らを殺した。
目の前の相手だけは殺さなかった。[かつてあなたが救うことができなかった患者とよく似ていた]からだ。記憶の混乱の治療にはもっと時間を掛けたかったが、今日までが限界だった。あなたは[忍びであり医師であらねばならない]。
 これこそが、これだけが、(6)[ 真実 ]である。」


(4)を変更。
掃部関 釦
びくりと跳ねた。
掃部関 釦
それからは人形のように動かない。
蓮水衛
同じ結末。
蓮水衛
もはや救えぬ患者に乞われて銃爪を引いた、
蓮水衛
あの時と同じに返り血に汚れ、その遺体を見下ろしている。
蓮水衛
見下ろしている。もはや語らぬその姿を。
掃部関 釦
なにも語らない。
掃部関 釦
約束は果たされない。
蓮水衛
「……あんたの方からだったろうに」
掃部関 釦
救いたかったな。
蓮水衛
約束は守られない。
蓮水衛
治療は果たされず。
蓮水衛
医師としての本懐は遂げられぬまま、
蓮水衛
ただ忍びとしての生き方を再確認する。
蓮水衛
部屋の隅へと銃を向けて、
蓮水衛
銃爪を引いた。
蓮水衛
仕込んでいた火炎瓶に火が灯り、
蓮水衛
炎が舐めるように木造建築を包み込む。
蓮水衛
その只中に遺体を見下ろす。
掃部関 釦
この体もいずれ燃える。跡形もなく。
蓮水衛
その姿を目に焼き付けながら、
蓮水衛
彼が自分に向けたものの正体について、考えていた。
蓮水衛
*戦果の宣言。
 掃部関釦から蓮水衛へ、愛情の感情を取得させます。